Swordfish (2001), (B-)
邦題は「ソードフィッシュ」。週末にTNTでやっていたので興味深く見ましたが、映画として、オープニングが完璧なわりに、メッセージが微妙だったのでB-ということになりました。感想は下に続きます。
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Swordfish (2001), (B-)
邦題は「ソードフィッシュ」。週末にTNTでやっていたので興味深く見ましたが、映画として、オープニングが完璧なわりに、メッセージが微妙だったのでB-ということになりました。感想は下に続きます。
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幕開けが、テロらしき事件から始まり、「これが起こる4日前...」という感じでさかのぼって話が繋がる構成になっていて、「え?なに?なに?」という気持ちで結構引き込まれるという、ホントにテクニカリーに上手な構成でした。でもメッセージがかなり、伝わってこないんですよね。そうか!といろいろと気づかされるものの(あの、ミスディレクションの話とか)、でも強い何かじゃないという感じ。
でも結局は時代にタイムリーにも戦争に対する、ProsとConsをタンタンと見せてくれる、という感じでした。確かに、平和はタダじゃないし、誰かが誰かを殺すことによって他のたくさんの人が死なずに済むというのはロジカルに分かっているつもりだけど、途中でヒュージャックマン(カッコよすぎ)が言うように、「そんなことを決める権利は誰にもない」というのがみんなの気持ちでしょうね。でも、それでも誰かがやらなきゃいけない、という不条理。
とかなんとかいっても、別に戦争の話ではないので、普通のアクション映画として楽しめます。ハリベリーがお色気披露しているし、そういう意味でも見る価値はあるかも。要は、あんな人たちは敵に回すなということだなぁと、これまた不毛な結論に至るのもいいかと。
私は自他ともに認める、カフェインアディクトですが、やっぱりなんでもかんでも、やりすぎというのはダメらしく、New York Timesで、"Jittery? Peevish? Can't Sleep? What Are You Drinking?"という記事を見つけました。つまり、普通のストレスや不眠症のように見えても、それは実は急激に増えたカフェイン摂取による、急性中毒かもしれない、というお医者さんからのケーススタディの報告です。
私は栄養学の勉強をはじめてから、もう13年になりますが、この間にだんだんと、クッキリハッキリ見えてきたひとつのことがあります。それは、つまり、「中間点」というものの大事さ。世の中には、「健康に悪い」食べ物はないのです。「健康に良い」食べ物もない。ただひとつ言えるのは、「健康に悪い(あるいは良い)」「食べ方」というものがあるだけなのです。私はカフェインは嫌いではないので、擁護するように見えるかもしれませんが、今までの研究結果を見る限り、カフェインは悪者ではないと思っています。要は、「どれだけ」「いつ」「どんな頻度で」カフェインを摂るか、が問題なのです。
カフェインやお酒は、全く摂らないからといって体に害はありませんね。でも、私が言いたいこのことは、そういった「ゼロでも良いもの」に限りません。ピーナツがいい、ココアがいい、海藻がいい、魚がいい、などなど、一般的に「健康に良い」とされる食べ物にも言えることだと思うのです。やっぱり、過ぎたるはなんとやらで、食べ過ぎる、毎日食べる、というような行動は「?」と思ってまず間違いないと思いますね。
逆も同じです。特に必須栄養素のひとつである、脂肪分。完全カットするのは絶対によくないと思います。どんな研究結果を見ても、それだけは言えると思います。炭水化物も同じ。完全カットは良くないはず。つまり、どちらの方向でも、やり過ぎはダメということでしょうね。
話を戻して、カフェインですが、私の考えでは、1日最大でコップ2杯分のカフェイン飲料にとどめるべきだと思います。また、同じ時間に同じ飲み物を毎日飲む、というのは、これは根拠があまりありませんが、私はオススメしません。「昨日コーヒーだったし、今日はお茶にする?」とか、同じカフェインでも違う食物から摂るほうがマシな気がします。もちろん、「昨日コーヒーだったから今日はオレンジジュースにする?」だったらもっと良いかと思います。そういう私も最近カフェインとりすぎだから気をつけないといけませんけれどね。
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昨日焼いたティーケーキです。以前にかいた、クァントロゥのパウンドケーキのレシピから、オレンジにまつわるものをすべて取り除き(クァントロゥもね)、代わりに濃く煎れた紅茶(オレンジの絞り汁の代わり)、紅茶の葉(オレンジゼストの代わり)を加えました。そして、香り付けに、昨日買ったばかりのヘーゼルナッツのシロップを小さじ半分くらい入れてみることにしたので、お砂糖は控えめ。でもあまりお砂糖を控えると、ケーキの生地の目に影響してしまうので、本当に気持ちだけ。味は普通のティーケーキに仕上がったので満足です。
今日はまたまたお天気がよくて良い感じ。本当は外でテニスしたりあそんだり、Vernaの家のテラスで本読んだりとかしたいんですけど、私は論文をさらにやらなければいけないのです(自戒)。
またか!と思われそうですが、またSpokane市に行ってお買い物をしてきました。Vernaの家で朝食をとりながらGeoffの結婚式の話をしていたら、何となくさっさとギフトを選んだりお洋服を選んだり、Aさんもタイを選んだりしたほうが良いのでは?ということになり、思い立ったが吉日ということで、ブーンとドライブしてきました。
スポケンに向かう途中のパルーズの丘はもうすでにどんどん緑色になってきているし、すごくキレイでカメラを持ってこなかったことを非常に悔やみました。しかも、携帯の電源も切れていて、携帯カメラすら使えないし。でも、ココロのフォトグラフってことでしっかり刻み付けてきました。
