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昨日、半年以上前にクラウドファンディングでサポートしたキャリーオンのG-ROが我が家に届きました。正確に言うと23日には届いていたのですが、留守をしていて昨日受け取れた、ということなんですが、この斬新なキャリーオンを説明するには動画が一番なので貼り付けておきます。


2輪なんですが、360度回転出来て、車輪が大きく作られているので重くなっても重く感じない、あとは車輪のサイズまでの段差なら難なく軽く超えられるということがメインの特徴ですね。そして今時ということでバッテリーパックが内蔵できるようになっています。私もせっかくクラウドファンディングという今風なやり方で「バックした」のでバッテリーパック入れてみました。携帯だったら10回くらい充電できるサイズのバッテリーで満足です。そしてロケーショントラッカーも便利ですよね。私はこれはキャリーオンとして買ったので、大きなスーツケースを預けるときにそっちにトラッカーは入れようかなと思います。ちなみにトラッカーはGSMのネットワークを使ってトラックするので、世界中で使えない国が2つしかありません。でもその2つというのが日本と韓国ですので日本国内の旅行が多い方は必要ないモジュールですね。

パッキング動画(男性用)もあったので貼り付けておきます。


とりあえず届いたばかりなので家の中で転がしただけなんですが、今の段階の印象はすごく良いです。ダブルのTSAロックが付いていてガジェット類を入れるポケットにも軽くロックがかけられるのもよく考えられているなと思ったし、車輪が薄くてサイドにあるので収納のスペースが広いというのもかなり気に入りました。あと特に思ったのは、スライド式のハンドルの長さ。私の身長だと(170cm)一般的なキャリーオンのハンドルも普通に持ちやすいのですが、Aさんと旅行するときには彼の身長だと(182cm)ちょっと低くなってしまって片方の肩を下げる形になることが多いんですね。これは2段階のスライドだと私のサイズ、3段階でAさんのサイズになるのでさすがアメリカンサイズ、と感動しました。

これからタイに渡って出張が今までのようにたくさんあるかどうかは分からないのですが、実際にいつも通りにヘビーに使ってみてまた感想を書いていこうと思います。

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絶景トイレ

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Japan


先日10日間ほど日本に帰って夏休みを消化しつつ用事を済ませつつというなかなか充実した日々を送ったのですが、そのうちの数時間、友達のMちゃんと東京でランチしようということになって出かけてきました。場所は最近私も時々行くようになった日本橋です。パンが大好きな夫のAさんのために、ゴントランシェリエで大量にパンを買って、ツルヤヨシノブさんで、今まで見たことがないほどかわいい最中を見つけたので(私は和菓子の中では最中が一番大好きです)、それを自分とMちゃんにお土産に買って、そしてランチに向かってみたらかなりの高層のホテルの最上階でした。そして帰りにトイレに寄ってみてびっくり。絶景でした。

ローマの景色も素敵ではあるんですが、やはり大都会東京のインパクトはすごいですね。こうやって見ると、まあスッキリ晴れてないからか、PM2.5のせいかなにかわからないのですが、東京のビルって結構白っぽいのですね。

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2回の帰国

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Japan前の更新からすっかり時間が経ってしまいましたが、この間2回、日本に帰っていました。1回目は10月で写真の戻り鰹を堪能。写真のタレのお皿と塩のお皿と両方味わいましたが両方とも最高でした。鰹ラブ。

そして帰国の2回目は11月で、こちらは仕事で帰ったので、そこまで本気では遊べませんでしたがなかなか充実した帰国でした。これは前々から決まっていた出張だったにもかかわらず、なぜか夫婦ふたりとも旅行前になってやっと気付いたんですが、主人のAさんも同時期にフランスに出張という、夫婦でヨーロッパと日本との、大それた行き違い出張ということになってしまっていてふたりでびっくりしました。私が日本に到着してから3日間だけは主人が日本にいたものの、私は到着翌日からフルで仕事ということでそんなに夫に会えず、ぎりぎり一緒に朝食をとったり、仕事からダッシュで帰って遅い夕食を一緒にしたり、というような日程になってしまいました。でもそれはそれなりに楽しかったんですけどね。Aさんがフランスに行ってしまってからは仕事に集中できたので、実はよかったのかもしれません。で、この機会に、とばかりに、お友達で東京在住のMちゃんと毎日のようにランチしたりディナーしたりして楽しかった。私が東京のことを何もしらないのでMちゃんに完全にお任せして言われるままにレストランに向かう日々だったのですが、それがどれもこれも美味しくて素敵で便利なところばかりで感激しました。レストラン探したり予約したりって実はものすごく大変なのはよくわかっているので、そんな大変なことを完全にお任せしてしまって申し訳ないという気持ちでいっぱいだったにもかかわらず、Mちゃんセレクションがあまりにも最高だったのでキャーキャーと喜ぶばかりでちゃんとお礼を言えていたかよくわかりません。ここで失礼して、Mちゃんどうもありがとう!

その中でも、出張先だった霞ヶ関の近辺で、最近再開発が盛んな虎ノ門の、虎ノ門ヒルズに9月くらいにオープンしたという、ピルエットさん(ビストロ+カフェ+エピスリーだそうです)が最高だったのでメモ代わりにご紹介です。イタリアに住んでいると外食の感覚が麻痺してしまうのか、この雰囲気(ビストロなのにほぼファインレストラン的な雰囲気、テーブルクロスはありませんが)、最高のサービス(日本はどこでも最高ですよね)、お食事の質、味、などなどをイタリアのそれもローマで体験しようとすると、ディナーで私のように食前酒、ワイン2杯(あるいは1杯にデザートワイン1杯など)メイン、デザートにコーヒーという組み合わせにすると普通に150ユーロから200ユーロくらい(2万円から2万5千円)はするんですよね。それなのにもともとのコースが5、6千円って!と思ってお会計のときにぎょっとして思わず「やすい!」とつぶやいてしまって、いや価格として安いんじゃなくて得るものに対して、という意味だったんですがMちゃんに「みみちゃん(Mちゃんは私をこう呼びます)、小声で!」と注意されました。いや普通に5、6千円は私にとって大金ですが、単にイタリア価格との比較という意味だったんです。失礼いたしました。

食材もすごく厳選してあるし、シェフのみなさんもオススメのお料理をとても丁寧に教えてくださって本当に素敵なところでした。おいしそうなイチジクをスっと切ってらしたのを、本当に穴があいてしまうんじゃないかというほど見つめていたら、渋抜きした上品な甘さの柿と一緒にサービスしてくださって大感激でした。平日だったので、私たち2人でうっかり調子に乗って長居してしまったんですが、それでも嫌な顔ひとつせず最後の塩キャラメルのミルフィーユとエスプレッソまでしっかりと完食した私にもみなさんにっこりしてくださって、本当に素敵でした。いやぁもう、虎ノ門ってあんまり夜行くエリアではないですけど、絶対、必ず、また行こうと思います。

