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さよならの予感

2008年05月26日

なんて思わせぶりなタイトルをつけちゃいましたが、別にどうってことはなく、私の1歳の姪っ子ちゃんの話です。私と姉一家はよく、週末にスカイプでビデオチャットするのですが、最近笑顔で右手を振りながら「バイバーイ」と言えるようになった姪っ子ちゃん、これが不思議なことに、こっちが無理矢理言わせようとして「Mちゃーん、バイバーイ」と言ってもなかなか言わない(言うときもあるけど)のに、さあ、そろそろこのへんでビデオチャットをやめようか、という雰囲気になって、「じゃあわたし出かけてくるね」とか「ちょっと一回落ちてからまた戻ってくるね」とか姉が「じゃあMちゃんをお風呂にいれてくるよ」なんてことを言うと、突然カメラに向かってこっちをしっかりみながら「バイバーイ」と言うのです。そこになんとなくひろがるさよならの予感を感じてしまうのでしょうか。

そうだとしたら、あんなに小さな心でこんなささいな雰囲気を読み取っているんだとしたら、それはすごいことだ、と思ってキューとなりました。そしたら大人が言っていることなんてまだわからないと思っていたら大間違いだ。姪っ子ちゃんにしても誰の子供にしても、小さな子供でも10代の子供でも、何を言うにも一言一言、大事に考えながら言おう、とちょっと思ったのでした。

メールの質問に答えてみます

2008年01月15日

昨日のエントリーに書くのを忘れていましたが、ローマには8日に帰ってきました。ローマは東京よりも暖かくて過ごしやすいのは良いのですが連日雨模様です。

ところで私はこうして10年も、どうでもいいことをいっぱい書き散らしていて、私や私の家族以外にこれを楽しんでいる人がいるとはどうしても考え難いことがあるのですが、わりと頻繁にブログを見ました、という見知らぬ方からメールをいただくことがあり、本当に嬉しい限りです。それで今日は最近いただいたメールの中の質問事項に答えてみたいと思います。実にありとあらゆる質問があって、個人的にちょっと笑えますが、本心から、メールを下さった方ありがとうございます。直接お返事せずにこういう形ですみません。勝手に切り取ってここに載せてしまってごめんなさいね。さらに質問があればコメント欄に書いていただければお返事できると思います。では質問1からいきます。

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巻き寿司三昧

2007年11月18日

Maki-Sushi

先日書いたホームパーティのときの写真です。ずっと写真を撮りたいなと思っていたのにいつも巻いた直後にゲストが来たりして忘れていたので、ようやく写真が撮れて嬉しいです。巻き寿司、といっても実は寿司飯にしていないので(合わせ酢を使っていない)ので、おにぎりのようなものなんですけどね。外国の方の中にはときどき寿司飯の香りに拒否反応を示す方がいるので、一応の心遣いのつもりです。ちょっとつやがなくなりますが、良いのです。

中身はきゅうりと卵焼きとツナです。一応おしょうゆも出しますが、ツナに結構強く味をつけておくのでそのままでも意外に大丈夫です。

ところで昨日、土曜日に友達のNとFとCが夕食に遊びに来てくれました。NとFはイタリア人カップルで、9月に日本に16日間旅行に行ってきたのでその話でかなり盛り上がりました。日本人の見知らぬ人に「何人?」と聞かれて「イタリアン」と答える度に、日本人が、「オー!イタリアン!ナイス!」とイタリアをべた褒めしてくれるのが嬉しかったそうです。日本でのイタリアのイメージってすごく良いですよね、そういえば。実際ローマに住んでみるといいことばっかりじゃないのは、まあどこに住んでも同じことでしょうけれど。

でも私はイタリアに来るまではイタリアやローマ市に対して「洗練されたデザイン」「カフェ文化」「素晴らしい建築技術」などなどの、間違った印象を持っていたのでいざ住んでみるとギャップが逆におもしろいです。ここに一生住もうと思えるのはよっぽど楽天的な性格の人か、普通にローマに生まれたイタリア人だけでしょう。あ、でもかなりの数の移民がいるのでやっぱりなんだかんだいっても魅力的な国なんでしょうか?