ジェフとヘザーはBed Bath & Beyondでギフトレジスターしていた、と書きましたが、実はTargetでもレジスターしていて、いろいろと悩みましたが、結局はBB&Bで小さなキッチン用家電を買いました。ここではコンプリメンタリーギフトラッピング(無料でプレゼント包装)をしてくれるというのでお願いしている間にまたお店を回って、私もショッピング。すっかりマーケティングに踊らされていますが、
木製サラダボウル、マフィンパン(12個用)、Oxoのハケなどなど以前から欲しかったものを買いました。写真がそのサラダボウル。以前に似たようなものを安く、なんと5ドルでIKEAで買ったのですが、安かろう悪かろうを地でいってくれて、1ヶ月もしないうちに下から水が漏れるようになってダメダメだったので、今回はちょっと高め、$20のものを試してみることにしました。見た目はいい感じです。木目のツギ目もキッチリしてある感じがします。
そして買い物を終えて、「ラッピング終わった?」と店員さんに聞いて持ってきてもらったラッピングが、ぎょっとするほど大げさでデカくて、思わずとなりにいたAさんが、その辺の人がびっくりして振り向くほどの大声で、「おおおおおおお」と言ったので笑えました。よく、日本の結婚式でもらうサイズの立方体な袋がありますよね?あれをふた周りほど大きくした銀色の袋に「これでもか!」とばかりにティシューペーパー(ラッピング用の透けて見える紙がありますよね?あれです)がぴらぴらとつっこんであり、上に、「髪飾りか?」と思うほど大きな銀色のリボン(というより、ほら、アレですよ、お風呂で使うボディースポンジでふわふわしたやつあるじゃないですか、あれです)がついているのです。いやぁ、びっくりしました。
それにずっと笑いながら、すぐ近くにあるWorld Marketでまたごちゃごちゃしたものを買う私。私はよく休日の朝にスウェディッシュパンケーキを焼くのですが、それにぴったりのLingon Berryのジャム(こっちではジェリーといいますね)を発見して購入。他にも、エスプレッソ用のフレーバーの小さな瓶があったのでそれも買いました。あと、またAさんの大好きな紅茶を2缶。そのうちのEnglish Breakfastをつかって、これを書いている今、紅茶パウンドケーキがオーブンで焼き上がっているところ。
帰りに映画を見て帰りたかったのですが、猫ちゃんのマックスにエサをあげなければいけないことを思い出して断念し、ダウンタウンのリバースクエアモールのGodivaでクリームブリュレ味のコーヒーを買ったり、結婚式のためのお洋服なんかを見て回ったりして(結局ピンとくるものはなかったのですが)、帰ってきました。タマに行くスポケンは楽しいです。こんど行くときは、学位取った後(あるいはとれないと分かった後)かな。頑張ります。
...続きを隠す久しぶりのThe Friday Fiveです。お題は「私のお仕事」。
1. What do you do for a living?
2. What do you like most about your job?
3. What do you like least about your job?
4. When you have a bad day at work it's usually because _____...
5. What other career(s) are you interested in?
私の答えは...
まだ学生なので働いてません。でも、一応ですけど自分と旦那の稼ぎで食べてます。ちゃんとフルタイムのお仕事についたら、学生ローン(@両親)をせっせと返して初めて、「自分の稼ぎ」とか言いたいんですけどね。がんばりまーす。で、お仕事は何かと言うと、栄養学の研究職。
2. What do you like most about your job?
私が一番好きで興味のあることを、せっせと調べたりまとめたりすることで、お金がもらえるというダブルメリット。これにつきます。
3. What do you like least about your job?
うーん。特にないです。強いていえば、細かい単純作業があること、と書きたいところですが、そんなのがない仕事なんてあるはずがない。
4. When you have a bad day at work it's usually because _____...
人とのコミュニケーションがうまくいかなくて、何かが2度手間になってしまうとき。
5. What other career(s) are you interested in?
創作活動。たとえば、プログラミングとか、裁縫や手芸(!)とか。
以上ですね。甘えてないでそろそろ仕事しまーす。
...続きを隠す数日前、Aさんのお友達である、Geoffから結婚式への招待状をいただきました。インフォーマルなパーティなどには今まで参加したことはあるものの、招待状を受け取ったりするのは初めてだったので、記念にちょっと詳しく書き残しておこうと思いました。
まず、招待状はクリームホワイトの高級そうな封筒に入っています。中に入っていたのは
1. 結婚式への招待状
2. 披露宴への招待状
3. 結婚式会場(教会)と、披露宴会場(ホテル)の地図
4. ウェディングレジストリーの案内
5. 返信用カード
6. 返信用封筒
の6コ。すべてが美しい型押しされたカードで、銀色の文字で書かれています。最初の結婚式への招待状には
と書かれています。私の学位取得お知らせカード(って名前もヘンですけど)と同じように、すべての数字はスペルアウトされています。フォーマルなものはこういうふうに書くんですね。そして、そうなんです。ボイジーなんですよ!ここから車で5時間か6時間くらいかかりますが、小さくてカワイイ街です。今から行くのが楽しみ!
