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My week with Marilyn

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week-marilyn-stills-2011-weinstein-company-poster-64731.jpgMy week with Marilyn (2011), (B+)

昨日仕事帰りに友達と一緒に観に行ってきました。実はここ数年、結構いいペースで頻繁に映画を見ているにもかかわらず、私ぜんぜんここのページで更新していませんね。すみません。つい最近はジョニーデップのヴァンパイア映画を観に行ったんですけど、もはや内容を忘れてしまいました。さてこの映画ですが、マリリンモンローという特殊な人を扱っているというのは分かりきっているにもかかわらず、月並みにも「ああ、こういうひといるよね」という感想を持ってしまいました。こういう、女の人、時々いる。

彼女のジョークがウィットに富んでいるところ(実は賢い的な)なんかがわりとハイライトされていたと思うんですが、そういう演出は私はあまり好みではなくて、別にいわゆるセックスアピール部分を強調されすぎたばかりに、「ブロンド」扱いされてしまった、ということは結局のところは本人にとっては単なるきっかけに過ぎなかったんだと思うんです。かえって、そうやっていろんな人から讃えられ、憧れられ、スターになっていってしまったために、逆に人から人気がある、カリスマがある、もてはやされる、ということと、身近な人に、自分を唯一無二の存在として大事にされる、ということと「愛され方」の違いを徹底的に知らされてしまったのが不幸だったのかなと思いました。一般人の私なんかには分かりかねる部分でもあります。

映画としては全体的に時代のおかげというか、音楽がとても「古き良き」時代の物だったのが素敵でした。ジュリアオーモンドさんのヴィヴィアンリーの役もはまり役だと思いました。評価は普通、でも音楽が良かったのでB+です。

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We're no angels

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were_no_angels.jpgWe're no angels (1989), (B+)

こんな名作におこがましくもB評価すみません。DVD借りて観ました。ショーンペンのやんちゃぶりが青くて懐かしい感じがしました。ロバートデニーロはすごくいいのにやっぱりショーンペンが全体的にかなり微妙に見えてしまうのは、頑張りすぎてるように感じるからかもしれません。日本人って、頑張りすぎる人はあんまり評価しないところがあるような気がするので、私もそんな感じなのかもしれません。すっごい上から目線ですが。まあ素人の映画の感想なんてこんなものでしょう。そうだ、これって逃げ出す理由になる張本人の罪人がめちゃくちゃ怖くてなんだかカッコいいです。

それにしても宗教のことを考えるといつも北野武原作の「教祖誕生」のことを考えてしまうんですが、ちょっと似てるところはあります。この映画もコメディ的な要素がたくさんあるわけではないけれど、要所要所で、ここで笑わせるの?と思うようなコメディシーンがあります。最後のショーンペンの「ブラウン牧師」の説教のところは私にとっては、感動ポイントでもあり爆笑ポイントでもあった(こっちのほうが大きい)気がしました。「そんなときポケットの中には何がある?」えーっと...銃?(大笑い)という感じ。

それでもすべての「奇跡」が実は奇跡ではなくて人工の偶然のようなもので、「ブラウン牧師」が言うように「すべてのことは頭の中で起こっている」というところで深く納得させられます。私は人生の中でまだ幸運なことに「絶望」を感じたことはなく、この年になっても近い人の死に直接面したことも非常に少なく、家族が不治の病だとか何かが不自由であるとかそういったことがないので、えらそうに「つらいこと」について話す権利はあんまりないんですけれど、それでもやっぱり日々楽しいことや嬉しいことがあるかわりに物事の大小はあれ、それなりに「つらいこと」というのもあるわけで、それが雪だるま式にどんどんふくらむこともあればさーっと解けてしまうこともあるわけです。そしてそのほとんどは人々の頭の中だけで起こっているということに納得してしまいます。誰か家族や友人が「大丈夫だよ」と言って肩をたたいてくれるだけで解けることもあるし、一人で引きこもってしまって手に負えない大きさの雪だるまになってしまうこともあるでしょう。

前にみてもらったことのあるアメリカのお医者さんが、「私東洋医学にもとても興味があるの」といって、以前に読んだという「身体の不具合は精神で治せ、精神の不具合は身体で治せ」という教えは正しいと思うと言っていたんですが、時々これは本質的なことだなと思うことがあります。精神的に不安定なときは何も考えずに運動したり走ったりして汗を流すと、何故かすーっと不安がなくなってしまうことがあるからです。どこかがすごく痛いとか、そういった身体の不具合はそれは西洋医学で治した方がいいですけれど、それにプラスしたメディテーション的な要素は割と大事な気がします。生活を規則正しくしたりすることでなくなる頭痛や、部屋を片付けることでなくなる疲労ってあると思うから。

