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モンペリエより

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Montpellier

出張でフランスは南部モンペリエに来ております。初めての土地です。まだ空港からホテルに来ただけですが、ホテル、結構渋めです。つまりボロいです。でも何となくオシャレ感が漂うのはフランスという土地に騙されているのでしょうか。写真はホテルの窓というよりは、ホテルの部屋から一歩出た、廊下の先のバルコニーの写真です。

今回はEUのプロジェクトの最終会議で、前回モーリシャスであった会議のフォローアップです。終わっちゃうのは寂しいけれど、一区切りつくのでスッキリ感もあります。それにしても今年は東京、ウィーン、コペンハーゲン、パリ、という途上国ゼロベースの出張が続いていて、そして今回のモンペリエときたので、同僚のブーイングもちょっとだけ気になってきました。でも7月にはモルドヴァ出張が入っています(一応途上国)。そして8月にはダブリン(スミマセン)、ナイロビ(一応途上国、10月になる可能性あり)、9月にニューデリー(一応途上国)、となっているので許してもらおうという感じでしょうか。

ところで週末に近所の青空市場で平たい桃(大好物です)が安かったのでうっかり大量買いしてしまって、今日の出発直前に「どうしよう。。。」となりました。で、その時FaceTimeでおしゃべりしていた母と相談して、ジップロックに入れて出張に持っていくことにしました。重いのに5個も!空港で没収ってなったら嫌だなぁと思っていたんですが、意外にスルスルっとうまくいき、今ホテルの部屋で甘い甘い平桃をかじっています。幸せ。

会議は今夜のソーシャルプログラムから始まり、私のプレゼンは明日。ちょっと張り切って頑張ってきます。

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France Dec 2014すっかり1月も終わりそうになってきていますが、みなさま明けましておめでとうございます。

さて2014年の年末ですが、主人のAさんが日本から遊びに来てくれたので、せっかくなので閑散期のモンサンミシェルに行ってみようということになってさくっと行ってまいりました。世界遺産の中に泊まっちゃおうということでホテルを予約しましたが、実はモンサンミシェルは日本人が保護保全しているんじゃないかというほどの日本人の数でびっくりしました。もしかしたら季節の良い時は世界各国からいろいろな人が集まるのかもしれませんが。

でもやっぱり島の中に泊まることによって、一般の人が入ってこれない時間(厳密には入ってこれますが、現在は車両は長い橋の前までしか入れないため、長い橋を渡るにはこつこつ歩くか、無料送迎バスに乗る必要があるんですね。で、その無料バスの最終と始発の時間の間は、観光客は外からはなかなか入ってこないのです)になると、一気にまわりがしんとなって、なんとなくですが昔の巡礼者が来ていた頃のモンサンミシェルの雰囲気はこうだったのかなと思えるような状況になります。朝も散歩してまわりましたが、思ったほどは寒くなく、とても良い雰囲気でした。ただ、一番下まで降りて、橋の近くに行って島の全体像を写真におさめようと思ったのがそもそもの間違いで、門を一歩出ると、この島全体は実は信じられないほどの強風にさらされているのです。ちょっと出ただけなのに、私もAさんも、本気で飛ばされるかと思いました。冬のモンサンミシェル、全くあなどれませんね。

その後もパリに数日滞在して年末のゆったりしたパリを楽しみました。でも年末ってみなさんがお休みのせいか、観光客の数はやはり多めですね。知りませんでした。そのあと大晦日の夜にローマに帰って、Aさんは仕事始めの5日までイタリアでゆっくりして日本に帰って行きました。

今年も2月以降は出張がいくつかしっかり入っていてそんなにゆっくりもできないかもしれませんが、こつこつこのウェブサイトも機会があれば更新していこうと思います。相変わらずゆるい感じだとは思いますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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オペラガルニエ先日ちょこっと書きましたが、2月の週末にパリのオペラ座(ガルニエ宮)でヘンデルのアルチーナを鑑賞してきました。写真がパリのオペラ座ガルニエ。オペラという名前のメトロの駅を出て階段を上り、振り返るとこの景色が待っています。観光客のほぼ全員がこれをキャーといいながら写真撮影しています。私もその一人。さて、アルチーナをかいたヘンデルはドイツ生まれのイギリス人。ですがイタリアにも長い間滞在したのでイタリアンオペラをたくさんかいています。アルチーナもそのひとつ。1700年代に生まれたオペラですが、中身のお話の時代はもうちょっと前を設定されているような、完全なファンタジーのお話です。私はローマで短編を1度、パリでもう一度見たことがあるんですが、そのとき全く歌の内容は分からなかったものの、超絶美人が本物の恋愛をできない悲しさのようなものを見た気がして、なぜかすごく心に残っていました。別にそういうお話ではないんですが。

それで今回パリで週末を過ごせるということで、もしかしてアルチーナの公演時期とかぶる?と思って調べてみたらバッチリでした。それで迷いなくチケットを購入。ひとりなので結構良い席がいくつか空いていて、オーケストル席のど真ん中、前から7列目をゲットできました。ガルニエの場合は実はオーケストルの座席よりもバルコンと呼ばれるちょっと後ろのちょっと上に位置している座席が良い(オプティマ)とされています。でも私にとっては、舞台で汗が飛ぶ様子まで見えるオーケストル席の臨場感は何にも代え難いのです。

Versailles中に入って、すぐにプログラムを買い、クロークにコートを預けて、バーでシャンパンとマカロンを買って(12ユーロ)ひとまず赤いベルベットの長椅子に座ってシャンパンを飲みながら予習です。オペラを観る時は私の場合はとりあえず読み物をちゃんと読み込んでしっかりその世界に入っておかないと、すっかり取り残されてぽかーんとなってしまうので大事なのです。だいたいの筋は知っているものの、プログラムはほとんどフランス語なので唯一の英語の部分(パフォーマンスの前にどうぞ、と書いてあるところ)と、付録のオペラの会話部分(イタリア語)をせっせと読みます。挿絵にアルチーナを題材にした絵画や風景(ヴェルサイユのプチトリアノンの愛の神殿、写真がそれです。数年前に行ったときのもの。)なんかも載っていて、気持がどんどん盛り上がって行きます。そしてふと湧いた疑問。オベルト(少年役)の名前がプログラムにない。もしかしてこのアルチーナ、オベルトなしバージョン?

オーケストルの席は前から10列目くらいまで、通路席も予備席が出てもはやぜったいに離席できない状態になります。となりのひととも前後ともパツパツです。私の左となりは妙齢のカップル、男性がフランス人で女性がアメリカ人でしたのでふたりは英語でお話していて私も参加して楽しい観劇となりました。私は真ん中の通路席だったので右となりは補助席。シニアのパリジェンヌのかわいらしいおふたりが来てニコニコしてひたすら話しかけてくれましたが私にはさっぱり。ニコニコ返しをしてやり過ごしました。

大喝采で前奏が始まり、幕があくと、ものすごくシンプルなコンテンポラリーモードの舞台でした。そしてたくさんの男性が転がっています。時々半裸と全裸でびっくり。結局アルチーナの魔法で動物に変えられてしまった、という設定を、アルチーナとの消耗的な恋愛で魂が抜けてしまった男性陣、という表現にしたのだなと思いながら見始めました。下の動画が最初のアルチーナのルジェッロの場面です。奥で男装しているルジェッロの恋人のブラマンテが悲しい気持で、恋に盲目になっているルジェッロを見ています。それを優しくなだめるのがルジェッロの家庭教師のメリッソ。


Alcina - Myrtò Papatanasiu di operadeparis


アルチーナはそのソプラノやアルトの配分から、2人の女性が男性役(ひとりは男装という設定、ひとりは男性という設定)になっていて、わりと混乱します。でもそういう設定だからこそのとりかへばや的な面白さも入っているということなのでしょう。

そして案の定オベルトは出てきません。モダナイズされた場面設定で、彼とお父さん(ライオン)のシーンは完全に取り除かれ、アルチーナの非情さが出ないようにしてあります。アルチーナはひとりのかわいそうな恋多き女性としてえがかれているのです。

その中で観客の大喝采をあびたのがモルガーナ。この現代版ではホテルのメイドさんとして出て来て(彼氏のオロンテはホテルマン的)コミカルな動きがとても良く、かわいらしいアリアとなっていました。下にあります。どうぞ。


Sandrine Piau interprète "Tornami a vagheggiar... di operadeparis


この映像は初演のものらしく、実は私が行ったときのほうが伸びやかでもっと大げさな動きで観客からクスクス笑いがたくさん出ていました。モルガーナは男装したブラマンテに恋してしまったので、最後にブラマンテが女性と分かったときの手のひら返し(オロンテに戻りました)がなんだかかわいそうで、しかもかわいらしくて、こういう女性いる!という感じで楽しかったです。

そして最後。ネタバレになりますけど原作とはちょっと違った方向にいってしまいました。原作はすべてもとにもどってめでたしめでたしの大合唱になるところが、これは自殺してしまったアルチーナをもういちどルジェッロが見にいってしまい、そしてルジェッロとブラマンテは違う方向へ消えて行くのです。あまりに切なく驚きの最後に息をのみました。いやぁ、素晴らしいエンターテイメントだったと思いました。

歌に関して言うと私は素人なのではっきりいって全く分かりませんが、実はフランスのオペラもイタリアのオペラも、観客がすごく厳しいので、歌が悪い場合は平気でブーイングが起こる事も頻繁にあるんですね。でもこのオペラはみんなが総立ちで大拍手喝采だったので、歌を聴く人も満足がいったということなのでしょう。チケットとったり、スケジュールの都合をつけたりと、多少面倒ではありますが、こんなに楽しいなら、またローマでもパリでもオペラを積極的に観に行って楽しもうという気持ちになりました。

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ランドリー旧正月も終わり、カルネヴァーレも終わって、去年と同じく私はパリに出張にやってきました。残念ながらここのところずっと雨です。今回は週末も合わせての出張なので長いし、冬の洋服はかさばるし、ということでホテルでランドリーをお願いするしかないんですが、細かいランドリーがこんなかわいい袋に入っていて、中もひとつひとつのガーメントが袋にきちんと入っていてなんとなくパリ!という感じがして嬉しかったので写真をとってみました。少なくともイタリアでランドリーがこんな袋に入ってくることはない、と思います。この袋、中は蛍光のグリーン(端の色)であざやかでした。あまりに可愛くて捨てれないけどどうしようもないですね。こうやって写真を見ると安っぽい椅子もなんとなく可愛く見えるし、私は実はちょっとオーガニックな色とパターンのカーペットが苦手かも、と思ったんですがこうして見るとそんなに気持悪くはないですね。パリのプチホテル実際本当に悪くないです。そういえば出発前に「私のフライト夜の11時に到着だからホテルには真夜中過ぎに到着するからお知らせしておきますね。到着するころにちゃんとフロントの人はいますか?」とメールしてみたら「ピンポンをおしてくれればすぐ出て行きますので大丈夫です。夜中のフライト大変ですね。でもゆっくり眠れば朝には美しいパリが待っていますよ。Sergioより」という素敵な返信がきたんですよね。それだけで気持がすっと軽くなってありがたいなーと思いました。英語もフランス語も流暢なSergio、ありがとう!

今回の会議の議長さんのアメリカ人女性とは私はもう8年にわたる知り合いなんですが、出張前にメールがきて「週末どうするー?」と言われたので「一緒にどこかにいこう!」となっていたんですね。で、彼女の同僚も一緒に3人で今日はオーランジュリー美術館に行ってきました。実は私3回目です。でもいつ行っても新しい発見があってすごく好きです。今回は地下のギャラリーがずいぶんキレイになっていてまたまた楽しめました。1回のシグニチャールーム(2部屋)のモネももちろん圧巻ですが、地下のポールギョームのコレクションの充実度にかなり「圧倒」されます。今Overwhelmedって日本語でなんだろうと思って調べたら圧倒されるとか参るとか出て来たんですけど微妙に言いたい感じと違うんですけどまあ仕方ないですね。圧倒されつつ、頭の中や心の中があまりの情報量にごちゃごちゃしてきてパンクしそうになる、という感じでしょうか。あれ、それがつまり圧倒されるってこと?

印象派は日本人にとても人気だというのは実はフランス人にとっても常識のようで、面白いなと思います。モネもいいしセザンヌもいいんですが、やっぱり女の子という意味でローランサンのパステル調の絵はこう、心がつかまれるというよりは目が離せなくなりますね。女性?馬?犬?みたいなメタモーフィスも目が離せなくなる原因だろうけれどやっぱりあの色合いがぎゃーともがきたくなるほどなにかをくすぐります。私はもともとない語彙がさらに海外生活のせいで(今思い切りさりげなく自分の知性のなさと衰えのせいじゃないことにしました)どんどんなくなってきているので、なんでもすぐ「かわいい」と言ってしまうんですが、上のランドリー袋を「かわいい」と思った同じレベルでピンクとグレイのローランサンの絵を「かわいい」と思ってしまうんですよね。それはそれでどうなんだろうと自分で思わないこともないんですが、芸術って結局なんなんでしょうね。「好き」という気持ちだけじゃだめなんでしょうか。

あとはやっぱりルノワールですね。少女も女性もオレンジとピンクがかったような上気した頬がつるりとしていてうっとりします。ユトリロのパリを愛する感じも好きです。オーランジュリーの建物自体もいいです。じっくり2時間半楽しんだあと、3人でアンジェリーナのサロン・ド・テでランチしてきました。上に書いたSergioは特に親切にしてくれるフロントマンなんですが、彼が昨日、「明日土曜日だね、予定はどうなってるの?」と聞いてきてくれたので「友達と3人でオーランジュリーにいってアンジェリーナでランチでも、と思ってるんだよね」と言ったら、「そうなんだ、たのしんでね!」とにっこりしてくれただけで嬉しかったんですね。それが、今日、起きて朝食の前にフロントに寄ったらSergioではないフロントの人が「これSergioからだよ」とお手紙を渡してくれたものに、なんと今日のプランがすべて書いてあったのでした。工事中のメトロの駅を避けた交通手段もプリントアウトしてあったし、なんとランチのテーブルまで予約してくれていて、びっくり。Sergioは気を利かせて昼の1時で予約してくれたんですが、12:30に到着した私たちをアンジェリーナの皆さんも、嫌な顔する事なく長ーい行列をするするとパスしてすぐに席に通してくれて、一緒にいた二人に「マサミ!あなたみたいに完璧になんでもやる人を見た事ない!FAOで働いている事にまたすっごく納得した!」と言われちゃいました。えっへん。でも私じゃなくてSergioがすごいんですけどね。