そして別の小さめのカードに
とかかれています。これは披露宴への招待状ですね。そして、返信用封筒には丁寧に切手が既に貼ってあり、宛名もかかれています。これには住所、名前を左上に書いて返信するのが礼儀。
返信用カードには
と印刷してあり、私たちはNameのところに、Akinori and Masami Takeuchiと書き込み、Number attendingのところに2と書きました。また、このカードの二つ折りになっている内側に、
と書き込みました。もしかしたらもっと丁寧に書くか、それが逆に、Happy Wedding! We're so happy for you two!なんて感じでカジュアルに書いたほうがいいのかもしれませんが、まぁ、無難に、という感じでしょうか。
そしてWedding Registryですが、これはもう日本でも普通のことになってきたのかしら、アメリカの合理主義を見せつけられるシステムだなぁと最初は思ったのですが、お店で欲しいものをリストしておき、そのお店の情報を招待状に入れたりすると、プレゼントをあげたいひとが、そのお店にいって、彼らの名前をいうと、出てきたリストからあげたいものを選び、それを誰かが買ったらリストから消え、プレゼントがダブることはない、というシステムですね。ジェフたちは、私も大好きなBed Bath & Beyondというお店でレジストリをリストしてました。私がお気に入りのパスタポットを買ったお店です。
というわけで、来月の末はボイジーに小旅行です。楽しみ。
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昨日、プチ引っ越しをしてこれから1週間Vernaの家で暮らすことになりました。理由は前にも書いた通りです。本当に新築の香りいっぱいのキレイなロッジ風の家で、人の家なのにすっごく落ち着きます。写真がVernaの家。こうやって丘にちょこんと乗っている感じなので、小さく見えますが、実はすんごい大きなステキな豪邸です。このあたり、やっと春が来ようとしている時期なので殺風景ですが、夏になったらすごくキレイなところなんですよ。Vernaのところは家も大きいのですが、土地もありえないほど広いのです。丘1コ分。前計算したらたしか、東京ドーム3つ弱だった気がする。
今日は写真だらけなので、重いかもしれませんがさらに下に続きます。
これが玄関。まだポーチは完成していませんが、Vernaいわく、アジア風にしたいとのこと。竹や、壷や、日本風の何かを風水なんかを参考にしながらデコレーションしたいらしいです。今のところ米壷なんかを見ているらしいのですが、まだピンとくるものに出会ってないらしい。Vernaの長女のかわいいキャサリンちゃんが、6月に結婚するので、この自宅でレセプションをするらしく、それまでにはなんとか美しく仕上げる予定らしいですよ。私もまた写真をとらせていただこうと思っています。
この写真はバックポーチ。リゾートにいる気分になれます。ここに座っていると、野生のムースやシカなどが普通に横切っていくのを間近で見れるんですよ。昨日も、当たり前みたいに6頭のシカが優雅に歩いていて、かなり釘付けになりました。また、写真で分かるように、家の中にいても、この大きな窓のおかげで、なんとなく外にいるような不思議な気分になるんです。夜になると、遠くにプルマンやモスコウの街の灯りがチカチカ見えて、不知火みたいで神秘的ですらあります。
留守を頼まれたのは私たちだけではありません。この大きな美人ネコちゃん、マックスもこうしてしっかりお留守番しています。マックスは、いてもいなくても気にならないほどのおとなしいネコちゃんで、それでいて意外に存在感があり、なんだかユニークな子です。一日2食、カップ1杯のキャットフードとお水をあげて、ガレージのドアをほんの少しだけあけてあげて放っとくと、外に出て一人で遊んだり、中でお昼寝したりと気ままにやっているみたいです。彼女のお世話は私たちがいる大きな理由のひとつなので私たち、下のお世話(といってもちゃんとおトイレがあるのでそれを捨てるだけですけど)もせっせとやらせていただいています。
昨日の夜はVernaの家に行く前に、自分の家の冷蔵庫にあるものを始末しなきゃ、と思って残り物をタッパーに入れて持ってきたんですが、それだけでは足りないということで、途中モスコウのCO-OPのデリに寄って、BBQ TofuとRice Soupを買ってきました。そして、もともとウチの冷蔵庫にあったディナービスケット(パンですね)のドゥを持って、Vernaのキッチンにある超豪華な最新式のオーブンで焼きました。やっぱりオーブンが違うとパンですら味が違う気がしますね。こんな寄せ集めのクイックディナーなのに、嬉々としてせっせとテーブルセッティングをしていたら、Aさんが、「あなたも好きだねぇ」とちょっぴりあきれてましたけど。
そのダイニングテーブルの全貌はどうなっているかというと、こんな感じです。このキャンドルホルダーいいですよねぇ。広い家、高い天井、大きなダイニングテーブルの3点がそろって初めてこうやってステキに見えるんでしょうけど。奥に見えるのがキッチンです。キッチンもすごくシンプルで使いやすいのです。アメリカでは珍しいガスのストーブだし。キッチンだけを写真におさめてみましたので、興味がある方はここをクリックしてみてくださいね。