そんなことを超脱線しながら考えて見た映画でしたが、最後はやっぱりきっちり捕まってほしかったというのと、ショーンペンが微妙だったという理由でB+です。デミムーアはキレイでした。

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Super 8

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super8_smallteaser.jpgSuper 8 (2011), (B-)

昨日の夜、Aさんと一緒に自宅から徒歩2分のモールのレイトショーで観てきました。結構怖い前半にびっくりしましたが、B-の、超上から目線な辛めの判定なのは、「予想できた結末」という部分と、カッコ良かったお父さんの内面のようなものをもう少し見たい気分になったという部分、あと長時間逆さに吊られていたのに、降ろされたら速攻走れる違和感たっぷりの部分なんかが全体的に残念賞だったような気がするんです。

ペンダントの部分は「スタンドバイミー」のコームを落とすシーンのようだったし、結局さまざまな「少年が大人になる」映画がいろいろと混ざって、プラス少年の好きそうなスプラッターやモンスターな要素が入り、淡い初恋も入り、で盛りだくさんでしたね。ひとつひとつはいいのに、たくさんすぎてぼやけてしまったのかしら。

でもエンドロール後のSuper 8の部分はかなり上手でよかったなーと思いました。チャールズ目線で全体を見たかった気もしました。

最後にトレーラーコピーしておきます。

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Love and Other Drugs

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Love and Other Drugs (2010), (B+)

アンハサウェイが好きだという単純な理由で、この映画はなんとなくそんなに期待もせずに見始めてしまったんですが、普通に大号泣しました。実はストーリーそのものにはあまり共感はできなかったし、パーキンソンの真髄にあまり迫りきれてなかったので残念な感じがしましたが、それでもやっぱり、恋愛に関してはシャロウなふたり(に見える)の奥底にあるものをふたりがその表面的なシャロウさで無意識にかばっている状況が痛いほど分かって胸がぎゅうっとなります。微妙にちりばめられたコメディも、思わずぷっと笑ってしまうものもあって、そんなに悪くなかったと思いました。

この先ネタバレになります。

この映画の一番良いところはベッドの上でふたりがチャイニーズのお持ち帰りを食べていて、ジェイミーが"...this is nice"といったばかりにケンカになるところから、そのせいで...、というファイザーのブルーピルに至るまでの伏線部分ですね。何故か、どちらかというと男性の方に感情移入してしまうのはどうしてなんでしょう。そしてパーティから帰って来て彼女と会話するときに心臓がバクバクしてしまう彼をみて、私まで真剣に心臓のことを心配しなきゃいけないほどドキドキしました。マギーがあせって"I once have said that to my cat" と言って、ジェイミーが"OK that makes me feel better"と言ったところでちょっと笑えたのでやっとほっとしたという感じです。

そして脚本的に良かったなーと思いつつも、いくらアメリカでも実際には絶対言わないなーと思ったのが、ビデオをとっていたときに、マギーが「いますごく幸せな気分。あなたの頬に柔らかな光が当たっていて、窓からそよ風は吹いていて、この先こういう瞬間が何百回あったって、この1回きりだって全然かまわない。なぜなら、ぜんぶ同じだから。とにかく私がこの瞬間を今こうして過ごしてる、ということ」みたいなことを言ったこと。詩人です。でもすごく涙を誘います。あと映画の撮り方として良かったなーと思ったのが、コーヒーショップのリチャードに号泣シーンを見せておいたことによって、ジェイミーが居場所を聞き出すことができる伏線になったこと。ああいうちょっとしたシーンはかなり大事ですよね。細かいけれど。

そしてやっぱり最後。「そんなことあなたに頼むわけにはいかない」というマギーに「君は頼まなかったよ」とおだやかに言ったところ。じーんとしました。いい意味で心を砕かれました。

全体的に話としてツメが甘い感じがあったのと、あまりにもアンハサウェイのヌードを見せ過ぎなのと(もったいない)で私の中ではA評価に辿り着きませんでしたが(エラそう)、それでも見て良かったと思いました。私が日頃悩んでいることのコアの部分にも触れてもらった気がしたのもあったので、感謝です。[ DVD | 日本語DVD ]

