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2006年02月02日
昨日のエントリーを見たAさんが私に「もっとローマっぽいものを期待してたのに」と言ったので、お約束かなと思いつつもとりあえずコロッセオの写真を載せてみることにしました。コロッセオって、ある意味ばかばかしいっていったら私の語彙のなさ丸出しですけれど、こんな「数千年」レベルの古いそしてデカい建造物がどーんと街のど真ん中にあって、そこに住む人は別に目もくれずに通り過ぎて行くっていったいどうなの、と思ってしまいますよね。まあ私もそのうち慣れちゃったりするんでしょうけど。私の滞在するゲストハウスから歩いて1分もかからないところにこの撮影ポイントがあります。横断歩道もカワイイし、信号もカワイイしで傍目を気にせず撮りました。この写真だとコロッセオは小さくみえちゃったりするかもしれませんが、実はあまりの巨大さに力なく笑えたりするくらいです。
昨日は前のエントリーを書いてからすぐ、近所にあったTelecom (TIM)のお店に入って携帯のSIMを買いました。ボンジョルノとペルファボーレとチャオくらいしか言えない私ですが英語が普通に通じるので平気です(もっとイタリア語勉強しなきゃ)。それで携帯番号をゲットしたのである程度の方々にはメールしたんですけど、知りたい!という人はメールください。
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それからぼーっと私の新しい職場になるところまで歩いてみようと思って歩いてみたんですけど、コロッセオから南に下りながら背後にパンテオンを見たり、さらに歩いて右手にフォロロマーノを見たり、チルコマッシモの遺跡を見たり、と巨大美術館を散策している気分になってしまいました。ちょうど15分くらい歩いたかな、と思ったところでちょうどお昼時になったので見回してみると、こんなバールが外にテーブルを出していて、そこでたくさんの人々が楽しそうにランチをしていたんですね。思わず私も何か食べようかなと思って一瞬立ち止まったら、明るいウェイターさんすぐに駆け寄ってきてくれて、「中にもテーブルはあるよ!」と(英語で)教えてくれたので覗いてみたら奥にもたくさん席があって人々でにぎわってました。が、やっぱり「外が嬉しいんだけど」とワガママを言ってみたらにっこりして、「こんなにいい天気だもんね」と、あっさりテーブルを出してきてセットアップしてくれました。この日のローマ、18度まで気温が上がったんです。背中がぽかぽかしました。
テーブルがセットされるまでの間に、バールの中にはいって、どんなメニューがあるのか見ると、このサラダが美味しそうだったので、これとお水(スパークリング)を注文したら、パーネ(イタリアのパン)がついてきました。このサラダ、すごく大きいんですよ。パーネは私が手のひらを広げたくらいのサイズがあります。サラダにはレタスとトマトとモツァレラ(小さなウズラの卵みたいなのが見えますか?それがモツァレラ)、ゆで卵、ツナが入っていて、テーブルにあるソルト&ペッパー、ビネガー、オリーブオイルをかけていただきます。すっごく美味しかった。量が多すぎてパーネは1口くらいしか食べることができなかったけど。そしてサンタクローチェ(聖なる十字架?)という名前のスパークリングウォーター。美味しいです。
同じ明るいウェイターさんが「食後にカッフェは?」と聞いてくれたので、よし、ここでカッフェイタリアーノ(エスプレッソ)デビューをしよう、と思って注文しました。外国人も結構来る観光スポット的バールだったらしくて、ちゃんと「アメリカーノがいい?イタリアーノがいい?」と聞いてくれました。普通のコーヒーを期待してエスプレッソ出てきちゃったら悲しいですもんね。でも当然イタリアーノを注文して、こうしてここまで来る途中に冷やかしたお店で買ったコロッセオのカードを出してせっせとメッセージを書きながらこのカッフェをいただきました。ついてくるお砂糖を入れてぐるぐるとかきまわして、きゅっと飲む感じですけどすごーーく美味しかった。ああイタリアさんありがとう、という気分。コーヒー大好きな人にはたまらない国ですよねぇ。ランチとカッフェで合計9ユーロでした。高い気がしないでもないけど、こちらにいる日本人に聞いてみたら、もはや円換算はしない方がいいらしいです。ユーロでお給料もらう以上はもう円に換算してると給料も特大な気がしてくるし全ての物が高価な気がしてくるので意味がないとか。まあそれもそうかも。
というわけで、Aさん、ローマっぽいお話に納得いただけたでしょうか。まだたくさんたくさん写真を撮っていくと思うので、順次載せていこうと思います。
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2006年02月02日
2月1日付けで赴任した私ですが、仕事開始は2日でした。「長い旅行で疲れているでしょうから1日ゆっくりしてから来てください」というメールをいただいて、いきなりお休みでスタートだったのでした。そして昨日、2日は初出勤となったんですが、いろいろと初めてのことばかり(当たり前)だったのと、あまりにも「何も終わらなかった」のが面白かった(?)ので書いてみます。
まず、9時に来てねと言われていたのですが方向音痴すぎる私は、迷ったりしてはいけないと思って8時にゲストハウスを出ました。朝食を近くのバールで15分程度でいただいて、てくてくと歩くこと15分。本当は一駅地下鉄に乗ってもいいんですけどね。さくさく歩けば10分でつくかもしれません。到着したのが8:30。上の写真が私の新しい職場のビルです。大きくて迫力あります。
