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2006年01月04日
完全に正式になるまで公にするのは控えておこうと思っていたんですが、そろそろ私の仕事も私生活も両方、真剣に次のステップへ向かわないといけなくなったので、一応こちらでも書いておこうと思うんですが、実は来月からの転職に伴って、イタリアのローマに赴任することになりました。この転職に関して各方面でいろいろとお世話になった方々、本当にありがとうございました。転職先は Food and Agriculture Organization (FAO) of United Nations (UN) というところで、日本語だと国際連合(国連)食糧農業機関ということになります。自分が国連職員になるとは思ってもみなかったというのが正直なところなんですが、とりあえず職務としては今までやってきたような研究や国際会議などの主宰や情報公開用の教材開発などになるということなので、そこまで職に変化があるということはなさそうです。主に私の専門の食品安全に関する研究業務になります。
別に皆さんにこんな「公表!」って感じで書く必要もないし、書いていてすごい自意識過剰だなーとちょっと恥ずかしいんですが、これからちょこちょこと私の日常生活に、イタリア語のレッスンだとか、ビザ取得だとか、そういった事柄が出てくる度に「?」となる方がいるかもしれないのもヘンな感じだと思ったので書いたまでです。さらなる説明は続きを読んでください。別に私の転職に伴う私生活なんてどうでもよい方は(ほとんどの方ですよねぇ)飛ばしてくださいね。実際自意識過剰な人がキライな人にはあまり気持ちのよい説明ではないかもしれないので、私の家族・友達・知り合い以外の方で前向きな興味がある方以外は、本気で、読まないことをオススメします。説明があまり上手じゃないので、私を個人的に知らない人が読むと私のことを誤解されるんじゃないかと心配だからです。
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ローマに行くにあたって、旦那様のAさんをこのワシントン州の片田舎に置き去りにしてお気楽単身赴任、という生活スタイルになるわけですが、バンコクでの5ヶ月滞在とは違って、今度は本当に就職なので最低2年はローマで生活することになると思います。もちろん夫婦でお互いにバケーションをとったり訪れ合ったり日本に一緒に帰ったりと、いろいろと楽しみつつ一緒に過ごす努力をお互いするわけではありますけど、やっぱり、なんだかんだ言って夫婦で離れて生活をするのはいろいろと難しいというか、まあぶっちゃけ単純に寂しいですよね。別にラブラブーとかそういう意味ではなくて、もう結婚して丸4年だし、なんというか家族っていうと当たり前ですけど、我ながら、良くもまぁ、離れて生活する決意をしたなぁと驚くくらいです。
でもまぁ、だからといって、私がここでポスドクを何年も続けていたって誰のためになるわけでもなく、Aさんだってここでポスドクを続けるというオプションに関しては「そんなのダメだよ」と大反対だったし、ポスドク以外だとアメリカの永住権を持っているわけでもない私は働けないし、働けないのにアメリカにいても無駄だし、家族ビザでだらだらアメリカで何もせずに過ごすなんて絶対イヤだし、結局日本に帰るってことになったりしたら、だったら、日本だろうがイタリアだろうが、どの国に行っても結局離れちゃうんだから、同じことじゃない?ということになって決意したわけです。もちろん、国連での仕事が魅力的だったのもありますけれど。というよりそれが一番の理由とすべきですよね。
幸運なことに私の家族もAさんの家族もみーんなニコニコで私たちの決断をサポートしてくれたので、一部の保守的な方がチラリと考えるかもしれない、「旦那さんをほったらかしにして...」という罪悪感を持っているのは結局私だけということが分かりました(私が一番保守的だ)。まあでも実際の話、もしAさんが学生ではなくて仕事をしている場合だったら、私もいろいろと違う風に考えたかもしれないんですよね。Aさんが学生で、いまやっていることが明らかに一時的なことなので、「だったらその間は私は違う事を」というふうに考えることができるという意味で、決断を下しやすかったといえばそうだったかも。単純に離れちゃうのはやっぱり寂しいかなーとは思いますが。いやホントに誤解されたくないんですけど、「スイート」とか「ラブラブ」とかそういう意味の「寂しい」ではないんですよね。私が初めて一人暮らしをしたときに実家を離れ、父や母に「じゃあね」と手を振った時の「寂しい」感じです。本当にそれが一番近い感覚だと思う。
