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Up in the Air

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Up in the Air (2009), (A-)

今日は土曜日、午後からメトロポリタン・チネマでオリジナルバージョン(英語版)のUp in the Airをやっているよと職場の先輩のTさんに教えてもらって一緒に行ってきました。

複雑なはずの内容を、シンプルにする作業というのはどんな仕事でも非常に難しいことだと思うので、この内容のストーリーをこんなにもシンプルな雰囲気の映画にしたことだけで驚異です。そしてジョージクルーニーのはまり役。なにもかもが、異常なほどぐっと私の心をつかんだので思わずA-の評価にしてしまいました。ちなみに私の映画の評価は相対評価などではなく、ここに書くときの気分だけで決めているので他の人には全く参考にならないかもしれないのですが、時がたってからDVDなどでもう一度見たりすると自分の評価が全然違ったりするのが個人的に面白いのです。

ああ、これをとりあえず撮りたかったんだろうなーと思ったのが、空港のセキュリティーチェックのシーン。私もTさんも出張が多い仕事のせいで今まで何度も何度もいろいろな空港を経験しているためかなりの「あるある」体験でした。あのパッキングの仕方、キャリーオンしか持ち歩かないやりかた、チェックインのしかた、列の見極め、コンピュータを取り出しやすいところにスっと入れておいたり、靴を言われる前に脱いだりすべてのものをジャケットに入れておいたり、すっかり「空港慣れ」してしまうんですよねぇ。ラウンジの場所を把握していたり、飛行機の中ではコンピュータは開かずのんびりしたりしていて、分かります分かります、という感じでした。そしてあの雪の街で自分の「家」の部屋から外をみるところ。私の心の暗いところにぐいぐいと入って来て、なにもかもが納得でした。

あとはそうそう、冒頭の「カンは必要ですか?」のシーン。これもすごく撮りたかったんでしょうねぇ。日本語だとなんと訳されているのかかなり興味あります。そしてAlexといろいろな「クラブ」カードを見せ合うシーン。映画が終わってからTさんとアペリティーヴォしながら思わず同じ事をやってしまいました(私もRyanやAlexが持っているHilton HHonors持ってますよー)。映画では二人ともアメリカ国内のビジネス旅行者ですが、私やTさんは国際線なので他のコツとしてはホテルにチェックインのときにスーツのプレッシングを頼んでおく(とその数時間後にはパリっとして届く)ことや部屋に行く前にネット接続について聞いておく(途上国だとだいたいレセプションでコード購入の場合が多い)、部屋に入った瞬間トイレが流れるかチェック、バスルームでお湯が出るか、水圧は良いかのチェック、ネット接続確認、などをしてどれかがダメな場合は部屋を替えてもらうか最悪の場合はホテルを変わる必要があるのです。

そういった一連の空港とホテルでの作業はどの国どの街に行っても同じようなステップを踏むので出張慣れしてくると「自分のやりかた」というようなものができるんですね。パッキングにしても何にしても。そういうのは私ですら、個人的になんとなくまとめておきたい気分になるので、この映画を撮った人もそうなんじゃないかと思ってしまうのです。

それにしても、映画はところどころくすっと思わず声をだして笑ってしまう半分ブラックなコメディもちりばめられていて、女優さんも魅力的だし、なにもかもが新しいのになにもかもが典型的で、この映画を嫌いって言うのは結構難しいんじゃないでしょうか。邦題は「マイレージ、マイライフ」だそうです。これってかなりネタバレすぎじゃないですか?映画自体が面白かったからいいんですけど。[ DVD | 日本語DVD ]

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Avatar (2009), (B+)

話題の映画ですが、週末にオリジナルバージョン(つまりイタリア語に訳されていない英語バージョン)を観てきました。残念ながら3Dではなかったので、評価は低めです。3Dで観たらきっと評価はAですね。ちらっと体験したけれど強烈だったから。あのジャングルの中のものがわーっとまわりにあったりしたらすごいだろうなと思いますね。しかもキレイだったし。

