« 2013年8月 | 2013年9月アーカイブ | 2013年10月 »

アメリカ旅行総括

 | コメント(0) | Edit

もう夏って気分でも天候でもないんですが、最後の夏休みとして先週、アメリカに行ってきました。私の家族が知りたがるので、まずはItineraryをメモしておこうと思ってこれを書いています。そして後日、細かいところは写真付きで書けたらいいな。書くかな。

9月14日:
KLM/DELTAにてローマ、アムステルダム、シアトルへ。その頃主人のAさんはANAにて東京からシアトルへ。空港で合流してレンタカーでAさんのM伯母さまとM伯父さまの自宅へ。楽しい午後と夜を過ごしました。キレイなお家で伯母さまの美味しいご飯もごちそうになってすごく幸せ。

9月15日:
伯母の美味しい朝食のあとフェリーにのってWhidbey Islandへ。私の恩師のVとJ夫妻の家へ。何もかもが懐かしく、ひたすらおしゃべりしまくって、Vの美味しいポークチョップの晩ご飯に、アメリカンポークチョップ大好物のAさんも大喜びでした。

9月16日:
全員でギリシャ風の朝食(おいしいローカルの野菜にフェタチーズ、オリーブ、ギリシャヨーグルトなど)をしたあと2台に分かれてドライブ。フェリーにのったあとはまずはI-5で南に向かい、そのままI-90で東へ向かいます。途中Ellensburgでランチにしたあとコロンビア川を超えて26号線でPullmanへ。その日はPullmanのHoliday Inn Expressに宿泊しました。V&J夫妻も。午後はキャンパスをまわって、Bookieがないことに気づいて、そしてCUBにBookieが入っていることに気づいて、といろいろ変わっていて大変でしたが楽しく懐かしく過ごしました。夜はまたまたなつかしのエメラルド。相変わらず私はHunan ChickenでAさんはMongolian Beefでした。とあることがあって死ぬかと思うほど笑いました。

9月17日:
朝はV&J夫妻と朝食を一緒にいただいたあと、Vさんという、昔私が修士のときに私にスカラーシップをくださった方と初めてお会いすることができました。1960年代のフィリピンやギニアビソーのアメリカ大使をされていたとてもすばらしい女性です。しばらく興奮してお話したあと解散になったのでAさんと地味にランドリーへ。Snuggleの柔軟剤(紙のもの)を久しぶりに使って、わーアメリカの匂いがする!と感動しました。お昼はWSUの方ふたりにご招待いただいて、VとAさんとみんなでゴルフ場のクラブハウスにできた美しいBanyansというレストランで景色を楽しみながらのランチでした。3時からセミナーをさせていただいて(このことについては後日詳しく書きます)、4時からSchool of Food Scienceにてレセプション。パンチも用意していただいていて大学なのにファンシーでした。夜は上に書いたVさんからご招待いただいてFire Grillでディナーでした。V&J夫妻もAさんも来てくれて、みんなでわいわいお話してとても楽しかった。余韻もすごくてAさんもしばらく上気していました。

9月18日:
早朝にチェックアウトしてPullmanにさよなら。ColfaxでDaily Grindドライブスルーに寄って牛乳たっぷりのラテを買って、一路オレゴンへ。途中トライシティーズ(いまはそう言わないのかしら)を抜けてひたすら西へ。Portlandを抜けて海岸線へ出て、懐かしいCanon BeachでEcola State Parkに寄って写真をパチパチ。とてもいい天気で海も穏やかでまぶしくて最高でした。そのまま少し南下してManzanitaという小さなリゾートの街へ。キャビンを借りていたのですがウェルカムドリンクは白ワインのシャルドネをくれたし、キャビンは2階建ての素敵な建物だったし、外にキャンプファイヤーができるプライベートのFire Pitもあるし、星空の下で入れるジャグジー(104度に常に調節してあるキレイなもの)もあるし、最高でした。近くのビストロで美味しいディナーも。夜は中秋の名月がオレゴンコーストでもクッキリ見れましたよ。

