« 2013年3月 | 2013年4月アーカイブ | 2013年5月 »

海!

 | コメント(0) | Edit

Lido di Ostia週末、友人と3人で海辺のシーフードイタリアンレストランでランチにしようよ、ということになって、ローマから一番近い海に行ってきました。オスティアの海。写真の人はたまたま居合わせた人で、私の友達ではありません。友人はイタリア人カップルでこのオスティアの海から車で10分くらいのところに住んでいます。ローマの私の家からここまでは車でちょうど30分といったところ。ローマからはVia del Mareという「海の道」という意味の車専用道路をまっすぐスイスイと走るだけで到着なので快適です。ただ、イタリア人が日曜日の朝に、ゆったりと起きて、コーヒーでも飲んで、「今日どうする?オスティアでもいく?」となるような昼過ぎの時間になってしまうと激混みになって大渋滞もおこる道でもあるので注意が必要ですけど。

それにしてもお天気は快晴、海風は涼しく、シーフードレストランの車海老のリゾットは強烈に美味しく、最高の日曜日となりました。ランチのあとは、最近二人で住み始めたという新居にお邪魔してコーヒーをいただいておしゃべりして帰りました。楽しかった。今度はもっとキレイな海にいってビーチでのんびりしたいな。

カテゴリ:

Paris最近パリにかぶれているみたいになっている私ですが、このあたりで私の好きなオルセー美術館についてまとめておきたいという気持ちが高まって来て押さえられなくなったので今日書く事にしました。別にパリにいるわけではありません。今はすっかりローマに帰って来て家でのんびり週末を過ごしています。

今までこのサイトをちょこちょこ見てくださっている方はお気づきかもしれませんが、私はオルセー美術館、もしくはオルセー美術館展覧会というものに何度も足を運んでいます。なぜ何度も行くのか。自分でも分かりません。うっかり入館無料の日にオルセーの目の前までいって入場制限にかかって入れなかったことすらあります。何が私をこんなに惹き付けるのか。私は美術品に特に詳しい訳でも芸術が大好きなわけでもありません。たぶん、自分なりに分析すると、オルセーの位置、全体的な雰囲気、いろいろな館内設備、そこはかとなくかもしだされるゆるい感覚、私、今オルセーにいる!という実感、などなどが総じて好きなんだと思います。崇高な物が全然なくて本当にすみません。

このエントリーは、できればこれからパリに行く予定があって、私みたいにオルセーが好きかもしれなくて、事前情報がちょっとほしくて、というような人が参考にしてくれたらいいなと思って書いています。そしてできれば木曜日を丸一日オルセー観光に当てても別にかまわない!という人だったらさらにいいかもしれません。なぜ木曜日か。それは木曜日はオルセーが遅くまで開いているからです。オルセーで1日過ごす!という気合いで是非お読みください。

準備編:
公式ウェブサイトはこちら:http://www.musee-orsay.fr/en/
特別な展示などがある場合は混むこともあるので情報をゲットしておいてくださいね。下の情報は現在の私が知っている情報です。
重要1:月曜日は閉館日です!
重要2:毎月の第一日曜日は入館無料なので非常に混雑します!
開館時間:9.30 am
最終入館時間:5.00 pm(木曜日だけ9.00 pm)
閉館時間:5.30 pm(木曜日だけ9.30 pm)
入館料:常設展は 9 Euro(特別展をみたい場合は追加になります)
チケット:オンラインで買っておくと楽ではありますが、以下のように朝に行く場合は特に問題ないはず。