明日は多分ひとり行動になりそうです。というのも出発前にあわててパリのオペラ座のスケジュールを確認したら、私の大好きなイタリアオペラのアルチーナを日曜にやっていることを発見したのでチケットを手配したら一人ならいい席があるということだったので一人で行くことにしたのでした。アルチーナを見るのは実は3回目なんですが、ここのサイトに書いた事なかったですね。今度時間があったらどういうところが好きなのか自分で分析しながら書いてみたいところです。ところで今回FAOから指定されているホテルはパリのかなり北のほうにあるのですが、会議にはすっごく遠くて毎朝微妙に凹みますが、オペラ座(ガルニエ)が遠くないのを逆手に取って週末でこの凹み気分を挽回しようと思います。乗り換えなしで数駅なので本当にラクラクです。じっくりオペラを楽しむ明日のために今日は夜は出歩かずにホテルでゆったりと過ごそうと思います。

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Paris最近パリにかぶれているみたいになっている私ですが、このあたりで私の好きなオルセー美術館についてまとめておきたいという気持ちが高まって来て押さえられなくなったので今日書く事にしました。別にパリにいるわけではありません。今はすっかりローマに帰って来て家でのんびり週末を過ごしています。

今までこのサイトをちょこちょこ見てくださっている方はお気づきかもしれませんが、私はオルセー美術館、もしくはオルセー美術館展覧会というものに何度も足を運んでいます。なぜ何度も行くのか。自分でも分かりません。うっかり入館無料の日にオルセーの目の前までいって入場制限にかかって入れなかったことすらあります。何が私をこんなに惹き付けるのか。私は美術品に特に詳しい訳でも芸術が大好きなわけでもありません。たぶん、自分なりに分析すると、オルセーの位置、全体的な雰囲気、いろいろな館内設備、そこはかとなくかもしだされるゆるい感覚、私、今オルセーにいる!という実感、などなどが総じて好きなんだと思います。崇高な物が全然なくて本当にすみません。

このエントリーは、できればこれからパリに行く予定があって、私みたいにオルセーが好きかもしれなくて、事前情報がちょっとほしくて、というような人が参考にしてくれたらいいなと思って書いています。そしてできれば木曜日を丸一日オルセー観光に当てても別にかまわない!という人だったらさらにいいかもしれません。なぜ木曜日か。それは木曜日はオルセーが遅くまで開いているからです。オルセーで1日過ごす!という気合いで是非お読みください。

準備編:
公式ウェブサイトはこちら:http://www.musee-orsay.fr/en/
特別な展示などがある場合は混むこともあるので情報をゲットしておいてくださいね。下の情報は現在の私が知っている情報です。
重要1:月曜日は閉館日です!
重要2:毎月の第一日曜日は入館無料なので非常に混雑します!
開館時間:9.30 am
最終入館時間:5.00 pm(木曜日だけ9.00 pm)
閉館時間:5.30 pm(木曜日だけ9.30 pm)
入館料:常設展は 9 Euro(特別展をみたい場合は追加になります)
チケット:オンラインで買っておくと楽ではありますが、以下のように朝に行く場合は特に問題ないはず。

実践編:
情報を仕入れたら、まずは泊まっているホテルからオルセーに行くところから始まりますが、そのまえに、重要なのは朝ご飯を強烈に軽めにしておくことです。一日長いのです。しかも、ちょっと遅い朝食をオルセーで食べる気分で、朝はコーヒーだけ、という感じで良いと思います。オルセーの最寄り駅は実はメトロではなくPERと呼ばれる鉄道のラインのC線にあります。駅名は分かりやすくMusee d'Orsayです。東京のJRとメトロの乗り換えのような気分で乗り換えても大丈夫です。このPER Cの駅でおりるとどの出口を出てもオルセーが目の前にあるので迷う事はまずないと思います。もちろんメトロの12番でAssemblee Nationaleで降りてもいいんですが、私はこのPER C線を使う事を強くお勧めします。2階建て電車で古ぼけた感じがいいのと、とにかく朝から迷わないのは大事だから。オルセーに到着するまでになるべくエネルギーを温存しておくことが後々強烈に大切になるのです。なるべく歩かず、走らず、ゆったりとさくっと到着しちゃってください。到着の目安は8時半から9時の間で大丈夫でしょう。あまりに早く着きすぎるとエネルギー消費してしまいます。オルセーの目の前に列を作る黒い柵があるので(上の写真参考)そこに並んで開館を待ちます。

開館すると列が動き始めます。意外とあっさり進む事に驚くでしょう。セキュリティーチェックをすぎたら、チケットブースに行きます。人数を伝えてチケットをゲットします。ブースの裏が入り口になっているのでそこでチケットを見せるとバーコードスキャンしてくれるので、そこでもう美術館に入った事になります!もう自由です!

ここからが私の詳しすぎるおせっかいポイントになります。まず、入ると、昔駅だったこのオルセー美術館がパーーーーっと開けて、光がふりそそいでいて、確実に心の中で「おおおおおお!」と思うことでしょう。是非入ったそのポイントで、存分に立ち止まって感動してください。まだ歩かないで。何故かというとまず、荷物や分厚いコートなどがあるからです。パリ観光中でいろいろと重いものをもったりしている人はそのまま右手の後ろに歩いてクロークルームに行きましょう。必要な物はお金、身分証明になるもの、カメラ、ガイドブックなどでしょうか。小さめの見た目がかわいい(これ重要)エコバッグなんかを持ち歩いている私はいつもそれに入れ替えることにしています。冬のコートは間違いなく預かってもらいます。汗だくになるので。

その次は、迷いなく、オーディオガイドを借りに行きましょう。チケット売り場のところにもオーディオガイドコーナーはあるんですが、実は入ってしまってからの方が並ばずにすみます。クロークルームから出てきて、また初めの入り口近くに戻ると、入り口を背にして左側にだいたいオーディオガイドのブースが出ています。ミニポイントとしては、フランス語が分かるかたは絶対にフランス語を選んでください。説明の濃さが違うそうです。日本語と英語でも違うので、英語だけでも分かる方は英語のほうをおすすめします。

ここで今、オルセーの詳しいガイドがのっているガイドブック(日本からもってきたものなど)を持っている方はいざ中に進むんですが、持ってない方は、是非、だまされたと思って、そのオーディオガイドのブースの左にある小さなブックショップにいって、オルセーのガイドブックを買ってください。地図もついていて9ユーロです。絶対必要というわけではないんですが、あったほうが絶対嬉しい気持ちになるはずです。とてもチャチなガイドブックなんですが、それでも十分役立ちます。近くのインフォメーションセンターで赤いフロアマップをもらっておくのもいいと思います。