食事のあとは、これまたCO-OPで買った、アーモンドカップケーキとコーヒーでデザートにしました。このカップケーキ、アメリカらしく、サイズが特大です。ひとつをふたりで割って食べたんですが、それでも食べきれないほど。でも味の方はアメリカらしくなく、かなり美味しいんですよ。驚くほどたくさんのローストされたアーモンドが入っていて、ナッツ好きにはたまらない味です。BBQ Tofuもびっくりするほど美味しかった。昔食べた、Kale SlawというKaleのコールスロウ風のサラダも美味しかったし、CO-OPのデリ、私は好きです。私の好きなタブーリサラダもたしか置いてありました。こんど買ってみようと思います。
Vernaはコーヒーは飲まないといっていたので、コーヒーを探すのに一苦労したんですけど(どこかにあるのは知っていた)、キッチンにはウォークインパントリーがついていて(写真をみるにはここをクリックしてください、マキシーもいますよ)その中にコーヒーがあったんですけど、キッチンにモノをたくさん持ちすぎている私としてはかなりの憧れです。私も将来、こういうパントリーをキッチンに持ちたい。
デザートのあとは、私は楽しみにしていたジャクジーに入りました。この窓のブラインドは、上下両開きで、人からは見られないけれど、自分は景色を楽しめるという最高のモノなのです。キャンドルもたくさん置いてあって、ありえないほどロマンチックな雰囲気になるんですよ!ロマンチストのVernaらしいバスルームです。ここで1時間くらいバブルバスを楽しみました。夢みたい。AさんはAさんで、ロッジ風のリビングルームで(写真はここをクリック)暖炉の横に座って、200も300もあるチャンネルをチェックし、あのメッツの松井選手の初打席ホームランを何度も見ながら興奮していたみたいです。このリビングにはかわいいサイドテーブルのコーナー(写真はここをクリック)もあります。
そして夜は、これまたステキなベッドルーム(写真はここをクリック)であっさりぐっすり眠りました。写真は今朝、Vernaのところで食べた朝食。りんごがVernaの冷蔵庫に入っていたのでむいて食べたんですが甘くてびっくり。ミルクもルビーレッドグレープフルーツジュースもベーグルも全部、キッチンにありました。「人様のお家なのに!」と日本人の感覚だとびっくりすることかもしれませんが(私もValの家に住むまでは、こんな図々しいことはできませんでした)、ミルクの賞味期限もVernaが帰ってくる前に切れてしまうし、多分、こうやって冷蔵庫の中のものを無駄にしないのは逆に親切、といった感じだと思うのです。私は昨日の残りのカップケーキを食べ、かなり満足。ああ、こんな日々がこれから1週間続くのです。
いつも書いているように、私は映画好きとはいえ、ちょっとでも小難しくなると、お手上げになるタイプで、ハリウッド系のどーん、とくる映画が好きだし俳優さんもいわゆるスーパーAリストの俳優さんしか知らないし。好きな俳優さんは誰ですか?と聞かれて恥ずかしげもなく「え、トムクルーズとブラッドピット」と答えるほどです。
でも、たまに地味な映画を観て、そんなにハリウッディじゃなくても、観たあとしばらくたってから、なんとなくその映画のあるシーンがぼんやり浮かんできたり、思い出してじーんとしたり、そういうのがあるのも確か。私が最近思い出すのは、"In America"です。
最初、車でアメリカに入国するときに、ちょっとトリッキーな話の進め方で、違法入国するのかな?と思わせられるシーンがあります。あそこで、お父さんが「子供は3人」というのを奥さんが、「2人でしょ」と訂正するんですけど、あれって、映画を全部観たあとに思い出すと、その奥さんの、「Move onしなきゃ!」というものすごく切羽詰まった気持ちをガーンと伝えられて涙が出ます。自分が一番、精神異常になりそうなほど辛いのに、あんなに普通の顔して頑張っていたのかと愕然とする感じ。
そしてETの人形のシーン。
お父さんがクーラーを運ぶところ。
お父さんが物乞いに脅されたあと反撃するところ。失うものは全部失ったんだ、というお父さんの強さと弱さが同時に見えて泣いちゃう。
アリエルがレモンキャンディを出すところ。
もうこの映画を観てから2ヶ月以上もたつのに、何度も何度もこうしてよみがえってくるのは何なんだろう?と不思議に思います。実は、"NIcholas Nickleby"も、なぜか何度も思い出します。どちらも家族がテーマであることを考えると、私はもしかしたら家族をMissしてるのかもしれないなーとも思いますが。まぁそんなに深刻なことじゃないんですけどね。
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今日は残り物ばっかりの夕ご飯でしたが、新たに作ったのは昔の日記にも書いたレンティルサラダ。今日は珍しく暖かい(というよりはちょっと暑い)1日だったので、こういうスッキリサラダがちょうどいい感じでした。しかも植物性のタンパク質たっぷり。お腹がいっぱいになります。これは、レシピを見れば分かるのですが、Cuminで味付けしてあるのでかなりスパイシーなんです。メキシカン(テックスメックス)のタコの具になってもいいかもね!と思うほどです。
夕食のあとは、テニスしてきました。昨日もやったから2日連続。調子はなかなかいいです。やっぱり運動するとさっぱりして、勉強でもなんでも、やるぞ!という気分になるからいいですね。何か特殊なホルモンとか分泌されるのかしら。
Hidalgo (2004), (A-)
邦題は「オーシャン・オブ・ファイアー」。長距離ホースレースの話なんですが、このオーシャンオブファイアーというのはそのレースの通称。原題のヒダルゴは主人公である馬の名前。
いや、良かったですよ!私は大好きでした。かなりのエンターテイメント。しかも、本当にあった話をベースにしているという映画らしいじゃないですか!途中で王女様が皮肉をこめて、「あなたも、彼らが言うようにWillはBloodに勝てないことを証明するのね」というのですが、私は最後にそれを思いだして、逆にじーんとしてしまいました。