トレイラーくっつけておきます。

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La Cena

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la_cena.jpgLa Cena (1998), (B)

イタリア語でLa Cenaは英語だと"The Dinner"でズバリ、「夕食」あるいは「ある夜の夕食」のような感じです。邦題は「星降る夜のリストランテ」だそうです!全然違う!とはいえ、良いタイトルだとは思うんですが、あまり映画を象徴しているとはいえません。最後の場面を見てそういうタイトルに行き着いたのかもしれませんけどね。

最近かなりイタリア語の勉強に身が入る私ですが、この映画はシンプルな構成(ほとんどレストランの中で終わる)ということもあってかなり初心者向きな気がしました。とはいえ、分からない部分も多く、オーナーの奥さんの美人なフローラさんが、例の人と何をどうしたかったのかが結局全く分かりませんでした。が、もしかしたら、それはそういううやむやにするような話の設定なのかもしれない、と自分のイタリア語能力を棚に上げたいと思います。最後に妹に「あれは別にいいのよ」とかなんとか言っていたような気がするし。

まあ一言で言ってしまえば、あるローマの人気リストランテでの一夜、といった感じですが、マエストロがなんだかんだメニューをみたあげく、いつものリゾビアンコに決めたり、ティーンネージャーの姪っ子の誕生日のパーティをリストランテでやったり、日本人の観光客(という設定みたいだったんですけど、普通に韓国語しゃべってました)がいたり、約束にひたすら来ない人がいたり、知らない人同士急に仲良くなって語り合ったり、とまさにローマのリストランテで毎晩起こっていることといった感じで良かったです。当然フィクションなので大げさな表現もあって、日本人家族の描写は、ひたすら写真をとりまくったり、カルボナーラにケチャップをかけたり、子供がずっとゲームボーイ(1998年なので)をやっていたりして、日本人の私としてはちょっとムっとしないでもなかったんですけど、結局「印象」を大げさに「表現」するとなると、ああいう感じになるんでしょうね。でも「本当は韓国人なのにみんな日本人だと思っている」という設定なのか、それとも本気の「日本人設定」で韓国語をしゃべってるところはウッカリなのか、良くわかりませんね。いずれにせよ、ゲームボーイのところは良い伏線になってて最後になるほどと思いました。

初老のウェイターが「トスカーナ人」のウェイターのウリアーノを毛嫌いしたり、かなり「ローマ人」にありうる設定で面白いです。哲学のプロフェッサーの役をした人はどうやらイタリア人の間でもかなり人気の俳優みたいで、たしかに彼の演技は光ってました。「『ストロンツォ』を演じたかどうか」のところで「確かに演じたけど、まぁ実際自分は『ストロンツォ』だからね」と言ったりした場面なんかは映画なのに「ふーんそうだったんだ」と普通に納得してしまいました。「イタリア人」というよりは「ローマ人」の人間ドラマを描いたこの映画、私にとってはとても興味深かったです。地名がどんどん出て来ても「ああ、あそこね」と分かったりできるのも嬉しかったし。

でもやっぱりもう少し頑張ってイタリア語勉強しよう、という結論に至りました。映画の冒頭の部分をYouTubeで見つけたので下に貼付けておきますね。映画としての評価は中くらい、ということでBです。[ 日本語DVD ]

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Avatar

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avatar_smallteaser.jpgAvatar (2009), (B+)

話題の映画ですが、週末にオリジナルバージョン(つまりイタリア語に訳されていない英語バージョン)を観てきました。残念ながら3Dではなかったので、評価は低めです。3Dで観たらきっと評価はAですね。ちらっと体験したけれど強烈だったから。あのジャングルの中のものがわーっとまわりにあったりしたらすごいだろうなと思いますね。しかもキレイだったし。

でも普通の一般社会に生きている大人として、正直、自分をあのファンタジーの世界に入り込ませるのにはちょっと努力が必要でした。最初、弟が亡くなって、宇宙を旅して、液体の中で目が覚めて、というような部分もしばらく「え?」「え?」という感じでついていけなかったし。

私のちょっとヒネた感想は下に書いておきますが、全体的にはすっごく面白かったし良いエンターテイメントでした。実際もう一回みたいと思っているし、バンシーで空を飛ぶところなんてとくにわくわくしました。