実践編:
情報を仕入れたら、まずは泊まっているホテルからオルセーに行くところから始まりますが、そのまえに、重要なのは朝ご飯を強烈に軽めにしておくことです。一日長いのです。しかも、ちょっと遅い朝食をオルセーで食べる気分で、朝はコーヒーだけ、という感じで良いと思います。オルセーの最寄り駅は実はメトロではなくPERと呼ばれる鉄道のラインのC線にあります。駅名は分かりやすくMusee d'Orsayです。東京のJRとメトロの乗り換えのような気分で乗り換えても大丈夫です。このPER Cの駅でおりるとどの出口を出てもオルセーが目の前にあるので迷う事はまずないと思います。もちろんメトロの12番でAssemblee Nationaleで降りてもいいんですが、私はこのPER C線を使う事を強くお勧めします。2階建て電車で古ぼけた感じがいいのと、とにかく朝から迷わないのは大事だから。オルセーに到着するまでになるべくエネルギーを温存しておくことが後々強烈に大切になるのです。なるべく歩かず、走らず、ゆったりとさくっと到着しちゃってください。到着の目安は8時半から9時の間で大丈夫でしょう。あまりに早く着きすぎるとエネルギー消費してしまいます。オルセーの目の前に列を作る黒い柵があるので(上の写真参考)そこに並んで開館を待ちます。

開館すると列が動き始めます。意外とあっさり進む事に驚くでしょう。セキュリティーチェックをすぎたら、チケットブースに行きます。人数を伝えてチケットをゲットします。ブースの裏が入り口になっているのでそこでチケットを見せるとバーコードスキャンしてくれるので、そこでもう美術館に入った事になります!もう自由です!

ここからが私の詳しすぎるおせっかいポイントになります。まず、入ると、昔駅だったこのオルセー美術館がパーーーーっと開けて、光がふりそそいでいて、確実に心の中で「おおおおおお!」と思うことでしょう。是非入ったそのポイントで、存分に立ち止まって感動してください。まだ歩かないで。何故かというとまず、荷物や分厚いコートなどがあるからです。パリ観光中でいろいろと重いものをもったりしている人はそのまま右手の後ろに歩いてクロークルームに行きましょう。必要な物はお金、身分証明になるもの、カメラ、ガイドブックなどでしょうか。小さめの見た目がかわいい(これ重要)エコバッグなんかを持ち歩いている私はいつもそれに入れ替えることにしています。冬のコートは間違いなく預かってもらいます。汗だくになるので。

その次は、迷いなく、オーディオガイドを借りに行きましょう。チケット売り場のところにもオーディオガイドコーナーはあるんですが、実は入ってしまってからの方が並ばずにすみます。クロークルームから出てきて、また初めの入り口近くに戻ると、入り口を背にして左側にだいたいオーディオガイドのブースが出ています。ミニポイントとしては、フランス語が分かるかたは絶対にフランス語を選んでください。説明の濃さが違うそうです。日本語と英語でも違うので、英語だけでも分かる方は英語のほうをおすすめします。

ここで今、オルセーの詳しいガイドがのっているガイドブック(日本からもってきたものなど)を持っている方はいざ中に進むんですが、持ってない方は、是非、だまされたと思って、そのオーディオガイドのブースの左にある小さなブックショップにいって、オルセーのガイドブックを買ってください。地図もついていて9ユーロです。絶対必要というわけではないんですが、あったほうが絶対嬉しい気持ちになるはずです。とてもチャチなガイドブックなんですが、それでも十分役立ちます。近くのインフォメーションセンターで赤いフロアマップをもらっておくのもいいと思います。

さて全てがそろったところで、まずはこてしらべにちょこちょこっと彫刻を見ましょう。そのブックショップのすぐちかくに、大きな黄金のライオンがいるはずです。これは実は、ルーブルのライオン門にいるライオンの片割れなのです。ルーブルのほうの、ヘビと戦い、荒くれているライオンを知っていると、この静かにきちんと座って賢者のような顔をしたライオンにすこし動揺するかもしれません(私はしました)。なにかの上手な例え話のようです。その奥には自由の女神がいると思います。