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Balcony Gardenこれを書いているのはローマの自宅ですが、昨日日本から帰ってきました。今回は10日に出て20日に帰って来たのでちょっと短めの休暇でしたが、いつにも増してぎゅうぎゅう詰めの日程となってしまい、なんだかあっという間に過ぎてしまったんですが、かなり充実していたので良かったです。ところで写真は私のバルコニーガーデンの一部。実はバルコニーにはハーブや野菜、イチゴなどを植えていたんですが、鳥害がひどくなってきたのでそろそろ簡単な手入れだけで住むゼラニウムのみにしようという計画を実行中で、先日ミント、木いちご、ハーブ2種にご引退いただき(近所の方にあげました)、3株ゼラニウムを植えました。今は花盛りもいいところで満開です。その一部、私が一番好きなのが写真の開花直後のつぼみで、まるでミニバラのようにぎっしりと花びらがつまっているのでじーっと見つめていて全然飽きません。イタリアは湿度、温度、気候などを考えるとゼラニウムのためにあるようなところで、実際ちょっとくらい水やりを忘れてもしっかりこうやって咲き誇ってくれます。10日間留守にしても大丈夫なのです。

日本では実は人間ドックやってました。数ヶ月前に思うところがあって、実は人間ドックや健康診断、検査各種は自分のためというよりはまわりの人のためにやるものだと開眼し、私の大事な家族のみなさんのことを思うと、検査が痛かったり怖かったり面倒だったりするのを頑張ってやることは本当に大事なことだと遅まきながら気づいたのでせっせと行って来たのでした。行政の補助も受けられることだし、この機会を逃してはなかなか行かないと思ってえいっと気合いをいれました。結果はのちに送られてきますが最後の問診で、すでに血液検査、各種内視鏡検査の結果は返って来ていて、今の所全て問題なしでした。貧血もかなり改善していました。私の年齢になるとメタボ検査もあるのですが、メタボ測定(お腹まわり)をやってみて、基準値などを初めて知ったのですが、メタボ認定されてしまう人のサイズって本当に危険なサイズですね。初めて聞いた時は、そんなの参考になるの?と思っていたメタボ測定ですが、ズボンやスカートなどのサイズでの見た目のみを考えただけでも、確実にメタボじゃないほうがいいような気がします(当たり前か)。私も決して痩せてはいませんが、最近のちょっとストレスフルな会議のせいか急激に体重減少していたので「急激減少はよくないですよ」と注意を受けました。気をつけます。そして右目だけの視力低下が気になります。実は小さい頃からお世話になっている熊本の眼科の先生が大好きで、彼女だけがひたすら「コンタクトは限界がくるまでハードにしなさいね」と言ってくれるので、眼科は熊本に帰ったときだけという超レア検診になってしまうんですね。だから今度絶対熊本に帰る時にはそれを優先しようと思いました。イタリアでハードコンタクトを売ってくれるところなんてないし。各種内視鏡検査はちょっとだけつらかったけれど(絶食を含め)やってよかったです。これであと3年ほど安心して(そして私の大事な家族のみなさんにも安心してもらって)過ごすことができます。

あとは姉夫婦のおかげでかわいい姪っ子と甥っ子と楽しく時間をすごしたり、ちょうど上京していた母に足をのばしてつくばまで来てもらってゆったりとした時間をすごしたりできて本当に良かったです。すっかりリフレッシュできたのでまた次回のバケーションまで仕事に気合いがはいりそうです。

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六本木でスヌーピー展

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スヌーピーバーガーご無沙汰しています。しばらくアップデートしていなかったんですが記事は書いていたので一気に今日、アップロードしておきました。突然の大量のアップデートですみません。今日は日曜日、実は先週後半、あろうことか体調を崩していてやっと元に戻りました。ふー、良かったです。それにしても日本に帰る度にいつも感じる、「私の世代ターゲットにされてる?」感というのは半端じゃなく、まあもちろん私の世代(一つ上と一つ下を含め)が巨大な第2次ベビーブーム世代ということが大きいとは思うのですが、ドラマにしてもキョンキョンや薬師丸ひろ子ちゃんが出て来ただけで「見なければ!」という気持にさせられたり、松田聖子ちゃんの動向に注目させられたりもう大変です。そしてスヌーピー。もちろん誰にでもどの世代にでも愛されているスヌーピーですが、グッズとしてずっと曝露されていたのは間違いなく私たちの世代だと思われます。バブルもあったことだしかなりの数のグッズを持っていました。姉はスヌーピー、私はウッドストックという役割分担になっていましたが、妹の私だってもちろんメインのスヌーピーが大好きでした。で、帰国時に森美術館でやっているという情報をゲットしてそのままふらふらとスヌーピー展へ行ってきたんですね。つきあってくれた主人のAさんも半分苦笑いでしたが私のスヌーピー愛に気押されて、めちゃめちゃたくさん売ってあったグッズたち(こちらどうぞ)に最終的には興味を持ったりしていました。写真はスヌーピー展とコラボしているアメリカンダイナーのハンバーガーセット。スヌーピーが焼き印されています。

カロリーたっぷりブランチそしてこれはローマに帰ってから撮影したものですが、スヌーピー展のグッズ売り場でしっかりピーナツバター買ってきました。チャーリーブラウンがいつもランチに食べていたというPB&J。PBは味はかなり日本的ですが、ねっとり感が少なくて、手作りピーナツバターに似ています。あまり甘くなく、サクサク、ザクザクとした食感。アメリカで食べていたスキッピーはかなりねっとりでした。でもあれがいわゆる「アメリカ!」という感じで好きでした。あれにたっぷりのイチゴジャムを重ね付け。。。アメリカ人の大半が巨大な理由がすごく分かる気がするランチです。それにいくらベイビーキャロッツとかリンゴとか食べても、ねぇ。夜はマッケンチーズだったりしてアメリカ人恐ろしいですが恐いもの見たさで結構いろいろ試しました。アメリカはいろんな意味ですごい国です。私はさすがにPB&Jのジェリーの部分は割愛させていただきました。そのかわり結構な厚みのPB。カロリー激高のブランチでした。

オリジナルスヌーピーこちらがそのピーナツバターの瓶。オリジナルの頃のチャーリーブラウンとスヌーピーが描かれているので最終的な絵柄とはちょっと違う感じです。スヌーピー展でピーナツバターを売るって、つまりスヌーピーはピーナッツということでちょっとオヤジギャグ?と思わないでもないですが、瓶はかなりかわいいです。オフィスでキャンディとか入れるのに使おうと思っています。食べきれるかな。。。

というわけで全体的にスヌーピー展満足でした。平日に行ったのにあまりのたくさんの人に人酔いしてしまいました。東京っていつ行ってもどこに行ってもたくさん人がいます。田舎で生まれ育って、田舎のアメリカの大学に行って、田舎のような首都のローマで過ごしているのでこんなにたくさんの人が常にいる状態というのが非常にびっくりです。展覧会くらいもうすこしゆったりできないのかしら、と思いますが過飽和になっているんでしょうね。でもどんなに人がたくさんいても、私のスヌーピー愛はまだまだ続きますよ!

