遺跡スパ
2008年06月21日
金曜日に仕事を6時半で切り上げて、日本人のお友達2人と一緒にローマの中心地といっても良いゲットー(テアトロディマルチェロの近く)の近くにある隠れ家スパである、アクアマドレというところに行ってきました。前のエントリにも書いたのですが、FAOではない(そしてWFPでもない)もうひとつのローマベースの国際機関に勤務されているAさんにつれていっていただいたのですが、こんな素敵なところを紹介してもらって本当に嬉しい!これは確実にリピーターになります。あきらかにローマの遺跡を改築してつくられたスパで、オフィシャルサイトのフォトギャラリーを見ていただければ分かるのですが、そんなsurrealな見た目なのに施設は最新のものなので衛生面や安全面でも安心です。いわば贅沢スパですね。そしてそのAさんが数日前に電話で予約をいれておいてくださったのですが、少人数制なので予約必須、時々は希望の日時にとれないとのことです。
基本料金は50エウロ、私は初心者だったので専用スリッパとミトンを追加の10エウロでそれらを購入しました。今後はこれを持ってくればOKだそうです。基本的にはハマムなのでサウナ方式(ターキッシュバス)なのですが、私たちが行った女性専用日はまるで日本のように全裸OKで、外国でそんな体験はしたことがなかったので非常に感激しました。なんという開放感。まずはほんわかと温かいお部屋で大理石の台に座ってお湯を浴び、専用オイルソープで体を洗います。準備が整ったら熱いサウナで時間を過ごし、しばらくしたらまた戻り、ゆっくりと寝そべったり友達と噂話でもりあがったり、また熱いお部屋に入ってのんびりしたり、と繰り返して1時間程度たったところで、スパのお姉さんがやってきて、素敵な大理石の台に案内してくれて、そこに横になるように、と指示するのでそのまま従っていると、私が購入したミトンをつかって全身スクラブしてくれました。アカスリってやったことがないのですが、きっとそれよりずっとマイルドでどちらかというと全身マッサージのような感じ。
それから軽くシャワーを浴びたあとに最後にこの写真の冷水ジャグジー(といってもそんなに冷たくはないです)に入るのですが、これがまた最高の気分です。水は波打って間接照明で壁に反射していてゆらゆらと美しいし、こんな幸せお風呂タイムがこんなローマのど真ん中で味わえるなんて、今までここを知らなくてすごく残念に思ったくらいです。そこを出てまた最後にシャワーを浴びたのですが、そのときにお肌が明らかにスベスベになっているのに気づいて強烈に嬉しくなりました。今こうしてお部屋でくつろいでいても肌がツルツルしていてかなり自己満足です。それからしばらく頭と体にタオルを巻いてリラックスルームのデッキチェアでくつろいでいると、ドリンクを出してくれるのですが、私はミントティーをいただいてのんびりしました。その後更衣室で着替えて帰るのですが、そこにはドライヤーや基本的なローションなどは全部あるので手ぶらでOKのスパです。週末の仕事帰りにこんな贅沢ができて、またちょっとローマが好きになりました。また今度出張から帰ってきたら行きたいと思います。
トライアノ市場跡再び、そして食糧サミット
2008年06月02日6月になりました。ローマはとても蒸し暑く、毎日恐るべき湿度と戦っています。でも日本の梅雨を考えるとこれは湿度がないと言ってもいいほどなので我慢がまん。写真は「またか!」と呆れられるかもしれませんが、私の好きなトラヤヌス帝の市場遺跡での写真。先月主人のAさんがローマに来ていたときに、行こうよ、と誘って行ってきたのです。クリックするとFlickrのページでほかの写真もたくさん見れます。こういう柱や梁に使われていた大理石の飾りがごろごろと落ちているのです。
こういうのを見て私が「うわー」と思ってしまうのはなぜかというと、つまり、このゴロゴロしている大理石は紀元前のものなわけですが、そんな「古い」ものはローマには掃いて捨てるほどあるのでそこまで驚きではない。何が驚きかというと、つまり、紀元後、たとえば西暦500年にも、これがここにあって、誰かがこの辺で生活していた、という事実があるわけです。そしてヨーロッパの中世の絵画などもイタリアにはたくさん残っているわけですが、こういったゴロゴロ遺跡が転がっている中で普通の人々が洗濯物を干している絵だとか、そういうのがあるわけです。当然20世紀初期の写真にもここで生活する乞食さん(っていっていいのかしら)がこの大理石に腰掛けて休んでいたりする写真が残っている。それが私の目を遠いものにしてしまうというわけです。すごいなぁ。
