« 2005年03月04日 |
Main
| 2005年03月07日 »
2005年03月06日
私が住む町、Pullman市やその隣町、アイダホ州のMoscow市やその周辺のエリア全部を指して、"Palouse"と呼ぶのですが、そのあたりに住むアジア系アメリカ人のPAAA(Palouse Asian American Association)というグループがあります。昨日はそのPAAAの月例集会のようなものが開かれ、Moscowで、このあたりで唯一の琵琶の演奏者である中国のJun Jaoさんを呼んでポットラック&ミニ琵琶コンサートがあるということを聞いたので、母と、Aさんと3人でちょっと行ってきました。それにしても、琵琶って当たり前ですけど中国の楽器で、そして本当はPIPAって言うんですよねぇ。なんとなく日本のもののような気分がしてましたが、日本に古くからあるものって、多くは中国から伝わったものですよね。
続きを読む...
いやぁ、今回改めて気付いたんですけれど、中国系のレストランに行くと、バックグラウンドに♪プォ〜ンプォ〜ンとか、♪テンテケテンテンテ〜ンとか、そういう音楽が流れてることがありますよね?あれって琵琶だったんですね。いかに毎日自分がぼーっと過ごしているか分かります。何の楽器だろうとか、考えた事もありませんでした。昨日この演奏を聞きながら、「おお!あれは琵琶であったか!」と妙に感心しました。
演奏会はちょっとした質問コーナーも交えながら、この上の写真のように彼女の娘さん(満6歳)も隣に立って琵琶に合わせて歌なんて歌いながら、楽しく進みました。娘さんは、お!と思わせる歌唱力かと思いきや、かなり微妙なところもあって微笑ましかった。彼女のチャイナドレスがかなりセクシーです。
そして家に帰ってから、おうちカフェ、ということになり、写真のドリンクをせっせと作りました。これは以前にちょこっと書きましたが、大阪に住む友達のAちゃんが私に、こうしてエスプレッソドリンクなどにココアパウダーをかけるときにアートを簡単にたのしめる、ステンレスのプレートセットをプレゼントしてくれたのでそれを使ってみたところです。このハート、"Cafe"の他に、星マーク、そしてニコニコマークがあります。日本のスターバックスで買ってくれたそうです(アメリカでは見た事ありませんが、あるんでしょうか)。Aちゃん本当にありがとう!キャーキャーいいながら楽しくこれで遊びました。ちなみに中身はヘーゼルナッツラテです。
...続きを隠す
関連カテゴリ:アメリカ研究生活
| コメント (3)
2005年03月06日
このエントリーのコンセプトについては「はじめに」をお読みください。
今回のお題(Economist誌より):
Biogen Idec and Elan, two biotech companies, saw their share prices collapse (by 40% and 70% respectively) after withdrawing Tysabri, a drug that treats multiple sclerosis. Tysabri has been associated with two cases (including one death) of a rare and devastating disease of
the central nervous system.
続きを読む...
B子さんからのメール。
武内さん、こんにちは。以前お会いしたX期生のB子です。先日は興味深いお話をありがとうございました。とても楽しいひとときを過ごさせていただきました。今回お忙しい中、武内さんに添削していただけることになりとても嬉しく思っております。1年間、H先生の外書講読を受講してましたがまだまだわからないことが多く、英語だけでなくその背景も勉強して行きますのでよろしくお願いします。
BTW
多発性硬化症の薬品を扱うTysabri社が撤退したあと、生物工学の会社であるBiogen Idec社とElan社はそれぞれ40%、70%株価が暴落した。Tysabri社は株価が暴落した2社に関心を抱いている。
two casesをBiogen Idec社とElan社の株価の暴落、と解釈したのですが自分でも納得がいかない解釈です。ご指南お願いします。
私のメール。
武内です。B子さん、こんにちは。先日はN(地名)まで来てくださってありがとうございます。ジャズ聴いてますか?