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初夢と、もなか。

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2014初夢いかがでしたか?あけましておめでとうございます。故郷の熊本で新年を迎えました。実家はお風呂が広く新しくなっていたり床暖房でぽかぽかになっていたりとかなり快適です。さて写真のものですが、年末に会った友達のYちゃんが「宇都宮のお土産です」とくれた、もなかにそえてありました。実を言うと和菓子の中で私の一番好きな物が、もなか。皮がさくさくしていればいるほど、あんがスッキリして甘みが抑えられていればいるほど、私の好みです。もなか、というだけで大興奮だったのに、こんな「初夢セット」まで入っていて、年末にいただくものとしては私にとっては最高のものでした。こんなところ滅多に見ないと思うけれど、Yちゃんほんとうにありがとう。

この歌は回文になっているわけですが、初夢を見る前に(1月1日の夜に)これを3回となえて、七福神の宝船の絵を枕の下に敷いて寝ると良い初夢が見られるとの事。私は摩訶不思議な初夢を結果的に見ましたが、良い夢だったので満足です。夢なんてある程度摩訶不思議ですよね。

もなかもなかなかの美味しさでした。熊本の父は餡が入ったお菓子に目がないのですが、かなりこっそり独り占めしていました。そのもなかの会社のサイトはこちらです。素朴なサイトですが、かなり本格的なもなかでしたよ。そうだ、もなかといえば私が九州でおすすめするのは、カステラでも有名な長崎の福砂屋さん(リンク先は音が出ますので注意)のもなか。このページの中段にある「手作り最中」という商品です(九州各地でも東京でも福岡でも有名デパートなどで手に入りますのでお試しください)。皮と餡が別々になっているという優れもので、私が重要視する「皮のさくさく感」を常に100%の満足度でかなえてくれるという素晴らしい商品です。カステラも長崎人の中ではダントツ1位です(文○堂さんは残念ながら2位)。まだの方は是非お試しあれ、です。

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築地にて

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日本で10日間の夏休み中です。とはいえ、今年は私は大量の夏休みをいただいていて、まずはスコットランドのエディンバーグで5日(と週末)、日本で4日(と2週末とフェラゴストの休みを混ぜるとトータルで10日間)、あと8月の最終週にフィレンツェで5日間、9月の半ばに5日、と休みまくりです。今回の日本では、バケーションで遊びにきてくれた友人のイタリア人とアルゼンチン人のカップルのおもてなしに2日間つかったんですがその一環で築地に行ってきました。こんなこともなければ早朝の築地になんて滅多にいかないと思うんですが、すごく楽しかった。

まず、私は外国人観光客を甘くみていて、5時に受付開始というまぐろの競り卸売りの無料ツアーは4時に行けばまあ大丈夫だろう、と思っていて、もしかしたら4時半でも大丈夫と思っていたんですが、同行してくれたAさんが、「いやぁ週明けだし、お盆の週だし、3時半でしょ」と言うんですね。3時半って朝じゃなくて夜じゃん、と思ってみんなで話し合った結果、間をとって3時45分ということになりました。それでも「早すぎだよー」と私は個人的に考えていたんですが、最終的には遅過ぎるよりはいいでしょうということになりました。

で、準備万端に築地にホテルまでとって待機。受付場所であるおさかな普及センター(築地市場の勝ちどき門近く)までホテルから徒歩5分以内という素晴らしい場所だったんですが、茅場町あたりに泊まっていた友人カップルがやってきたのが3時45分ちょうど。歩き始めてから気づきました。歩道に次々に現れる外国人観光客たち。横道からポツポツと現れて、まるでビデオゲームのようです。ついつられて無言で早歩きになる私たち4人。横断歩道を渡っておさかな普及センターに入ると、なんと、1日120人しか受け付けないというツアーなのに中にはすでに100人くらいいました。許可証代わりに蛍光色のベストを配ってくれるのですが、第一グループの緑色のベストはすべて終わっていて、第二グループの青ももう何十人ももらっていたので、もしや間に合わないかも!と焦ったのですが、無事に受付してもらえました。

Tsukijiベストを受け取って中にはいって、ほっとして座ってから後ろを振り返ると、私たちが到着した3時50分から5分後の3時55分には積んであったベストもなくなり、受付終了。いやぁかなり冷や汗ものでした。友達もイタリアとアルゼンチンからはるばる来てくれたのに(あ、ウソつきました、確かにふたりの出身はその2カ国ですが、ふたりともスペインに住んでいます)朝3時起きなのにツアーに入れなかったら本当にがっかりするところでした。実際私たちが入ったあとに、断られる観光客、少なく見積もっても200人はいました。こんなに大人気なんですね。築地周辺に宿をとってない人は、電車のない時間なのでみなさんタクシーで来るしかないと思うんですが、タクシーで来て、断られ、またタクシーで帰るしか無いという悲しいことになっていました。これに懲りずに翌日もうちょっと早めに来てトライしてくれたらいいな。

ツアーに入れてほっとしたのはいいんですが、それから第2グループのツアーの始まる6時15分まで2時間以上あります。だらだらとおしゃべりしたり、センターの建物の目の前にある自販機でコーヒーを飲んだり、断られてがっかりして帰って行く観光客を眺めたり(かなり性格悪いですが、この行動が一番人気でした)などして過ごしました。一組イタリア人のカップル(45歳から50歳くらい)が5時頃やってきて、入れないと知るや警備員の人にしつこく話しかけて1時間くらいねばっていて、それが待っている人々にはかなり良いエンターテイメントとなっていました。イタリアではあのやり方で結局そのしつこさに観念して「じゃああなたも入って良いよ、1時間もがんばったし」と非常に不公平な結果になったりすることもよくあることなのですが、ここは日本。警備員のみなさんも「あのイタリア人は論外」ときっぱりとことわっていました。正義と正直が往々にして勝つ日本、好きです。良い国です。でもあのイタリア人は今頃「あーバカ正直な日本人はつまんないな」と懲りずに文句を言っていることでしょう。

その後、第一グループのツアーが終わるとともに第2グループの私たちも場内に行って、競りを見学しました。全体的な迫力ももちろんあるんですが、競りに参加されているみなさんの個々の迫力もあって、日本人の私としてはちょっとだけ怖じ気づきました。外国人にはこの怖さは分かるまい。一番上の映像が競りの一部です。はっきりいって何を言っているのかさっぱりわかりません。バックグラウンドに鳴り響いているのは、手前のまぐろの競りが始まる直前だったので、その「いまから競りを始めますよ」という合図の鈴の音です。昔は競りのエリアにも観光客が自由に入れたということで、まぐろにだきついたり、横に寝そべったりして、観光客がやりたい放題だったみたいですね。現在は1日120人という限定もあるし、見学エリアも決まっているし、配られるガイドにも「ここは仕事の場ですので観光客は優先されません」とはっきり書いてあってまったくウェルカムな雰囲気はありません。それでも早朝に並んでみる価値はあるか、といわれると、あるような気がするので不思議です。