さて、最近日本のニュースなどでも、福田首相が行くか行かないかということでちょっとだけ話題になっている食糧サミット、私の働くFAOがホストしているわけですが、最初は私はサミット開催の3日間のビルディングパスをいただくことになっていたのに、なんと世界中からの参加登録者が3000人を超え、もともと3000人くらいが働いているこのFAO本部のキャパシティーが足りないということで急遽、テレワーキング(自宅で仕事)しなさいという指令が出ました。ちょっとミーハー気分でちらっと覗けないかなと思っていたのに残念です(当たり前)。
でも今回のことでFAOってなあに?と言っていた友達が、「やっとわかったよ!」とメールをくれたり、日本のニュースに我がディレクタージェネラルのジャック・デューフ氏が出ていたりしてちょっと内輪ウケでした。でも突然の3日間の自宅勤務、ちょっと嬉しかったりして。
追記:福田首相のスピーチをやっとみつけたのでどうぞ。
http://link.rai.it/s/20080603_fao00_b.asx&pub_id=243814&high=1
イタリア首相のベルスコーニが議長となり会議を進めていますが、このファイルの1/3あたりから福田首相が登場します。日本語だったことに非常に驚きましたが、ベルスコーニだってぐいぐいイタリア語でやっているのでOKでしょう。
Pisaに行ってきました
2008年05月10日今イタリアに夫が休暇で来ているのですが、先週は夫の両親も遊びに来てくれて、4人でいろいろなところに行きました。一部の人には伝えてありますが私はしばらく体調がすぐれず、ちょっと心配していたのですが、えいっと気合いを入れて楽しむことだけに専念したら、当たり前ですがすごく楽しかったし、すごく健康になった気がします。ドライブももともと疲れないタイプなのでトスカーナの北までどんどんドライブして楽しみました。
到着して数日はローマを観光してまわり、最後の2日間はトスカーナ旅行といった日程で、ちょっと詰め込み過ぎたかなという気もしないでもなかったのですが、私自身がすごく楽しみました。写真はそのトスカーナ旅行の初日に行ったピサの斜塔。車をとめてちょっと歩くとどーんと見えて感動です。その両親は今朝、日本に向けて発ちましたが主人のAさんはあとしばらくローマにいる予定です。先週ずっと美味しい物を、それも大量にたくさん食べ過ぎたのでしばらく粗食で行こうねと話しているところ。
私は火曜日からまたちょっとずつ仕事に復帰します。しばらく出張の予定は入ってないので書籍刊行の仕事に専念できるのでちょっと嬉しいです。頑張ります。
初夏のローマ
2008年05月04日メイデイのロングウィークエンドの最終日を迎えています。今年は4連休でした。直前まで出張だったこともあって旅行する気力はなく、ローマでゆっくり過ごしました。土曜日の昨日は、午後にIKEAに行ってちょっとしたものを買ったのですが、午前中は有意義にすごそうと思って、以前に入り口まで行ってみたオルト・ボタニコ(オルト・ボタニックガーデン)に行ってきました。ちゃんとブランケットや雑誌まで持って行ったのですが、思った以上に広く、暖かいというよりは暑い日差しの下でどうしても座る気持ちにはならず、私のポイント&シュートカメラでせっせとお花の写真をとるだけでしたが楽しかったです。
入園料はひとり4ユーロで一度出たら同じチケットではもう入れません。私は午前10時くらいに到着し、12時まで2時間ゆっくり歩き回りました。日本庭園もどきもあって、日本かえでの木もあったりして素敵でした。ひとりで行ったので、そこを出てから急激にお腹がすいた私は知り合いの人に電話してトラステヴェレまで出て来てもらって、一緒にランチして帰りました。その人に教えてもらって行ったトラットリア、あまりに無愛想なスタッフに驚いて一時帰ったほうがいいのかとすら思いましたが、あとでウェブなどで読んでみたら、どうやら超有名老舗トラットリアで、サービスしないのがモットーだとかでびっくりしました。でも悔しいけれど味はまさにイタリアのマンマの味でリガトーニを頼んだのですが、見た目は超適当なのに、アルデンテ具合も、完璧でソースの水っぽさもなく非常に美味しかったです。パンもイタリアでは珍しく焼きたてのモチモチ+カリカリを出してくれて、カプレーゼもホームガーデンからとってきたの?というような大きすぎるトマト(しかも緑黒赤が混じった色)に大きすぎるモツァレラを適当に切ったものと、育ち過ぎ?というようなバジルの葉が2枚乗っただけなのに、このフレッシュさは何?という味でオリーブオイルもパンですくってキレイに食べちゃいました。名前はTrattoria Da Augusto, Piazza del Renzi 15です。