  • とりあえずいったいどこからどこまでが本当の映像で、どこからCGかが全然分からない。
  • これってどこ?ニュージーランド?コスタリカ?竹林もあったような。
  • 最近読んだ本に「良いプロットはポイントに至るところまで時間を無駄にしない」というようなことが書いてあったけれど、ナヴィに出会ってからのストーリーの無駄がなくて驚いた。プロだから当たり前か。
  • ジェイクの足が超リアル。どうやってるの?
  • 浮く岩石って聞いてデジャヴ。これってジブリ映画っぽい。つたを登っていくところなんて結構そのまんまでどこかで見たような気が。
  • チャンティングするシーンはちょっとイグノラントな気がしないでもない。何かの文化をステレオタイプでみているような。
  • グレースを治癒しようとするシーンもジブリ映画っぽい。ナウシカだったっけ?あれは虫だったけど。
  • せっかくボンディングしたバンシー(飛ぶやつ)がちょっとかわいそうじゃない?まあ、ごめん(You are not gonna like this)って言ってたけれど。
  • あのパイロットは絶対に生かすべきだったと思う。かなり納得いかない。どこかで生き延びていてほしい。
  • すごい残酷だけどもしネイティリが亡くなってたら、ジェイクがどんな選択をしたかとかそういうところをちょっとだけ見たかった気がする。ツーテイだけ亡くなってかわいそうすぎる。
  • 自然=善、人間=悪、のような設定がちょっと自虐的すぎかな。
  • まあ続きがあるんだろうけど、司令官を生かして帰したり、あのおひげの人とかはパンドーラに残って何するんだろう、とかいろいろ疑問。

というわけで、今度3Dも見に行ってこようかなぁと考え中です。イタリア語でこの映画を見たくない気がしないでもないですけど。[ DVD | 日本語DVD ]

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My Sister's Keeper

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mysisterskeeper_smallposter.jpgMy Sister's Keeper (2009), (B+)

10月に日本に帰った時に飛行機の中で観ました。邦題は「私の中のあなた」。映画館でも同じ時期にやっていたような気がするので観た方もたくさんいることでしょう。邦訳の題名がちょっと残念ですね。時々すごく良い、時にはオリジナルより良い邦題を見かける事も多くなってきたこのごろだったので(「マルコビッチの穴」など)本当に残念。My Sister's KeeperだとそのHarshな感じが観る前からぐさっとくるのに、私の中のあなた、だとほんわかしてしまいます。原作の邦題がそうだったから使わざるを得なかったのかもしれません。

さて、映画ですが、ここ最近全然リビューを書いてなかったのに、なぜ突然この映画だけ書こうと思ったかというと、ボストンの新聞のクリティークの記事を読んで、私の印象は真っ逆さまだな、と思ってびっくりしたから。だって私が映画の何が良かったかと思ったかというと、以下の通り:

  • キャメロンディアスの、母としての狂気に近い愛がすごくリアルに見えたところ。私はこういう状況に直面したことがないので、何がリアルでなにがそうじゃないのか分からないのが残念で且つ幸運だと思えますが、それでもなお「でもどうしても」とすべての他のところに目をつぶって、心のどこかで分かっていても気づかないようにして、行動するところがリアルなんじゃないかと思いました。胸を引き裂かれるという表現が分かる気がする。
  • テイラー。存在だけですばらしかったけれど、とにかく最初ですぐに電話してきたところが大きなマル。
  • アレックボールドウィン。裁判所の廊下で倒れるシーン以外はすべてすごく良かった。ここで有名弁護士ががつんとやってしまうインパクトを考えてか、基本的にロープロファイルだし、最後、高級車で犬のジャッジと去って行くところも線が細い感じをあの一瞬で表現していて、やっぱりさすがだなぁと思ったのです。

残念だったのは、原作に忠実であろうとするあまりに家族のそれぞれのピースを映像にくみたてるために長男のピースがなし崩し的におさめられてしまったこと、そしてそれを出すための法廷でのシーンがかなり人工的すぎて微妙だったこと。

すっごく良かったのはビーチのシーナリーと、そこに現れたキャメロンディアスと妹の行動。そしてケイト。人目もきにせず飛行機内で号泣しました。[ DVD | 日本語DVD ]

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Hairspray

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http://www.eiyou.net/mtweb/hairspray_releaseposter.jpgHairspray (2007), (B)