Tukiji映像でちらっと映ってますが、尾の辺りの赤い肉を手に取って、こすって脂ののりを確かめている人がたくさんいて、なるほどこうやって質を見定めるのかと知ったり、見所もいろいろでした。もちろんこのあと場内のお店で新鮮なお寿司での朝食を堪能しました。これで友人カップルもさらに大満足でした。間違いなく今まで食べたお寿司の中で一番美味しかったと言ってました。よく口の中でとろける、という言い方をすると思いますが、とろけるどころか、食べた瞬間にスっとなくなっちゃうような感覚ですよね。焼津のまぐろも美味しかったけれど、築地のまぐろもなかなかでした。強いて違いをあげるとすると、焼津はまさに「生・新鮮」、築地は「質・伝統」といったイメージでしょうか。焼津のような水揚げ港となると、まぐろも黒光りしているし、築地の凍ったまぐろとは違いますよね。でもまぐろの中でも質の良いものが築地まで来るのかなと思うとそういった意味では選ばれたまぐろのある築地、といったところでしょうか。

ということで暑い日本ですが満喫しています。もうすぐローマに帰ります。

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まだしつこく日本に滞在している私ですが、毎日家に籠って仕事をしているので日本を満喫していない気分がします。週末は夫と一緒になんとか外出して買い物に出かけたり美味しいものを食べに出かけたりとしているものの、やはり夫は男なので(あたりまえ)先日友達のMちゃんとショッピングしてすっっごく楽しかったです。やはり洋服やアクセサリーのショッピングは女性同士のほうが、男性に気をつかわなくていいのでいいですね。夫も私の買い物につきあうのはほどほどにしたいだろうし。

これは毎日、日本にいてもイタリアにいても実感することではあるんですが、9年の米国滞在と7年のヨーロッパ滞在で、日本ではすっかり勘違いのナイズ野郎になってしまった私。日本の良いところと自分が住んでいる国の良いところ、逆にそれぞれの悪いところなどがじわじわと見えて来たこともあってすっかり異文化を背負う身になってしまったことを再確認です。もうすっかり変な人です。でもどうしろというのでしょうか。今更日本どっぷりになれない。100%イタリアに感化されることもできない。なにもかも中途半端な私。それなのに自我がしっかり出てしまうのでやたらと嫌な感じの自分がいます。

で、何がいいたいかというと、Mちゃんのショッピング中にまわりを見渡してみてつくづく、文化が違うとショッピングのしかたが違うなーと思いました。すごくくだらなくて済みません。アメリカでは超ド田舎に住んでいた事もあり、そこがカレッジタウンだったこともあって、いわゆる「ショッピング」というものはあまり日常行わず、必要な物を買う、という状態でウォルマートでレブロンの化粧品(やたら安い)を買い込んだり、ライトエイドでヘアセーラムの良いものを見つけたり、コスコ(日本ではコストコっていいますけど、アメリカでは誰がどう聞いても最初の音はカに近い、コォスコーですよね)で美味しいチーズケーキ(だいたい冷凍のホールケーキが12個パックとか!)を探して買って来たり、というような感じの「ショッピング」でしたし、ちょっとシアトルなんかの中都市に行っても行くのはモール。ユニバーシティーモールとかパシフィックプレイスとかベルビュースクエアとか。どのモールも同じような雰囲気なのでどこがどこだったかすら記憶が曖昧です。モールにはいっているのはギャップとかバナナリパブリックなどのいわゆるアメリカンなお店だったし、大量生産、自由に試着、お買い上げ、とベルトコンベア式の買い物だったと思います。

日本でも、まあそこそこ合理的に近いものがありますよね。違うのはヨーロピアンのブランド店が非常に多いこと。しかもイタリアブランド多いですよね。イタリアンデザイナーめ、自国の経済が悪いからといって日本で荒稼ぎしようとしていると思われます。

で、イタリアンブランドのお店に入るとふと自分の住んでいるローマのお店な感じがしてしまって、無意識に同じような感じで買い物をしようとしてしまって、違いに気づいてびっくりする、ということが良くあるんです。

まずマナーとして、イタリアでは基本的にやたらと商品には触らない。これは驚くべき事にスーパーマーケットでもほぼ同じです。ブルガリとかグッチとかかなりの高級品でも、ディスプレイされているものにスっと手を出してファスナーをがっとあけて中を見たり、飾ってあるスカーフをしゃーっと外したり、日本のお店ではそんなお客さんに度肝を抜かれます。そして、あ、ここは日本。大丈夫大丈夫、と自分に言い聞かせます。でももしそんな人が知らずにヨーロッパ旅行したら、と思うとちょっとだけヒーっとなるので、ここに書いておきますが、商品に触るまえに店員さんに「見せてね」とか「触ってみてもいい?」か、あるいは「中はどうなってるの?」などと聞きましょうね。言葉に不安があれば、手で指し示してにっこりすれば分かってもらえます。高級店だったら英語がだいたい通じます。勝手にばんばん触ったりしていたら、イタリア人は分かりやすいので、あからさまにいやな顔をして、間違いなく心の中でチっと舌打ちしながら、「日本人・中国人・韓国人対応店員」などを引っ張ってきて、あとは無視してくると思います。素材が気になってすーっと触るひともいますが、多分あれも微妙に嫌われます。

それはどうしてか、というと、これは私の推測にすぎないのですが、ヨーロッパの買い物文化は、「人」対「人」だからだと思います。まず店に入るまえから、「人」重視です。店の外から見て、ドアをドアマン(ポルティエーレ)に開けてもらえそうなときはにっこり笑顔でアイコンタクトしてドアをあけてもらいましょう。バーンとあけてはいるとポルティエーレに激突したりするので注意が必要なのです。ローマの高級店ではポルティエーレはだいたい礼儀正しく挨拶してくれて、ひとりの店員さんとアイコンタクトをすることが多いです。そのアイコンタクトをした人を自然に見ることになるんですが、その人に「ボンジョルノ」あるいは「サルヴェ」(私はだいたいこっちをつかいます、というのもボンジョルノの時間が限られているし、ボナセーラになる時間も限られていて、私がショッピングするのはだいたいその中間の時間が多いからです)と挨拶をします。するとその人はだいたいスルスルっと笑顔で近づいて来て、「自由に見てね、質問があったらいつでもいってね」などと言ってくれて、一定の距離を持って私をフォローしてくれることになります。ゆっくり商品を見て回って、これきになるな、と思ったら立ち止まって数秒眺めて、さっきの店員さんを振り返ります。すると間違いなく近づいてきて「それ素敵でしょう」などと言ってきてくれたり、「色違いもありますよ」と言ってくれたり、洋服だったら「着てみる?」と聞いて来てくれたりするのです。日本だとこういう接客って「わずらわしい」と思われたりしがちですよね?それは文化(すくなくとも現代の文化)が違うとしか思えません。私のイタリア人の友達は、店員が怠けてアテンドしてくれないことがあると、「なんて無礼なお店なの」とプンプンです。