でも普通の一般社会に生きている大人として、正直、自分をあのファンタジーの世界に入り込ませるのにはちょっと努力が必要でした。最初、弟が亡くなって、宇宙を旅して、液体の中で目が覚めて、というような部分もしばらく「え?」「え?」という感じでついていけなかったし。

私のちょっとヒネた感想は下に書いておきますが、全体的にはすっごく面白かったし良いエンターテイメントでした。実際もう一回みたいと思っているし、バンシーで空を飛ぶところなんてとくにわくわくしました。

  • とりあえずいったいどこからどこまでが本当の映像で、どこからCGかが全然分からない。
  • これってどこ?ニュージーランド?コスタリカ?竹林もあったような。
  • 最近読んだ本に「良いプロットはポイントに至るところまで時間を無駄にしない」というようなことが書いてあったけれど、ナヴィに出会ってからのストーリーの無駄がなくて驚いた。プロだから当たり前か。
  • ジェイクの足が超リアル。どうやってるの?
  • 浮く岩石って聞いてデジャヴ。これって宮崎アニメっぽい。つたを登っていくところなんて結構そのまんまでどこかで見たような気が。
  • チャンティングするシーンはちょっとイグノラントな気がしないでもない。何かの文化をステレオタイプでみているような。
  • グレースを治癒しようとするシーンも宮崎アニメっぽい。ナウシカだったっけ?あれは虫だったけど。
  • せっかくボンディングしたバンシー(飛ぶやつ)がちょっとかわいそうじゃない?まあ、ごめん(You are not gonna like this)って言ってたけれど。
  • あのパイロットは絶対に生かすべきだったと思う。かなり納得いかない。どこかで生き延びていてほしい。
  • すごい残酷だけどもしネイティリが亡くなってたら、ジェイクがどんな選択をしたかとかそういうところをちょっとだけ見たかった気がする。ツーテイだけ亡くなってかわいそうすぎる。
  • 自然=善、人間=悪、のような設定がちょっと自虐的すぎかな。
  • まあ続きがあるんだろうけど、司令官を生かして帰したり、あのおひげの人とかはパンドーラに残って何するんだろう、とかいろいろ疑問。

というわけで、今度3Dも見に行ってこようかなぁと考え中です。イタリア語でこの映画を見たくない気がしないでもないですけど。[ DVD | 日本語DVD ]

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My Sister's Keeper

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My Sister's Keeper (2009), (B+)

10月に日本に帰った時に飛行機の中で観ました。邦題は「私の中のあなた」。映画館でも同じ時期にやっていたような気がするので観た方もたくさんいることでしょう。邦訳の題名がちょっと残念ですね。時々すごく良い、時にはオリジナルより良い邦題を見かける事も多くなってきたこのごろだったので(「マルコビッチの穴」など)本当に残念。My Sister's KeeperだとそのHarshな感じが観る前からぐさっとくるのに、私の中のあなた、だとほんわかしてしまいます。原作の邦題がそうだったから使わざるを得なかったのかもしれません。

さて、映画ですが、ここ最近全然リビューを書いてなかったのに、なぜ突然この映画だけ書こうと思ったかというと、ボストンの新聞のクリティークの記事を読んで、私の印象は真っ逆さまだな、と思ってびっくりしたから。だって私が映画の何が良かったかと思ったかというと、以下の通り:

  • キャメロンディアスの、母としての狂気に近い愛がすごくリアルに見えたところ。私はこういう状況に直面したことがないので、何がリアルでなにがそうじゃないのか分からないのが残念で且つ幸運だと思えますが、それでもなお「でもどうしても」とすべての他のところに目をつぶって、心のどこかで分かっていても気づかないようにして、行動するところがリアルなんじゃないかと思いました。胸を引き裂かれるという表現が分かる気がする。
  • テイラー。存在だけですばらしかったけれど、とにかく最初ですぐに電話してきたところが大きなマル。
  • アレックボールドウィン。裁判所の廊下で倒れるシーン以外はすべてすごく良かった。ここで有名弁護士ががつんとやってしまうインパクトを考えてか、基本的にロープロファイルだし、最後、高級車で犬のジャッジと去って行くところも線が細い感じをあの一瞬で表現していて、やっぱりさすがだなぁと思ったのです。