さて全てがそろったところで、まずはこてしらべにちょこちょこっと彫刻を見ましょう。そのブックショップのすぐちかくに、大きな黄金のライオンがいるはずです。これは実は、ルーブルのライオン門にいるライオンの片割れなのです。ルーブルのほうの、ヘビと戦い、荒くれているライオンを知っていると、この静かにきちんと座って賢者のような顔をしたライオンにすこし動揺するかもしれません(私はしました)。なにかの上手な例え話のようです。その奥には自由の女神がいると思います。

Musée d'Orsayさてこのふたつを十分楽しんだら、なんと、私のおすすめは、立ち止まる事なく、このオルセーを縦にまっすぐ一番奥まで進むことです。狙いはカフェです。Cafe de l'Oursというセルフサービスタイプのカフェがこの階の一番奥にあるのでそこまで突き進みましょう。朝食を軽めで来ているのでお腹がすいているはずです。カフェクレーム(カフェオレ)とパンオショコラ(チョコクロワッサン)でも頼んで、オーダーカウンターに背を向けて一番先のカウンターに落ち着きましょう。写真の白くまを存分に斜めから楽しめる位置が良いと思います。私がちょうど座っているあたりです。写真にうつっているのはガイドブックと、オーディオガイドです。まずはカウンター席のスツールにゆっくり座ってこの白くま(Polar Bear)を愛でます。オーディオガイドにも取り上げてある作品のはずなので、彫刻の左側に書いてあるはずの番号をしっかり確認してから着席しましょう。朝食をとりつつ、オーディオガイドを聞きつつ、目の前のこのPomponの彫刻をまじまじと見つめましょう。強烈に単純化されたラインから白い体毛が急にざわざわっと動いてPolar Bearがのしっと歩いた感じがしたらまじまじと見つめる作戦は成功です。

カフェでは他にもやることがあります。それは芸術品の予習です。これはわりと大事です。前日にやっておけば、と思うかもしれませんが、観光って復習はたくさんしても、予習ってなかなかできないものです。それは感覚がつかめないから。でも今、このオルセー美術館にいて、時間がたっぷりあって、ガイドブックも目の前にあって、だいたいなんとなくの位置関係も分かっているなら予習にはぴったりの場所なのです。今いるのは0階(グラウンドフロア)で、オルセーにはこの階と2階と5階の3レベルしかありません。0階はいわゆる駅だったときに線路があった部分です。ブックショップで買ったガイドブックを広げると、最初のほうに絶対当時の駅舎だった様子の写真があると思うのでそれを眺めて、是非このカフェの左に広がる景色と比べてみてください。

そのあとはだいたいでいいので1日の過ごし方をフロアガイドをみながら計画してみてください。カフェでは10時半くらいまでを目安に過ごします。0階のメインの部分は彫刻、左右の奥には絵画が納められています。私だったら全午前中をこの0階で過ごすと思います。それでも足りないくらいです。この階の彫刻は「超有名」とまではいきませんが心をぐっとつかんでくるものばかりです。絵画も、当時の「サロン」ってなんなんだ!「サロン」って何様なんだ!どんな贅沢な文化なんだ!と思うほどたくさんあってはっきりいってびっくりします。絵画に癒されるというよりは、絵画に挑発されるという感覚でしょうか。お腹がすいてたまらなくなるまで、ひたすら歩いてガイドブックやオーディガイドと照らし合わせながら、自分だったらどんなガイドをつけるか考えながら楽しい時間が過ぎて行くはずです。

Musée d'Orsay12時になったら(あるいは近くなったら)なるべく早く、入り口近くか、あるいは先ほどのカフェのさらに奥にあるエレベーターに乗ってまずは2階へ行きましょう。ここで気をつけるのは、0階のカフェの裏にあるエスカレーターには乗らないことです。このエスカレーターは2階をスキップして5階にしかいけない仕組みになっています。まずは2階でランチなのです。なぜ早めに行くかというと、毎日結構人気だからです。ちょっと遅れてフランス人やヨーロッパ人のランチタイム(1時)に近くなるとうっかり並ぶ事になるからです。12時丁度くらいだったらまず問題ないと思います。昔はホテルだったというこの部分にあるこの壮大なお部屋、天井画、ゴージャスなバカラのシャンデリアなどの中でわりと普通のランチができます。私は冷たいお料理をいただいたのですが、多分暖かいお料理のほうが美味しいと思います。ここでもゆっくり次の予習や今までの復習ができるので1時間ほどゆったりしましょう。並んでいる人を横目にちょっぴり優越感にひたりつつ、窓からのパリの街の景色やセーヌ河をちらりと見ながらのランチはなかなかの気分です。味がもうすこし良かったらいいんですけどね。ワインをいただくのもいいんじゃないでしょうか。私はお酒は非常に弱いのでこんなところで飲んでしまったら午後は絵画鑑賞どころじゃなくなるため自制しましたが。

ランチがおわったら次は2階か5階です。私は2階を選ぶと思いますが、実は日本人が好む印象派の作品はすべて5階に集められています。オルセーが初めてだったら、まだ体力のあるうちに5階にいくのが正解かもしれません。私は印象派は何度も見たので(東京でも)2階からまわることにしました。5階は開館時から人であふれかえっていますので、0階や2階の優雅さはほぼないと思ってください。2階は彫刻が内側に、絵画が柱の奥に、という配置になっています。0階のカフェのちょうどうえのあたりにロダンの作品があつまっています。ロダンのものはここでみるよりもロダン美術館でみるほうがずっと良かったと思いました。それよりなにより胸をつかんではなさないのはロダンの作品を背にして大時計を見た時に左側の回廊にある、カミーユの作品群。写真を見ただけでもハっとするほど美しいカミーユを、こんなにしてしまうなんて、ロダンってどんな人だったんでしょうか。"Maturity"の前で泣いている人もいました。ちょうどそんなカミーユの作品などがある部分の奥は、ポスト印象派といわれるゴッホやゴーギャンなどの作品があります。私はどちらもそんなに好きではなかったのですが、ゴーギャンのタヒチの家の装飾だった木のプレートにフランス語で"Be mysterious, be loving and you will be happy"と書いてある、とオーディオガイドさんに教えてもらってからはゴーギャンの作品が違うように見えてきました。最後の部分は分かるんですが、Be mysteriousの部分が特徴的ですよね。

Musée d'Orsayそうこうしているうちにもう夕方4時になってしまいます。いいかげんもう5階に上がらなくては。大時計のある側から5階にあがると、まずはこの写真のカフェ、Cafe Campanaが目にはいるかもしれません。反対からはいってしまったとしたらもうあきらめてください。カフェは最後です。ショコラシュー(ココア)などでエネルギー補充をするもよし、ペリエなどで水分補給をするのも良しです。これからが勝負なのです。5階は、これでもか、これでもか、これでもか、と印象派の作品をがんがんぶつけられます。モネ、ルノワール、セザンヌ、ドガ、マネ、などなどいろいろです。フェルメールもあります。でもまず人々の目にとまるのは、Yoshioka TokujinさんのWater Blockでしょう。是非クリックしてみてみてください。いわゆるベンチなんですが、本当に美しすぎます。どうなってるの?と触ってみたくなることまちがいなしです。