1988年の同名の映画のリメイクみたいですね。昨日の夜観にいってきました。いやーでもこれがイタリア語吹き替えなんかだったらもう寒くて寒くてどうしていいかわからなくなっていたことでしょう。見た方は分かると思うんですが、最初にわりと長めな部分があってトレイシーが学校に行くまで「バルチモアよおはよう!」と、まさに歌い踊るわけですけど、朝っぱらからあんなに元気元気されると見ているほうがちょっとだけ疲れます。でもこの映画、最初っから最後まで、にこにこにこにこにこにこにこにこしているので観客もずーっとにこにこにこにこにこにこにこしていることになり、顔の筋肉痛になるかもしれません。でも昔何かで読んだのですが、顔って笑った形にしておくと、脳に幸せ信号が伝わり、実際に幸せ気分になるらしいのでこれはそういう意味ですごく良いのじゃないでしょうか。私もずーっとにこにこさせていただきました。でもふと思うんですけど、今のアメリカってこういう時代の、作られてはいるに違いないんですが、それでもやっぱりハッピーな感じに飢えてたりするのかもしれません。まさに古き良き、という気配。当時のアルコールやタバコなんかの描き方はそれなりに楽しめました。黒人問題はちょっとやりすぎ感がなきにしもあらず。ちょこっとギャグが面白かったです。ブービークッション面白かった。 [DVD | 日本語DVD ]

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The Devil Wears Prada

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thedevilwearsprada.jpgThe Devil Wears Prada (2006), (B+)

フィラデルフィアからローマへの飛行機の中で見たんですけど、以前に読書のページで紹介した本の映画化です。内容は本のままだったんですが、とにかくキャスティング大成功なんじゃないでしょうか。Anne Hathawayすっごくかわいくて、飛行機の座席でかなり前のめりになりました。小さな真っ白の顔の半分が黒目ですね。そして残りの半分は口。ちょっと腰から下の体系が気になる彼女ですが、「変身」後のあの髪型、あれやりたいですねー。重すぎる前髪。でもあれは顔と目があのサイズだからこそのものなのでしょう。あの前髪でポニーテールっていうのもすごくかわいいし。[ DVD | 日本語DVD ]

感想さらに下に続きます。

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The Da Vinci Code

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20060523_davincicode.jpgThe Da Vinci Code (2006), (B-)

イタリア語だと"Codice DaVinci"(コディーチェダヴィンチと発音します)となってかなりオリジナルな感じで嬉しいんですが、結局ベルジオネオリジナーレしか見ることができない私。つまり英語です。一緒に行って下さったTさんありがとうございました。

内容はよくも悪くもエンターテイメント。薀蓄だらけの本をよくダイジェストにしてくれたという雰囲気じゃないでしょうか。でもトムハンクスさん、私に言われたくないかもしれないんですけどぜんぜん役に合ってなかったんですけどどうなんでしょうか。魅力ゼロだったんですけど。でもソフィー役だった女優さんはあのアメリちゃんをやった方ですよね?意外!かなりSophisticatedですね。アメリのときはエキセントリックという言葉がぴったりだったのに。

この前作、「天使と悪魔」が映画になれば私ももうちょっと興奮したところでした。パンテオンやバティカン、ナヴォーナ広場などなど私が嬉しくなるところばかりのはずだったのに。無理かなぁ。というわけで別にDVDが出てから見ても遅くはないかもしれません。この映画。本が好きじゃなかった人にはおすすめかも。
[ DVD | 日本語DVD ]

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Capote

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20060225_capote.jpgCapote (2005), (B-)

フィリップさんの、あれはゴールデングローブとるでしょう、というような演技ではありましたが、あまりに暗くてびっくりしました。最後はショッキングだったしね。ああいう人だったんですねぇ。この作品のあとは作品を完成させることはなかったということですけど、やっぱり中途半端な気分でいたということだったんでしょうか。確かThe United States of Lelandを見たときに同じことを感じたんですけど、「これはネタになる!」と思って書き始めるのってどうなんでしょうねぇ。まあでもこれはフィクションらしいですけどね。どこからどこまでが本当か分かりませんが、ゲイだったことは確かでしょう。邦題も「カポーティ」。イタリア語の題名は「カポテ」。あはははは。いや笑っちゃいけないんですけど。
[ DVD | 日本語DVD ]

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The Vanishing

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20060111_thevanishing.jpgThe Vanishing (1993), (B)

