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2005年03月18日
このエントリーのコンセプトについては「はじめに」をお読みください。
今回のお題(Economist誌より):
Sony shook up its management by ditching several board members and naming Sir Howard Stringer, currently head of its American operations, as its new chairman and CEO. It is the first time a foreigner has headed the company. Sir Howard said the new team would “make tough decisions” in an ongoing restructuring that is designed to increase profit margins at the company's struggling consumer-electronics business.
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A子さんからのメール。
前回、前々回とも原文を載せずに大変失礼しました。今回はBTWの方が、経済の専門用語のようなものをうまく処理できませんでした。我ながらおかしな文章になってしまったと思っていますが、添削をどうぞよろしくお願いします。
BTW
Sonyは株式の仲間を裏切り、Howawrd氏をアメリカでの事業の長、つまり新しい会長兼CEOに任命することでその経営は調子に乗った。外国人が会長になることはSonyにとって初めてであった。Howard氏は新しい経営陣は、Sonyが消費者エレクトロニクス部門における奮闘に関して利益を増やすように構成されている、続行されている再構成において決意を強いものにするだろうと述べた。
私のメール。
shook upは「大改革を行った」とか「大幅な変更を加えた」とかまあそういったような意味ですね。揺らしたってことです。
「Sonyは数名の理事(役員)を退任させ、現ソニーアメリカ会長(でかつ現Sony本部副会長兼COO)のSir Howard Stringer氏を新任の(Sony本部の)会長兼CEOに任命することによって経営陣の大改革を行った。」
という感じでどうでしょう。第2文は良いです。が、現在形の方がスッキリします。「初めての事である。」のような感じ。またはガラっと意訳して、
「これでSonyにとって初の外国人会長が誕生することになる。」
というふうなニュース風にしてもいいでしょう。
最後の文はちょっとトリッキーでしたね。"Restructuring"は「組織改革」あるいはA子さんも書いているように「再構築」なんですが、この文章から読む限り、和製英語(?)の「リストラ」に限りなく近い意味です。"making tough decisions in a restructuring"というのは、「がんがんリストラします」という意味のことをオブラートに包んだような言い方をしただけです。わざわざクォートされているので、ここはストレートに「厳しい決断をする」と直訳したほうが良いでしょう。
そしてstrugglingは、「難航している」だとか「苦戦している」だとかそういった感じです。辞書では時々「努力する」とか「奮闘する」になっていることもあるかもしれませんが、努力や奮闘と聞くと頑張っている前向きなイメージがありますがstrugglingはちょっと「負けそう」気配が強いです。つまり、ちょっぴりNegativeな表現という意味です。そしてconsumer-electronicsは日本語だと「デジタル家電」だとか、普通にカタカナで「コンシューマーエレクトロニクス」だとか訳されているみたいですね。いえ、発音から言うと本当は「コンスーマーエレクトロニクス」なんですけどね。ですので、
「Howard Stringer氏は、新しい経営陣は、苦戦しているデジタル家電(コンシューマーエレクトロニクス)部門の増益のために進行中の(人員削減を含む)組織改革に関して『厳しい決断をする』ことになるだろう、と述べた。」
という感じでしょうか。ソニーにお勤めの窓際族さん(失礼)にとってはちょっぴり怖い話です。
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2005年03月18日
このエントリーのコンセプトについては「はじめに」をお読みください。
今回のお題(Economist誌より):
Russian special forces in Chechnya killed the rebel Chechen leader, Aslan Maskhadov. But although his death gave the Russians a much-needed triumph, it may change little on the ground. The rebels vowed to fight on.
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A子さんからのメール。
PTW
チェチニアにおけるロシアの特別な威圧はチェチェン独立派のリーダーである、Aslan Maskhadovを殺した。しかし、彼が死んだことでロシア人には偉大な望まれた勝利を与えたにもかかわらず、現地にはほとんど影響を与えていないかもしれない。独立派は戦うことを誓った。
私のメール。
Special forcesは「特殊部隊」です。ニュースを読むと、「ロシア連邦治安部隊が、特別作戦行動中に」と書いてあるものが多いみたいです。on the groundは「現地」というよりはどちらかというと「底辺」という感じですね。つまり「実際の戦闘地では」「現地の世論的には」「チェチェンの人民レベルでは」というようなことです。普通に「現実的には」と訳してもいいでしょう。あとはだいたい良いです。ニュースなので「殺した」よりは「殺害した」などに言葉を変えたほうが良いかもしれませんが。和訳例としては
「チェチェン共和国でロシアの特殊部隊はチェチェン独立派指導者のAslan Maskhadov氏を殺害した。ロシア人には彼の死は大きな勝利として受け止められたが、現実的にはあまり意味をなさなかったかもしれない。独立派は(チェチェン独立に向けて)さらなる闘争を誓った。」
といった感じですね。それにしても複雑な気分になるニュースですね。テロリストには断固として厳しい姿勢で立ち向かわなければいけないでしょうし、あの小学校の事件は恐ろしいものでしたけれど、果たして独立派への弾圧が、その直接の解決になるかは分からないところですね。さらにテロを煽ることになりかねないし。小国が独立するには戦争は不可欠、というのはひとつの歴史の常でもあるでしょう。
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