5階は全ての部屋にたくさんの人いるのでそのベンチに座るのももしかしたら難しいかもしれません。でも作品は是非、この部屋の真ん中の椅子にすわってゆったりと見てみてください。椅子のそばでスタンバイしていれば必ず座れます。私は全ての部屋のこのWater Blockにそれぞれ15分ずつくらい座って部屋を見渡しました。たくさんの人が横切るので時には絵も何も見えなくなることもありますが、それがだんだん「長時間露出の写真の流れるような動き」のように感じてきて、その奥に、動かない印象派の作品が見えてくるのです。疲れない、一番いい方法だと思います。午後閉館まで、とはいかないかもしれませんが、全ての部屋でゆったりすわってオーディオガイドを聞いたり遠くから絵を見つめたりするのはとてもいい気分です。どんなに混んでいても、です。これをひたすら続けて、オーディオガイドで勉強して、へぇそうなんだ!と思いながら進み、29番ルームに到着したらこれでおしまいです。最後はミュージアムショップがあるんですが、なかなかショッピング!という気分にはなれないほど疲れているかもしれません。足はいわゆる「棒」になっているはずです。

"My" Pomponでも!私は誘惑にまけてこれを買いました。「私だけ」のポンポンを手に入れるために。ちゃんとシリアル番号のついた、ポンポン在命時に許可された複製で、完璧なフォルムをしています。私がまじまじとおしりからみつめたそのままの形です。ミュージアムショップでは私は今までいろんなものを買いましたが、旅先でこんな重くて持ち運びが大変なものを買ったのは初めてです。でも買って本当に良かった。ミュージアムショップの人も、「これはたくさんつくってあるとはいえ、最終的には数に限りがあるから『買い』のアイテムよ」とこっそりおしえてくれました。まだたくさんあるそうですので興味がある方は是非。これよりひとまわり大きいサイズのはもっともっと数はあるそうです。この先数十年は大丈夫かもって笑ってました。まあつまり大量生産です。でもいいんです。10億とはないものですから。今は私の部屋の本棚でのっしのっしと歩いています。あいかわらず白い毛をざわざわとさせながら。

閉館時間ももう近いはずです。あとはメトロにのってホテルに帰って、ベッドに飛び込むだけです。ランチが重かったので夜は水分補給だけで大丈夫かもしれません。途中でケバブを買って帰るのも「最近の」パリらしくていいかもしれません。おつかれさまでした。

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やっと春。

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Paris私にとってのパリへの出張は、だいたいにおいてパリに本部があるOECD(Organisation for Economic Co-operation and Development) という機関で行われる会議に出席するのが理由なんですが、そのOECD、フランス語だとちょっと単語の順序が入れ替わってO.C.D.E (Organisation de coopération et de développement économiques) となり、フランスでは普通にOCDEと呼ばれています。写真はメトロの最寄り駅であるLa Muetteから徒歩でOECDへ向かう途中にある案内標識なんですが、曇り空の下とはいえ、やっとのことでかすかに春らしい色になっていたので写真を撮ってみました。

春のパリなんていうと美しいイメージですが、今年はなぜか肌寒いわ細かい雨が降るわでちょっと残念な1週間でした。その間どうやらローマでもお天気には恵まれなかったようです。仕事でイヤなことがあったりするときにはお天気だけでも良ければわりとどうでもよくなるのに、お天気が悪いとついくよくよしてしまいますよね。

Parisでも会議の最終日である金曜日にはほんの数十分だけでしたが青空が広がって、会議場から出てから、久しぶりに浴びた日光のおかげと、会議が終わった開放感との両方でいきなり気分が上がりました。この写真はそのときに撮ったもの。実は一番上の写真のほんの真向かいにあります。日差しの中で一斉に開いていてなんだか感動しました。植物ってしゃべらないし、こうして一生懸命咲いているように見える花なんて特に健気な感じがしますよね。不思議です。

さてもうローマに帰って来ているわたしですが、昨日の夜は友達のCとアペリティヴォをするだけのつもりが、おしゃべりが盛り上がってしまい、そのままレストランに食事に行くことになってとうとう夜中の12時までふたりで盛り上がってしまいました。明日からは久しぶりに自分のオフィスで仕事なのでちょっと嬉しいです。また気分を入れ替えてヨーロッパのやっと来た春を楽しもうと思います。

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プラティヌホテル

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パリ仕事でパリにきています。といっても実はパリに到着したのは今週の日曜日で、会議は今日終わってしまいました。明日の早朝にローマに帰る予定です。今回は私が所属する機関の都合で、泊まったことのないホテルを指定されたんですが、それがなかなかよかったのでご紹介です。メトロの駅はシャルル・ミシェルで、スターバックスやマクドナルドの近代的なショップがたちならぶ何となくアメリカンな場所です。名前はプラティヌホテル。

ホテルの目の前には今年中にオープンするといわれているショッピングモールが建設中で、工事中の道も多く、それでホテルが異常に安かったのかもしれませんが、マリリンモンローとハリウッドがテーマの素敵なホテルでびっくりしました。サービスも至れり尽くせりで、地下には宿泊客には無料のターキッシュバスがあって超快適。オムニセンのスパもあったので火曜日にしっかり1時間半マッサージしていただきました。気持ちよかった。

フランスのコーヒーに飽きてからはスタバにも通いました。世界中のスタバでは、商品を受け取る時のために名前を聞かれることが多いと思うんですが、日本人の名前を言ってもわかってもらえないことが多いですよね。いつもは勝手に自分にそれらしい名前ををつけ、たとえば真佐美なので英語のときはサミーとかそういう聞こえなくもない名前を言うのに、フランス語だとなんだろう?と思いつくことができなくて、本名を言ったら、3日ほどマリー(Marie)で通されました。真佐美って全然マリーに聞こえないのに!びっくりです。MAしか合っていない。

今回のパリ出張では仕事ばっかりで全然観光なんてできませんでしたが、久しぶりにアメリカ人の古い友人と一緒にランチしたり、ブラジル人の仕事仲間と食事に出かけたりできて良かったです。今度は個人的にパリに来ようと思いました。

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メダイユ先日パリに行ったときに、友達から勧められて、昔は修道院だったというChapelle Notre-Dame de la Médaille Miraculeuseという教会に行ってきました。直訳すると奇跡のメダルのノートルダム教会、といった感じの名前でしょうか。教えられたまま地下鉄のセヴール・バビロヌ駅で降りて、コンランショップやボンマルシェを見ながらてくてくリュー・ドゥ・バックまで歩くと、ここかな?というような入り口があって急になんだか荘厳な静けさがただよっています。教会の入り口まで続く細い道の壁には、この教会のいわれや有名な奇跡のメダルのお話が絵で描かれていたりして、フランス語がわからない私にもふーん、という感じです。最後のつきあたりの壁にはしっかり英語でも説明があったので、私はそこでこの教会と奇跡のメダルについての全てをやっと知ることができたのでした。詳しくはWikiやこちらのサイトでどうぞ。写真はつい興味を持って買ってしまったカタリナ・ラブレのお話の青いブックレットと、右奥にあるのがお土産のメダイユです。