先日Rayとミーティングをしたときにこの話をしたら、「ああわかるよ、離れるのはタフだよね」と深く頷いてくれたあと、「でも長い目で見るべきだ」と言われました。結局夫婦でお互いにキャリアビルディングをして、自分のクレディビリティなりCVなりをさらに磨いた方が、将来どちらかがどこかで仕事を得たときに、パートナーが同じ場所で良い仕事を得る可能性は高いから、ということだそうです。ああ、そうだな、と思いました。もちろんオーバークオリファイ(求められる経験や技術を大幅に上回るため、採用されないこと)の話はありますが、結局私もAさんもPhDを持っている、あるいは取ろうとしている時点でそのオーバークオリファイのリスクは背負いまくりなのです。自分で自分の道を狭くしているというか何というか。
とかなんとか難しいことを書きましたが、結局私は幸運にも、いい意味でも悪い意味でもOptimisticなので、実際お気楽に構えているのです。キャリア第一!というわけでもなし、家庭第一!というわけでもなし。でも幸せ第一かな。昨日読んだ雑誌にこんなことが書いてありました。
Happiness is wanting what you have, not having what you want.
「幸せというのは、すでに持っているものを必要に思うことであって、欲しいと思うものを所有することではない」というような意味なんですが、何故かすごく心を打たれました。本当にそうだなと思ったから。自分の健康だったり、大事な大事な家族だったり、命だったり、友人だったり、いつのまにかできた信頼関係だったり、そういうものをある瞬間にふと振り返って感謝できる、というのが「幸せ」ということなんだと思います。だから目の前に現れた幸運をひとつひとつ嬉しく思いながら、ありがたく思いながら、楽観的に、楽しみながら人生の選択をしていくのが、結局人生の幸せってことなんじゃないかと、まあ難しく言えばそういうことですが、簡単にいえば、お気楽に生きて行きましょう、と、そういうことですね。
これからローマへ行くための準備、新しい仕事の準備、住むところ探し、書類の準備などなど、忙しい日々が待っていますが、ひとつひとつ楽しみながら、ちょこちょこ私らしくやっていきたいと思います。皆様これからもどうぞよろしくお願いしますね。特に家族のみなさん、Aさん、いつも暖かい目で見守ってくれて、支えてくれて、本当にありがとう!
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2006年01月04日
結構前から、Skype用のハンドセット(受話器?)を探していたんですが、いろんな意味で、なんとなくイマイチなものが多くて、うーん、と悩んでしまって結局買えずにいたんですね。ハンズフリーのヘッドフォンマイクタイプのものは、なんとなく電話という感じがしないので、古典的な「受話器タイプ」が欲しかったんですが、80年代の受話器のような形の本当に微妙なものが多かったし、まさに「受話器」のみ、という形で、使わないときはゴロンとしていて、一体どこに置けばいいのか、というようなものもあったし、しかも、こんな「コードレス」に慣れ親しんだ生活でいきなりUSBコードにしばられるのもなぁ、と思っていたところ、最近のスカイプブーム(?)で新年に入っていきなりいろいろ新製品が発表されてすっごく嬉しくなってしまいました。写真はIPEVO社が発表した新しいハンドセット、Fly-1です。これが発表されて50〜70ドル前後で、さらにマック用のドライバーが出れば絶対買っちゃうだろうなーと思います。Aさん用と、うちの両親用と姉夫婦用に一気に4つくらい。あ、でも常時接続+常時スカイプオンラインが条件になりそうなので結局私とAさんだけになるかもしれないけれど。
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他に発表されたのは、Netgear社のWi-Fi携帯(スカイプ対応)や、D-Link社の一般電話をスカイプに対応させるためのUSBアダプタなどなど。いやー、スカイプ、熱い熱いとは思ってましたがこういうのが充実してくると本当に熱くなってきますね。
今までも普通にiChatなんかでビデオチャットはできていましたが、電話風になるとまた便利ですよね。インターネットがなかったころの遠距離のコミュニケーションって本当に大変だっただろうなーとしみじみ思ってしまいます。
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