そこで、「中を見てみてもいい?」「触ってみてもいい?」と」聞くとだいたい、「こちらにどうぞ」とゆったりとしたソファのあるエリアや、カウンターエリアに案内されます。そこでゆったりと商品を選べるということです。私の経験だと、ローマでは、お店がすいているときはだいたいこういうときに「コーヒーでもいる?」とオファーしてくれたり、バブリーなウェルカムドリンクをくれたりします。そこでお店の人に希望をつたえながらいろいろと持って来てもらって、お店にはディスプレイされていない商品なんかも持って来てくれたりして、かなり個人的なショッピングができるということになります。ブランド店だと、ブルガリ、フェラガモ、グッチ、マックスマーラなどでこういうことが起こりましたが、ふつうのセレクトショップの広いところでも一度だけミントティーのサービスがあったので、きっとこういう文化なのでしょう。

というわけで、日本では当たり前で全く煩わしくないセルフサービスショッピング、商品を盗む人がめったにいないという安全な国である証拠でもあるので素晴らしいですが、ヨーロッパでのお買い物では「品がない」と勘違いされる可能性もありますのでお気をつけ下さいね。あと、観光のついでに入ることもあるかもしれませんが、歩きやすい運動靴などだとやっぱり対応は塩対応になると思います。もちろん、H&MやZara、Sephoraなんかだとセルフサービスだし服装をそこまで見られることもないとは思いますけど。でも店員さんはかなり「見張って」ます。うっかり疑われるような行動(バッグをごそごそしたり)は控えめに。

私だったら、ヨーロッパ観光は「舞台」だと思って思い切りおしゃれして、素敵なヒールの高い靴で、歩き疲れても歩き疲れてるのはおくびにも見せずにやせ我慢するかな。それか観光の日とショッピングの日を分けるとか。ローマで見かける日本人の観光客のみなさんはかわいらしくてファッションもイタリアの女性を見慣れた目からみるととても独創的でカラフルで素敵なんですが、大人な女が要求されるところではそこそこ厳しいかも、と思ってしまうのが正直なところです。とかいって私は何様なんだとおもわれちゃいますね。ノーメイクにワンピースに素足で仕事に行くような人が書くような内容ではありませんでした。ごめんなさい。でもちょっとだけ知って欲しかっただけです。

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新しいスーツケース

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3177867B_b_20.jpgこのサイトでは私はまたまたオランダに行ったっきりになってますが、ちゃんと一度ローマに戻り、そのあと今は日本にいます。このところ派手に旅行をしまくったせいか、ずっと長い事(2005年の7月から)使っていたお気に入りのスーツケースがかなり傷だらけになってしまい、ダクトテープを貼って応急処置をした状態で日本帰国となってしまったので、ここはえいっと新しいものに新調しました。まったく同じサイズの色違いです。せっかく日本でネットで購入するし、と思ってユナイテッドアローズとのコラボ商品にしてみました。まるまる8年もたつと、同じリモワのサルサでもいろいろな細かいパーツがアップデートされていてロックはTSAロックになっているし、ハンドル部分も安定したものになっているし、車輪も今までの物より安定感がさらに増しているし、かなり気に入りました。東京で母とショッピングの途中に銀座の専門ショップに入っていろいろと比べてみて、サルサエアーは確かに1キロくらい軽いけれど、車輪は小さいし、安定感でいえばやっぱり普通のサルサかデラックスのほうがいいという結論になったので、実際に見て触ってみて良かったと思いました。私はスーツケースを酷使するタイプなので安定感と丈夫さがなにより優先です。買ったのは82リットルタイプ。幅49.5、高さ74.5、マチ27.5のサイズで重さは4.3kgだそうです。なぜこういう仕様を書いておくかというと、私、以前のリモワについて書いておいたエントリーを参考に今回のもののサイズを決定できたから、今更ながら、ブログって自分のためだけとはいえ便利だよなーと思ったからです。

3177867B_b_1.jpgせっかくのコラボ商品の何がいいかというと、内側のライナーのかわいさでしょうか。詳しくはこちらユナイテッドアローズのオフィシャルページどうぞ(リンク切れになっていなければ)。航海地図ベースのかわいいリバティプリントで、色合いも気に入っています。スーツケースの中敷きも、今まで使っていた物はメッシュのシンプルなものだったのですが、今回のは片面がメッシュでもう片面はライナーと同じプリントになっていて良い感じです。まあスーツケースの内側、ともなるともはや自己満足の世界なんですけどね。そして自己満足といえば、このリバティプリントのポケッタブルバッグもついでに買っちゃいました。いつもなぜか増える荷物に対応できそうなのと、旅先でちょっとそこまで、のときのバッグになりそうだったので(言い訳)。

さて私の今までの真っ赤なリモワ、たぶんちゃんと5千円くらいかけて修理すればそれなりにまた使えるようになるとは思うんですが、やっぱり今回は引退していただくことにしました。使い込まれた見た目はそれなりに素敵でもあるんですが、やっぱりくたびれ感が半端ないです。今度の土曜日あたりにAさんにお願いしてリサイクルセンターに持っていってもらっちゃおうと思っています。今度のリモワはぜひ10年くらいは頑張ってもらおうと思います。

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日本はやっぱり温泉。

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Onsen.jpgいくら一時帰国の短い期間とはいえ、やっぱり日本は温泉でしょう、ということで夫とふたりで箱根に行ってきました。実は私たちにとっては初めての箱根。つくばから車で2時間ちょっとで到着したので「ちかーい!」と大盛り上がりしました。泊まったのは昨年末にオープンしたばかりの界・箱根さん。温泉の写真は公式ページから勝手にいただきました(星野リゾートさん、宣伝につかっているので良いとは思うんですがNGだったら教えてください)。泉質すっきりの加水・掛け流しで強烈に癒されました。ここは男女とも大浴場は半露天。桜がちょうど満開で、しかも入った2回とも(夜と朝)、なんと貸し切り状態でした。夫のAさんのほうもそうだったみたい。ちょうどみなさんが夕食の時間と朝食の時間をつかって入浴時間にしたのが正解でした。2回とも大浴場でひとりで外に向かって「はぁぁぁぁ、温泉さいこうぅぅぅ!」と叫んでみました。気持ちよかった。

Hakoneお部屋はこんな感じです。10畳のお部屋だったんですが、ソファがあるのは嬉しいですよね。チェックインのときにiPadを貸付していただけて、快適Wifiで楽しめます。iPadにはiBookのフォーマットの館内案内などあって便利でした。

国内国外問わず、私がある「場所」が好きか嫌いかと考えるときは、やっぱりどうしても私の愛する故郷の熊本と比べてしまいます。だから誰もが美しいというような世界のどんな素晴らしい街(大都市パリやロンドンでさえ)も私の想いのこもった熊本に負けてしまうという恐ろしいことがおこってしまって自分でもその強烈な偏見に笑ってしまいますが、そんな私のスーパーバイアスのかかった眼で見てしまった箱根さん、曇天で富士山が見えないと魅力8割減という哀しいことになってしまいますね。私たちは宿に直行したので静かな環境で心の底から温泉とお食事を楽しめたのですが、翌日、初めて箱根湯本駅のまわりを車で通ったとき「そうなんだ、箱根ってこうなんだ」とあまりのベタな観光地然とした雰囲気にちょっと衝撃を受けました。まぁでも京都でもどこでも観光地って確かにこうなってますよね。そういえば愛する熊本の熊本城のまわりも確かこんな感じだった(ミニサイズですが)気がするので、まぁ日本の観光地はこれでこそ、といった感もなきにしもあらずなので仕方ないですね。