9月19日:
朝からのんびり起きて、海の近くのベーカリーでシナモンロールとカプチーノの朝食をとったあと、ビーチを散歩。何もせず過ごしているのにあっというまに時間がたってしまいます。夜は街で有名ということになっているピザ屋さんでアメリカらしいピザをテイクアウトしてキャビンで映画を見ながら食べました。すごく美味しくてびっくり。映画は上に書いたM伯父さまのプレゼントのNetflixの映画です。夕方からまたビーチを散歩。夕焼けがすごく美しいのがオレゴンコーストの特徴です。夜はキャビンに帰ってからキャンプファイヤーをして、キャビンに用意されていたS'moreキットを使ってしっかりマシュマロを焼いてS'moreを作って夜食にしました。そして相変わらずジャグジーにも何度も入る私たち。

9月20日:
朝はゆっくり起きて朝食のあと、またまたビーチに散歩へ。この日は曇りで海がやや荒れていました。そして後ろ髪を引かれながらキャビンをチェックアウト。車で北へ向かい、Sea-Tac空港の近くのHiltonにチェックイン。夜は伯母さまと伯父さまが美味しいと言っていた、キャピトルヒルにあるヴェトナム料理のレストランにどうしても行きたくて、お願いしておふたりにも来ていただいて4人で楽しい夕食でした。伯母さま、伯父さま、ここは見てないかもしれないけれど、ほんとうにありがとうございました!

9月21日:
ホテルをチェックアウトして空港へ。Aさんはレンタカーを返却へ。私はシアトル、ポートランド(逆戻り)、アムステルダム、ローマという乗り継ぎだったのにくらべてAさんは東京直行だったので私が先にゲートへ行くことになってお別れでした。

9月22日:
私もAさんもそれぞれローマと東京に到着。車を空港にとめていた私はそのままスイスイっと運転して帰れたので楽チンでした。

というわけで以上が今回の旅行のItinerary。記憶が薄くならないうちに続編(詳しく)を書きますので私の家族のみなさん是非気長にお待ちくださいね。

カテゴリ:

Firenze

今日はなんだか夏が戻って来たローマに、イタリア人の仲良しのAも帰って来たので久しぶりに一緒にコーヒーに出かけてたっぷりおしゃべりしてのんびり過ごした日曜でした。

さて話が前後してしまいますが、フィレンツェで「もしかしたら今までの人生でいちばん美味しかったかもしれない(大げさ)」と思えた食事ができたのでご紹介しようと思って今日はこれを書くことにしました。一番じゃなかったとしても3番以内には絶対入っていると思います。ミシュランの星付きにも結構な数行ったと思うし、それぞれとっても美味しかったんですけど、どう考えてもそういうところよりずっと良かった。前日にフィレンツェのホテルのコンシェルジュに「ゆったりとしたところで美味しいワインを飲みながらお食事できるところを教えて」といったら、ホテルが用意したリストを渡してくれて、「ここは個人的にすごくオススメ」と行ってくれたところがあったんですね。そのレストランとはIl Ristorante Caffè Pitti。名前にCaffèとついているし、場所が超がつくほどの観光地、ピッティ宮殿の広場のド正面。かなり微妙。私とAさんも、「いやぁどうなんだろうね」といいながらとりあえずホテルからヴェッキオ橋を渡って一直線だったので、行ってみるだけ行ってみることにしました。

Firenze

ウィンドウにメニューが貼ってあったので、どうなんだろうと思って見ていると、まあまあ普通のフィレンツェらしいプリミにセコンディが並んでいます。お値段も観光地にしては安いけれど、普通と言えば普通。これといって特に目立つものなしだなぁと思いながらいろいろ見ていたら、中からカメリエーレが出てきました。あとで自己紹介してくれたときに分かった彼の名前はアンドレア。ちなみに話がズレますが、イタリアではだいたい男性の名前はOで終わり(マルコ、ルチアノ、ジュリアーノなど)、女性の名前はAで終わる(マリア、アンジェラ、クラウディアなど)のが普通なのですが「アンドレア」は数少ない例外で、男性の名前です。

アンドレアが私が見ていたメニューに隠れるように貼ってあった別のメニューを示して、「うちのレストランのオーナーはタルトゥーフォ(トリュフのこと)が大好き過ぎて、自分で豚連れて堀りにいっちゃうほどなんですよ」と話しかけてきました。へぇそうなんだ、と思って話をきいていると、黒トリュフの解禁(というかシーズン)は8月末。つまりまさに今がその時。そしてそのオーナーはその日の朝にトリュフをとりにでかけ、大量に持って帰って来たということ。だから同じ値段のお食事でも、いつでも新鮮なものを出すために、今日は大量に出せるということを教えてくれました。