巻き寿司のことを書きたかったのにまたイタリア考察になってしまいました。巻き寿司、巻いてる時が一番楽しいですよね。また友達を呼んで巻き寿司したいです。

ナイロビでイタリアについて考えた

2007年10月29日

やっとローマに帰ってきました。日曜日だった昨日は一日ごろごろして過ごしたのですっかり疲れもとれました。ところで土曜日の朝、ナイロビの空港でちょっと書いたけれどアップしていなかった分をここで。

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昨日ですべてのミッションが終わり、今日は朝7時に食事、7時半にチェックアウトを済ませ、8時のお迎えの車で空港まで送ってもらいました。今はナイロビの空港で、搭乗までの時間が結構あるのでラップトップを開いてみたらホットスポットをキャッチしたのでこうしてインターネットにつなぐことができています。これからアムステルダムまで飛んで、そこからローマ。

自宅の目の前の駅(オスティエンゼ駅)から出ている電車で30分で空港まで往復できるので、いつもはそれを使うのですが、今回は1)持参する荷物の中に40冊の分厚い冊子をいれた段ボール箱がある、というのと2)到着時刻が夜の11時近くで、フィウミチーノ空港は荷物がなかなか出てこないので有名で(しかも以前プライオリティータグがついていたのに最後に出てきたことすらあります)最後の電車を逃す可能性が高い、というふたつの理由で、自分の車を空港にとめてあります。

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おしゃれクールビズ

2007年08月13日

ここ数日ローマはかなり涼しくてびっくりですが日本はまだまだ暑いみたいですね。だからというわけじゃないんですが、クールビズに関して熱い気持ちが高まったので書いてみたいと思います。

1. クールビズ賛成。

数日前のニュースでネクタイ着用がなんとかかんとかっていう逆戻り思想を見かけましたがすっごくがっかりしました。どうやら今回は見送られることになったとはいえ、こんなに国際的に評価を受けていることなのに、おいおい、おじさまがた、と思いました。本質を見失うってどうなの?と思います。なにもアロハシャツと短パンってわけじゃないんだし。いや、個人的にはそれはそれでアリかなとも思いますけど。

2. 特定のイタリアのシャツはクールビズにぴったりなんじゃないかしらと思う今日この頃。

いや、高価なメイドインイタリーのシャツのことを言っているわけじゃなくて、安価で着心地のいい、独特のイタリアンカラー(襟)のシャツのことです。ボタンダウンではなく、でも襟の尖った部分の幅がかなり広く、かといって襟首はそんなに立っているわけじゃないのでガチっとならないんですけど、第1ボタンをあけたときのシャッキリ感がすごく素敵なんです。イタリア人はいろいろいい加減だけどこういうとこ研究熱心だなと思います。だらっとならない。私のイタリア人の友達に聞いたら、彼はコンピュータを持ち歩くときは絶対ショルダー掛けしないそうです。「だってシャツが崩れるじゃん」だそうです。くー、私の元祖ファッションリーダーの母がいつも「おしゃれにやせ我慢は必須よ」と言っていましたが本当だなと思います。あ、ちなみに母は元祖で近年の私のファッションリーダーは私の姉です。でも今はママファッションらしいので今リーダーなしで私苦労してます。

3. シャツの丈に思う。

旦那様のAさんがこのたび日本で就職ということで私も彼のシャツ探しをなんとなくやっているんですが(別に頼まれてないけど)、この前入ったお店で「シャツ探しています」といったら同じシャツっぽいものを2枚もってきて、「こっちがズボンにキッチリ入れる用でこっちがキッチリ入れない用」と説明してくれました。いまいち意味が分からなかったものの、普通に裾処理の違いを予想してたんですが(スリット入りで丸く長い裾になっているのが入れる用、短めのスリットで四角い裾になっているのが出す用かと)、違ったんですよ!似たような処理なんですけど丈とスリットのつくりが大幅に違う。つまり、ズボンから「出す用」じゃなくて「出してもいいよ」程度。くーすごい。確かに、カジュアル用のシャツは四角い裾でも平気ですけどビジネス用のはそんなの変ですものね!でも「出してもいいよ」の方はズボンに入れたときにアンダーウェアでおさえて出さないようにするとまっすぐのラインになり(ジャケットオンできる)、アンダーウェアに入れないようにすればほんの少し膨らんだ自然なラインになってシャツだけのおしゃれができる、と説明してくれました。キッチリ入れるようは「絶対出ない」そうです。女性ファッションではまったく思いもよらないポイントで非常に驚きました。

