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2004年11月01日
たったの3時間の違いなのにすっかり時差ボケ気取りの私は、朝9時からのミーティングが終わって、論文の手直しが終わって、まだ11時なのによろよろになりながら家にとりあえず一旦帰ってきてしまいました。それで元気をだすためにビスケットを焼いたんですが、このままランチにしてしまえ、ということでうえにハムとチーズを細かく切ったものをかけておかずビスケットにしてみました。これ、結構美味しかったです。ビスケットはバター風味でそのまま食べてもおいしいのですが、こうしてオカズにしてしまうのもなかなかいいですね。そして、実は主役はこれじゃなくて、カップです。紅茶を入れた、左奥のカップにご注目。
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これが近くから撮ったマグカップ。実はニューヨークからのお土産として買ってきたんです。見るなり、カワイイ!と思って一目惚れで購入しました。わりとお高く、ひとつ$12でした(そうでもないかな)。他にも、なんだかアーティスティックなマウスパッドとかいろいろ買ったんですが、結局お土産と言えるものは実はこれだけだったんです。なぜこれがニューヨークのお土産かというと...。
突然話が変わるようですが、この黒い紙袋(つやつやした表面なので紙袋に見えないかもしれませんが)、グッゲンハイム美術館のミュージアムストアで買い物をしたときにもらった紙袋です。この建物をモチーフにしたロゴがカワイイですよね、ってだんだん分かってきましたね?というよりカンペキにバレたことでしょう。
そうです、これがウェブ上にあったこのグッゲンハイム美術館の建物の全体像なのですが、私が買ってきたマグカップもそれをモチーフにしているのです!!!毎朝グッゲンハイムをわしづかみでコーヒーが飲めるのです。私の好きな感じのポーセリンホワイトだし、本当に気に入っています。持ち手のシャープなラインもなんとなくですが、この美術館の2階部分のような感じ。この建物って完全に丸くはないんですよね。そんな感じです。割らないように気をつけなくっちゃ。
さて話は変わりますが、こちらは昨日の夜、Aさんが作ってくれたハンバーグ。前にも書いたかと思いますが、彼のハンバーグはどんな秘密があるのか知りませんがかなり柔らかです。私の研究を尊重してくれて温度計も使ってくれるので柔らかくても安全性はちゃんとしていて安心です。なんといってもニューヨークから帰ってきてヘトヘトだったところに、こうして暖かく、美味しいお食事が出てくるのは心の底からの幸せという感じでした。Aさんありがとう!
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2004年11月02日
今日はペーパー書きに専念しているAさんが夜中までオフィスにいるというのでひとりでこれだけ作ってさっさと食べました。そして、今夢中になって読んでいる、Greg Bearの本(また今度改めて紹介します)をドキドキしながら、テレビはCNNにして開票情報を見ながら、読んでいたら、あっさり8時くらいにAさん帰宅。思ったより早く終わった...、とのことでした。なーんだ、そんなことならひとりでご飯食べるんじゃなかった、と思いましたが仕方ないですね。

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2004年11月03日
私は自分でもびっくりするほど、Court TVのファンだったりするんですが、あの視聴率が高い刑事ドラマ、CSI (Crime Scene Investigation)も結構面白いし(Las Vegasバージョンは結構好きだ)、いいんですが、いつも、Court TVを見るたびに、ウソっぽいCSIよりForensic Filesのほうがずっとリアルで面白いじゃん、なんて思ってしまったりするんですね。
最初はそのForensic Filesだとか、MastermindsだとかThe Investigatorsだとかを見て、へぇぇ、と楽しんでいたんですが、そのうちに、Nancy Grace Special Reportというのを毎日のように(多分再放送)見るようになってしまいました。彼女はキャスターにしては強いバイアスな意見を持っている、キレイだけどちょっとおっかない女性で、今でも普通に、あのOJシンプソンの事件でOJを犯人扱いする人です。彼女は特に今回のスコットピーターソン事件にはかなり怒り狂っているらしく、テレビの画面からもそれがひしひしと伝わってきます。
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番組で、ちょっとでもいわゆるSmart Xss(伏せ字)ぽい意見で、「でも確実になるまでは彼は無罪なんだから...」なんてこというコメンテーターがいると徹底的にこのナンシーにやられます。まあこのキャスターのやり方には賛否いろいろでしょうけれど、私はこのスコットピーターソン大嫌いなので(顔が)、ナンシーのいろいろな発言を聞くとスッキリするのです。