トリュフ好きの私としては飛びつかざるを得ません。ちらっと見てみるとテラスに出ていたテーブルに、観光客目当てのレストランとは一目で違うと分かる、かなりの高級感があったのに気づいたのと、アンドレアが作り物じゃない笑顔を見せてくれたのにかなりつられました。そして何故かお客さんがそんなにわいわいしていないのも、ゆったりしたかった私たちにはぴったりでした。通された席も上のようにかなり個別スペースになっていて、他のお客さんなんて全く見えない場所でした。

Firenze

まずはフィレンツェらしく肉肉したものを、と思ってカルパッチョをオーダーしました。2人でワインをボトルで頼むのはちょっと無理かなとも思えたので、グラスでワインをいただくことにしたんですが、全くワインについて知らない私たち。知ろうともしていないってことも実は問題なんですが、私にとってワインは2種類。「好きなワイン」と「そうじゃないワイン」。そしてなんとも図々しいことに、私、キャンティのワインが好きじゃないんです。何様でしょうか。しかもトスカーナのど真ん中で。おそるおそる「私ちょっとキャンティが苦手なんですけど、なにかオススメあります?」と聞いたら「もちろん!僕はワインが大好きなのでカルパッチョにぴったりのワインをグラスでお持ちします。今夜はワインテイスティングですよ、グラスワインのお値段でいろいろ合うのを持ってくるから」とにこやかに言ってくれました。そして最初に持って来てくれたのがブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。「好きなワイン」の味でした。カルパッチョにぴったりでした。

Firenze

イタリアのいつものパンは別に出たんですが、こちらは前菜と一緒にでたとってもクリスピーなパンのチップス。オリーブオイルたっぷりで、感激の美味しさです。カルパッチョをふたりであっというまにペロリと食べたあとは、私はプリモで一番上の写真のタリアテッレ・タルトゥーフォ(トリュフのパスタ)をオーダー。タリアテッレって、パスタの種類としては、同じ平たいパスタであるフェットチーネとどこがちがうの?と思うし、思われることも多いと思うんですが、多分イタリア語としてはそんなに違いはないことになっていると思います。作られる場所で違うかもしれません(北がタリアテッレで南がフェットチーネみたいな感じ)。ですが、これは私の「印象」に過ぎませんが、レストランで「タリアテッレ」と言われると、なんとなくすごくホームメードな感じがします。だからといってフェットチーネがホームメードでないということもないんですが、タリアテッレって書いてあると「お、あの自家製の味」と思ってしまいます。フェットチーネだと「卵が多くてムチっとした感じ」を期待しがちです。参考までに。

アンドレアはこの一皿を「タリアテッレ・アル・タルトゥーフォ」と呼んでいましたが、メニューを見るとタリエリーニ・ディ・パスタ・ディ・フレスカ・アル・タルトゥーフォとなっていたので本来の名前は「タルトゥーフォと新鮮(手作り)パスタのタリエリーニ(タリアテッレより薄いか細いかの意味)」ということでしょう。まさに、そんな味で、口に入れるたびに頬の内側がぎゅーっとなる感覚に教われる、驚きの美味しすぎるパスタとトリュフでした。トリュフが立派すぎる。こんなに大量に巨大トリュフのスライスが載ったパスタは初めて見ました。

Firenze

そしてこちらがAさんが頼んだフィレット・アル・タルトゥーフォ(トリュフとフィレ肉ステーキ)。生肉の状態からテーブルに持ってきてくれてAさんに確認をとったあと、アンドレアが嬉しそうにキッチンに戻っていって、帰って来たと思ったら、どーんとこれです。お肉のボリュームもすごいですけど、載っているトリュフの量もすごい。私たち二人とも完全ノックアウトです。私は実は、レストランで「ひとくちたべる?」とかをやるのをあまり好まないので(でも友人などとそういう雰囲気になれば私も「空気読み」して交換しますよ、ちゃんと)、Aさんと食事をしても、一口ずつ交換をすることは滅多にないのですが、こればかりは我慢できず、とりあえず一口もらってみたところ、後2回「やっぱりもう一口交換しよう」と言わなければいけなくなりました。タリアテッレもそれくらい交換したので、結果的にステーキ1/3パスタ2/3(Aさんは逆の割合)というとても良いバランスになりました。大きなイタリアンサラダも頼んで、すごくフレッシュで美味しかった。この時に一緒にもってきてもらったワインは私も大好きなモンテプルチアーノ。2012年に職場の日本人の友人と一緒にアグリツーリズモのついでに訪れて、ワインを買いまくったところです。私の「好きなワイン」カテゴリーにぴったり入っています。