Musée d'Orsayさてこのふたつを十分楽しんだら、なんと、私のおすすめは、立ち止まる事なく、このオルセーを縦にまっすぐ一番奥まで進むことです。狙いはカフェです。Cafe de l'Oursというセルフサービスタイプのカフェがこの階の一番奥にあるのでそこまで突き進みましょう。朝食を軽めで来ているのでお腹がすいているはずです。カフェクレーム(カフェオレ)とパンオショコラ(チョコクロワッサン)でも頼んで、オーダーカウンターに背を向けて一番先のカウンターに落ち着きましょう。写真の白くまを存分に斜めから楽しめる位置が良いと思います。私がちょうど座っているあたりです。写真にうつっているのはガイドブックと、オーディオガイドです。まずはカウンター席のスツールにゆっくり座ってこの白くま(Polar Bear)を愛でます。オーディオガイドにも取り上げてある作品のはずなので、彫刻の左側に書いてあるはずの番号をしっかり確認してから着席しましょう。朝食をとりつつ、オーディオガイドを聞きつつ、目の前のこのPomponの彫刻をまじまじと見つめましょう。強烈に単純化されたラインから白い体毛が急にざわざわっと動いてPolar Bearがのしっと歩いた感じがしたらまじまじと見つめる作戦は成功です。

カフェでは他にもやることがあります。それは芸術品の予習です。これはわりと大事です。前日にやっておけば、と思うかもしれませんが、観光って復習はたくさんしても、予習ってなかなかできないものです。それは感覚がつかめないから。でも今、このオルセー美術館にいて、時間がたっぷりあって、ガイドブックも目の前にあって、だいたいなんとなくの位置関係も分かっているなら予習にはぴったりの場所なのです。今いるのは0階(グラウンドフロア)で、オルセーにはこの階と2階と5階の3レベルしかありません。0階はいわゆる駅だったときに線路があった部分です。ブックショップで買ったガイドブックを広げると、最初のほうに絶対当時の駅舎だった様子の写真があると思うのでそれを眺めて、是非このカフェの左に広がる景色と比べてみてください。

そのあとはだいたいでいいので1日の過ごし方をフロアガイドをみながら計画してみてください。カフェでは10時半くらいまでを目安に過ごします。0階のメインの部分は彫刻、左右の奥には絵画が納められています。私だったら全午前中をこの0階で過ごすと思います。それでも足りないくらいです。この階の彫刻は「超有名」とまではいきませんが心をぐっとつかんでくるものばかりです。絵画も、当時の「サロン」ってなんなんだ!「サロン」って何様なんだ!どんな贅沢な文化なんだ!と思うほどたくさんあってはっきりいってびっくりします。絵画に癒されるというよりは、絵画に挑発されるという感覚でしょうか。お腹がすいてたまらなくなるまで、ひたすら歩いてガイドブックやオーディガイドと照らし合わせながら、自分だったらどんなガイドをつけるか考えながら楽しい時間が過ぎて行くはずです。

Musée d'Orsay12時になったら(あるいは近くなったら)なるべく早く、入り口近くか、あるいは先ほどのカフェのさらに奥にあるエレベーターに乗ってまずは2階へ行きましょう。ここで気をつけるのは、0階のカフェの裏にあるエスカレーターには乗らないことです。このエスカレーターは2階をスキップして5階にしかいけない仕組みになっています。まずは2階でランチなのです。なぜ早めに行くかというと、毎日結構人気だからです。ちょっと遅れてフランス人やヨーロッパ人のランチタイム(1時)に近くなるとうっかり並ぶ事になるからです。12時丁度くらいだったらまず問題ないと思います。昔はホテルだったというこの部分にあるこの壮大なお部屋、天井画、ゴージャスなバカラのシャンデリアなどの中でわりと普通のランチができます。私は冷たいお料理をいただいたのですが、多分暖かいお料理のほうが美味しいと思います。ここでもゆっくり次の予習や今までの復習ができるので1時間ほどゆったりしましょう。並んでいる人を横目にちょっぴり優越感にひたりつつ、窓からのパリの街の景色やセーヌ河をちらりと見ながらのランチはなかなかの気分です。味がもうすこし良かったらいいんですけどね。ワインをいただくのもいいんじゃないでしょうか。私はお酒は非常に弱いのでこんなところで飲んでしまったら午後は絵画鑑賞どころじゃなくなるため自制しましたが。