でもこの事件で初めて知ったんですが、アメリカの妊婦の死因の第一位は「殺人」だそうですよ。しかも、旦那さんが、妊婦の奥さんを殺す、という。アメリカの特に田舎の人は高校卒業してすぐ結婚したりするし、やっぱりあまり大人になりきれていなくて、普通に両親の援助のもとに結婚生活をしていたりして、わりに情けない人も多いらしいですが、結婚生活しているからには、やっぱり子供が出来ますよね?そうすると、旦那さんは急に、なんだか責任を持たなければならなくなるわけです。それなりの稼ぎがないと奥さんと子供を養えないし、いつまでも職なしではいけないし。というわけであっさり世間の、そして自分からのプレッシャーに押しつぶされる。
そして何を選ぶかというと、そのプレッシャーの大元である、奥さん(と子供)の殺害、ということになるらしいです。だいたい犯罪を犯す人の心理というのは一般の人には全く理解しがたいものですので、私はなぜそのプレッシャーからいきなり殺害に至るのか全く理解不能ですが、ナンシーの見解によるとそういうことらしいです。スコットピーターソンの場合は愛人(アンバー、すっかり有名になってしまいました)がいて、愛人に奥さんのことを言ってなくて子供ができるとなにもかもバレてしまう!とパニックになったのが原因だとかそうじゃないとか。
私はグループ分けしていろいろ考えるのは良くないと思っているので、たとえば、「血液型がAB型の人はこうだ」とかそういうのはなるべく言わないようにしているのですが、でもやっぱり「男の人」というのは女から見ると、かなり単純というか、わりとグループ分けしやすいなーと思ってしまいます。もしそのナンシーの見解が本当だったとしたら、あまりにも、ストレートフォワードというか、「自分を苦しめるもの」を抹殺することによって楽になろう、という考えは、ある意味男性特有だなぁと思ってしまうんですよね。それは殺人とか犯罪とかそこまでいくと、もはや精神異常になってしまいますが、そういうことに限らず、男の人は良い意味でも悪い意味でも、「問題解決」というのがプライオリティな気がします。それはそれで素晴らしいことだとは思うんですが、その「問題解決」というのが実際は難しい場合、「逃げ」に入る人は男の人には割と多いですね。あと、「言い訳」。あれって女の私から見ると、ほんっっっっっとに情けないなぁとぼーっとしながら遠くから見てしまいます。逆に、あの時期をちゃんと学んで超えた男の人は本当に魅力的ですよね。自然体で、自分でできることとできないことをちゃんと把握していて。
その「時期」を超えるのは女としての希望を申し上げると、少なくとも、だいたい25歳くらいで超えてほしい物ですよね。もちろん経済的、精神的な自立もそれまでには確立すべきなので男の人は大変なんでしょうけれど、でもそういったちゃんとしたプロセスをたどっているとちゃんと超えることができるものだと思うんですけどね。30過ぎてもなんだか情けなく、いつでも逃げてばっかり、言い訳ばっかりしていて全然自立してなくて、そのくせ「おれはすごくなるんだ!」なんて思っている人をみるとああああ、と情けなるばかりです。そういう人が「自分探し」の旅なんかに出てしまう困ったちゃんになっちゃうのかしら、と、画面の中の大人コドモのようなスコットピーターソンの冷たい顔を見ながら思ってしまうのです。
まだバーディクトは出ていませんが、数日内には出る予定らしいです。州の規定で、妊婦の殺害はダブルマーダー(2人分の殺人)になるらしいです。この困ったちゃんは、なんだかこれからも一生学びそうにないのでなるべく厳しい罰を、と私までナンシーに影響されて力を入れてジュリー達の結論を待っています。
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2004年11月04日
大統領選が終わったからというわけじゃないでしょうが、アメリカの象徴のイーグルがいました。私がコンピュータを置いている小さな白いデスクの真横にある窓に、ヘンな影がうつるなぁと思っていたら、朝ご飯を食べていたAさんが、「イーグル!」と指差すので気づいたんですが、この写真で分かるでしょうか?カメラをマニュアルモードにして露出時間を短くして撮ってみました。羽ばたいている感じがわかるかも。そしてそのあと、このイーグルは私に気づいたのか気づかなかったのか、ものすごい勢いでこの窓の近くにやってきました。ちょっと恐いくらいでした。
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あっという間に、この写真ほど近くに来たのです。左側に見えるのは私たちが住むアパートの壁。それにしてもじーっと見ていると、イーグルはほとんど羽ばたかないんですね。グラインダーのように風に身を任せて、それでもちゃんとバランスをとっているようで不思議です。そしてこの羽の内側の模様がなんだか恐ろしいですね。きっとこれで怖がる動物(鳥)はいるんだろうなぁと思います。私だってちょっと恐い。このあと観察していたらどうやらイーグルは2羽いたみたいで、ずっとこのあたりを2羽でくるくるとまわっていました。何かエサでもあったのかしら。朝早くからイーグルなんて見て感動したのでちょっと書いておきました。
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