残念だったのは、原作に忠実であろうとするあまりに家族のそれぞれのピースを映像にくみたてるために長男のピースがなし崩し的におさめられてしまったこと、そしてそれを出すための法廷でのシーンがかなり人工的すぎて微妙だったこと。

すっごく良かったのはビーチのシーナリーと、そこに現れたキャメロンディアスと妹の行動。そしてケイト。人目もきにせず飛行機内で号泣しました。[ DVD | 日本語DVD ]

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Definitely, Maybe

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Definitely, Maybe (2008), (A-)

1年前に飛行機の中で見た映画ですが、またふと見たくなってiTunesでレンタルしてみました。今やスカーレットヨハンソンさんと結婚してからどんどん人気のライアンレイノルズさんですが、彼は実は「Two Guys, a Girl and a Pizza Place」というアメリカのシットコムに主演していて(1998年頃)医学生を演じていたと思うんですが、その頃から、Aさんと一緒に見ながら、素敵な俳優さんだねぇなんて言ってたのを思い出して懐かしい感じです。あのころはテレビ俳優さんだったのに、今はしっかり映画の主演をいくつもやってますよねぇ。

この映画はやっぱり彼の自然な演技+心の底から優しい感じと、Aprilを演じた女優さんの良さがキラキラしていました。あまりにも映画の後味が良かったのでA-です。何気ない抱擁シーンに号泣しました。邦題は「ラブ・ダイアリーズ」だそうです。なんじゃそりゃ。[ DVD | 日本語DVD ]

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Casino Royale

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poster_CasinoRoyalTeaserPoster.jpgCasino Royale (2006), (A-)

いやぁ、007といえば、ショーンコネリーも当然すごく良かったんですが、私個人としては、かなりコメディが入っていたピアースブロスナンのシリーズがお気に入りだったので、突然のダニエルクレイグのボンドにどうしても違和感があって、どんなにこの映画の好評を聞いてもなかなかさあ見ようという気分になれなかったんですね。あれから3年、ついに、やっぱりどうしても気になって、見ることにしました。iTunesで3.99ドルのレンタルです。こんな感じで私のような気分のオーディエンスが多いかもしれないダニエルクレイグ第1作に、007初仕事であるまさに第1作を当ててきたのは実は本当に本当の大正解だったんじゃないでしょうか。

つまり、すっごく良かった。

何が良かったかというと、まずポーカーが良かった。Texas Hold 'emを持ってきたのがバカラよりずっと良かった。ポーカーのシーンが異常に長いのもすごく良かった。ESPNポーカーなんかで思わず釘付けになるのと同じ心理。そしてEva Greenが良かった。ぴったりでした。シャワーのところがすごく良かった。ボンドじゃなくてもあれは確実に心が動きます。ああ、本当に怖かったんだな、と思うとそれまでの強がりぶりがすべてが愛おしく感じるはず。強い男が「守りたい」と思うタイプなんじゃないでしょうか。男じゃないので良くわからないけれど。

プロットが原作に近い感じなのもすごく好感が持てました。昔のCasino Royalは原作とは別のものになっていたしね。それはそれでよかったのですが。そして一番最後のあのセリフも、劇中ずーっと待っていただけに、言ってくれたので大満足の気分で終わらせることができて見てる側もすごく満足でした。ヴェスパーちゃん、あの結末が分かってたんだなーと思うといてもたってもいられなくて、見終わったあとにすぐにもう一度見ちゃいました。

あ、でもちょっと寂しかったのはQが出てこなかったこと。まあこれからなのでしょうか。ピアースブロスナン時代のQのガジェットはどれもこれも良かった。BMだったし。今回は残念ながら(?)フォード。スポンサーなので仕方がないんでしょうけれど。オメガをこれでもかと宣伝したりして、非常に商業的エンターテイメントが実感できてそれもまた良かった。あれでオメガの時計欲しいって思う人は絶対いそうです。あと、ソニーづくしでした。ソニー好きにもたまらないかも。