ランチがおわったら次は2階か5階です。私は2階を選ぶと思いますが、実は日本人が好む印象派の作品はすべて5階に集められています。オルセーが初めてだったら、まだ体力のあるうちに5階にいくのが正解かもしれません。私は印象派は何度も見たので(東京でも)2階からまわることにしました。5階は開館時から人であふれかえっていますので、0階や2階の優雅さはほぼないと思ってください。2階は彫刻が内側に、絵画が柱の奥に、という配置になっています。0階のカフェのちょうどうえのあたりにロダンの作品があつまっています。ロダンのものはここでみるよりもロダン美術館でみるほうがずっと良かったと思いました。それよりなにより胸をつかんではなさないのはロダンの作品を背にして大時計を見た時に左側の回廊にある、カミーユの作品群。写真を見ただけでもハっとするほど美しいカミーユを、こんなにしてしまうなんて、ロダンってどんな人だったんでしょうか。"Maturity"の前で泣いている人もいました。ちょうどそんなカミーユの作品などがある部分の奥は、ポスト印象派といわれるゴッホやゴーギャンなどの作品があります。私はどちらもそんなに好きではなかったのですが、ゴーギャンのタヒチの家の装飾だった木のプレートにフランス語で"Be mysterious, be loving and you will be happy"と書いてある、とオーディオガイドさんに教えてもらってからはゴーギャンの作品が違うように見えてきました。最後の部分は分かるんですが、Be mysteriousの部分が特徴的ですよね。

Musée d'Orsayそうこうしているうちにもう夕方4時になってしまいます。いいかげんもう5階に上がらなくては。大時計のある側から5階にあがると、まずはこの写真のカフェ、Cafe Campanaが目にはいるかもしれません。反対からはいってしまったとしたらもうあきらめてください。カフェは最後です。ショコラシュー(ココア)などでエネルギー補充をするもよし、ペリエなどで水分補給をするのも良しです。これからが勝負なのです。5階は、これでもか、これでもか、これでもか、と印象派の作品をがんがんぶつけられます。モネ、ルノワール、セザンヌ、ドガ、マネ、などなどいろいろです。フェルメールもあります。でもまず人々の目にとまるのは、Yoshioka TokujinさんのWater Blockでしょう。是非クリックしてみてみてください。いわゆるベンチなんですが、本当に美しすぎます。どうなってるの?と触ってみたくなることまちがいなしです。

5階は全ての部屋にたくさんの人いるのでそのベンチに座るのももしかしたら難しいかもしれません。でも作品は是非、この部屋の真ん中の椅子にすわってゆったりと見てみてください。椅子のそばでスタンバイしていれば必ず座れます。私は全ての部屋のこのWater Blockにそれぞれ15分ずつくらい座って部屋を見渡しました。たくさんの人が横切るので時には絵も何も見えなくなることもありますが、それがだんだん「長時間露出の写真の流れるような動き」のように感じてきて、その奥に、動かない印象派の作品が見えてくるのです。疲れない、一番いい方法だと思います。午後閉館まで、とはいかないかもしれませんが、全ての部屋でゆったりすわってオーディオガイドを聞いたり遠くから絵を見つめたりするのはとてもいい気分です。どんなに混んでいても、です。これをひたすら続けて、オーディオガイドで勉強して、へぇそうなんだ!と思いながら進み、29番ルームに到着したらこれでおしまいです。最後はミュージアムショップがあるんですが、なかなかショッピング!という気分にはなれないほど疲れているかもしれません。足はいわゆる「棒」になっているはずです。

"My" Pomponでも!私は誘惑にまけてこれを買いました。「私だけ」のポンポンを手に入れるために。ちゃんとシリアル番号のついた、ポンポン在命時に許可された複製で、完璧なフォルムをしています。私がまじまじとおしりからみつめたそのままの形です。ミュージアムショップでは私は今までいろんなものを買いましたが、旅先でこんな重くて持ち運びが大変なものを買ったのは初めてです。でも買って本当に良かった。ミュージアムショップの人も、「これはたくさんつくってあるとはいえ、最終的には数に限りがあるから『買い』のアイテムよ」とこっそりおしえてくれました。まだたくさんあるそうですので興味がある方は是非。これよりひとまわり大きいサイズのはもっともっと数はあるそうです。この先数十年は大丈夫かもって笑ってました。まあつまり大量生産です。でもいいんです。10億とはないものですから。今は私の部屋の本棚でのっしのっしと歩いています。あいかわらず白い毛をざわざわとさせながら。

