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パリへ買い付けに。

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もう先週末のことですが、実業家の友人のAがフランスはパリのジュエリーのエキシビジョンに買い付けに行くというので私も便乗してパリの空気を吸っちゃおうということになりました。いろいろなところにいって買い物したりおいしいもの食べたり、と楽しいことだらけだったんですが、やっぱり私にとって大事なのは「ローマから抜け出す」ことだったんじゃないかと思います。すべての都市にいいところ悪いところ両方ありますが、最近ちょっとローマの悪いところばっかりに運悪く当たっていてどうしてもスッキリしなかったので。

写真はパリは1920年代の世界の芸術家が集ったというモンパルナスにあるラ・ロトンド。天井には良くこのカフェに来ていた芸術家達のサインがデザインされていますが、パブロピカソ、アンリマティス、マルクシャガール、アメデオモディリアーニ、ジョアンミロ、サルバトールダリ、と芸術に詳しくない私でも分かってしまう名前ばかりでびっくりでした。このカフェは夜にはちゃんとしたレストランになって、とても美味しいお魚料理が出ます。すっかり観光地になっているとはいえ、お値段もパリの中心地よりはマシで私たちも美味しい庶民的な赤ワインとチーズたっぷりのフレンチオニオンスープ、たくさんのオリーブに美味しいバゲット、とすっかりフランスらしい夜を過ごしたのでした。美味しいワインがあると話もどんどんはずむので不思議ですね。寒かったけれどパリはやっぱりローマよりもちょっとだけツンとしたお洒落な感じがあって素敵でした。

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ピンク色の本ができた

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i0110e00.jpg仕事の話で恐縮ですが、2006年にこの仕事を始めてからすぐにとりかかったプロジェクトのひとつに、遺伝子組み換え食品の安全評価に関するものがあったのですが、去年の暮れにCD-ROM付きの本をようやく出すことができたのでご報告です。フランス語版スペイン語版も出すことができました。

一度に3カ国語のとても専門的な本を出すというのは実は非常に大きな野望であったと後で気づきましたが、たくさんの良い経験(失敗も含めて)をしたので書き留めておきたくなりました。まず最初にカナダの専門家の方にアウトラインを渡して最初の文章を書いていただき、一単語一単語リビューした後、それをFAO内部のいろいろな専門家にリビューしていただき、テクニカルエディターに文章をきちんとしてもらい、今度は途上国の政府の関連部署で働く人々を集めてツールのパイロットテストをしていただき、その結果を集めてかなり大幅に書き直しをして、またエディターにまわして、内部コメントをもらって、今度は世界各国のピアリビューワーにまわして、さらに大幅に書き直して、エディターにまわして、翻訳にまわして、翻訳で問題がでたところを(英語が特殊すぎて翻訳できない部分が多々あった)をかみくだいた英語に変更して、さらに翻訳し、最終的に出来上がったものをDTPデザイナーに渡して、デザインの段階で間違いを指摘されたものを変更して、出来上がったPDFをもとに他の教育ツールと一緒にCD-ROMを作って、CD-ROMを3カ国語対応にして、CD-ROMのラベルもデザインしてもらって、スパイラルリングでまとめる形にして、プリントする紙質を選んで、お金を工面して、と、かなり気が遠くなるプロセスでした。

でもデザイナーと一緒にデザインエレメントや色を選んだりできたのはかなり楽しかったです。見ていただけるとわかりますが、麦の穂のデザイン(FAOのロゴにもなっています)がDNAのαヘリックスになっていっているデザインで、みなさんに褒められるのでかなり得意げです。私がデザインしたわけじゃないのに。そして色が、ウェブ上だとかなりパープルですが、実際の本は白いスパイラルリングのせいか、かなりショッキングピンクに近い色になっていて、みんなに「あのピンクの本」と呼ばれています。ディレクターには「20年くらいFAOにいるけれどピンクの本をつくったのは君が初めてだと思うよ」とにっこりされてしまいました。てへ。ピンクの本かわいいじゃん。

とはいえかなり内容はまじめで、途上国にとっては遺伝子組み換え食品への興味はかなりのものがあるので(いろいろな意味で)毎日どこからかリクエストをいただいているので作ってよかったなぁと心の底から思います。これでFAOに来て私が直接イニシアティブをとって作った本(ISBN付きで発行されたもの)は9冊になりますが、今のところ一番時間がかかったものなので感慨深いのでした。実はもうすぐ記念すべき10冊目が出ますが、それもデザインが気に入っているのでわくわくしているところ。出たらまたここで嬉しげに紹介しますね。

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Avatar

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avatar_smallteaser.jpgAvatar (2009), (B+)

話題の映画ですが、週末にオリジナルバージョン(つまりイタリア語に訳されていない英語バージョン)を観てきました。残念ながら3Dではなかったので、評価は低めです。3Dで観たらきっと評価はAですね。ちらっと体験したけれど強烈だったから。あのジャングルの中のものがわーっとまわりにあったりしたらすごいだろうなと思いますね。しかもキレイだったし。

でも普通の一般社会に生きている大人として、正直、自分をあのファンタジーの世界に入り込ませるのにはちょっと努力が必要でした。最初、弟が亡くなって、宇宙を旅して、液体の中で目が覚めて、というような部分もしばらく「え?」「え?」という感じでついていけなかったし。

私のちょっとヒネた感想は下に書いておきますが、全体的にはすっごく面白かったし良いエンターテイメントでした。実際もう一回みたいと思っているし、バンシーで空を飛ぶところなんてとくにわくわくしました。