そしてこの、Viggo Mortensenさん、LOTRではその魅力は違った感じですが、それはもう、いわゆる青い目のハンサムさんで、こんな人に目の前であんな涙流されたら、理由は分からなくても一緒に泣いてしまう、というような感じです。馬が好きだったり、私のようにとにかくレースと名のつくものが好きな人は普通に楽しめると思いますよ。
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先日、南部風ポットチキンというのを作りましたが、今日はそのとき余って冷凍しておいたチキンがあったので韓国風で。
やたらとニンニクを使い、相変わらずコチュジャンとお醤油で蒸し焼きのようにしてみました。ポテトサラダは昨日のもの。お味噌汁はお豆腐です。ウチはデザートとして果物を食べるのではなく、結構食事中に果物を食べるヘンな家庭ですが、このイチゴ、なんと2パックで3ドルでした。1パックでも3ドル。つまり、いわゆる"Buy one get one free"ってやつだったんですね。しかも甘くてかなり当たりでした。ふー、お腹いっぱいです。
たまに、「どんな研究をしているのですか?」と質問のメールを受け取ることがあります。私、いろいろな質問メールの中で、実はそれが一番好きです。本当にありがとうございます。好きでやっていることに興味を持っていただけるのって本当に嬉しいです。ヘンな話、嬉しくてぞくぞくします。
それで、答えは、いろいろやってるんですが、まず、一番のテーマは、「食品安全」です。食品安全の中でも、農家が頑張る部分、政府が頑張る部分、食品会社が頑張る部分、消費者が頑張る部分、といろいろあると思うのですが、私は、「消費者が頑張る部分」というのに力を入れたいと思っています。結局最後の砦ですからね。自分と大切な人の命は自分で守りましょう、というテーマです。
食材の選び方、手の洗い方、調理の仕方、などなど、自分で守れる食の安全というのはさまざまな分野にわたっています。しかも、軽視されがちですが、実は世の中のほとんどの食中毒が家庭で生まれているという研究結果が出ているほどなので、本当に大事なことだと思うんです。
ただ、ニーズは少ないですね。たとえば、有名なサルモネラ菌というのがいます。あれは、どこにでもいます。スーパーでお惣菜売り場でちょっとポテトサラダ、とか唐揚げ、とか買うと、あれにはだいたい、入っているといっても過言ではないのです。でも、どうしてあんまり発症しないか。それは、まず「発症するほど、サルモネラ菌の数が少ない」とか「人間の免疫システムなどが良く、たいしたことなくすんでしまう」などいろいろな原因がありますが、実は、「食中毒だと認識されない」というのが一番大きいとされているんです。
私の友達で、「今日ちょっとクダし気味でお腹いたいんだよね」と言っていたひとがいて、「あれれ」と同情してたら、「昨日ハラ出して寝てたからなー」と言ってました。そうなんです。所詮その程度なのです。でも、これは私の個人的な意見ですが、吐き気がする、下痢をする、などの症状は、ほとんど、食中毒を疑っていいと思っています。もちろん、例外もあるし、原因を突き止める術はほとんどないので、断言こそできませんが。だから、その程度ですむからあまり、「家庭で食の安全を!」と躍起になる必要がないわけですね。
ですが、家庭にお年寄りや小さな子供がいる場合はどうでしょう?これは研究結果が出ていますが、日本に生協ってありますね。生協の積極的な参加者のうちの70%に、中学生以下のお子さんがいるそうです。免疫機構が弱い、あるいは未発達、あるいは異常がある人々には、お年寄り、小さな子供、またガン患者、エイズ患者、妊婦さん、などなどさまざまなカテゴリーがあります。そういう人々は、食中毒にかかりやすいだけではなく、その症状が重くなる可能性がかなり高いのですね。みなさん無意識に、子供を守りたいと思って生協のような食の安全を重視しているところに参加したくなるわけです。自分が一人暮らししていたときはそうでもなかったのに。
子供が食中毒に弱い、という例で分かりやすいのは1996年におこった、O157の食中毒事件。小さなお子さんが数名なくなられましたね。まだ免疫が未発達の小さな子供は、少しの数の菌ですぐに発症し、重体になり、脱水を起こし、うっかりしたお医者さんが抗生物質を与え(子供にはああいう場合は抗生物質は与えないほうが良いとされているんです)、そして悲しい結果になってしまった。同じ量を健康な大人が食べてしまっても死ぬってほどのことではなかったかもしれないのです。
あれは結局原因食品があやふやのままでしたが、たとえ、カイワレであったにしても、肉であったにしても、何であったにしても、あれは、「調理する側」で防げた問題だったんです。だから、「弱い」人が家族にいる場合、家庭の食品安全というのは大きなテーマになりうるのです。原因が何であれ、調理さえちゃんとやっていれば、あんな事件にはならなかった。私が注目したいのはそのあたり。
ただ、O157のように、たったの10コの細胞でも感染させうるような強い菌には、「かかりやすい人」、「かかりづらい人」、というのは分からない部分が多いのです。誰でも感染しうる。みなさんもご存知のように、今のところ、一番O157の保菌率が高いのは牛ですね。これは別に新しいことでもなんでもなく、割と前からそうだったんですが、事件になってしまうと、まるで新しい出来事のように、「牛は危険!」というふうになってしまうので悲しいのですが、まあ、ハンバーグのようなミンチになった肉はわりとO157のいる確率は高いわけです。というのも、O157は細胞の中には入っていけないので、肉の表面にいるわけですね。だからステーキなどはレアに焼いても、外側さえ焼けていればだいたい大丈夫。ミンチは無限に「表面」というのがあるので内側までちゃんと焼けていないと、危ない。