やっぱり007は安心して見れるなと改めて感心したので評価は甘めでAマイナスです。次回作はいつなんでしょうね。やっと楽しみになってきました。[ DVD | 日本語DVD ]

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Appaloosa

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20080215_once.jpgAppaloosa (2008), (A-)

私は西部劇(ウエスタン)は特に好きでも嫌いでもないのですが、Ed Harrisが監督・脚本・主演したこの映画は、とにかく西部劇のカッコいいところがぎゅーっと詰まっていて、でもそのわりにはドンパチが(ほかのウエスタンに比べて)少なめで、心をつかまれました。エチオピア航空での飛行中に観ました。

なんといってもEd Harrisの影を思いっきり薄くしているとも言える共演のViggo Mortensenさん。いいところを全部持って行き過ぎでしょう。カッコ良すぎるでしょう。モトがあんなにカッコ良いのに、役の設定があんなにカッコ良かったら本当にどうしたらいいか分かりませんね。声も素敵。Hidalgoの時も思ったけれど、ダスティな風景があんなに似合う方もなかなかいません。ぴったりです(ダスティって日本語でなんていうんでしょう、砂ぼこり?ほこりっぽい?どれもしっくりきません)。

そして実はRenee Zellwegerが登場したときに、申し訳ないながらも、あーこの状況に彼女はちょっと似合わないかも、と違和感を感じたのですが、やっぱり悔しいですが彼女はすばらしいですね。西部の男にモテモテの美女という役だと思うと、ちょっと美女度が足りない(大変失礼)とみんな思うと思うのですが、ずっと見ていると、つまりそういうことなんだ、と最後にBragg'sのピアノバーで練習している彼女を見て真剣に納得しました。あれは、つまり、西部の街で生きる未亡人のサバイバルなのです。あれは彼女の強さなのです(同時に弱さでもあるけれど)。それを納得して初めて、女優さんのすごさにも納得しました。こうして最終的にどんな役でも自分のものにしてしまって、結果彼女以外は考えられないような状況にしてしまえる女優さんということなのでしょう。

それにしても表題のAppaloosaは原作の通りなのですが、架空の西部の小さな町の名前です。が、実は私はそれに釘付けになったのです。私のサイトを昔から読んでくださっている方はもしかしたらピンとくるかもしれませんが、私は10年近く、「パルーズ」と呼ばれるアメリカの北西部の小麦畑が広がる地域にすんでいました。そのあたりはその昔Native American、つまりアメリカンインディアンの一部族である、ネス・パース(Nez Perce)という部族がすんでいたところで、その頃その部族がブリードして育てていた、非常に特徴のある馬がAppaloosaと呼ばれていたのですね。詳しくはこちらの私のエントリ(Appaloosa Museum)をご覧くださいね。残念ながら映画にはその馬は出てきませんでしたが、急に昔の思い出に引き込まれて、そしてプロットの面白さや、なんとなく続きができそうな予感などから、観たあと本当に充実した気分になって「いい映画をみちゃった!」と嬉しくなりました。西部劇が好きな人にも、エドハリスが好きな人にも、Viggoが好きな人にも、そしてReneeさんが嫌いな人にでも、おすすめです。良かった。とにかくいろいろカッコ良かった。[ DVD | 日本語DVD ]

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20080215_once.jpgThe Diving Bell and the Butterfly (2007), (A-)

フランス映画(英語のサブタイトル)で、ノンフィクションです。マニラからハノイに飛んだときにキャセイパシフィック航空に初めて乗ったのですが、そこで見始めてしまって、飛行距離が短かったために途中で切られてしまい、あまりに続きが気になったので家に帰って来てからiTunesで購入しちゃいました。全く予備知識なしで見始めたのが良かったのか、非常に心を打たれました。人々の辛抱強さとフランスの美しい田舎の風景と、主演のMathieu Amalricの完璧すぎる演技と、フランス語のスペリングの長さと、いろいろなことを見ながら感じながら、撮影の技法(唯一動く左目の視点)にも感動しながらほんのちょっと泣きながら見ました。号泣じゃないところと絶望感が描かれていないところもすごく良かったです。フランス映画にありがちなまったり感が全くないといえばウソになりますが、それでも良かった。会う友達にもみんなにお節介にもお薦めしちゃいます。私もせっかく購入したので何度も見ようと思います。[ DVD | 日本語DVD ]

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Once

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20080215_once.jpgOnce (2006), (A)

バレンタインデーを一人でのんびり過ごし、金曜日の今日は午前中に急用ができたため、一日デイオフをいただいたんですが、そしたら午後がヒマになったのでiTunesでレンタルして映画でも見ようと、借りた映画がこれです。トレイラーを見て、インディな音楽ムービーだな、というイメージで、お部屋の掃除でもしながら、ぼんやりゆっくり見ようというスタンスだったのに、すぐに話に吸い込まれていって、途中からは一緒に歌いたくなって、結論から言えばすごく良かった。そして見たタイミングがすごく良かったと思った。この時期にこの気持ちのときにこの映画を見る事ができてすごく良かった。違うタイミングで見たらきっと全く違う印象を持ったことでしょう。さらに感想は下に続きます。[ DVD | 日本語DVD ]

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Hairspray

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http://www.eiyou.net/mtweb/hairspray_releaseposter.jpgHairspray (2007), (B)

1988年の同名の映画のリメイクみたいですね。昨日の夜観にいってきました。いやーでもこれがイタリア語吹き替えなんかだったらもう寒くて寒くてどうしていいかわからなくなっていたことでしょう。見た方は分かると思うんですが、最初にわりと長めな部分があってトレイシーが学校に行くまで「バルチモアよおはよう!」と、まさに歌い踊るわけですけど、朝っぱらからあんなに元気元気されると見ているほうがちょっとだけ疲れます。でもこの映画、最初っから最後まで、にこにこにこにこにこにこにこにこしているので観客もずーっとにこにこにこにこにこにこにこしていることになり、顔の筋肉痛になるかもしれません。でも昔何かで読んだのですが、顔って笑った形にしておくと、脳に幸せ信号が伝わり、実際に幸せ気分になるらしいのでこれはそういう意味ですごく良いのじゃないでしょうか。私もずーっとにこにこさせていただきました。でもふと思うんですけど、今のアメリカってこういう時代の、作られてはいるに違いないんですが、それでもやっぱりハッピーな感じに飢えてたりするのかもしれません。まさに古き良き、という気配。当時のアルコールやタバコなんかの描き方はそれなりに楽しめました。黒人問題はちょっとやりすぎ感がなきにしもあらず。ちょこっとギャグが面白かったです。ブービークッション面白かった。 [DVD | 日本語DVD ]

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The Bourne Ultimatum

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thebourneultimatum_releaseposter.jpgThe Bourne Ultimatum (2007), (A-)

The Bourne IdentityThe Bourne Supremacyに続くおなじみのシリーズ3作目(最終作?)ですが、そろそろ駄作でもいいのかなと思って観に行ったら期待を裏切らない豪快アクションでかなり楽しんでしまいました。とにかく2作目とかなりかぶっているので、2作目を見て復習してから見ないとちょっと分かりづらいかもしれません。私はプルマンでDVDを借りてまで復習していたので本当に良かったなーとバカバカしくも真面目に嬉しい気持ちになりました。ジェイソンボーン強すぎです。やっとオリジナルに近いところまでストーリーが進んだとかで、私は普通に興奮しながら見ました。でもMatt DamonとJulia Stilesのカップルだと、ちょっと美男美女というわけにはいかないので(私はマットデーモン大好きですけどね)あのコーヒーショップのシーンはかなり微妙でした。彼女が言ったセリフも微妙に意味深だったし。