まぁキリスト教にはありがちなお話といえばそうなんですが、私がいつも思うのは、どんな宗教でも、神様がいてもいなくても、信じていても信じていなくても、静かな場所で自分と向き合うと不思議に方向性が見えてくる事があるなぁということです。私は明日香村の大仏さまの前でも、このメダイユ教会のカタリナ・ラブレが見たマリアさまの前でも、ふと神妙な気持ちになっていろいろなことをしっかり考えたり、私には感謝すべき人が、自分が思っているよりもずっとたくさんいることに改めて気づいたりしました。だから、つまりはそういうことなんだと思っています。カタリナさんも私も、自分と向き合って、カタリナさんの場合はマリアさまが話しかけますが、私の場合は私自身が私に話しかけます。

しばらく観光客そのもので呆然とキレイなマリアさまを見ていたら、この教会にいた修道女の人が小声の英語で「ちょっと失礼、あなたには奇跡は必要ではないでしょう?」と私に話しかけました。唐突だったのでびっくりしながらも、確かに必要ないなと思って頷いたら(正確には否定疑問文だったので首を横にふったんですが)、「ほら、あなたって幸せでしょう?」とにっこりしました。私もそのあたりに幸せ感を振りまいていた意識はないんですが、そういわれてみると、私って心底幸せかもしれない、と思ってその日一日がほんわかと良い一日になりました。そして後で思ったんですが、そんないろんな人が集まる教会で、中には本当に奇跡が必要な人、どうしても何かに助けを求めなければいけない状況の人というのがいるのですよね。そしてそう思った後すぐに、それは「そういう人がいる」ということではなく、私でも誰でも「そういう時がある」ということなんだと理解しました。今の私にとっては「お土産」にしかすぎない、ここで1ユーロ程度で打っている「奇跡のメダイユ」には、そういう「時」に何かの意味がついてくることになるのでしょう。まだよくわからないけれど、そういうふうに思いました。

このメダイユは転売すると価値がなくなるということですが、人にあげるのはとてもいいことだそうです。私も大事な人の数をしっかり数えて買いました。本当に幸せな事に、その大事な人々の中で奇跡が今必要な人はいませんが、私があげるこの小さなメダイユを見てちょっぴりほんわかしてもらえれば、と思っています。

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Paris月曜日のオペレッタは、私にとっては新境地も新境地で、ものすごく良い意味でかなりの衝撃をうけました。まず、劇場はかの有名なガルニエでもなく、バスティーユでもなく、Opera Comiqueという小さな劇場。でも小さいといってもまったく侮れません。ここも実は国立の劇場で、最近外観を磨いたり内装を修復したりする作業が終わったらしく、まさに「これぞフランス!」という仰々しいほどの豪華さに満ち満ちています。入る前からかなり高まった気分になって、中に入ると天井画も壁画もこれでもかとフランスフランスな雰囲気で追い打ちをかけてきます。そして観劇。オペレッタそのものについてはちょっとおちついたらいろいろと後に感想を書こうとおもっているんですが、本当に圧倒されました。作者、脚本家、演出家全員のいわゆるベルエポックへのあこがれがぎゅうぎゅうとつめこまれていて、こっちまでその想いにひきこまれてしまうのです。先日飛行機の中でウディアレンのMidnight in Parisを見たのですが、そのベルエポックの描き方は、もっとこんなかんじにすればよかったのに、とうっかりウディアレンに対して上から目線になってしまうほど良かったです。

そして上の写真はそれとは全く関係ないんですが、今日、会議がおわってから地下鉄を一駅分歩こうと思っててくてく歩いていたときに撮った写真。エッフェル塔は、登った事も多分5回以上あるし、パリにいる間は会議のある機関が比較的近いせいで毎日行き帰りに何度も見かけるので、そのうち飽きるのかと思いきや、まったく飽きません。エッフェル塔が目に入る度に、心の中で「あ!エッフェル塔だー!あーすてきー!」と思ってしまうのです。朝に見かけると、朝もやの中で薄い茶色のクラシックなレース模様に見えたり、曇り空の下では、そこだけいきなり古い写真のようにセピア色になってしまったように見えたり、快晴の空の下では、遠近感がなくなってしまうほどクッキリハッキリとセーヌ河を圧倒してしまったり、夜になるとこうして、なんともいえないオレンジ色の光のかたまりになったりでいちいちドキっとしてしまいます。美しいパリの町に、こんな金属のかたまりが、と設計段階で批判をあびたというエッフェル塔ですが、本当に結果オーライとはこのことだなぁといつも思うし、私は、いつ見てもこの塔を美しいと思ってしまいます。足下でどんなにたくさんの観光客にまとわりつかれても、痩せたスタイルの良いからだでスッキリ立っているAラインのコートを着たパリジェンヌっぽく見えてしまうからかもしれません。

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Ferrari Spazio Bollicine仕事でパリに来ています。昨夜は夜8時のフライトだったので、夕食は機内で出る予定だったのですが、考えれば考えるほど、高カロリーのサンドイッチが出てくるに違いないので、なかなか気が乗らず、しかもお腹がすいていたので、たまたまローマのフィウミチーノ空港内のB8ゲート前に新しく出来たらしい、フェラーリのバール、Ferrari Spazio Bollicineでサラダをいただくことにしました。そしてカウンターにおもむろに座って「水牛のモツァレラのカプレーゼと炭酸水を」と頼んだら写真のものが出て来たのでした。トマトはパッキーノの強烈に甘くて美味しいもの。パンを食べてしまうとサラダを完食できなくなるので、パンは我慢してサラダだけいただきました。美味しかったです。あまりにもこのフィウミチーノ空港に来すぎているので、もうゆったり夕食までひとりで食べるようになってしまったと思ってちょっと侘しくなったりもします。でもコーヒーまでいただいて、お会計もおわって支度をしたら、目の前のゲートで私のフライトのボーディングが始まったのでなんだかぴったりで嬉しかったのでした。

さて今回参加する会議は正式には明日からなのですが、今日はその会議の参加者グループが開催するグループワークショップだったのでオブザーバー的な立場で行ってきました。日本政府の代表団の皆様も活躍するワークショップなので勉強になります。ランチには同じ機関だけど違うタスクフォースの事務局の担当者で私の友人のフランス人のBと待ち合わせしていろいろと仕事の打ち合わせも兼ねて、さまざまなことをおしゃべりしてきました。違う機関とはいえ、苦労なんかは似ていて話していて面白いです。

今夜は、実は突然今からパリ在住の日本人のMさんにくっついてオペレッタを観に行くことになりました。もともとはMさんが一人で行くことにしていたのに、「私も私も」とお願いしてチケットを探していただいて、自分でもその図々しさにびっくりですが、その方面の芸術に詳しい方と一緒に行ける事なんて滅多にないのでとても嬉しいです。仕事に差し支えない程度に楽しんで来ます。