Hakone仙石原にあるいくつかの美術館も少しまわってきました。勝手な誤解でこういうのはバブル時代の名残だと思っていたんですが、実際に訪れた2つの美術館は近年オープンのもので、ちゃんとつくりこまれていて良かったです。とくに星の王子様ミュージアム、期待を大幅に上回るかわいさでした。パンフレットがあの「きまぐれできぐらいのたかい」あの方の形になっています。それをスルスルっと開くと美術館の地図と説明が出てくるという仕組み。美術館は外のお庭もすごくキレイで、星の王子様の世界がちゃんと反映されていて、それでいてサンテグジュペリの人となりを形成するに至った数々のライフイベントもきちんと紹介されていて、建物の外側はお城やフランスの街並のフェイクになっているので子供も喜ぶような部分もたくさんあるのに、全ての展示物は私くらいの年齢の大人の心もがっちりキャッチという上手な構成になっていました。外にあるお花屋さんがトイレだったりする遊び心もあって、カフェも居心地がよくて良かったです。サンジェルマンデプレという名前のカフェのとおり、パリの同じ名前の場所にある超有名カフェであるカフェ・ドゥ・フロールの外見にかすかに似ていて(本場のほうの外見の写真はオフィシャルサイトのこちらどうぞ)いい感じでした。

ホテルが良かったので、また機会があれば同じ宿に訪れたいと思います。今度は富士山見えたらいいな。今回は箱根神社にちょこっと寄った程度だったので次回は芦ノ湖でも遊べたらと思います。

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桜と菜の花の花見

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Hanamiイースター休暇を利用して日本に一時帰国しています。帰国後すぐの週末、3月30日につくばにある農林研究団地まで楽しみにしていたお花見に行ってきました。残念ながら、私が帰国した先月28日からずっと曇天続きで、しかも火曜日の大雨と水曜日の春の嵐(ちょっと怖いくらいでしたね)で今日は桜はかなり散ってしまっています。ですから今回の帰国では、結果的に近場での晴天の満開のお花見というわけにはいかなかったので、3月30日に行っておいて本当に良かった。しかも曇天でも十分キレイでした。

つくばにはみなさんご存知だと思いますが国立のもの、企業のものなどたくさんの研究施設があります。国立のものはほとんど独立行政法人化したので微妙に官民の中間のようなものなのですが、ほんとうにたくさんあります。そのひとつが農業・食品産業技術総合研究機構というところで、略して農研機構といわれています。その農研機構はつくばでも広大な敷地面積を誇っていてその中にこの農林研究団地があります。リアルタイムのウェブカメラもあるみたいですのでリンクどうぞ。これを見ると今日はお天気でお花もかなりキレイにみえますね。桜の花には稲の神様が宿るだなんていいお話ですね。これからお花見をするたびに感謝の気持ちがさらに倍増しそうです。

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レセパセお久しぶりです。もう1月も終わりであっという間に時が過ぎていきますね。私は年始からは地味に毎日こつこつと仕事をしています。

表題の件ですが、あまりに地味に毎日つくばに籠ってコツコツコンピュータを前に仕事をしていると、つい生活と仕事との境目のない日常になってしまいそうなので、なるべく自分なりに「きちんとした」感じを雰囲気だけでも味わっておこうと思っていくつか方法をためしてみました。その中で2点、すごく「きちんとしてるかも!」と勘違いできたことがあったのでそれを書いておこうと思います。

ひとつはズバリ「更新作業」。私は今回「レセパセ」と呼ばれる職場から支給される渡航文書(パスポートのようなものです)と、イタリア滞在用のIDカードを更新する必要があったので、書類をせっせとつくってローマとやりとりしながら更新しました。数日後「あなたの書類両方ともできましたよ」との連絡をプロトコルオフィスからいただいたので、上司とセクレタリーが受け取ってきてくれて、機関内で直送できるシステムをつかって、私の所属する機関の日本オフィス(横浜にあります)に速攻で送ってくれました。そして日本オフィスの所長さまのI氏、職員のTさまの多大なるご好意で自宅まで送っていただき、昨日手元に届きました。イタリアに入る時に「滞在許可は?」と聞かれる事がまれにあるのでこれ(特にIDカードの方)を持っていることはとても重要なのです。

上の写真は新しいレセパセ(右)と古いもの(左)。古い方があまりに汚くてびっくり恥ずかしいんですが、2006年から丸7年間いろいろな国で使ったので仕方ないとします。新しいものにはICチップのマークが遅まきながらついて、ICチップの分分厚くなってます。レセパセについては英語だけですがwikiに説明があったので興味がある方はどうぞ。私のは青いレセパセなので、途上国渡航のときなどはいろいろと便利ではあるものの、特に特権などがあるものではないです。ただ国連職員としては共通なので他の国連機関を訪れるときにID代わりになることもあります。あとは、急な出張の時にビザをとるときに比較的早く手続きができる、といったところでしょうか。

まあレセパセやIDカードなんかに限らず、しっかり書類を書いて、いろいろな手続きを経て、最終的に必要なものが必要な時までに余裕を持ったかたちで手に入ると、すごく「きちんとしてる」感じを味わえると気づきました。いつもぎりぎりにバタバタしながら更新するイメージがあるからでしょうか。それにしてもこの件に関しては、こんなところを見てらっしゃるとはなかなか思えませんが、横浜オフィスの関係者の方々、本当にありがとうございました。すごく助かりました。

もうひとつ、「きちんとした」感じを味わえたのは、なんとドライクリーニング。いくつか大事にしているお洋服、そんなに汚れてない(と思っている)お洋服なんですが、ふと思い立って7点ほどドライクリーニングに持っていきました。ちゃんとひとつひとつ広げて、時間をかけて、汚れのあるところやほつれのあるところを確認して、クリーニングのお店の人と、薄いシミがあるものには「じゃあここはシミ抜き加工を入れましょう」とか、白いお洋服には「汚れ防止の撥水加工をしましょう」とか相談しあってお願いしました。そして指定日に引き取りにいったらすっかり全てキレイになっていて、それを自分のクローゼットにかけた瞬間に「なんか、きちんとしてる!」と勘違いできて嬉しかったのです。

ローマでは、職場に週に2回、出張クリーニングの人が来てくれるので結構利用するんですが、いつもどさっと持って行って、さっと支払って(なぜかいつも激安。ローマってドライクリーニング安いのかな)、その次の週にばっと持って帰るだけだったので、一着一着確認するという作業を省いていたからでしょうか、全然きちんとした感じはなかったような気がします。でも自己満足なだけかもしれませんが、ひとりで生活していると、なにもかもきちんとしなければ生活がなりたたないので、ローマではわりと一瞬一瞬を大事にきちんとしようと心がけているような気もします。あとスリも多いので外ではピリっとしておかなきゃいけないというのもあるかも。関係ないかな。