閉館時間ももう近いはずです。あとはメトロにのってホテルに帰って、ベッドに飛び込むだけです。ランチが重かったので夜は水分補給だけで大丈夫かもしれません。途中でケバブを買って帰るのも「最近の」パリらしくていいかもしれません。おつかれさまでした。

カテゴリ:

やっと春。

 | コメント(0) | Edit

Paris私にとってのパリへの出張は、だいたいにおいてパリに本部があるOECD(Organisation for Economic Co-operation and Development) という機関で行われる会議に出席するのが理由なんですが、そのOECD、フランス語だとちょっと単語の順序が入れ替わってO.C.D.E (Organisation de coopération et de développement économiques) となり、フランスでは普通にOCDEと呼ばれています。写真はメトロの最寄り駅であるLa Muetteから徒歩でOECDへ向かう途中にある案内標識なんですが、曇り空の下とはいえ、やっとのことでかすかに春らしい色になっていたので写真を撮ってみました。

春のパリなんていうと美しいイメージですが、今年はなぜか肌寒いわ細かい雨が降るわでちょっと残念な1週間でした。その間どうやらローマでもお天気には恵まれなかったようです。仕事でイヤなことがあったりするときにはお天気だけでも良ければわりとどうでもよくなるのに、お天気が悪いとついくよくよしてしまいますよね。

Parisでも会議の最終日である金曜日にはほんの数十分だけでしたが青空が広がって、会議場から出てから、久しぶりに浴びた日光のおかげと、会議が終わった開放感との両方でいきなり気分が上がりました。この写真はそのときに撮ったもの。実は一番上の写真のほんの真向かいにあります。日差しの中で一斉に開いていてなんだか感動しました。植物ってしゃべらないし、こうして一生懸命咲いているように見える花なんて特に健気な感じがしますよね。不思議です。

さてもうローマに帰って来ているわたしですが、昨日の夜は友達のCとアペリティヴォをするだけのつもりが、おしゃべりが盛り上がってしまい、そのままレストランに食事に行くことになってとうとう夜中の12時までふたりで盛り上がってしまいました。明日からは久しぶりに自分のオフィスで仕事なのでちょっと嬉しいです。また気分を入れ替えてヨーロッパのやっと来た春を楽しもうと思います。

カテゴリ:

プラティヌホテル

 | コメント(0) | Edit

パリ仕事でパリにきています。といっても実はパリに到着したのは今週の日曜日で、会議は今日終わってしまいました。明日の早朝にローマに帰る予定です。今回は私が所属する機関の都合で、泊まったことのないホテルを指定されたんですが、それがなかなかよかったのでご紹介です。メトロの駅はシャルル・ミシェルで、スターバックスやマクドナルドの近代的なショップがたちならぶ何となくアメリカンな場所です。名前はプラティヌホテル。

ホテルの目の前には今年中にオープンするといわれているショッピングモールが建設中で、工事中の道も多く、それでホテルが異常に安かったのかもしれませんが、マリリンモンローとハリウッドがテーマの素敵なホテルでびっくりしました。サービスも至れり尽くせりで、地下には宿泊客には無料のターキッシュバスがあって超快適。オムニセンのスパもあったので火曜日にしっかり1時間半マッサージしていただきました。気持ちよかった。

フランスのコーヒーに飽きてからはスタバにも通いました。世界中のスタバでは、商品を受け取る時のために名前を聞かれることが多いと思うんですが、日本人の名前を言ってもわかってもらえないことが多いですよね。いつもは勝手に自分にそれらしい名前ををつけ、たとえば真佐美なので英語のときはサミーとかそういう聞こえなくもない名前を言うのに、フランス語だとなんだろう?と思いつくことができなくて、本名を言ったら、3日ほどマリー(Marie)で通されました。真佐美って全然マリーに聞こえないのに!びっくりです。MAしか合っていない。