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モンマルトルで。

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モンマルトル日曜日の今日はもうローマに帰って来ていますが、金曜日に会議がお昼で終わったのでパリで始まっているセールを冷やかしながら、今まで一度も行ったことのないモンマルトルまで行ってきました。なぜいままでモンマルトルを避けていたかというと、イメージとして「ザ・観光地」で「アメリカ人がすごく多い」という感覚だったから。アメリカ人は嫌いじゃないですけどパリではなんとなくパリジェンヌを見たいという勝手な日本人なのです。

で、行ってみたらやっぱりアメリカ人の観光客が大量に楽しく歩いていて、なぜ分かるかというとキャミソールではないタンクトップに短パンでヒールのないサンダルで闊歩している若い女性達(多分大学生になったばかりか、高校を卒業したばかりか)がYou know, right?とやっているからです。カフェにはいると反対側の椅子にサンダルのまま足を投げ出したりしていて、パリのおじさんたちに「お嬢さん達、足を降ろしなさい」と注意されたりしていて見ている方はちょっと面白いんですけどね。

モンマルトルの丘にフニコラーレ(ケーブルカー)で登って景色を楽しんで、モンサンクレールを見て、モンマルトルのカフェでランチをいただいて、セールでDuranceのハンドケアとスキンケア商品を半額で手に入れ、オフホワイトのビジュー付きのサマードレス(ワンピース)をひとつ買って、疲れたし、せっかくザ・観光地にいるということでこのCafe des 2 Moulinsに行って来たのでした。当然クレームブリュレを頼みましたよ。アメリカ人だけでなく日本人観光客もたっくさんいました。私もその一人。みんなアメリ大好きですね。

さて今日は朝から車をしっかりガレージに入れて、今夜のユーロ決勝戦対策をしました。勝っても負けても何をするか分からないイタリア人サッカーファン。路上駐車中の車は何をされるか分からないのです。さっきスペインに先制点を入れられて、近所がおかしいほど静まり返っています。ああ、また追加点を入れられました。静かすぎる。何事もなく終わりますように。

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パリから。

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また中食中です出張でパリに来てます。朝早くから起きて、7時のフライトで飛んできたんですが、シャルルドゴールからパリ市内までのほうがよっぽど時間がかかって、ホテルに到着したのはもうお昼でした。それからちょっとだけ姉と姪とフェイスタイムをして、2時からの会議へ。会議は5時に終わったのでまたルノートルによってお惣菜を買って帰ってきました。写真のトマトの丸ごと冷製サラダにはアヴォカドやエビが入っていてウマウマでした。ごちそうさま。

ところで私の勤める機関では最近、プリファードホテルプログラム(PHP)というものが採用されて、出張の時は街ごとにもともと定められたホテルのリストから滞在先を選び、支払いは出張者を通さず直接行われることになったんですね。無駄が省けて、出張者への日当も少なくてすむ素晴らしいプログラムのように聞こえます。が、国連もやっぱり官的というかなんというか。今回PHPでホテルをとってもらおうとしたら、「出張届けが完了して航空券が発行されないと予約できません」と事務の人に言われました。それで焦って手続きをしてからやっとPHPプログラムの人に連絡すると、2日後くらいに「リストにあるホテルはすべて満室でした。大きな会議がパリで行われていると思われます。したがって自分で予約し、自分で支払ってください。日当は従来のホテル代金込みの日当になります。」というなんとも後味の悪すぎるメールが。じゃあ一体PHPとはなんだったのか。私のホテルを予約するタイミングを限界まで遅らせた挙句、あとはほったらかしにしただけという結果じゃないですか!

そこでいろいろなホテルに聞いてみても案の定全部満室。困り果てたところでこの3スターのホテルを友達のCに教えてもらって、予約できて一安心。でも思った以上に安かったのでどうなることやら、と怯えていたら、なかなか快適だったのでホッとしました。4泊快適に過ごせそうです。

というわけで忙しくも楽しく過ごしています。パリが曇天なのが残念なので滞在中1日でいいから晴れてくれないかなーと祈っています。

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パリで中食

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Parisたったの1泊でしたがパリに出張に行ってきました。パナマを出発したのは金曜日の夕方だったのに、ローマの家に到着したのが土曜日の夜で、倒れ込んだベッドの中で日曜日の朝に起きたときに「ん?今日はいつ?」という状態になりました。そしてそのまま日曜日があっという間に過ぎて、月曜日に仕事に行ったんですが、最近仲良しのルクセンブルグ人のCとイラン人のSと3人で女子会をする約束だったことを思い出し、仕事が終わってからそのままカヴールにある小さなインド料理屋さんへ行ってきました。お料理が美味しかったのと、話が盛り上がったのとですっかり時間を忘れて楽しんでしまい、家についたら日付が変わっていました(火曜日)!

帰ってから再びベッドにそのまま倒れこんで眠ったため、また翌朝「ん?今日って?」となる羽目に。しかもその時ハッと気づいたんですが私はその日の夜からパリへの出張だったんですね。パナマの出張のアンパッキングをまだしていなかったのでスーツケースからスーツケースにいろいろと移動させてパッキングを終了させ、そのまま仕事へ行って、それから直接空港へ。で、今回学んだのは「ひとつひとつの出張と出張とはなるべく日程を離そう」ということ。頭がまだクリアになっていない状態でいろいろやるのはやっぱり無理があります。いろいろパッキングし忘れました。今回は、いつも小さいのと普通のを2個も意味なく持って行ってしまうヘアブラシが一個もない。ロングヘアの女性にとってブラシやクシがない状態ってちょっと呆然とします。でも朝からちゃんとドライヤーでブローすれば、今の髪型はブラシやクシなしでもなんとかなることが判明。あとはコンタクトレンズのケースに保存液を入れていくのをすっかり忘れました。そしてお気に入りのジョンソンアンドジョンソンの綿棒。もはや普通の綿棒じゃ生きていけない私にはちょっとだけつらい。そしてなんと、少なくともiPadが入るサイズのハンドバックじゃないと出張は辛いことは分かりきっているのに、パリだからお洒落したい!と思ったんだかなんなんだか、スーツケースの他に、小さいサイズのハンドバッグだけしか持って来てなくて自分の不注意に本当にびっくりしました。会議場まで、小さいとはいえiPadのためだけにスーツケースを持っていくのは嫌だし本当にこまりました。結局お買い物した時にもらった小さなカワイイ紙袋にiPadを入れてスカーフなどを入れて(iPadを見えなくして)事なきを得ました。