日本での生活はふたりということもあってつい相手に頼りがちになってしまうからか、なかなか「きちんと」しません。これはいまいち「きちんとしてる」とは感じられなかったんですが、日々のルーティンをそれなりに時間割にしてみる、ということもやってみました(ズバリ効果なし)。そのルーティンとは、朝から主人を送り出して(7:30頃)自分も身支度をして、キッチンを片付けて、洗濯機をまわしてから仕事に入ります。そしてお昼まで集中。ランチをちゃっちゃとすませて、1時からまた仕事。テレワークなので、ローマとテレカンファレンスがほぼ毎日、最低1時間、最高3時間は入るのですが、時差のせいでどうしても一番早い時間で夕方の5時からのテレカンファレンスになり、3時間必要なときは夜の8時に仕事が終了になります。日本の一般の方にとってはそれでも早い時間だとは思うんですが、私の職場では普通に働いている時に8時に終わりだなんて、あなた相当要領悪いのね、ともなりかねないので私はここ数年は夕方6時には切り上げて、いわゆる「ライフ・ワークバランス」とやらをとるようにしています。でもテレワークではそんなことも言ってられないので、朝、昼、夕方のいずれかに1、2時間ほどの休憩をとって家事(洗濯や掃除)に当てたりテレビを見たりしています。そうすると自分が8時まで仕事をしなくてはならなくてもそれなりにバランスをとっている気持ちになれるので。そしてテレカンファレンスのフォローアップ(メールしたり、要約を送ったり送られたものをチェックしたり)がおわれば一日がおわり。メールで夕食の相談を主人としているので、それにあわせて夕食の支度をしたりなどなど。そして彼が帰って来たら(遅いときは迎えに行く時もあります)食事、お風呂、就寝といったところ。激烈に地味ですね。他にどんな方法で、「きちんとしてる」感を得ることができるか、これからも試行錯誤してみようと思います。

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九州での年末年始

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鍋ヶ滝日本のみなさま昨日の大雪は大丈夫でしたか?私たちの住むつくばも降りましたが、テレビで見る都心ほどは積もらず、今朝も住宅の屋根にうっすらとわずかに残っているだけで、大変な状況になることもなくほっとしています。そんな寒い時期にこんな滝の写真で、さらに寒そうで申し訳ないんですが、年末年始のことを振り返っていて、この滝にも行ったので載せてみました。年末はローマから日本に23日に帰って来て、クリスマスイブにはつくばの西武デパートでやっていたクリスマスケーキセールに参戦し、50個限定だったゴディヴァのチョコレートケーキを買って、Aさんがせっせとブルスケッタを作って、私は小さなシャンパン(ロゼ)を買ってきて、もうそれだけで満足してしまったので、すっかり手抜きクリスマスでした。25日と26日は身の回りの片付けをしたり、日本でしておきたかったショッピング(ネットショッピングですが)をしてさらにのんびりと過ごし、翌日の27日から夫婦で私の実家の熊本へ。今回はマイルがたっぷりたまっていたのでそれで往復したんですが、こんな年末年始の時期でもマイルで無料で九州まで往復できるなんて、なんだかお得な気分ですよね。そして28日は熊本が誇る黒川温泉へ。飽きもせず毎回黒川温泉に行って、同じ宿(山みず木)に泊まる結果になるのは、いろんな温泉にいっていろんな温泉宿に泊まっても、必ず「まあここもいいけれど、黒川の山みず木はいいね」という話に必ずなってしまうからなんです。だったら最初からどうして他を試すんだろう、と自分たちでも不思議になりますが、そろそろそんな試行錯誤もやめて、最初からいいと分かっているところに行くことにしようよ、ということになって行ってきたのでした。この滝はそこから30分弱のところにあって、数年前の爽健美茶(?)の松嶋菜々子さんのCM撮影につかわれた、「滝の裏を歩ける滝」である鍋ヶ滝です。

いろんな温泉宿や旅館に行って思うんですが、どこでもわりと豪勢なお食事って出ますよね?土地によって蟹だったり、ゴージャスお造りだったり。でも私本当に回し者みたいになっていますが、山みず木以外でお食事完食したことないんです。それなりにおいしいお食事がでてきて、ひとりひとりの席に小さなお鍋なんてあって、キレイにしてあるのに、いつも途中で飽きてきてもういいや、となって全然最後まで食べる気になれないんですよね。でも山みず木だと、「次はなんだろう?」といつもわくわくできて、デザートまで細かい楽しみがあって毎回家族全員、完食です。阿蘇の小国のお米も、それを炊くお水も強烈に美味しいので白いご飯ひとつにしても本当に美味しくて幸せになります。朝ご飯のお味噌汁もお食事のテーブルの真横で仕上げてくれて本当に美味しいです。

肝心の温泉は源泉が激アツ(80度から100度くらい)なので薄めてあることもあって、泉質としては硫化水素泉だと思うんですが、その特徴であるはずの硫黄臭はほとんどなく、入るとじーんとした暖かみを感じる泉質です。その熱さのおかげで、冬でも露天風呂がまったく冷えず、最高に気持ちがよいのも特徴だと思います。黒川温泉全体に、全く人工作為的なものを感じないし、もちろんカラオケや飲み屋、卓球すらゼロだしで、まさに本格派の温泉郷を堪能することができると思います。

黒川温泉の良さを感じれるのは実は2回目くらいからだと思っています。というのも、一応黒川温泉は「温泉旅館集団」のようなものが川沿いに集まっているので、最初に黒川温泉に行くとその辺りに泊まりたくなってしまうんですよね。足湯、お土産屋さん、マッサージ、インフォセンターなどがあつまっているところのほうが便利に感じると思うので。また黒川温泉の売りでもある「入湯手形」を買ってしまうと、やっぱり旅館を3つはしごできるし、いろいろな宿の温泉に入れてしまうので、そういう意味でも他の旅館に近いほうが嬉しいですよね。でも、私の勝手な結論だと、そうやっているとやっぱり疲れ果ててしまって、温泉に癒されにいったんだか、はしゃぎにいったんだか分からなくなってしまうんです。きちんと自分が温泉に癒してもらうためには、黒川ではいわゆる「奥黒川」が一番いいのです。奥黒川は川上にあるので、源泉に近く、ひっそりとしていておだやかな時間が流れていて、露天風呂も開放感があって最高です。私たち家族はもはや黒川では奥黒川の宿(山みず木)に直行で、外には出ずにひたすらゆったりと過ごす事にしています。

あら、最後には山みず木さんのまわしものみたいになってしまいましたが、興味ある方で熊本にいらっしゃる方は是非行ってみてくださいね。熊本市内からはかなり遠いんですが(空港からだとまあまあ近いです)、いろんな意味でレンタカーがおすすめです。

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賢者たちのガレット

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ガレット・デ・ロワ・マッチャ・アズキ遅くなりましたがみなさま明けましておめでとうございます。今年も細々とブログ続けていけたらいいなと思います。写真は今年のガレット・デ・ロワです。本来はアーモンドペーストクリームたっぷりのガレットなのですが、私は今日本にいるのでマッチャ・アズキのガレット・デ・ロワを選んでみました。でも味としてはアーモンドやアマレット(アーモンドのお酒)の味や香りもしてバターたっぷりで、日仏の融合といった感じでした。いわゆるアンコ系ではない味です。

