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賞味期限表示
2003年02月17日今日の朝日新聞に載っていたんですが、下の方に記事は引用しておきます。賞味期限ってすごいなぁと思いません?その日を境に、食品が安全だとは保証できなくなるってことです。これはあたしはいつもすごいなぁと思うことであり、何人かの友達には熱く語ったことすらありますが、私がこの「賞味期限」をすごいなぁと思いはじめたのは、微生物学を勉強してからなんです。
微生物学を勉強すると、地球上のほとんどのものに微生物がいるということを知ります。空気に、水に、人に、植物に、動物に。そして潔癖になるようではいけません。微生物学を学ぶと、逆に平気になります。なぜなら、どんなにキレイにしたとおもってもキレイになりきれるわけないからです。ただ、気をつけるようにはなりますね。やっぱりペットには微生物を1000倍の顕微鏡で見続けた私でさえもぎょっとするほどの量がいます。いま何気なく「量」と書きましたが、これがキーワードだったりします。
つまり、微生物にはカビなども含めて毒性のあるものないものありますね。でも大腸菌なんてほんと、もうどこにでもいるわけですね。かの有名なO157でさえ大腸菌ですからね。わりといるわけです。でもなにが人を病気にし、子供やお年寄りを殺すか、というと、つまり量なんですね。そこでさっきの賞味期限の話に戻りますが、賞味期限をすぎると食品はどうなるか。つまり、腐るか、カビるか、とにかくどっちでもいいんですけど、微生物学的に説明すると、腐るにしてもカビるにしても、どっちにしても「微生物が繁殖する」わけです。人間がお腹をくだしてしまうかもしれない量に達するわけですね。これが何を示しているか、というところがすごいところです。つまり、食品には多かれ少なかれ、微生物がいるってことです。問題はその量であって、フレッシュに買ってきたその日から、冷蔵庫に保管してある賞味期限内のその食品にも、微生物はいるという大前提なんですね。そう考えはじめると、すごいなぁと思ってしまうんです。このどれくらいがこれを読んで下さっている方に伝わったか分かりませんが。
で、アメリカではどうしているかというと、アメリカは訴訟社会ですからね。食品会社も慎重です。sell-by-datesというのを表示するきまりになっています。この日まで売ってよし、という日付けですね。それ以降に食べてもそれは消費者の責任ということなんでしょう。もちろん、考え方としては「賞味期限」よりも若干はやめに設定してあるような気もしますね。私は翻訳のお仕事をいただいたりするときに、栄養学関連を選んで受けるようにしていますが、商品などの報告書などを翻訳する時に一番困るのがこの日付け。賞味期限って、訳するのは簡単なんですけれど、アメリカにはそういう決まりはないので、ピンとこないわけです。逆に日本に、sell-by-datesといっても賞味期限とどうちがうの?となるわけです。でもそこは悲しい翻訳者、「翻訳注」というのを入れるしかなくなってくるわけですね。どんな翻訳にもつきものですけど、文化、法律、しきたりまで翻訳しなければ、本物の翻訳にならない場面ってたくさんあります。そこをどこまで割り切れるか、というのが翻訳者のセンスであり才能でもあるのでしょう。
喫煙とビタミンC
2003年02月17日私はわりと物事に柔軟に生きようと努力するあまりにカチコチになってしまって応用が利かない性格をしています。それって反省すべきことなんですけど、どうやったら治るのか分からない、言ったら不治の病みたいなものかもしれないなーと最近思います。
で、何の話か、というと、タバコの話だったりします。私は喫煙者に対して理解しようとして頑張るんですけど、やっぱり頭のどこかでかなり激しく反対してるんだなと思いますね。こう、自分の意見をステイトメントとして述べるのって結構努力がいるし、喫煙者を敵に回すのであんまりやりたくないですけど。
今ビタミンの勉強を独自にしていて、というのも、今アメリカには、RDAといって、Recommended Dietary Allowancesという栄養素摂取の基準があるのですが、これが栄養素によってまちまちだったり年齢によってまちまちだったりするので、ここは何十年もかけて、DRI (Dietary Reference Intakes)というスタンダードを確立することで、栄養素の必要量をなんとか数字にしてしまおうという苦しくも合理的な努力をしてるんですけど、その研究をみていて、発見した数字: