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ブータンに来ています。先週末は7時間ほど首都のティンプーから南へ、ボコボコの道を、ボヨンボヨン(まさにそんな感じ)と車で飛び跳ねながらドライブして、フンショリン(とブータンの人々は発音しているように聞こえますが、実際のスペルはPhuentsholingです)という国境の町に行ってきました。ここは自由交易の町なのでインド人とブータン人は気楽に行き来していてパスポートチェックすらありません。ただやはり検疫(植物や動物、食物など)はしなければいけないので、私が今一緒に仕事をしているオフィサーはここでの仕事を私たちに見学させてくれたのです。

写真の真ん中にある美しいブータン式のゲートのこちら側は、インド人もたくさん住んでいますが、やっぱり静かな印象。もちろんブータンの町の中ではかなり活気のある町だとは思うのですが、人々はにっこりしているし、道も舗装されてはいないものの、ゴミなどはおちていません。

ですがこのゲートを越えるとそこはインドの町、Jaigaon(ジャーゴン、とみんなは言っているように聞こえます)。いわゆる「インドのカオス」が待ち受けています。牛や羊が野生なのかなんなのか道をうろうろしていて野菜市場の野菜をもぐもぐ食べてはオーナーにものを投げつけられていたり、ひたすらカラフルなバケツだけを売っているお店があったり、ゴミだらけだったり、ブータンの人々の伝統衣装であるキラは、本当は手織りで何十万円もするものなのですが、同じの模様の布をどんどん機械で折ったのをこれでもかと積み重ねて二束三文で売っていたり(当然品質が悪い)、なんでもありです。

仕事もたっぷりしましたが、ちょっと観光気分でふたつの町を見ることができて有意義でした。今日と明日は首都のティンプー(Thimphu)でワークショップですがその翌々日は空港のある町、パロに行って空港での検疫状況を視察しますが、そのついでにTiger's Nest (Taktshang)、タクツァン僧院まで行くことになっています。3時間の山登りらしいんですが、歩くのが苦手な私は大丈夫かしらと今からかすかに心配しています。カウンターパートのSは「連れていってあげる!」と満面の笑みなので断るわけにもいかないでしょう。がんばって行ってきます。

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今日は、アジアのミッション2つをかかえて3週間の出張のため、トランジットでバンコクにいます。といっても明日の早朝にまた出なければいけないので今回はエアポートホテルに滞在しています。わりと高級なはずのNovotelチェーンだし、タイのホテルにしてはびっくりするほど部屋代が高いので、豪華かも!と期待していたらまったくもって普通でした。大きな窓は何に面しているかと思えば空港の特大ホールです。びっくり。カーテンを開けるわけにはいきません。そしてベッドルームからバスルームが透けて見える仕様(写真参照)です。まあこれは別にイヤではありませんが。

ところで今回出発直前に、朝の6時半にメールがはいり、12月の頭に予定している大きめのワークショップのカウンターパートが突然、「ちょっと準備が間に合わないので延期できませんか」と言ってきて、目眩で倒れるかと思いました。今言うなんて、勘弁してくださいー。本番まであと2週間しかないし、全てはなにもかも手配してあるんですよ。参加者のみなさんはもうすでにチケットを買っているし。それでばたばたと電話をしたりメールをしたりして、なんとかキャンセルや延期を免れたところで空港へ。そこでもういちど電話をもらって最終確認して、まだ何も分からないなりにもとりあえずなんとかなりそうかなというかすかな気配だけをもらって、なんとか自分を落ち着けたものの、空港で何もできないので、いてもたってもいられず、フラフラとETROに行ってシャツを買いました(超言い訳)。

大好きなマルチストライプのシャツ。わざわざ持っていたグレイのスーツをひっぱり出して、色が合うかどうかを確認しながら試着しました。100%コットンなので縮むかな?と思って聞いてみたら、2人の美しいエトロ販売員のイタリアーネがほぼ同時に「縮まない縮まない」と大きなリアクションをくれました。彼女達、コットンシャツを40度の洗濯機でがんがん洗うけれど、エトロのだけは縮んだことがない、と自信たっぷりです。私は今回が初エトロですが私も試してみます。彼女達を信じて、私の腕の長さにピッタリなサイズを選びました。

それでなんとか心が落ちついたんですけど(?)、それはさておき、飛行機の中で、心配で心配で眠れるわけがなく、ローマからバンコクまでの10時間半ギンギンでした。起きていてもなにかできるわけでもないんですけどね。何なんでしょうねあの心理は。

それで空港のホテルの部屋に入るなりネットにつないで3時間メール書いて書いて書類つくってつくって、せっせと仕事してベッドに倒れ込みました。今すっきりとして起きて、またフォローアップのメールをしているところです。参加者の出身国のFAOオフィスのみなさんがすごく協力してくれるので本当に助かります。涙が出そうなくらいに親切です。

まあでも、よく考えると、いつもパニックになっても最終的にはなんとかなるし、今回もどうやらその流れになってきたので、大丈夫、と自分に言い聞かせます。しかも、その流れでエトロのシャツも買ったしね!