ハンバーグなどをつくっていて「中をわってみて、色がピンクじゃなかったら大丈夫」「突き刺してみて、透明の肉汁が出てくれば大丈夫」という教育が長いことされていたので誤解が多いのですが、最近の研究(1998)で、それがウソだということが分かりました。ピンクでも大丈夫なとき、茶色になっていても危険なとき、とあるのです。じゃあ、消費者はどうしたらいいの?
答えが温度計です。化学の実験じゃあるまいし、台所で温度計を毎日使うなんて、冗談でしょう?と思う人も多いかもしれません。私だって、人生26年間、温度計を台所で使うなんて考えたこともありませんでした。18のときから栄養学に興味があったにもかかわらず、です。
でもね、一度温度計を買ってみて、キッチンの引き出しに入れておくと、意外に使うし、意外にラクなんですよ。だって、ハンバーグを作るとき、ハンバーグをお箸で割らなくてもいいんです。ハンバーグの横側からスーっと温度計をいれて、10秒くらい待つと、ぱーっと温度があがっていき、「あ、160F(70.1C)だ」となって温度計をぬいて、もうできあがりだからです。焼き不足が心配で、焼きすぎることもなく、ちょうどいいジューシーな感じのハンバーグができあがり、かつ、安全だなんて願ったりかなったりじゃないですか。
冷蔵庫のドアに、「何度になるまで焼けばいいか」という情報はマグネットで貼ってあるし、別に温度を暗記することもない。
まずは小さなお子さんやお年寄りのいる家庭から、温度計使ってみませんか?というのが私の提案なのです。私が1年もかけて、プロジェクトメイトのみなさんと作った、パンフレット、レシピカード、などがあるのでもしよかったらどうぞ。また、ビデオや、ティーチングキット(学校で温度計を使う教育をするためのキット)は誰でも購入できますが、私が力をいれて作ったのはパンフレット。無料なので是非ダウンロードしてみてくださいね。
なぜ温度計を使うのか、どうやって使うのか、どんな温度計がいいのか、などなど重要な情報がもりだくさんです。温度情報の部分は冷蔵庫などに貼って、台所ですぐ見れるようにしておくと便利です。"PDF"と書いてあるところをクリックすると無料でダウンロードできます。[GO] [サーバーがつながらない場合の直接ダウンロードはここをクリック]
簡単なレシピが、温度情報と一緒に書いてあります。オールアメリカンハンバーガー、カレーターキーバーガー、アプリコットジンジャーチキン、ソーセージワッフルハニーアップルシロップ、スパイシーポークチョップなど、私も全部試しましたがおいしいレシピばかりです。食品安全の簡単なティップスなども書いてあります。それぞれの料理名のところのリンクをクリックするとダウンロードできます。アプリコットジンジャーチキンはすごくおいしかったですよ。[GO] [サーバーがつながらない場合は直接、白黒5枚セットの他に、カラーで、All American Burger、Apricot Ginger Chicken、Turkey Curry Burgers、Sausage Waffle with Honey Apple Syrup、Spice Rubbed Pork Chopsが別々にダウンロードできます]
■ ビデオ
おもしろおかしく、タメになるビデオ制作しました。子供が見ても、大人が見ても楽しめ、温度計の使い方も簡単にわかるようになっています。特に、どの温度計を選ぶかの部分はかなり情報がいっぱいです。お値段は$25。実は、私はまだたくさんこのビデオの余りを持っているので、「どうしても見てみたいけど$25は高い」と思ってしまう方がいらしたら、個人的にメールください。数がある限り、私から無料で送ります。[GO]
■ 教育キット
これはいわゆる「お買い得セット」かもしれません。今上にかいた全てのパンフレット、レシピカード、ビデオが入っている上に、PDFファイルや教育スライドが入ったCD、ポスター4枚、そしてなんと、私たちがすごくオススメする、デジタルの温度計($15相当)が入っていてお値段$35です。教育の現場で温度計教育を!なんて熱い先生がいらしたら(いるのかなぁ?)どうぞ。アメリカでは結構売れているらしいです。[GO]
また、このプロジェクトの概要が、サテライトテレビ放送された(10/31)ことがあるのですが、ハロウィーンのテーマでかわいらしくも真面目にビデオストリーミングされています。無料なので、1時間ほど時間があり(!)、興味をもってくださる方はどうぞ。私も3カ所くらい映りますが、合計10秒も映ってない上に、探すのは非常に困難です。Real Playerで見るか、Windows Media Playerで見るか選べます。
Extension Food Safety Update
Program Description & Guests: Val Hillers
This program will feature a look at the recently completed "Thermy" project on how to use a food thermometer, which was funded by a grant from USDA, and features a booklet, video and recipe cards.
