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2004年03月16日
今日は(も?)熱く語らせていただきますが、長崎はちゃんぽんで有名ですね。ちゃんぽんの由来には諸説ありますが、通説として、中国語で(多分福建省あたり)のあいさつで、「ごはんたべた?」「まだ」というやりとりが、How are you? Fine thank you.くらいのノリで、その「ごはんを食べる」という言葉が、吃飯とかいて、シャーパン(にちかい発音)なのでそこから来たといわれてますね。私はこれには反対です。シャーはどちらかというと、サーに近く、チャンにはならないと思うのです。また、パンはどちらかというとFanに近い音なのでポンになるのも厳しいと思うのです。つまり、今や差別用語ですが、当時の中国人の呼び名だったチャンとニッポンのポンをまぜたという説にわりと頷いてしまうのですが、やはりこれは道徳的に広めるわけにはいかないのでしょう。
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まあ実はこの由来とかウンチクとかを書きたかったのではなく、長崎に3年住んだ者として、長崎皿うどんというものへの、非長崎人からの(いや、わたしも実は熊本人ですが)認識が低すぎる!とちょっと勢い込んでいるわけです。どういう認識かというと、まず基本的な事実3コ。
1. 皿うどんには「太麺」と「細麺」とある(写真が細麺)
2. 「細麺」は「パリパリ焼そば」と呼ばれることがあるけれど細麺皿うどんを愛する私としてはそんな子供っぽい名称が悲しい
3. 皿うどんにかけるのは、「ウスターソース」か「酢」が基本
#2は微妙に事実ではないようにも見えますが、悲しいのは事実なので事実なのです!長崎の皿うどんはすごく美味しいもので、私が知っているちゃんぽん好きの長崎人のほとんどが、ちゃんぽんと皿うどんのどちらかを選べと言われたら苦しんでしまうほどなのです(本当かな)。
この写真が太麺の方。いやぁ、こんなにシンプルな写真でもおいしそうです。私の大好きなリンガーハットから写真をいただいたのですが、こんな大衆食堂的ファミレスでもかなり味がすばらしいです。って、私自分の日記で何度、リンガーハットを褒めたたえれば気が済むのでしょう。リンガーハットの営業ができるほどです。
この皿うどんが、いかにイレジスタブルなものか、私には強い証明があります。それは私の母。私の母がうら若きファッションリーダーだったころ、彼女は深紅のヒールとショッキングピンクのAラインコートを身にまとい、若き苦学生だった父と初デートに出かけたのですが、行ったレストランにはうっかり、皿うどんというメニューがあったのです!母は、初デートに皿うどんなんて食べたら恥ずかしいかしら、と5秒ほど考えたものの、注文を聞きにきたウェイトレスさんにはきっぱりと「皿うどんください」と言ったらしいですよ。太麺だったか細麺だったかは神のみぞ知る(いや、普通に多分、うちの両親ふたりとも知ってると思いますけど)。
というわけで、もしこの私が書いた皿うどんに関する情報が初耳だった方がいらしたら、是非、是非、右手にウスターソース、左手に酢を持って今度皿うどんをお試し下さい。母も父にフラれることはなかったし、初デートでも完璧なはず!
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2004年03月16日
私たち栄養士にとって、単語帳のウラオモテにかならず出現する「痛風」と「プリン体」ですが、一般向けにスッキリ説明すると、病院では痛風のある方には、乳製品を多めに、たんぱく質(肉、魚など)を少なめに、という食事処方が出るのですね。どうやらNY Timesの記事によると、この食事は治療食としてだけではなく、予防食にもなるみたいです。
これは一般には当たり前のように感じることかもしれませんが、実はそうでもないのです。たとえば高血圧などの予防には塩分を控えめに、といわれていますが、なんと、驚きなことに最近の研究ではこれは治療食にはならない傾向にあることが分かってきています。つまり、もう高血圧になってしまった人が頑張って減塩しても、効果はほんのわずかということ。ただし、減塩でなく、無塩にすると(ほぼ無理ですが)効果があるという研究結果がでています。
NY Timesの記事では、同じたんぱく質でも、動物性ではない植物性のもの(豆類など)を食べるのは、治療食にはなりませんが(避けなさいという先生もいるくらい)、予防食にはなるそうです。レッドミート、つまり牛肉などや魚介類が大好きな人はそのプリン体という物質をたくさん摂取しているので、将来、痛風にならないように乳製品(牛乳、ヨーグルトなど)や豆類を意識的にたくさん摂っていると、年を取ってから大好きな魚介類やお肉を我慢しなければいけないなんて悲しいことにならないかもしれません。
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ではNY Timesからの引用です。
Nutrition: Dairy Diet Found Good for Gout
By JOHN O'NEIL
Doctors usually recommend a diet heavy on dairy products and light on meat and fish for people who have gout. Such diets can also help prevent the disease, researchers report in The New England Journal of Medicine.