イタリアではプリモ(第一のコース)は炭水化物、セコンド(第2のコース)はたんぱく質となっていることが多く、プリモはプリモの時間に、セコンドはセコンドの時間に食べることが、ほぼマナーのようになっていますが、こうして観光客に慣れているところは私が「私のプリモと彼のセコンドを同時に持って来てもらってもいい?」と頼んでも、にっこりして「もちろん!」と言ってくれました。真剣な話、こういうふうにちゃんと考えてオーダーしないと、イタリア人の胃袋を持たない日本人の私たちの胃は後々大変なことになります。美味しいので絶対残さず全部食べたいし。ということでとっても良い量と栄養バランスになったあと、アンドレアはドルチェ(デザート)のメニューを持ってきたあと、姿を消してしまいました。

Firenze

どこにいっちゃったの?何か頼みたいよーと思っていたら、なんとフライングでこれを手に現れました。スフォルマティーノ・アル・チョコラート・コン・サルサ・ディ・アランチェ・アマーレ、つまり「ショコラフォンダンとビターオレンジのソース」です。実はチョコラート・フォンダンテはイタリアのデザートの中で一番私が好きなものです(カロリーも多分一番高いものです)。有無を言わさず、これを一皿に、私たちに長いスプーンをひとつずつ渡すと「ちょっとまってちょっとまって」といいながらまた去っていきました。そして持って来たのが写真の奥に移っている琥珀色のキリっと冷えたモスカート・パッシート・ディ・パンテッレーリア(甘いイタリアのデザートワイン)。

私は密かに、ドルチェにはトスカーナならではのカントゥッチ(ビスコッティ)とヴィンサント(これも食後の甘いワインで、カントゥッチを浸していただく事が多い)を勧めてくれるかも、と期待していたのですが、非常に良い意味でこの期待を裏切られ、最高のデザートとなりました。苦みばしったオレンジと75%カカオのチョコレートがぴったり。素敵でディスクリートなシーティングに、こんな完璧なワインマッチング(「好きなワイン」カテゴリーのみ!)と今まで食べたトリュフの中でも最高級のシーズン始まったばかりのトリュフ(去年食べた白トリュフよりも美味しかった)づくしで、本当に全て楽しめました。またトリュフの時期に絶対に行きたいです。だから自分でもちゃんと覚えておくためにここに書くことにしたのでした。

ちなみに翌日の朝、Aさんが会議に行った後、私はレプッブリカ広場の老舗バールのGilli(ジッリ、リンク先は音が出ますので注意)に朝から行って、やや心残りだったカントゥッチをたくさん買いました。新鮮で歯ごたえがいいのにしっかり味がつまっていて美味しいカントゥッチ。イタリアは美味しいものだらけで本当にハズレがないですね。このジッリのカプチーノもなかなか美味しいです。お菓子類も豊富で、テラス席もたくさんあります。観光地っぽいバールではありますけど、夜のカクテルなんかも評判だし、私は17世紀からあるというその伝統の重々しい雰囲気のバールカウンターがお気に入りです。あ、ここでグラスに水を頼むと、リコリッシュの味のする水が出てきました。不思議。

あ、そうだ、最後に、あまり時事問題は扱わないようにしている私のブログですが、あまりに嬉しいので、お盆の週に東京で行ったレストラン(料亭)で撮った写真を載せますね。このお店もたしか一時期ミシュランに載っていたような。

Claudia and Cristian in Tokyo

いやぁ2020年がすごく楽しみですね。

カテゴリ:

このアーカイブ内の全エントリ

アーカイブス

マンスリーアーカイブ

カテゴリ別アーカイブ