Research by WSU food scientists has given new support to the belief that cooking with a food thermometer improves food safety. This Extension Engaged will introduce the Thermometer Project, a USDA-funded educational effort to encourage food thermometer use. Project leaders Val Hillers of WSU and Sandra McCurdy, University of Idaho, will talk about the research behind the project, and will introduce “Now You’re Cooking... Using A Food Thermometer,” a curriculum kit that is proving highly popular.
なんだかこのごろ私の日記はすっかり「我が家の食卓」化してますけれど。今日はポーク。別にジミー大西さんに影響されたわけではありません。そしてカレーソース。別に昨日焼いたケーキのコメントに、カレーという文字を自分で書いておいて、急に食べたくなった訳でもありません。でも、今夜はポークカツレツカレーソース。
相変わらず、アメリカの豚肉はポークチョップタイプで分厚くかたくなりがちなので、白ワインにしばらくつけてみました。そして塩こしょうして小麦粉を薄くつけ、オリーブオイルで焼くだけ。5分もすると内側の温度が160Fを超えます。
カレーソースはあらかじめ作っておいたんですけど、まずバターにコーンスターチ(片栗粉でもいいはず)を入れます。ブラウンソースを作る要領でしばらく炒め、カレー粉を入れます。ウチにはホットマドラスの香りのいいカレー粉があったのでそれを使ったんですけど使ってよかった。まぁ別に普通のカレー粉でもそんなに変わらないんでしょうけど。
ここで多分普通カレーソースとかいったら牛乳とか入れるんでしょうけど、私はなんとなくアッサリさせたかったのでチキンスープを入れました。普通の固形スープの素とかで作るスープ。そしてローリエを入れて、しばらくトロトロにして相変わらずおしょうゆで味付けする私。私、本当におしょうゆから離れられません。あとはポークカツレツにかけていただくだけ。結構なボリュームでお腹いっぱいになりました。
今日は、Aさんが、これ以上ない!というほどの笑顔で、驚異的な早さで大学から帰ってきました。いつもは絶対に夜の9時くらいにしか帰ってこないのに、今日は6時のご帰宅。聞けば、研究費の申請をしていたとある財団から結構な額のお金がおりたそうです。これで夏のフィールドワークは全部タダだと喜んでました。もうひとつ、学部のミニグラントのお金ももらえたそうです。これで我が家の家計も潤う、なんて私、思っちゃいけませんね。研究費は研究費に使うのです!おめでとうAさん!
...続きを隠すああ、ついに、私の博士論文90%といえるところまでやってきました。でもここからが長いんですよね。
流れとして書いておくと、まず、2月いっぱいくらいでファーストドラフトとよばれるものを書きました。実はそこで気分的には一仕事やり終えた気分になってしまうので困ったものです。現実には40%くらいという感じなのに。それから小出しにして私のコミッティメンバーに見せます。
私は、いわゆるお話の流れ、というものはValとMiriamにチェックしていただきました。Valは普通にお話するときから、流れがキレイで、いわゆる、「フロウする」という論文を書く方です。かなり尊敬しています。そしてMiriamは、私は失礼なことに全く知らなかったのですが、文学的。私のかなり好みな、尊敬する言い回しがつらつらと出てきます。素晴らしい人々をコミッティに選んでしまいました。
そのおふたりに私の「ストーリーテリング」の効果を確認してもらっている間に、統計学の教授のJanには、いわゆる技術的な、方法論とそのレポートの仕方を確認してもらいます。彼女とは3回、2時間ずつ程度のミーティングをして全てを確認し、書き直し、統計とりなおし、と永遠のような作業をしました。
そしてValとMiriamともそれぞれ今まで3回ずつ私の論文が行ったり来たり。みなさんが読んでくださっている間に、私は論文の表紙、アペンディックス、目次、などモロモロのものを作成します。これが事務的なわりにものすごく時間のかかる辛い作業。
そしてもうひとりのコミッティメンバーであるSandyに、書き直しをしたあとの論文を小出しにしながら読んでもらいます。Sandyは大学がちがうし(アイダホ大学の先生)、私はValとMiriamにある程度助言をもらってから見せようと思ったのでした。今頃Sandyも読んでくださっていることでしょう。
そして今私は、最終調整に入っています。サマリーを書いたり、アクノーレッジメントといって、お礼を述べるページを作ったり、などなど。ページ番号をきれいにしたり、表や図をきれいにしたりする作業も残っています。4/15までにはどうしても完全な1セットの論文を印刷して、Graduate Schoolのオフィスに提出しなければならないのです。こんなコツコツ作業をもう何ヶ月やってるんだろう。早く終わらないかな。