4. カフスのトレンドってあるんですね。

イタリアンシャツのカフスの長さって一様ではないとは思うんですが、私が見たお店のシャツのカフス部分すごく長くてしっかりしているのが多かったです。夏用なのに3つしっかりボタン止めがあるのが大多数、って当たり前?デザインもいくつかバリエーションがあったんですがその中で私が好きだったのは、横糸に伸びるタイプの糸をつかっているかっちりしたやつで、腕まくりをせずにひっぱりあげると肘のところでしっかりとまって7分袖程度になる。しーかーもー、そのシルエットといったらイタリア人に似合いまくり。日本人にも似合うかなー?そして私の好きなダブルカフスはあっさり「トレンドじゃないよ」と言われました。まあ季節的にもね。

5. 色は自分で決めちゃだめらしい。

お店の人が、色だけは自分で選ばないのがコツと言ってました。彼の写真を見て、目の色、髪の色、持っているズボンの色、好んでるジーンズの色味などを全部聞いてからじゃないとオススメできないって。第3者に聞くのが一番だそうです。私はそのときAさんの小さな写真が携帯に入っていただけだったので、「じゃあこんど持ってきます」ってすごすごと帰りました。「好み」と「似合うかどうか」というのはまるでかけはなれている場合が多いらしいです。確かにそうかも。そして柄はTPOがあるそうなので、どういうときに着るのかを教えてというので、「あのー、たぶん普通に毎日着るやつです」とだんだん気弱になってきて言ったら、じゃあ夏はストライプか細かくて薄いドットが一番、といわれました。そしてそのストライプが、なんと説明したらいいか、等間隔のストライプじゃなくて、うすいベージュベースのこげ茶とレンガ色と黄土色の微妙にイレギュラーな細めのストライプで、すごく素敵でした。襟のところもすごく素敵。でもAさんの写真なしには売ってくれなかったので今度しっかり持っていこうと思います。

以上、イタリアの安シャツはクールビズにぴったりじゃないかという考察(というほど大げさじゃないけれど)でした。

スポーツ観戦からダイニングルーム考察

2007年07月16日

ご無沙汰しております。いろいろとバタバタとしていて自分のPowerBookから離れた生活をしていました。そしてはっと気づくとバッテリー容量は最低限(3分もつかどうかというところ)、セミコロンキーキャップがとれかかっており、しかもなんとなく電源の部分があやういです。私の愛するPowerBookちゃんなのにこんな手抜きメンテナンスで良いわけがありません。

でも近いうちに新しいのが欲しいなあと思ったりもしますね。正直。

ところでふと思ったのですが、「テレビ(あるいは番組)に固執する」ということが私はとても嫌いだということに気づきました。「〜〜を見なくてはいけないので」とか言われると思わずアホかと思いますね。世界共通なのが、スポーツ放送。アメリカ人はアメリカンフットボールや野球やバスケやホッケーなどに、イタリア人は当然サッカー。「今日はサッカーだからそれを見たい」ではなくて「今日はサッカーだからそれを見なくてはならない」というのがいやだという意味なんですが。

「さあみんなで観戦しよう!パーティーだ!」という雰囲気だとわーい!楽しい!と、微笑ましい感じがするのですあ、ひとりきりで真面目な顔して「今日はこれをみなきゃいけないから」と必死で見ているひとをみると、なんか人生って、と思ってしまいます(大げさ)。

とはいえ、昔は熱烈なヤクルトファンだった私。ヤクルトが若くて強い時期もあったのですよ。ですからかなり頑張ってテレビの前で応援していました。そんな私に「ヤクルトスワローズがあなたに何をしてくれるというの」と冷めた顔でコメントする母にちょっと恥ずかしい気分を感じたりしたこともありました。きっとそんな気分なんでしょうね。

暖かい目でみてあげようと思ったりもするけれど、ときどき目にする光景で、テレビに夢中になっている家族の食卓、というのは実はちょっとだけぞっとするほど寂しい光景だったりするなぁと思うのです。なんだか今更なトピックだし、言い尽くされたことかもしれないんですが、イタリア人もアメリカ人も日本人も、と思うと、突然に悲しい気持ちになりました。

だいたい、ダイニングルームにテレビを置く事自体、やっぱり問題だと思うのです。「テレビをみないで食事を『したい』」と思う人がもっと増えてくれたらいいな。科学的にも、視覚が「おいしさ」の感覚を満たす最大で最初の感覚だと言われています(その次は臭覚で最後がやっと味覚)。その視覚をほとんどテレビに向けてるなんて、味が分からなくなって当然。味が分からない食事を何十年も摂り続けるのって、最終的にどんな影響があるんでしょうね。悲しいですね。