でも観光の間の時間のないときにわざわざ行くところではないです。どうしてもローマっぽい無愛想なトラットリアとマンマの味を比較的安く楽しみたいという方はどうぞ。フリッカーにいくつかレストランの写真を載せてますが、それで分かるように見た目もかなり微妙で、バイクがまわりを走り回ったりして消して素敵なレストランというわけではありません。でもまた行っちゃうだろうなーと思っちゃうようなところでした。IKEAの用事もサクっと終わって、そのあとティラミスをお持ち帰りで食べたりして、充実した楽しい土曜日でした。
ベトナムに癒されました
2008年04月30日いつもよりちょっと長かった出張も終わって無事にローマに昨日帰ってきました。今回はいろいろと順調で体調も万全だったこともあって仕事も思った以上にキチンと出来た気がして自己満足です。
部屋に帰って来てスーツケースの片付けもせずに、とりあえずシャワーをしたあと、ハノイで買ってきたジャスミンティーの500gパックを開けると、まぎれもないベトナムのなんともいえない街角の香りやさまざまなハーブが混じった香りがふわっとして、たった数日しかいなかったハノイがすごく懐かしくなりました。写真はハノイの中心地のちょっと奥に入ったところにあったカフェでとったもので、ここにしばらく座ってマンゴージュースを飲みながら街の様子や人々の様子を眺めました。写真でも分かるように町の中は混沌としていてまだ改善されるべき点もたくさんあり、国際的な援助も必要なベトナムですが人々の笑顔と前向きな姿勢と、そして美味しいベトナムのお料理があまりに衝撃的で忘れられません。このジャスミンティーも日本で50グラム600円で買うようなジャスミンティーとは、癒し度が全く違います。イタリアの硬いお水ですらまろやかに感じるほどです。
いつも出張で全く違う環境を転々とするのは慣れているはずなのに、そしてなにより、4カ国を訪れた今回の出張の中のたった数日の滞在で、しかも仕事ばっかりでベトナムの表面をちらっと見ただけにすぎないのに、今回はハノイを離れる時に後ろ髪をかなり引かれました。今日からまたいつものようにローマでお仕事というのがちょっと信じられないくらいです。今度はゆっくり訪れて、またあのジャスミンティーに癒されながら、深い部分までもっと知りたいと思わせられるベトナムでした。ホーチミンシティはまた違った雰囲気と魅力があるそうです。さらに興味深いベトナムです。
L'Orto Botanico di Roma
2008年04月13日
土曜日に思いついてこのあまり有名ではないローマのボタニックガーデン、Orto Botanicoに車で行ってきたのですが、私の家から15分ほどであっさりと到着したのは良いものの、到着したのが夕方の6時、閉園時間が夏は6時半(冬は5時半)ということでチケットカウンターのお姉さんに「もっと早くきたらよかったのに。朝なんて素敵よ」と言われ入らずじまいでした。入り口からちらっとのぞいた様子だと、ベンチなんかもあって、読書に最適っぽい雰囲気で気に入りました。料金は4ユーロで安くはないですが、ローマの喧噪から離れるには良い値段かもしれません(安いといろんな人がやってきますからね)。
画像はグーグルアースの画像ですが、場所はジャンニコロのふもと(?)で左下の緑がたくさんある部分。入り口はLargo Cristina di Svezia 24で、ちょっと分かりづらいのですが点線で囲まれているようにみえるパラッツォ(中央にあります)の左下分のところ。このあたり一方通行が多いのですがナビを手に入れてからは全く困る事なくどこへでも行けてしまうので助かってます。もうすぐちょっと長めの出張なので出張から帰って来たら本を数冊もって、天気のよい土曜日の朝に行ってみたいと思ったので覚え書きです。行ったら写真も撮ってきます。