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お約束(?)通り、先日3ドルで買ったローフ型で初めて焼いたのはこのパウンドケーキ。かなり創作入ってますが、基本の生地は私が敬うベイキングの聖書、How to Bake(日本版)に載っている分量を使っています。この本のレシピはどちらかというと、素朴系ですが、かなり、ディテールにこだわっているのが分かります。
たとえば、このパウンドケーキの生地、3つボウルを使うんですよ。バター(2スティック)、砂糖(1カップ)を相変わらず白くふわふわになるまでまぜて、それに全卵3つを、ひとつづつ入れる。これがボウル1。2こめのボウルには液体系。
レシピには牛乳を1/3カップと書いてありますが、私には強いこだわりがあり、ケーキやパンなどを焼くときの液体系の分量は絶対レシピ通りの定量は使いません。かならず、生地のやわらかさをみながら調整した量を加えますが、今回は牛乳(1/4カップ)、クァントロゥ(1テーブルスプーン)、卵(1コ)、オレンジの絞り汁(2テーブルスプーン)を混ぜておきました。3こめのボウルにはオールパーパスの小麦粉(2カップ)とベーキングパウダー(1ティースプーン)を入れておきます。
粉はふるっておく、というのはケーキ作りの基本のように言われますが、私はこういうシンプルなバターを使ったケーキに使う場合は、意識的にふるわないようにします。というのも、きめこまかいスポンジケーキを作るわけじゃないので、食べるときに、ちゃんとボロボロとこぼれる、いわゆる「クラム」というものが出来る方が、なんとなく美味しそうに見えるような気がするんですね。何度も同じことを書きますが、人が「美味しい」と感じるのは、1に見た目、2に香り、3に感触で4にやっと味がくるんですよ。これは科学的に証明されていうことでもあるんです。だから「美味しそうにみえる」というのは私にとっては最重要項目。
でも、粉がかたまって粉っぽくなるのはイヤなので、ボウルに入れたら乾いた泡立て器でぐりぐりと真剣な眼差しで混ぜまくる、ということはやります。そしてこの本のコダワリ、「どうやってその3つのボウルの中身をまぜるか」という場面がやってきます。わたしは普通のパウンドケーキレシピをオレンジケーキにしようとしているので、ひとつめのボウルにオレンジの皮をちいさくちいさくみじん切りにしたものをクァントロゥで殺菌してホイップして、準備ができたところでおもむろにレシピを見ると、まず、粉のボウルの1/3を最初のボウルにいれる、と書いてあります。そしてグルテンを作ってしまわないように意識して混ぜた後、液体系のボウルから1/2を入れます。そして粉系からさらに1/3、そして液体系の残り1/2全部、そして最後の粉系から残りの1/3を全部。
これ、本当にレシピに書いてあるんですよ。原文は以下の通り。
最後の文なんて、「バカにしてんの?」と思うような親切さです。粉から入れ始めて粉でおわるのよ、という。あたりまえじゃん。まぁそんなこんなで325Fのオーブンで1時間、と書いてありましたがウチのオーブンはちょっと弱めなので1時間半くらいかかりました。写真がそのオーブン中でだんだんふくらんでくる様子。焼けた、という感触は、私はこうやって、上部が割れてきたらだんだん分かってくると思っています。こうやって裂け目ができて、その裂け目をじっとみると、なんとなくわかるのです。
焼けたらとりだし、型に入れたまましばらく放置。手で触っても全然熱くなくなったら型から出します。最後に、これは私の好みですが、クァントロゥとオレンジの絞り汁を混ぜた液体をさらに全体にハケで塗ってしっとりさせ、ラップにくるんで寝かせます。こういうパウンドケーキは、カレーじゃないですけど2日目が一番おいしいんですよねぇ。
それにしてもオレンジケーキには、私にとって、母との深い想い出があります。思い出すたびに泣いちゃう。
これはついでですけれど、昨日の残り物のスティールヘッドをつかってパスタにしました。スパゲティはパルメザンとパセリで和えてあります。ケーキにオレンジをいっぱい使おうとおもって勢い込んで大きなオレンジを3コもがんがん切ったんですが、そんなにたくさんケーキに使うわけもなく、こうして食卓に出てきてしまっています。それにしてもやっぱりお魚は久しぶりに食べるとおいしい気がしますねぇ。
紹介したHow to Bake(日本版)という本ですが、私はなんと、この本を1ドルで手に入れたんですよ!よくある、クックブッククラブのようなもので、4冊、1ドルづつで最初に買えて、そのあとの2年間で、2冊買えばあとはクラブから脱退できる、というあやしいものですが、その2冊のうち1冊は、「初回特典」という感じで70%オフ。最後の1冊も、キャンペーンで75%オフだったので、トータル28ドルで私、立派なクックブックを6冊も買うことができました。しかもそのうち4冊は、雑誌、Real Simpleのクックブック特集号でそれぞれの分野の堂々1位を飾る超ベストセラー。見た目もクラシックでかわいくてかなり気に入ってます。アメリカにお住まいで、クックブック好きな方は、是非ためしてみてくださいね!いろいろなクラブがありますが、私が利用したのはThe Good Cookです。
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