今回のパリ出張では仕事ばっかりで全然観光なんてできませんでしたが、久しぶりにアメリカ人の古い友人と一緒にランチしたり、ブラジル人の仕事仲間と食事に出かけたりできて良かったです。今度は個人的にパリに来ようと思いました。

カテゴリ:

あなたへ

 | コメント(0) | Edit

20130406_anatae.jpgあなたへ (2012), (A-)

今日実はローマに帰って来たんですが、日本で昨日の夜、Apple TVで見ました。ストーリーとしては全編を通してだいたい予想通り、想像通りに話が進んで行き、ロードムービー的な良さもあり、と、たんたんと(でも常に泣きながら)観ることができました。びっくりといえばビートたけしのくだりと最後はやっぱりどんでん返しと言えなくもないんじゃないでしょうか。想像していたといえばしていた気がするけれど「鳩」になるところは予想していませんでした。高倉健さん、実は私の父の永遠のヒーローなんですけれども、あんなにもっさりとした服を着て口数少なくただそこにいるだけなのに、あの異常なカッコ良さはなんなんでしょうか。ズルすぎると思いました。

さてここからネタバレになりますが、この映画の残念なところと言えば綾瀬はるかさんの長崎弁(というより平戸弁か)かな。もう少し頑張れたはず、と思ってしまいました。イントネーションが東北アレンジっぽくなってしまっていて、もうそれだけでいくら語尾の言葉が同じでも違う方言に聞こえてしまうのです。でも激烈にかわいいからいいか。そしてたぶん、すべてを完璧な平戸弁にしてしまうと、映画を見ている人がワケわかんなくなるんだろうなとも思います。大滝秀治さんの名セリフの「ひさしぶりにきれいなうみばみた」というのを完璧な長崎弁で言ってしまうと、「さしかぶいにきれかうみばみた」になるはずなので、忠実にしすぎるとせっかくの名台詞が伝わらないというジレンマが生まれるのでしょう(「きれか」は「れ」に強いアクセントをつけ、音はのばさない)。そうそう、百恵ちゃんジュニアも非常に良かったです。ジュニアといえばもちろん佐藤浩市さん、カッコよかったです。それにしてもあんなにずっと無言だったのに、健さんと口数少ない同士、すごく分かる部分があるんだなと思いました。最後「主任」の話を聞くわけでもなかったのはきっと「彼は大丈夫」と思ったからなんでしょう。みなさんいろいろ抱えていてさまざまな状況がありますよよね。現実社会でも。予告編つけておきます。

それにしても久しぶりのローマなんですが、まだ春がきていないことにびっくり。はーやくこい!

カテゴリ:

日本はやっぱり温泉。

 | コメント(0) | Edit

Onsen.jpgいくら一時帰国の短い期間とはいえ、やっぱり日本は温泉でしょう、ということで夫とふたりで箱根に行ってきました。実は私たちにとっては初めての箱根。つくばから車で2時間ちょっとで到着したので「ちかーい!」と大盛り上がりしました。泊まったのは昨年末にオープンしたばかりの界・箱根さん。温泉の写真は公式ページから勝手にいただきました(星野リゾートさん、宣伝につかっているので良いとは思うんですがNGだったら教えてください)。泉質すっきりの加水・掛け流しで強烈に癒されました。ここは男女とも大浴場は半露天。桜がちょうど満開で、しかも入った2回とも(夜と朝)、なんと貸し切り状態でした。夫のAさんのほうもそうだったみたい。ちょうどみなさんが夕食の時間と朝食の時間をつかって入浴時間にしたのが正解でした。2回とも大浴場でひとりで外に向かって「はぁぁぁぁ、温泉さいこうぅぅぅ!」と叫んでみました。気持ちよかった。

Hakoneお部屋はこんな感じです。10畳のお部屋だったんですが、ソファがあるのは嬉しいですよね。チェックインのときにiPadを貸付していただけて、快適Wifiで楽しめます。iPadにはiBookのフォーマットの館内案内などあって便利でした。