続きがあるとかないとかいう話も出ていますが、Ultimatumっていう名前をつけたのに続きがあったらちょっとだけがっかりするかもしれませんね。でもこの映画は夏のハリウッドアクション!という感じで楽しめました。メッセージ性はゼロかもしれないけれどA-です。本当はAにしたいくらいに楽しんだんですけど(あの爆破シーンなんて秀逸)、相変わらず揺れ動くカメラワークに普通に車酔いみたいになりがちなのでそれを差し引いたというところでしょうか。劇場ではなるべく後部の座席からの鑑賞がおすすめです。[ DVD | 日本語DVD ]

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Pane e Tulipani

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images.jpgPane e Tulipani (2000), (A-)

アメリカでの公開は2001年でタイトルは直訳の"Bread and Tulips"だったみたいです。日本でも一応公開されたみたいで、タイトルは「ベニスで恋して」。邦題って本当に力が抜けますね。やめて欲しい。どうして「パンとチューリップ」に出来なかったんでしょうか。

近所のブロックバスターで、ヴェネツィアの風景のカバーに惹かれて借りたんですが、レジのお姉さんが「私これ見たことあるけどすごく良かった!」と言ってました。それで見てみたら本当にイタリアな映画ですごく納得しました。ハリウッドがイタリアを描くと、イタリアが大げさに強調されていてがっかりするんですが、こういうのはなんだか良いですね。私はデブちゃんのコスタンティーノがすごく好きになりました。何気ない話だし、ちょっと現実離れしているといえばしてますが、ひとつひとつがカワイイのです。でもA-はちょっと私のひいき目ですね。多分平均的にはBかB+といったところでしょうか。

奥さん(主人公)が置いてけぼりをくらうアウトグリルは、ローマの高速にかかっている特大の橋型サービスエリアで、私もよく利用するんですよ。彼女が腰掛けていた階段で撮った写真すらあるくらいです(そのフリッカーでの写真はここですが、私の家族か友達登録している人にしか見えません。ごめんなさい)。全体的にオシャレな映画ではないのに、やっぱりイタリアって基本的にお洒落だなと思いました。だってあの中年の奥さん(失礼)、最初の日はオレンジの小物で統一してたり、かわいらしいワンピースをいっぱい着ていたりで、ああこういうイタリア奥さんいるわーと思ってしまいます。そして個人的な偏見感想ですが南イタリア出身の女性は美人が多いですね。ただ南イタリアは南というだけで結構問題も多いのでクセのある女性も多いんですけど。なにはともあれ、あの若草色のニットがすごく欲しくなりました。ああ、ワンピースもいっぱい着たい!(もはや欲望のみ)[ DVD | 日本語DVD ]

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The Devil Wears Prada

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thedevilwearsprada.jpgThe Devil Wears Prada (2006), (B+)

フィラデルフィアからローマへの飛行機の中で見たんですけど、以前に読書のページで紹介した本の映画化です。内容は本のままだったんですが、とにかくキャスティング大成功なんじゃないでしょうか。Anne Hathawayすっごくかわいくて、飛行機の座席でかなり前のめりになりました。小さな真っ白の顔の半分が黒目ですね。そして残りの半分は口。ちょっと腰から下の体系が気になる彼女ですが、「変身」後のあの髪型、あれやりたいですねー。重すぎる前髪。でもあれは顔と目があのサイズだからこそのものなのでしょう。あの前髪でポニーテールっていうのもすごくかわいいし。[ DVD | 日本語DVD ]

感想さらに下に続きます。

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The Da Vinci Code

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20060523_davincicode.jpgThe Da Vinci Code (2006), (B-)

イタリア語だと"Codice DaVinci"(コディーチェダヴィンチと発音します)となってかなりオリジナルな感じで嬉しいんですが、結局ベルジオネオリジナーレしか見ることができない私。つまり英語です。一緒に行って下さったTさんありがとうございました。