原文の前半はバッチリです。が、Tysabriを会社と思ってしまったところでちょっと混乱しましたね。Tysabriは薬品名です。
こういう辞書に載っていないような、知らない固有名詞が出て来てしまった、というようなときはどうやって調べるかというと、もうご存知でしょうけれど念のため復習として、ですが、まず、日本語版Googleにいきます(http://google.co.jp/)。そしてTysabriとタイプします。そして「日本語のページを検索」とあるところのラジオボタンをクリックして検索を開始(「Google 検索」を押す)します。すると、多少いろいろと日本語でTysabriのことが説明してあるページが出てきますね。その先をクリックしなくても、だいたい、Tysabriが抗体医薬であることは、その検索結果のページでつかめると思います。
ですから、その前につくwithdrawingはマーケットから商品を下げる、つまり「自主的な販売中止」と訳していいと思いますね。これをまとめると最初の一文は
「バイオテク企業のBiogen Idec社とElan社の2社は、多発性硬化症の治療薬であるTysabriを自主的に販売中止した後、株価がそれぞれ40%と70%暴落した。」
というような訳になると思います。もっとスッキリさせることはできるかもしれませんが。
そして2文目のtwo casesの"cases"というのは、「症例」あるいは「事例」です。食中毒などの件数を数える時などにもcasesを使います。ので、ここでは
「Tysabri(抗体医薬)は、過去2つの症例において、まれで深刻な中枢神経系の病気をひきおこしたとされている(そのうち1例は死亡例)。」
というような訳でどうでしょうか。このニュースの意味するところはつまり、この後この2社にはたくさんの(負け)訴訟が控えているだろうと、市場が読んだために、株価が暴落したというところですね。医薬品の訴訟はmass tort(大量被害不法行為)となるので、その手の弁護士の億単位の稼ぎ場です。
B子さんのブログ楽しみにしています。これからもどうぞよろしく。
...続きを隠す
関連カテゴリ:eゼミシリーズ
| コメント (0)
2005年03月06日
このエントリーのコンセプトについては「はじめに」をお読みください。
今回のお題(Economist誌より):
Saajid Badat was convicted in Britain of plotting to blow up an airliner using a shoe bomb, a device almost identical to the one used by Richard Reid, the British shoe-bomber caught trying to blow up a plane en route to the United States in December 2001.
続きを読む...
B子さんからのメール。
PTW
Saajid Badat氏は航空機を地雷で爆発せようと企んでいるとしてイギリスで有罪を宣告された。この地雷は2001年12月、アメリカで航空機を爆破させようとしたイギリスのRichard Reid氏が使用した物とほとんど同一である。
H先生からのメール。
毎年この時期に書いている気がしますがぁ<笑>
外国書講読の授業でも話したように、BTW/PTWのような最新の時事問題の場合は、特に新しい辞書が必要です。例えばB子さん担当記事に出てきたshoe bombは靴爆弾。靴のつま先に仕込まれた高性能爆弾。これを乗客として機内に歩いて持ち込んで自爆するのでしょう。地雷(mine)ではありません。shoe bombはかのランダムハウス英語大辞典にも載っていません。おそらく近年のアラブ系の自爆でよく使われるようになったからでしょう。
最新用語の辞書としてお薦めなのは(僕は亀元君に教わったのだけど)、PC上で使う辞書で、「英辞郎」です。見出し語は現在133万語あります。常時細かい増訂を繰り返しています。CD-ROMつき書籍・download・CD-R郵送の3つがありますが、最初のは語数が若干少ない上に少し高いです。しかしいずれにせよ、紙の大辞典より遙かに安く買えます。windowsでもmacでも使えます。
downloadとCD-Rはwww.eijiro.jpから申し込めます。CD-ROMつき書籍はアマゾン等でも買えます。僕は第一版(100万語)の書籍版を持っていたのですが、大幅拡充した第二版(133万語+例文増)が出たという話を聞いたので、CD-R郵送での購入手続きをしました。入手次第、使用感をここに書きます。
H先生より2通目。
CD-Rが今朝届いたので、使ってみました。見出し語が3割増えたのは確かめようがないのですがぁ。確かに例文は大幅に増えているようです。
使い勝手は、従来版同様、良好です。
英辞郎本体は単に大きなtext fileなのですがCD-Rにはwindows用の検索ソフトウェアも載っています。これをハードディスクにコピーして使います。
Macintosh用の検索ソフトウェアは付いていませんが、英辞郎Viewerという無料ソフトウェアで問題なく動作します。また、MacOS側に内蔵されている読み上げ機能によって、いちおうの発音もしてくれます。従来版同様、お薦めできます。というか、BTW/PTWにはほとんど必須です。紙版の辞書のようにかさばらず、検索も容易で、圧倒的に安いですね。
私のメール。
キレイな訳だと思います。靴爆弾の件はH先生がご指摘の通りです。最初の方は、直訳で「航空機を靴爆弾で爆発させようと企んでいるとして」で、もちろん大丈夫ですが、意訳にする場合は、単純に「靴爆弾を使っての航空機爆破未遂容疑において」と訳するとすんなりいくかもしれません。最後のほうの、靴爆弾の説明の部分では、"en route to"で、「〜へ行く途中で」や「〜航路で」という表現になるので、それを使って「米国航路の航空機を」という訳にしたほうがいいかもしれませんね。あと細かいのですが、このSaajid Badatは有罪を言い渡された犯罪者(容疑者ではなく)なので、「氏」は不要でしょう。Richard Reidも同じです。ですから、
「Saajid Badatは靴爆弾を使っての航空機爆破未遂容疑でイギリスで有罪を宣告された。この靴爆弾は2001年12月に米国行きの航空機爆破未遂でつかまったイギリス人のRichard Reidが使用した物とほとんど同一である。」
となりますね。つまりこのニュースは2001年(かそれ以前)から近年まで、対アメリカ目的のテロが水面下で継続的に計画されており、かつ、その背後には同じ組織がいる(であろう)、ということを言いたいわけです。
...続きを隠す
関連カテゴリ:eゼミシリーズ
| コメント (0)