  • とりあえずいったいどこからどこまでが本当の映像で、どこからCGかが全然分からない。
  • これってどこ?ニュージーランド?コスタリカ?竹林もあったような。
  • 最近読んだ本に「良いプロットはポイントに至るところまで時間を無駄にしない」というようなことが書いてあったけれど、ナヴィに出会ってからのストーリーの無駄がなくて驚いた。プロだから当たり前か。
  • ジェイクの足が超リアル。どうやってるの?
  • 浮く岩石って聞いてデジャヴ。これってジブリ映画っぽい。つたを登っていくところなんて結構そのまんまでどこかで見たような気が。
  • チャンティングするシーンはちょっとイグノラントな気がしないでもない。何かの文化をステレオタイプでみているような。
  • グレースを治癒しようとするシーンもジブリ映画っぽい。ナウシカだったっけ?あれは虫だったけど。
  • せっかくボンディングしたバンシー(飛ぶやつ)がちょっとかわいそうじゃない?まあ、ごめん(You are not gonna like this)って言ってたけれど。
  • あのパイロットは絶対に生かすべきだったと思う。かなり納得いかない。どこかで生き延びていてほしい。
  • すごい残酷だけどもしネイティリが亡くなってたら、ジェイクがどんな選択をしたかとかそういうところをちょっとだけ見たかった気がする。ツーテイだけ亡くなってかわいそうすぎる。
  • 自然=善、人間=悪、のような設定がちょっと自虐的すぎかな。
  • まあ続きがあるんだろうけど、司令官を生かして帰したり、あのおひげの人とかはパンドーラに残って何するんだろう、とかいろいろ疑問。

というわけで、今度3Dも見に行ってこようかなぁと考え中です。イタリア語でこの映画を見たくない気がしないでもないですけど。[ DVD | 日本語DVD ]

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ハマム

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昨日仕事が終わってから仲良しのリトアニア人のDと一緒にハマムに行ってきました。6時半の予約で出たのは9時近くだったので2時間半みっちりゆったり。

この写真でわかるように、このスパはローマ遺跡を改築して作ったもので、見た目すばらしいです。水曜日と金曜日は女性だけの日なのでみなさん全裸でうろうろしてます。まずはこのタイルの台かまわりの大理石の台に座ってあたたかいお湯を浴びたあと、泥ソープをぬりまくって毛穴を開きやすくします。しばらくこのお部屋でのんびりしたあとは奥の熱めの蒸気サウナへ。15分程度で心拍数があがって滝のような汗が出てくるので落ち着くのをまって出ます。また20分ほどのんびりしたあとまた熱いお部屋へ、というプロセスを何度か繰り返すと自分でもはっきりわかるほど皮膚が浮いてくるので、そこでここでお仕事をしている水色のシャツを着たお姉さんに声をかけます。

そこでやってくれるのがターキッシュスクラビング。全身をくまなくスクラブしてくれるんですね。そのあと清潔なシャワーに入るのですがそのとき完全に古い角質を一枚脱いだ!という実感がわくのが強烈にうれしいんですよねー。そのあとのジャグジーでDとひたすらコイバナに花を咲かせたあと(彼女は久しぶりに激しく恋愛中)またシャワーを浴びて、ジャスミンティーをいただいてゆっくりしたあとかえりました。

今回おもわずお得なアボナメンティ(回数券)を買ってしまいました。だってどうせ行くのにやっぱりその度にお金を払っていたらもったいないかなと思って。そしたらかわいらしいメンバーズカードをいただいて、こんなことで超ハッピーになったりして、私って単純です。

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馬タン

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1月4日の仕事始めにはローマに戻ってきている私ですが、多少の時差ボケは感じつつも仕事に復帰しています。ローマは東京よりつくばより熊本より暖かくて快適です。でも雨が降ってますけど。

クリスマス以降は夫のAさんと熊本に行ってきました。義理の両親も大阪から熊本に遊びにきてくれて(なんと車で!)、楽しい黒川温泉での年末となりました。宿は私たちお気に入りの山みず木(2008年3月2002年12月のエントリー参照)。本当に「いたれりつくせり」とはこのことだなぁと思える、隅々まで行き渡ったサービスとおいしいお料理(真横で作ってくれるのでできたてのおいしいお料理です)にまた再感激しました。お部屋のテラス側にはお年寄りに気を使ってか、低いテーブル+椅子タイプのくつろぎスペースがあって、膝を痛めて以来、正座のできない母は大感激していました。各部屋にあるイタリアンブランドのSaecoのエスプレッソマシンも、冷蔵庫にすでに冷えているおいしい阿蘇のわき水もなにもかもよかった。ちょっとお部屋を出ている間にささっとコーヒーカップやお湯のみが洗ってあったり、浴衣の上に羽織るブランケットがお部屋にもお食事のところにも用意されていたり、本当に細かい部分が嬉しいですね。

写真は夕食の最初に出て来た馬のタン刺。他にも熊本の絶品名産、辛しレンコンなどものってます。ここに乗ってるものすべてが強烈に美味しかったです。四角い器に入っていたのは白子の葛寄せ。デリケートでほんのり甘くて美味しかったです。

黒川にある旅館の予約は、6ヶ月前にならないととれないのですが(今回はAさんが真夏の7月中にとってくれていた)最後にお会計のところで別のお客さんが「どうしても来年の年末も泊まりたいけれど今予約はできないのですか?」と聞いたりしていて、気持ち分かるわー!と思いました。温泉も内湯も露天風呂もすごく素敵なところです。雪の露天風呂もかなり風流です。九州で雪?と思われるかもしれませんが、実は熊本県はかなり寒くて阿蘇周辺は冬はかなり雪がふりますよ。また素敵な年末を過ごせて本当に良かった。

申し遅れましたが、皆様あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくおねがい申し上げます。

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