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2004年01月20日
昨日はMartin Luther King Jr.の生誕記念日ということで(毎年第3月曜日にめぐってくるところをみると、厳密に誕生日というわけではないのでしょう)、テレビがいろいろな特集番組をやっていたり、スポーツのちょっとしたコメントにも演説ビデオクリップが流れたり、と何かしら考えさせられる日でした。
彼の、決して熱いとはいえない、どちらかというと諭すような演説を聞いていると、「絶望しなかった」人の強さを感じます。もうだめだ、私には力がない、もうできない、と思うのはとても辛いことのような気がしますが、実は、いやまだ頑張れる、私には力がある、と信じることのほうが、その何倍も、何十倍も難しくて辛いことのような気がする。
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私は日々をこうしてワシントン州の片田舎で過ごしていて、日本の片田舎で過ごしていた頃とは比べ物にならないほどたくさんの事を考えさせられるのですが、例えば、日本の英語教育がどうしてダメなのか、厚生労働省と農林水産省の張り合う姿がどれくらい国際的にバカげているか、物的な富と、精神的な富の違いとか、その考えさせられることは、わりに大きなトピックになりがちなんですね。ひとことで言えば、私が人口2万人の町でごちゃごちゃ考えていても、どうしようもないようなこと。
それをちょっとでも口に出そうものなら、言葉は悪いですが、だいたいバカにされちゃうんじゃないでしょうか。私も昔、ふと思い付いて、「日本の英語教育ってこういうふうにすればいいのにね」というようなコメントをしたら、私よりずっと年上でずっとずっと頭が良くてずっと良い職についている方に、「あははは、文部省につとめたら?」と笑われて悲しかったことがあります。
きっとMartin Luther King Jr.も最初はすごくバカにされたり笑われたり、大きなことをやろうとしてると思われて、味方だと思える人にも相手にされなかったりしたこともあるのでしょう。彼の強さはあきらめず、チャンスを見つけて動いた実行力にももちろんありますが、その精神力によるところが大きいのだと思います。
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