私はたまたま最近フランス文化圏の友達と仲良くしているせいか、新年にガレットデロワをいただく機会がちょこちょこあるんですが、イタリアではガレットではなくトッローネというお菓子(粒アーモンドが大量に入っていて、非常に粘度の高い真っ白なヌガーという非常に食べづらいお菓子)が「新年のお菓子」的な立場にあるかなと思います。トッローネにはピスタチオバージョンや、チョコレートコーティングバージョンなどいろいろなバージョンがあって、年末にパネットーネやパンドーロなどと一緒に大量に贈り合うのでイタリア中トッローネだらけになります。「新年のお菓子」と書きましたが正確にはクリスマスから新年にかけて、といったところでしょうか。フランスのガレットデロワはだいたい新年明けてから売り出されることが多いと思います。家で作る人も多いし、ガレットデロワを新年に食べないフランス文化圏の人は結構少ないんじゃないかな。イタリアのパスティッチェリア(パティスリー)でも、普段マカロンなんかを売るお店ではガレットが新年売られます。でも売ってある期間がすごく短いので、うっかり逃さないように新年のパスティッチェリア巡りは頻繁にすべきです。2月のカルネヴァーレのお菓子もしかり。

ガレットデロワはエピファニー(英、仏読み)という、日本語だと公現祭、イタリア語だとエピファニアと呼ばれる祭日(イタリアでは休日ではありません)の1月6日に食べるのが伝統です。エピファニーは、私の幼稚園(カソリック系)のころの記憶によると、「おさなごジェズさまは、うまれてからむいかめに、ながれぼしをみてひがしからはるばるやってきた、さんにんのけんじゃからおくりものをいただいたのでした」とお遊戯会でナレーションをしたイベントだと思われます。私の幼稚園(聖母愛児幼稚園というところでした)では「イエスさま」は「イェスさま」と急いで言う感じか、「ジェズさま」と言っていて、基本的にお祈りはマリアさまに対して行っていました。なにせ「聖母」愛児幼稚園なので。幼稚園で園長先生(女性)が飼っていた九官鳥も毎日「マリアさま」と園長先生そっくりの声でお祈りしてました。こんなこと本当にどうでもいいことですが、今記憶がよみがえって来たので書き留めておきたくなっちゃいました。すみません。

なぜ幼い頃の記憶がほとんどない私がこんなことを鮮明におぼえているかというと、とても単純な理由ですが、私1月6日が誕生日だからなんです。それまでお遊戯会でマリアさま役になれずにべそをかいていたわたし(じゃんけんで長い髪がきれいで美人なあゆみちゃんに負けた)は、「ナレーションというとくべつな役(幼稚園の先生の涙の説得)」をいただいてさらに「1月6日はとくべつな日(さらに涙の説得)」と説明してもらってケロっと機嫌をなおしてナレーターとして文章の暗記にはげんだのでした。

ガレット・デ・ロワ・マッチャ・アズキガレットデロワの話に戻りますが、Wikipediaによると「フランスの地方ごとに少しずつ異なるが、最も一般的なものは紙の王冠がのった折りパイにフランジパーヌ(アーモンドクリーム)が入ったパイ菓子で、中にフェーヴ(fève、ソラマメの意)と呼ばれる陶製の小さな人形が一つ入っている。公現節(1月6日)に家族で切り分けて食べ、フェーヴが当たった人は王冠を被り、祝福を受け、幸運が1年間継続するといわれる。名称の「ロワ」(王たち)とはフランス語で「ロワ・マージュ」(rois mages)と呼ばれる東方の三博士のことである。」だそうです。今年私たちがガレットデロワを購入したサダハル・アオキさんではさすがにフェーヴを焼き込むことはしておらず別添えになっていて(知らない人が食べたら大変ですものね)、それは何とも嬉しい黒のミニカーのフェーヴ(写真)でした。そしてガレットにはフェーヴの代わりに大きなアーモンドがひとつぶ。私たちは8つに切り分けて数日に分けていただいたのですが、なんと最後のひとつに入っていました。いくつ食べても出てこないので「サダハルさん入れるの忘れたんじゃない?」なんていって食べていたんですが(そんなわけないし、サダハルさんがつくっているわけではない)、最後のサプライズはAさんが探し当て、そして彼の中での葛藤のあと、やっぱり誕生日の私がフェーヴを手に入れるべきだという結論に達したらしく、私のおさらにアーモンドをちょこんと載せてくれました。ミニカーはよーく見るとチンクエチェント(イタリア車)でとってもかわいらしいです。サダハル・アオキさんは銀色の紙の王冠もつけてくれたし、ガレットデロワの説明もつけてくれたし、至れり尽くせりでした。日本でもフランス系のパティスリーやブーランジェリーではだいたいガレットデロワ売ってると思うんですが(バターで有名なエシレにもありました)すごく美味しかったので来年もサダハル・アオキさんにしようかな。

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豆乳鍋11月になってから主人のAさんがものすごく頻繁にお鍋を作ってくれていたんですが(私はちょこっとテーブルを整えるお手伝い程度)、鶏の水炊き、みそ味、キムチ鍋、豚肉と湯豆腐鍋、などいろいろと出て来た中で、一番リピート率が高かったのがこの豆乳鍋でした。優しいマイルドな味なんですが、取り皿に、ゆずポンを少し入れたりするとまた違った美味しさです。

私は豆乳と豆腐を心からこよなく愛しているんですが、このお鍋にすると、具がなくなったあともずっとだし汁を飲んでしまいます。味も薄味なのでいい感じです。これにさらに豆腐をたっぷり入れて、大好きなねぎもたっぷり入っていて、全体的に好物が好物にまみれている感じが、激しく私の好みです。この冬もっともっとこんなお鍋食べたい。

静岡先日ちょっとした用事で静岡の焼津にいくことがあったんですが、焼津漁港のすぐそばのさかなセンターで新鮮な特上まぐろ丼をたべたり、この時期だけ解禁している生の桜えびをつまみぐいしたり、釜揚げのしらすがプリプリしているのをいただいたりと、本当に贅沢な思いをしました。桜えびを生でいただいた事がなかったので非常に感激しました。甘くて柔らかくて、干してあるイメージよりずっとずっと身が大きくて(しらすもそうでした)、ウマウマでした。

あまりに感激したので、そのままの勢いで熊本と大阪の両親にその生の桜えびと釜揚げのしらすを贈ったんですが、両家とも桜えびはそのまま生で食べたりかきあげにしてくれたり、しらすは大根おろしとポン酢で、などなど楽しんでくれたようでそれも嬉しかったです。季節限定の桜えびのかき揚げ最高ですよね。私とAさんも春の解禁のときに桜えびのかき揚げをいただいて大感動したことがあります。

日本の冬は寒さが厳しくて(今年は特に)ちょっと構えてしまいますが、こうして美味しい物がたくさんあるのも確か。ちょっと3週間ほどローマに戻りますがまた帰ってくるのでそれからまた日本の冬を楽しもうと思います。

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  • mk (02 Jun, 2005)

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