EUR(エウル)地区にある家具ショップ通り

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Calligaris


土曜日の昨日はイタリア人の友達のAと一緒にショッピング(家具)とお茶に出かけてきました。イタリアンの家具デザインというと、どちらかといえばシックというよりはダイナミックで、時に奇抜すぎるものもありますね。でも意外にインダストリアルデザインというう意味では割と機能的だったりしてイタリア人の真の能力に気づかされたりもします(上から目線)。

家具ショッピングは割と楽しくあっという間にできたのですが、行ったのがローマ市のかなり南側にあるエウルというエリア。この辺りはムッソリーニが巨大建築を作って新しく開発したエリアで、白亜の社会主義的な建物が建っていたりしてローマらしくないといえばローマらしくないところです。クリストフォロコロンボの名を冠した幹線道路が走っていてその周りにちょこちょこと商業施設があります。ローマらしくないモール、ユーロマドゥエがあるのもこのエリア。そのモールにはアップルストアが入っているのでアップル利用者の私としては大変助かります。私もエウルよりは北側ですが、全体的にはローマ市の南側にあるエリアに住んでいるのでエウルは割と近いです。私が通っているジムもエウルにあります。

写真はカリガリスというやけに70年代イタリアを彷彿とさせるデザインの家具屋さんですが(写真は今回ではなく、前回行ってシエスタ時間で閉まっていた時に撮影したものです)、ここでの家具は全体的に日本での価格を考えると激安です。私もとあるものを購入したのですが、日本でなんと6万4千円のそれはこちらで135ユーロ。どう考えてもおかしなお値段です。135ユーロだって決して安くはないのですが、価格差を考えてしまってお財布の紐が緩んでしまうので私も注意が必要なんですけどね。Aと二人でその価格差に驚いていたら、ショップの人が、「二人で東京でショップを開いたらいいじゃない!」と前のめりに提案していました。「うちから卸させるから!」とちゃっかりです。しばらく歩いて回って、付近のシステムキッチンのお店を覗いたり、食器のお店をぶらぶらと見たりして楽しい時間でした。土曜日の夕方17時以降だったのですが、この時間に家具ショッピングをしているイタリア人夫婦は割とたくさんいて、なるほどこれが家具ショッピングの時間か!と納得しました(違うかもしれないけれど)。というのも、Aに「家具を買いたいから付き合って」と言ったら「いいよー!じゃあ17時に会う?」と即座に言ったので心の中で「17時って微妙な時間じゃない?」と不思議に思っていたけれど、ローマっ子の彼女を信じて行ったら買い物客がショールームにたくさんいて驚いたのでした。

そのあとは最近できたという、実は私の家の近所のカフェに連れて行ってもらいました。初めて聞くところだったのでどんなところかなーと思っていたら、なんと、ローマでは強烈に珍しい、いわゆる猫カフェ!非常に驚きました。Romeow Cat Bistrotというところです。ローマと鳴き声のミャオをくっつけた造語でしょうか。猫は嫌いではないですが、特に戯れながらお茶を飲むことはないなーと思ってしまうので、やや引き気味でしたが、猫ちゃんたちは近づいてくるでもなく遠くで勝手に遊んでいるタイプの猫ばかりだったので、お茶と美味しいお菓子をいただきつつ、遠くに猫ちゃんたちを眺める、という感じでした。新しい経験でした。

というわけで最近更新頻度が異常に落ちていますが、楽しくゆったりと暮らしています。いろいろなところに出張に行ったり旅行に行ったりもしているのに、なぜかこちらは半分書いてギブアップということが多すぎます。オーストリアのウィーンで会議に参加したり、ウルグアイのモンテヴィデオにプロジェクトで行ったりして楽しかったのでなるべくエントリーの途中でギブしているものを仕上げる方向で頑張りたいと思います。今週ちょっと頑張ろうかな。

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