テレビをぼーっと見ていたら、「あら、これ私がこの前クープビルに行ったときに休憩したNorth Bendのガソリンスタンドだ」と思える風景がでてきて、見慣れたMt. Si Mini martという白いコンビニが見えたので、おお、やっぱりNorth Bendだ、何の番組だろう?と思って続けてみていたら、この映画のワンシーンでした。びっくり。今やテレビシリーズの「24」で超有名人になってしまったキーファーサザーランド主演で、サンドラブロックが驚くようなチョイ役(?)で出ています。結構怖いです。地名がエバレットだとか、シアトル近辺の地名でかなり親しみがもてて楽しめました。結構怖い映画なんですけどね。でもあのNorth Bendの、舞台になったほうのミニマートはすっかりなくなってしまって今はシェルのガソリンスタンドになっています。でも見間違うはずもないあのピーク。ツインピークの片方なんですが、そういえば90年代前半に大流行したテレビシリーズ、「ツインピークス」の舞台でもありましたね、このあたり。あまりに見慣れた風景が映画のシーンだと嬉しくなっちゃいます。邦題は「失踪」みたいですね。面白いです。
[ DVD | 日本語DVD ]

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20060102_meandyouandeveryoneweknow.jpgMe and You and Everyone We Know (2005), (B)

かなり異常な映画でした。それが狙いなんでしょうけれど。もうなにもかもがおかしい、という結論なのか、それともそんな中でみんな頑張っているという当然のようなメッセージなのか、かなり考えさせられますが、足首を痛めてしまう、という会話のくだりのところは私は単純に好きだったなーと思いました。あとリチャードの下の息子役だった子がなんともいえない魅力をまき散らしていてびっくりしました。目かなぁ?人はいろんなところでダークだったり変だったりしますが(誰でも)、こうしてあっさり見せられるのも何かなぁとおもったのでBです。私自身も、自分がすごくヘンだと思ったりすることは良くありますが、結局それはノーマルの範囲の中でのヘンなんだなーと思ったり思わなかったり。Aさんと一緒に見たんですがAさんのお気に召す映画ではなかったみたいでした。一般的に男の人はこういう良く分からないのは好きじゃないかも。といっても私も大好きだったわけではないけれど。邦題見つかりませんでした。日本で見たことある方いますか?
[ DVD | 日本未公開 ]

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The Dukes of Hazzard

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20051230_dukesofhazzard.jpgThe Dukes of Hazzard (2005), (B-)

昔のテレビシリーズに思い入れがある人にとってはダメ映画だったかもしれないけれど、私は普通に好きでしたよ。でもレースの話が入ってくるともっと盛り上がるのになぁとちょっと残念には思ったけれど。やっぱり言われているようにミスキャストなんですかねぇ。ジェシカシンプソンは良いと思うんですけど、あとがねぇ。どう見ても昔のシリーズの俳優さんのほうが魅力的ですよね。でも結構笑えました。従兄を引きずっていくところとか(go Bo goのとこ)、アハハハハと笑いました。DVDのSpecial Featuresのところに、どうやってデイジーデュークのショーツを作るかというところがあって興味深く見ました。すっっっごく短い!普通にいろいろと批評しながらジェシカシンプソンの足を見たりするんですが、あんっっっなに短いのを着てるなんて、やっぱりすごいなぁと思いましたよ。カントリーのスターのウィリーネルソンがUncle Jesseとして出ていて微妙な一口ギャグをたくさん繰り出していてその状況に笑いました。でも最後の歌のところはすごく良かった。邦題は見つかりません。
[ DVD | 日本未公開 ]

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Mr. and Mrs. Smith

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20051228_mrandmrsmith.jpgMr. and Mrs. Smith (2005), (B-)

まあこんなもんでしょう、といった感じとしか言いようがないですよね。カウンセリングのシーンが入るのはなかなか好きだったけれど、心の底から良かったなーと思えるのはヴィンスヴァーンくらいで、あとはかなり微妙。でも銃を突きつけ合ってブラッドピットが銃を下ろすところはちょっと良かったかも。でも本当にそれくらいしか良いと思わなかったっていうのもすごいですけどね。アンジェリーナジョリーが、なんというか、頑張り過ぎというか、オーバーアクティングというか、そういうイメージもありました。キレイだけどかわいくないというか。最後の10っていう数字だって当然多いんでしょうけど、こんな非現実的な映画なんだから、多いんだか少ないんだかうーんって思わない事もないしね。あ、そんなことどうでもいいですね。邦題は「Mr.&Mrs. スミス」というなんとなく中途半端なものになってました。お金払ってみるほどじゃないかもしれませんね。私はレンタル料払ったけど。
[ DVD | 日本語DVD ]

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  • Troy (21 May, 2004)

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