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レセプションに行って、これこれこういうわけでゲストパスをくださいといってゲストパスをもらって、ロビーでしばらく時間つぶしをしよう、と思って座っていると、ものすごくスタイルの良い、白人はこれ以上日焼けできない、と断言できるほど日焼けしてパールパステルピンクの口紅をつけた美しい女性が近づいてきて、"Are you Masami?"と聞いてきました。彼女の聞き方があまりに興奮気味だったので、そうですといって私も興奮気味に立ち上がると"Ah! I'm Mary! Glad to finally meet you!"と言って例のヨーロピアンスタイルキス(両頬にやるやつ)をしてくれてカルチャーショックでした。でもMaryとは何度も何度もメールをやりとりしていて、お互いにパーソナルな内容になりつつあったので、私も彼女に会えて嬉しかった。そして歯が浮くようなお世辞ですが"Bella, bella, you're way more beautiful than I thought!! And you are TALL! Fantastic!"と言ってくれました。どんなブサイクが来ると思ってたんでしょう。でもあとで聞いたらとりあえず誰にでもベッラというのがここの文化らしいので、それで納得しました。
それから彼女のオフィスに行っていろいろと資料を渡された後、彼女の上司と一緒にこれからの私のプログラムについてのブリーフィング。報告書のタイミングやどんなことを頭にいれておくと良いかなどなどアドバイスを受けました。それが1時間くらい。
それからまたMaryが一緒に来てくれて、まず私のIDじゃないですけど"codice fiscale number"という番号をもらいにいきました。未だに何か良く分からないんですけど、「銀行に口座をひらくのに必要だから」と言われてもはや言いなりです。ですが住所不定の私としては、それをもらうことはできず、ひとまず一時的なものだけど、とコピーを渡されました。そしてそれを持って今度は建物の中にある銀行へ向かいます。もうこの時点で11時を過ぎていました。そして銀行で手続きを待つ事1時間。やっと私の番になった!と思ったところでコンピュータのシステムがダウンしていて口座を開く事はできませんでした。なんということ。
Maryはとっくの昔に「銀行口座ひらいたら、午前の仕事はそれでおしまいだから、適当にランチしてね」といって去っていってしまっていたので、口座はひらけなかったけれどとりあえず勝手にランチにすることにしました。いいのかなぁ。それで最上階(といっても8階)に上がっていって、まだ人気のないカフェテラスに入るのもちょっと、と思ったのでとりあえず屋上に出てみたんですけど、うわぁーと言いそうになりました。ローマ市内が全部見える!写真はコロッセオ方面ですがもちろん左横にはパラティーノの丘、その手前にはチルコマッシモ、遠くにはたくさんのドゥオモが見えるし、大感動でした。実はこのFAOの屋上ってローマを見下ろすのにベストな場所かもしれません。
写真はさらにズームして撮ったコロッセオ。もうこのページを見ている人はコロッセオに飽きちゃったかもしれませんね。でもやっぱりローマに来てから私がつい目を向けてしまうのはこのコロッセオなんです。ランチはチーズとお野菜をとって、パーネと一緒にサンドイッチのようにして食べました。何時までランチなのか分からなかったので1時にはそこを去ったんですが、どうやら2時までランチみたいでした。オフィスには2時まで誰も戻ってこなかったし。私も建物の中にいくつかあるバールのうちのひとつでカッフェを頼んで(50セント)2時までゆっくりしました。
こういうわけで私、朝から1時間のブリーフィング以外は結局何も終わってない状態(cf numberはテンポラリーのしかもらえなかったし、銀行口座もひらけなかった)なのに、あっという間に2時になってしまったんですね。これもカルチャーショックというべきなのかなんなのか。何にも仕事終わってない。
そのあとは人事系の書類を扱ってくださるオフィサーの方と会って(すごく優しくて面白いMarioおじいちゃん)、お金のことや私の権利(休みとか保険とか年金とかいろいろ)などについてお話してくれて、いくつか書類にサイインしたんですが、銀行口座を開いてないので、結構大量の書類が片付かず、「じゃあ明日また銀行口座をひらいたら来てね」と言われました。ああ、これも終わらなかった、という感じ。
でも午後になったしダメモトでもう一回銀行に行ってみようよ、という話になってMaryとふたりで行ったら、「システムは2コあって1コのほうにあなたの全ての情報を入れてあるんだけど、もうひとつのシステムのほうは動いているから、それに情報を全部入れ直せば口座が開ける」と恩着せがましいことを言われたんですけど、じゃあお願いしますということにして3時頃やっと銀行口座を開くことができました。ふー。
それからビルディングパスというのを作りに行きました。最近の会社や省庁などでは基本ですよね?出社の時にセキュリティーにチラっと見せるあのパスです。疲れ果てていたけれどカメラの前でにっこりしてできあがり。でも「できあがりは明日の10時」と言われました。翌日もゲストパスで入らなきゃいけないみたいですね。
それからやっと、私が働く部署に連れていってもらってセクレタリーのおふたりとご挨拶。でも終業時間間近だったのであまり人がいなくて、翌日ゆっくりブリーフィングしましょう、ということになりました。しかも「明日は上司はいないのでゆっくり10時くらいにいらしてね」とのことです。ちゃんとやらなきゃいけないことは終わるのか、今から心配ですけど、まあプレッシャーもないような気配なので私も楽しませてもらおうと思います。10時なんてゆっくりな感じですが、でもせっかく銀行口座も開けたわけだし、Marioおじいちゃんのところに9時頃行ってみて、果たして残してきたペーパーワークが終わるかどうか試してみようと思っている(アポもとった)ので、結局みなさんと同じ9時出勤をするんですけどね。バタバタした1日でしたが、きっとこういうのが数日続いたら落ちつくでしょう。イタリア人の友達が、「イタリアではいろいろと事務処理について問題があるようなことを言う人がいるけど、イタリアの良いところは、いつのまにか終わってるってところだよ」と言っていたんですが、まあそういうものなのかもしれないと思えてきたので不思議です。早く本格的に仕事したいなぁというのが本音といえば本音なんですけどね。イタリアナイズされるべく、精進します。
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