The study found that vegetable proteins like peas and beans, which gout patients are often told to avoid, actually offer some protection. Gout, an inflammation of the joints caused by a buildup of uric acid, affects as many as five million Americans, mostly men.
The study's lead author, Dr. Hyon K. Choi of Massachusetts General Hospital in Boston, said suspected links between gout and foods high in purines, a chemical found in many proteins, have provided the basis for centuries of advice. Dr. Choi said although it had been established that purines interfered with the ability to absorb uric acid, solid evidence was lacking for the low-protein diets.
The new study tracked the more than 47,000 middle-aged men who were health professionals and did not have gout. Over 12 years, the men who ate the most meat, especially red meat, were almost 50 percent more likely to develop gout as those who ate the least. Dr. Choi said the effect was even stronger for all types of seafood.
Those reporting the highest levels of dairy consumption were half as likely to become ill as those who reported the lowest levels.
Dr. Choi said the study suggested that dietary changes might "have a much more substantial impact in reducing the risk of gout than currently perceived." He especially recommended a change in diet for people with family histories of gout.
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2004年03月16日
The Cider House Rules (1999), (A-)
たまに、ほとんどまるで偽善者のように、ああ、私って本当にラッキーで幸せで贅沢なんだな、と思わされることがあります。私は身近な人の不幸に接したことはまるでないし(祖父は数年前に亡くなりましたがあくまで年齢ということなのでどちらかというと幸せという感じ)、両親のおかげで、お腹がすいて苦しい思いをしたことはないし(満腹で苦しい思いならしたことが何度もある)、本当に、私生きてていいの?レベルの贅沢もんだなーと、突然めちゃめちゃに反省したりするのです。
この映画も私は結局、そういう結論に至りました。共感するだなんてとんでもない、感動ともちがう、なにか重々しく鈍い痛みのような感じ。こんな贅沢モノの私がこんなことを感じるなんて、チープな感じがするだろうってことは本当に分かっているんですが、それでも私はこうして時々映画でもなんでも、ふとハっとさせられることに感謝しようと思っているのです。邦題は「サイダーハウス・ルール」。自己満足的感想はさらに下につづきます。
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ラーチ先生が、我が子のように思っていたホーマーに心臓のことを教えたことは、もちろん戦争にいくことを避けたのもありますが、精神的に彼をどんな場面でも落ち着かせていてそれが彼の成長にどれだけの影響を与えたかを考えると、先生は本当にホーマーのことを特別に思っていたんだなぁと心を打たれます。
私はシャーリーズさんが好きですけど、この映画ではどちらかというとちょっと邪魔ですね。原作に出てくるから仕方ないんですけどね。アメリカにもいっぱいああいう施設はあります。日本にももちろんあります。アダプターである家族がくるときに、小さな子供がけなげに髪の毛を整えたり微笑んでみせたりする姿は、きっと本当の姿なんだろうなぁと思います。
舞台のメイン州はアメリカでもアラスカをのぞいて一番北にある州。映画のほとんどがりんごの季節なのでその美しさが時々ストーリーの残酷さを際立たせていて、キレイなものは痛いときがあるな、と思わされました。ところでタイトルにも含まれているCiderですが、映画中でもほとんどのひとがサイダーと発音します。でも、これはワシントン州とかノースウェストだけなのかしら、私のまわりのほとんどのひとはシダーと発音しますね。まぁどっちでもいいんでしょうけどね。日本風だとサイダーですね。発泡リンゴジュース(酒?)。お鍋にいれて熱してシナモンや赤ワインなどいれるとおいしくて冬には体があったまる、私の好みの飲み物です。
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