国内国外問わず、私がある「場所」が好きか嫌いかと考えるときは、やっぱりどうしても私の愛する故郷の熊本と比べてしまいます。だから誰もが美しいというような世界のどんな素晴らしい街(大都市パリやロンドンでさえ)も私の想いのこもった熊本に負けてしまうという恐ろしいことがおこってしまって自分でもその強烈な偏見に笑ってしまいますが、そんな私のスーパーバイアスのかかった眼で見てしまった箱根さん、曇天で富士山が見えないと魅力8割減という哀しいことになってしまいますね。私たちは宿に直行したので静かな環境で心の底から温泉とお食事を楽しめたのですが、翌日、初めて箱根湯本駅のまわりを車で通ったとき「そうなんだ、箱根ってこうなんだ」とあまりのベタな観光地然とした雰囲気にちょっと衝撃を受けました。まぁでも京都でもどこでも観光地って確かにこうなってますよね。そういえば愛する熊本の熊本城のまわりも確かこんな感じだった(ミニサイズですが)気がするので、まぁ日本の観光地はこれでこそ、といった感もなきにしもあらずなので仕方ないですね。

Hakone仙石原にあるいくつかの美術館も少しまわってきました。勝手な誤解でこういうのはバブル時代の名残だと思っていたんですが、実際に訪れた2つの美術館は近年オープンのもので、ちゃんとつくりこまれていて良かったです。とくに星の王子様ミュージアム、期待を大幅に上回るかわいさでした。パンフレットがあの「きまぐれできぐらいのたかい」あの方の形になっています。それをスルスルっと開くと美術館の地図と説明が出てくるという仕組み。美術館は外のお庭もすごくキレイで、星の王子様の世界がちゃんと反映されていて、それでいてサンテグジュペリの人となりを形成するに至った数々のライフイベントもきちんと紹介されていて、建物の外側はお城やフランスの街並のフェイクになっているので子供も喜ぶような部分もたくさんあるのに、全ての展示物は私くらいの年齢の大人の心もがっちりキャッチという上手な構成になっていました。外にあるお花屋さんがトイレだったりする遊び心もあって、カフェも居心地がよくて良かったです。サンジェルマンデプレという名前のカフェのとおり、パリの同じ名前の場所にある超有名カフェであるカフェ・ドゥ・フロールの外見にかすかに似ていて(本場のほうの外見の写真はオフィシャルサイトのこちらどうぞ)いい感じでした。

ホテルが良かったので、また機会があれば同じ宿に訪れたいと思います。今度は富士山見えたらいいな。今回は箱根神社にちょこっと寄った程度だったので次回は芦ノ湖でも遊べたらと思います。

カテゴリ:

桜と菜の花の花見

 | コメント(0) | Edit

Hanamiイースター休暇を利用して日本に一時帰国しています。帰国後すぐの週末、3月30日につくばにある農林研究団地まで楽しみにしていたお花見に行ってきました。残念ながら、私が帰国した先月28日からずっと曇天続きで、しかも火曜日の大雨と水曜日の春の嵐(ちょっと怖いくらいでしたね)で今日は桜はかなり散ってしまっています。ですから今回の帰国では、結果的に近場での晴天の満開のお花見というわけにはいかなかったので、3月30日に行っておいて本当に良かった。しかも曇天でも十分キレイでした。

つくばにはみなさんご存知だと思いますが国立のもの、企業のものなどたくさんの研究施設があります。国立のものはほとんど独立行政法人化したので微妙に官民の中間のようなものなのですが、ほんとうにたくさんあります。そのひとつが農業・食品産業技術総合研究機構というところで、略して農研機構といわれています。その農研機構はつくばでも広大な敷地面積を誇っていてその中にこの農林研究団地があります。リアルタイムのウェブカメラもあるみたいですのでリンクどうぞ。これを見ると今日はお天気でお花もかなりキレイにみえますね。桜の花には稲の神様が宿るだなんていいお話ですね。これからお花見をするたびに感謝の気持ちがさらに倍増しそうです。

カテゴリ:

このアーカイブ内の全エントリ

アーカイブス

マンスリーアーカイブ

カテゴリ別アーカイブ