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巻き寿司三昧

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先日書いたホームパーティのときの写真です。ずっと写真を撮りたいなと思っていたのにいつも巻いた直後にゲストが来たりして忘れていたので、ようやく写真が撮れて嬉しいです。巻き寿司、といっても実は寿司飯にしていないので(合わせ酢を使っていない)ので、おにぎりのようなものなんですけどね。外国の方の中にはときどき寿司飯の香りに拒否反応を示す方がいるので、一応の心遣いのつもりです。ちょっとつやがなくなりますが、良いのです。

中身はきゅうりと卵焼きとツナです。一応おしょうゆも出しますが、ツナに結構強く味をつけておくのでそのままでも意外に大丈夫です。

ところで昨日、土曜日に友達のNとFとCが夕食に遊びに来てくれました。NとFはイタリア人カップルで、9月に日本に16日間旅行に行ってきたのでその話でかなり盛り上がりました。日本人の見知らぬ人に「何人?」と聞かれて「イタリアン」と答える度に、日本人が、「オー!イタリアン!ナイス!」とイタリアをべた褒めしてくれるのが嬉しかったそうです。日本でのイタリアのイメージってすごく良いですよね、そういえば。実際ローマに住んでみるといいことばっかりじゃないのは、まあどこに住んでも同じことでしょうけれど。

でも私はイタリアに来るまではイタリアやローマ市に対して「洗練されたデザイン」「カフェ文化」「素晴らしい建築技術」などなどの、間違った印象を持っていたのでいざ住んでみるとギャップが逆におもしろいです。ここに一生住もうと思えるのはよっぽど楽天的な性格の人か、普通にローマに生まれたイタリア人だけでしょう。あ、でもかなりの数の移民がいるのでやっぱりなんだかんだいっても魅力的な国なんでしょうか?

巻き寿司のことを書きたかったのにまたイタリア考察になってしまいました。巻き寿司、巻いてる時が一番楽しいですよね。また友達を呼んで巻き寿司したいです。

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ホームパーティ

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火曜日に急に思い立って、友達にメールを送って木曜日の昨日、ホームパーティをしました。ホームパーティなんていうとアレですが単純にうちにある食べ物や飲み物をリビング&ダイニングルームに全部だして友達に来てもらってみんなで飲んで食べたというだけなんですけどね。私の招待状は以下の通り:

Subject: Thursday Night: Sushi and some Italian foods and wines and great South African Amarula drink and and and...

Dear all,

I am not sure if my place can hold more than 5 people, but I am going to try! :) If you have time on Thursday, I would like to serve you some of my favorite foods and drinks. Please come to my place on via Pigafetta xx around 8 pm on Thursday, 15th November. I think everyone knows where I live, but if in doubt, please call me, my mobile is xxxxxxxxx. Let me know if you are coming, I will count the sushi to make sure if they are enough for all of you! Looking forward to seeing you all on Thursday.

Smile and Love,
Masami

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ポップアートの展覧会

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今日はScuderie del Quirinaleにポップアートのエキシビジョンを見に出かけました。10ユーロの入場料ですが、バスやメトロのチケットを見せれば7.50ユーロにディスカウントができることを知ってさっそく見せたらあっさりOKでした。

写真の入り口付近にはかなりの行列ができていて、約20分ほど並びました。この入り口を入るとセキュリティーチェックがあって、そこからチケットを買うんですが、そのチケットやパンフレットやなにもかもがポップで(この写真を見れば分かるように真ピンクです)すぐにうきうきしてきます。

このScuderie del Quirinaleでは前回いつだったか映画関係のエキシビジョンに行って、単なる展示会だと思って行ったのに、フリーの映画が上映されますよ、とお知らせされ2階に行ってみると、一面大理石のゴージャスなテラス席で、1970年のジャックニコルソン主演のFive Easy Piecesをワイヤレスヘッドホンの良い音響で上映するところでした(英語でイタリア語の字幕)。映画を楽しんだ後、その夜が天気のよい空気の澄んだ夜だったこともあって、こんなローマの空の下でこうして、ちょっと古くて非現実的でみんなが体当たりで演技をしているような映画をゆっくり見ることができるなんてとても素敵で嬉しいことだな、と単純に感動したことがあるのです。

確かそのころ、ビルの保存改築が終わったばっかりで再オープンした時期だった気がします。そのときも感動しましたが、今回も内容だけでなく、その展示方法もとても素敵だったので、これからもこまめにチェックしてここで何か気になるショウがあれば是非また来たいなと思いました。おすすめです。

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一番好きなローマ遺跡

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皆さんご存知の通りローマには数々の遺跡があって、1週間滞在したくらいではまったくもって制覇できないし、コロッセオやパンテオン、フォロロマーノ、などなど有名な遺跡は本当に圧巻で、観光しながらちょっとおなかいっぱいになってしまうくらいです。

そんな中で、昨日ヴェネツィア広場にあるコンプレッソ・デル・ビットリアーノの展示場に来ていたポール・ゴーギャン展を見に行ったのですが、展覧会から出てすぐのところから見える、インペリアル通り越しのこのトラヤヌス帝のマーケットの建物が私は一番好きだなーと思いました。フォロロマーノの向かいに、フォロトライアノという遺跡が地味にあるんですが、それがこの建物があるところ。これはレンガ造りの公設の市場で、皇帝が、身分や貧富の違いに関係なくそこに市民を入居させる政策をとって、ローマ市民の絶大なる支持をを得ていたらしいんですが、とにかく一番下のオーバル状になっている市場とその建物、その後ろの高さの違う屋根の建物、タワー状になっている建物、などなど絶妙のバランスがいちいち感動します。アーチ状の窓の大きさが微妙に違うのも素敵だし、ひとつひとつレンガがかわいく積んである感じも素敵。

そしてこのすべてが、紀元後の1世紀のものだと思うと呆然とします。紀元1世紀っていつよ!といつも思って、当たり前なんですけど2000年くらい前ですね。すごいです。

ローマに観光予定のある方は、コロッセオからヴェネツィア広場までのヴィアレ・インぺりアーレを楽しく歩くと右手に見えますのでぜひこの素晴らしい建築物を楽しんでくださいね。夕焼けに映える素敵な遺跡です。

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