で、悲しいことがひとつ。今回は近場の出張だったのでトラベルユニットに、「格安チケットでもいいよ」と伝えておいたため、easyjetで飛ぶことになっていたんですね。皆さんご存知恐るべしeasyjetは「機内持ち込みの荷物はひとつだけ」のルールが恐ろしいほど厳しい。このルールは女性のことを無視しているとしかいえないですよね。ハンドバックと荷物はは別物なのに。で、ハンドバックをスーツケースにいれなければいけないことを念頭にパッキングするわけですが、今回保存液を入れ忘れたコンタクトケースに、コンタクトレンズをドライのまま入れたくなくて、まあフライトの間はいいか、と思ってコンタクトレンズをしたまま乗ったんですね。ちょっと心配していたところ案の定、機内は乾燥でカラカラ。コンタクトやばいなーと思っていた矢先、ふとした瞬きの瞬間に私の右目さんは永久失踪されました。周りの方がせっせと、申し訳ないくらい一生懸命に探してくださったんですが結局見つからず、私はこの出張の間、片目の人となったわけです。メガネはもちろんありましたけど。家に帰れば代わりがあるんですが、とにかく行きの飛行機で失ってしまったためパリでは不便でした。

でもそんな困難(?)にも負けず、パリではフランスちっくなことを絶対やろうと思っていたのでホテルについてすぐに大好きなベーカリー(ジュリアン)のバゲットを手に入れ、嬉しげに小脇に抱えて(パリジェンヌふうに!でも明らかに全然パリジェンヌじゃない一介の観光客です)歩いていたら、ルノートルのショップを発見。フランチャイズなので日本でもデパートなんかで見かけますが、お惣菜が信じられないほどカワイイのです。で、ふらふらと入って私の限られたフランス語でなんとか写真の3点を入手。前菜がフォアグラとレンティルの信じられないくらい美味しい何か(右)。メインはアーティチョーク、グリルドトマト、ズッキーニ、生ハムなどのミルフィーユ。そして奥に写っている外側パリパリ内側ムッチリのバゲット(既出)に、デザートが真ん中奥に写っている洋梨とオレンジ、バニラ、チョコレートなどのカクテル。それぞれサイズは小さいのですがイタリアにはない味です。レストランでこういうのを食べると高いんですが中食にしちゃうとお安く、お一人様でも楽しめるので良いです。一番奥のお水はエビアン(これはイタリアでも安い)。

いつもは友達に会ったりしてレストランに行くことが多いパリですが今回は時間の都合もあってバタバタしていたし、こうしてひとりでパリの街を久しぶりに歩けて良かったです。あのサダハル・アオキにも行く事ができて目の保養でした。わさび味のチョコ美味しかった。あとは大好きな本屋さんを駆け足でめぐって、翌朝、パンショコラとカフェクレームを片手に読書したりすることもできたし。出張はOECDだったんですが事務局のPとBとのミーティングもうまくいったし、OECDでデータベースの管理をされている日本人のKさんともお会いできたし、コーヒーブレイクにはナノテク関連の事務局の仲良しのMともおしゃべりできたし、ブラジルのMとオランダのJと3人でゆっくりランチできたのも良かったし、代表団の専門家の皆さんもほとんどお会いした事がある方ばかりだったので楽しかったです。今回は会議ではなくてセミナー的なものだったので、ただひたすらプレゼンを聞いて学ぶ、という形だったのも私の好みでした。私のターゲットは食品業界の方だったので(FAOではなかなか機会がないため)ユニリバーのプレゼンターの人と仲良くなれたのも収穫でした。

今回はあっという間のパリでしたけどまた6月の会議で行く予定なので今度は時間に余裕を持って、今回のような小さいけれどイタい失敗はしないようにしたいと思います。

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Genevaジュネーブに出張で来たんですが、いつも泊まるホテルが満室だったので今回はジュネーヴの隣町、フェルネーという町のホテルにしました。ここはフランスです。実はジュネーヴ空港はスイスとフランスのほぼ国境上にあるので、この町はジュネーヴ中心地に行くよりも空港から近く、私が仕事で行くWHOの本部とも近いという意外(?)な事実があります。

ローマは真夏並みに暑いのにこのあたりは完璧に秋です。持ってきたお洋服で寒さをしのげるか心配になるくらい。町並みはちょっとした観光地(美しい山へのスキー客が来る冬はもちろん、湖が近いので夏の避暑地になったりもします)の雰囲気で、写真は私の泊まったホテルの窓から見える街角。フランスはパン屋さんがたくさんあって、しかもどのパン屋さんもすごく美味しいので嬉しくなりますね。

今日から3日間ちょっと根を詰めて仕事頑張ってきます。

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パリのお土産

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先週の水曜日から昨日の朝まで出張でパリに行っていましたが、仕事も忙しかったのですが、日本の状況が気になって買い物にも観光にも行く気にならず、なんとなくホテルの部屋で日々を過ごしてしまいました。が、今回秘書さんにお願いして予約してもらったホテルが、値段が高いばっかりの最低のホテルで、狭い部屋に古い家具、サービスも最悪という情けない状態。少なくともメトロに近いのでどこかに行くには便利ではあるのですが上記の理由でその便利さもあまり利用せず。

さてそのホテルはサンジェルマンデプレのエリアにあるんですが、たまたま近くにあったパン屋さんが強烈にかわいくて感動しました。その名はポワラーヌ。ウェブサイトこちらです:Poilâne。おいしいおいしい黒パンにプニシオン(パニッシュ、罰という意味)という丸い素朴なバタークッキー、そしてこの写真の奥に写っているLA FOURCHETTE Poilâne(ポワラーヌのフォーク)。ライ麦とパルメザンチーズで作ってある素朴クッキーで、カレー味。美味しいフランスチーズをすくって食べるのに最高です。

というわけで、こうして小さなカマンベールを買って来たのでそれと一緒にこのポワラーヌのパンとクッキーとで今日のランチとしたのでした。ワインにぴったりのおいしい密やかな幸せ。

フランス語は全然できない私ですが、パリではなんちゃってで全く通じます。絶対知っていたほうがいいのは:

  • ボンジュー(ボンジュール、おはよう、絶対音感がある方はピアノの高い方のシからソに下がる感じでシーソーーという感じでボンジューを言うと、それらしいです。女性の場合はもっと高くから、レーシーーでもいいかも。って本当かな)
  • ボンソワー(ボンソワール、こんばんは、これは音階で言えば普通に上からソーレーーな感じ。)
  • ウィ・ウィ(はいそうです、直訳は「はいはい」ですが、短く語尾上げでつなげて2回言うとフランス人チック、な気がする)
  • メルスィ(ありがと!)
  • メルスィ・オーヴォワ(正確にはオ・ルヴォワール、ありがとう、さよなら、とショップやレストランを出る時に声をかけると良いと思います。語尾上げ)
  • パルドン(失礼、もう一度?など。日本人的発音で通じます。満員電車から降りたいときなんて必要以上に使いたがります)
  • ウィ・ダッコー(ダッコール、わかりました、オッケ、了解!など)

他にもあるんですが、これだけそれらしく言えたところで会話は通じないので微妙ですが、とにかくフランス語をしゃべろうとしている!という姿勢を見せるのは大事かと思われます。多分。

観光には気乗りがしなかったけれどしっかりお土産は買って来た私。パリの空気はローマの空気よりどんよりしていたけれど、いろいろとかわいいものがたくさんあって良かった。会議もうまくいって良かったです。来週はローマで私が会議をする番です。頑張ります。

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