« 2008年8月 | 2008年9月アーカイブ | 2008年10月 »

先週は両親が帰国してからというもの、毎日毎日例のメラミン事件で私の所属する部署は大忙しでした。プレスリリースを出したり、様々な国からのオフィシャルな質問状に答えたり。もともと食品ではないものに対する食品基準というものは当たり前ですがないので、「基準値は?」と聞かれても困るというのが現状だったのです。つまり、逆を言えば「プラスチックに含まれて良い牛乳の量の基準値は?」と聞かれるようなものです。

これからまた他の食品に二次的に使われたとしていろいろと挙がってくることと思いますがとりあえずは中国国内と輸入を許可している国がターゲットとなります。ですが、エスニック食品を扱っている商店などになると、故意でも故意でなくても不法に販売している場合や、中国旅行の際に購入したり中国から大量に仕入れてきたりして(スーツケースの中など)税関をくぐりぬけたりでくる場合もあるので、そういった経路で他国に入り込む場合も多々あると思われます。ので、各国の政府へのアドバイスとしては自国の食品輸入コントロールの強化をすると共に、対象食品の自国への流通経路を把握し、中国で製造された高タンパク紛状食品(粉ミルク、粉チーズなど)がある場合はそれらを検査、メラミンが検出されればリコール、という対処をするようにアドバイスしています。

カテゴリ:

ご無沙汰しています。クロアチアからは9月13日には帰ってきていたのですが、翌日に私の両親が渡伊したため、しばらくイタリア国内旅行を楽しんでいました。今回はユーロスターの旅。細々とした手配のことを書き留めておきたいのでかなり個人的なメモになってしまいますが、お時間ある方はおつきあいくださいね。

いつもだったら私の家のすぐそばのオスティエンゼ駅の地下構内を通って地下鉄ピラミデ駅まで歩いてメトロでローマ・テルミニ駅まで行くのですが、今回「なんちゃって」老齢の二人がいるし、荷物もあるし、ということでタクシーを呼ぶことにしました。前日にRadio Taxiに電話(4ケタで4994、ローマは流しのタクシーは禁止なので携帯に登録しておくと非常に便利です。携帯からかけるときはローマの市外局番06をつけます)しておいて翌朝7時半に家の目の前まで来てもらうよう予約しました。当日には確認の電話がきたあと確実に家の前に来てくれました。

カテゴリ:

昨日の夜はワークショップでレクチャーしていただく予定の専門家の2人と、川辺の古い街並にある素敵なレストラン、Kod Ružeというところに行ってきました。素敵なインテリアに陽気なクロアチア音楽隊もいて、お客さんもダンスしたり歌ったりでとても楽しい夜になりました。写真暗くてすみません。実際はもっと暗く感じました。

いただいたのはお魚のカルパッチョをアペタイザーに長時間煮込んであって、トロリととろけるお肉のシチューにニョッキ。一緒にいたふたりは中近東出身(イランとシリア)のおふたりなのでお野菜のディッシュを注文していました。ところでちょっとしたことですが、私はこの仕事を始めたばかりの頃は、こうしてマスリムの人とご一緒させていただくときに気を使って一緒にベジタリアンな食事をしたりしていましたが、いろいろとお話を聞いたり一緒に考えたりした末、結論としては、自分がイスラム圏にいない限り、気を使わなくて良い、自分の好きなものを食べればよい、と思うようになりました。当然イスラム圏にいれば周りの人に合わせます。ですがどこにいるとしても、例外として、やはり豚肉は食べないようにしています。目の前で美味しそうに豚肉を食べるのはちょっと気がひけるし、私は食べ物は基本的に美味しそうに食べたいから。

このレストランの雰囲気はとても良かったので、できれば滞在中にまた来れたらいいなと思います。

カテゴリ:

Drava River

 | コメント(0) | Edit

今日は朝の9時半集合でミーティングがあり、最終的なカンファレンスルームのチェックや書類の準備などをして、ラボを見学してレポートのドラフトをチェックしたあと、ちょっとオシェック観光でも、ということになって軽く10分ほど歩いてきました。そのときに行ったのがこの川沿い。この街のウィキにもありますが、Drava川というのがこの街のメインの川で、このあたりの雰囲気はとても良く、川に浮かんだボートスタイルのレストランなんてあって、ちょっと観光地風で素敵です。

写真の右にみえるのは小さなフォートレス(要塞)で、今はナイトクラブになっていて驚きですが、ここに連れてきてくれたマロくん(昨日のエントリーに既出)の話によるととても良い雰囲気のナイトクラブでいつも大人気なんだそうです。一度くらい行ければいいけど。

カテゴリ:

クロアチアより

 | コメント(0) | Edit

写真は何てことない風景ですが、無機質な駐車場が視野の80%を占めている私のホテルの部屋の窓から撮ったにしては、まあ良いかなという程度ですね。腕が悪くてすみません。この写真には初秋の空が広がっていますが、外はかなり暑いです。ローマより1、2度低いかなというだけの違いです。

さて、ビーチが美しいといわれるクロアチアですが、何の因果か私はOsijek(オシェック、と発音されているように聞こえる)というクロアチアにある全てのビーチから一番遠い街にいます。今回はシリーズ化している遺伝子組み換えの安全性評価についてのトレーニングに来ていて、その分野では一番よいであろうと思われる施設がこの街にあるというのでやってきました。人口約10万人のクロアチア4番目の街です。首都はZagreb。昨日の夜9時過ぎに到着し、そのまま迎えにきてくれたラボのアナリストのマロ君のプジョーに乗って3時間でこの街にやってきました。今日は朝からコンサルタントの2人と食事をして、ラボ分析のペーパーについて話し合って、明日の予定をたて、お昼ご飯を食べにでかけ、そのあとスーパーマーケットに寄って帰ってきたのでした。

クロアチアは2年後のEU加入に向けてかなり努力をしているところでえ、加入するならばそれなりの貿易に関する法的環境が整っている必要があり、それを調整している最中で、この遺伝子組み換え食品に関する対応を迫られているのです。

ただ街は異常に新しく、いかにもあの戦争の後すべてが新しく建てられたのだなと思わされます。銃痕が無数に残る建物もあり(痛ましい戦争を忘れないために、その部分は違う色のレンガで補強されていて、非常に目立ちます)、15年ほど前のあの戦火はこんなにもひどかったのかと改めて考えさせられます。それに反して、概して人々はとても親切で明るく、街も緑がいっぱいでキレイ。もし仕事が週末にくい込まなければ、長旅をしてビーチに行くというのもいいなと思っているのですがどうなることやら。ちょっといろいろ聞いてみようと思います。仕事だから遊んでる暇はないか。

カテゴリ:

中禅寺湖

 | コメント(2) | Edit

日本の夏休みは楽しい事ばかりで、あっという間に過ぎてしまいました。写真を整理しながら思い出にひたるのもなんだか楽しいですね。

主人のAさんがいろいろと計画して私の帰国を待っていてくれて、私たちは楽しく二人でドライブして日光に行ってきました。というのも、「日光を見ずして結構と言うなかれ」というらしいので、この先の人生で「結構」と言えなくなると困っちゃうのでこの際クリアしておきましょうということになったのでした(ウソ)。

ドライブも楽しかったしいろは坂も綺麗だったし、東照宮は圧巻だったし、眠り猫はかわいかったし、猿の一生も素敵だったし、神の白馬も良かったし、日光の温泉も気持ち良かったし、華厳の滝も、竜頭の滝も素晴らしかったし、日光の明治スタイルのフレンチレストランも美味しくて感動的だったんですが、なぜか今私が思い出して嬉しくなってしまうのは、写真の中禅寺湖です。それまで霧につつまれていたあたりが、ある瞬間ぱーっと晴れて、気持ちの良い日の光が差し込んで、「ああ、だから日光って言うのかしら」ととんちんかんなことを考えたりしました。お花もこうしてキラリと光る素敵なのが咲いていて、湖畔は人がいなくて美しくて、なんだか「日本の夏」の典型のような静かな冷たい湿気がただよっていて、本当に、表現し難いのですが、とてもとても良かったです。いや、ここは日光の地を踏んだ今、「たいへん結構でございました」というべきかしら。

カテゴリ:

今日から

 | コメント(4) | Edit

さて、9月1日となりましたが、ここを見てくださっている皆様、特に私に近い皆様にご報告があります。

昨日まで私の職場のFAOで、私は一時的な専門職員としてお仕事をさせていただいており、最初に定められた2年間をベースとしてさらに半年、3ヶ月と契約を延長していただいて仕事を続けてきましたが(正規職員以外の職員はそのような契約形態で何年もここで仕事をしています)、今回幸運が重なって、正規職員(食品安全専門官、リスク評価部門)として完全に就職させていただくことになりました。今までのランクからひとつあがる昇進(?)の辞令も頂いて嬉しい限りです。この就職にはさまざまな方面からのお力添えがあったとはいえ、自分勝手に、実はこの2年半強の仕事を評価していただいたような気がしておこがましくも、非常に光栄に感じています。

カテゴリ:

このアーカイブ内の全エントリ

アーカイブス

マンスリーアーカイブ

カテゴリ別アーカイブ