内容はよくも悪くもエンターテイメント。薀蓄だらけの本をよくダイジェストにしてくれたという雰囲気じゃないでしょうか。でもトムハンクスさん、私に言われたくないかもしれないんですけどぜんぜん役に合ってなかったんですけどどうなんでしょうか。魅力ゼロだったんですけど。でもソフィー役だった女優さんはあのアメリちゃんをやった方ですよね?意外!かなりSophisticatedですね。アメリのときはエキセントリックという言葉がぴったりだったのに。

この前作、「天使と悪魔」が映画になれば私ももうちょっと興奮したところでした。パンテオンやバティカン、ナヴォーナ広場などなど私が嬉しくなるところばかりのはずだったのに。無理かなぁ。というわけで別にDVDが出てから見ても遅くはないかもしれません。この映画。本が好きじゃなかった人にはおすすめかも。
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Mission: Impossible III

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20060517_mi3.jpgMission: Impossible III (2006), (A-)

ローマと上海が舞台という今回のミッションインポッシブルですが、先週見に行ってきました。もちろんベルジオネオリジナーレ(原語バージョン)。内容が期待以上に良くてびっくりしました。相変わらずトムクルーズがファニーランしてましたが(胸を張って肘を90度に曲げてガンガン振りながら全速力で走る)、やっぱりハイライトはバチカンでしょう。あのツーリストに化けた彼が、あんなにサクッとバチカン美術館に入れたのは奇跡以外の何物でもありません。いつもものすごい行列なのです。そしてその前にDHLの作業員に化けていわゆる「外国人の目から見たステレオティピカルなイタリア人」というのを演じてくれるのですが、それがまさに「私の目から見たイタリア人!」という感じで笑えました。でも一緒に行ったイタリア人の友達はそんなに楽しんでなかったかも。「あんまり笑えないジョークだ」と言ってました。まあ、「日本人」と言っただけなのに、「オー、サムラーイ、ゲイシャー、スーシー」と言われるようなものだと思えばよいでしょう。私のイタリア人の友達は「あー、イタリア人だというとすぐ、パスタだ、マフィアだ、ジゴロだ、と言われるのに飽きた」と言っていたので、そういうものなのかもしれません。まあ嫌な気がするなんてことはないんでしょうけれどね。あの、両手の手のひらを上に向けて小指サイドでぴったりとくっつけたまま腕を上下させてワーワー言うのはイタリア人独特ですね。「あははは、イタリア人だー」という感じで笑えます。ステレオタイプに見ていて申し訳ないですけどね。

映画自体はアクションとしては3つの中で一番良かったと思います。プロットは1作目になかなか勝てないですよねぇ。でも確実に2より良かった。お勧めです。トムクルーズが好きな人にも嫌いな人にもどうでも良いひとにも。テベレ川をバチカンからサンタンジェロ城までジェットボートで下るシーンはローマ在住者としてはとても嬉しいシーンでした。
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Inside Man

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20060411_insideman.jpgInside Man (2006), (A-)

これは、面白かったです。久しぶりにほんわか系ではない映画で「おもしろかったー」と思いました。でも夜の10:30の映画だったのでとちゅうでついウトウトしちゃいました。一番大事そうな説明の部分で。でも眠ってはいないはず。終わってみたら夜中で、公共交通機関は全部終わっていて、ローマ初の流しタクシー拾って帰りました。よく「ボラれるよ」と言われるけど、初タクシーの運転手さんはとても良い人で、だいたい聞いていたようなお値段でした。映画は、「なぜ?」と思うことも多かったんですが、仲間をどうやってとけ込ませるか、という部分が一番面白かったような気がする。でも本当にああいう富豪っているんでしょうか。知りたくなりました。邦題も「インサイド・マン」。
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このアーカイブ内の全エントリ

  • Once (15 Feb, 2008)
  • Taxi (08 Feb, 2005)
  • Hero (30 Aug, 2004)
  • Troy (21 May, 2004)
  • EdTV (09 Feb, 2003)
  • 8mm (26 Dec, 1999)

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