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前回のエントリーとちょっと話が前後しますが、オリエント急行の発着駅はイタリアはヴェネツィア。ということで私たちはローマからユーロスターに乗ってヴェネツィアに行ったのですが、オリエント急行が発車する時間よりもずっと前に到着してちょっとサンマルコ広場でも回ってからAさんにとって2度目のヴェネツィア(私にとっては3度目)を楽しんでから出かけようということになったのですね。それで到着したのがちょうどお昼時だったのでちょっとランチできるところを探そうということになって入ったのがこのトラットリア、センピオーネ。

リアルト橋から歩いてサンマルコ広場に行く間に小さなカナル(カナレット)を超えて行くのですがその橋の近くにある地元料理が自慢のところみたいです。それにしても、暗い店内に入った瞬間、カメリエーレが地元の客らしき人々と歓談していて一瞬ひるんだんですが、旅行客な私たちを見てもにこやかに「こっちこっち」とこの写真に見えている窓際の席に案内されてすごく嬉しい気分になりました。やっぱり北イタリアの人々は親切でいいです。といってもこの人が特別親切だったのかもしれませんが。

写真で分かるように食事中に何度も何度もこういったゴンドラが通り過ぎて行ってゴンドリエーレのお兄さんがウインクしてくれたり陽気に歌を歌ってくれたりでとても良い雰囲気でした。私たちはいわゆるヴェネツィア料理を食べようということになって、Aさんが強烈においしいSardine in Saor(サーディンの南蛮漬け)を頼んだので、一口食べてみて、強烈に感激しました。南蛮ってイタリアのことだったのかしら、もうとにかく日本人の心をがっちりとつかむ味ですね。今思い出しても唾が出ちゃいます。私はというと、あっさりしたものが食べたかったので普通にカプレーゼを頼んだのですが、おしゃれカプレーゼではなく、ローマの食堂で出てくるようなブツ切りのモツァレラとトマトがどかんどかんとフレッシュなバジルと一緒に出てきてそれまた感激でした。プリモはこれまたヴェネツィア料理、イカスミのリゾット。舌触りが良くてかすかに甘くて本当に美味しかった。

ヴェネツィアはいついっても非日常が待っていてくれてなんだか新鮮です。Aさんはどの国のどの街に行っても船が大好きで船に乗るだけでワクワクしてしまうみたいですが、今回も同じで水上バスのヴァポレットに乗った瞬間満面の笑みで日頃の仕事の疲れも何もかも吹っ飛んだみたいで幸せそうでした。良かった良かった。

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オリエント急行にて

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前回もちょっと書きましたが、この時期に主人のAさんが来ていたのは、今年は職場のみんなが1ヶ月の夏期休暇をとる8月に働き通しだったので9月の終わりから10月のはじめの1週間と、10月の半ばの1週間と2回に分けて休暇をとることにしたからなんですね。それでAさんと二人でいろいろと計画を練った結果、かの有名なオリエント急行に乗って旅してみようということになりました。写真は車窓の雰囲気。

「本物」のオリエント急行は今年の年末で廃止になってしまうそうですが、いわゆるクリスティの小説に出てきたオリエント急行というのは今回私たちが利用したVenice Simplon Orient Expressなんですね。予約のときからすでにそうでしたが、ヴェネツィアの駅でのチェックイン、発車を待つまでのアペリティーボの手配、レストランカーでの食事(フレンチのフルコース)、コンパートメント内でいただくコンチネンタルの朝食、到着駅のブダペストの名産であるフォアグラを使いつつもオリエンタルな食材も入った非常にクリエイティブなモダンフレンチのランチなど、とにかく何から何から非常に至れり尽くせりで満足の旅となりました。

列車は1920年当時のモデルを使ってあってマホガニーの内装がぴかぴかに磨いてあり、座席もゴージャスかつ清潔でパーソナルスチュワードのサービスも細かいところまで行き届いているといった感じで非常に良い印象です。食事にはエシレのバターが出てきたのですが私がいつもエシレのバターに出会う度にかすかに感じていた不便:「バターをとりづらい」が専用の陶器の入れ物で解決されていて感激しました。やっぱり専用のものがあったんですね。これを使うだけでとてもエレガントにバターを使うことができます。この容器に他の利用法があるかどうか分からないところが問題かもしれませんが。

オリエント急行のシグニチャルートはイタリアはヴェネツィアからイギリスのロンドンだそうです。私たちがハンガリーのブダペストに行ったルートを同じように行き、2日間ブダペストに宿泊、また電車に戻ってオーストリアはウィーンを経由しスイスの田舎を通ってフランスはパリへ。さらにそこからドーバー海峡を渡ってイギリスに渡るそうです。私たちの目的地も実はロンドンだったのですが、日程的にAさんの休暇の予定と合わず、ブダペストから飛行機でロンドンまで行ったのでした。

寝台列車ってそれだけで心がわくわくするし、たったの1泊の車内でしたがすごく充実して様々な思い出ができました。オリエント急行ならではのブティックカーもあってお土産もいろいろと売っていました。私は500部限定のクリスティの本を思わず買ってしまいました。ちょっとクリーシェですが装丁が素敵なので我慢できなかったのです。アガサ本人のこの列車に乗った感想のエッセイの一部も載っていてファンとしては嬉しい限りです。はっきりいって彼女の本は全部持っていて実家にずらりと並んでいるのにまた買ってしまった、というかすかな罪悪感がなきにしもあらずですが、懐かしくてぱらぱらと読んでいたら、そういえば英語で読んだことはなかったことに気づきました。エルキュールはフランス語で「モナミ」といっていたのではなく「モンシュー(ル)」と言っていたのですね。また灰色の脳細胞とは良く訳したなぁと後で思いましたが直訳は灰色の心(ハートではなくマインド)。いろいろと味わい深いと思ってしまいました。ちなみにこのブティックカーでAさんは職場のみんなとブリッジをするのでカードを買ってましたがアールデコの1920年なデザインで私も欲しくなるほど素敵でした。しかも、カードある?と聞いたときには無くて残念に思っていたところ、あとで食事をしている席にわざわざブティックカー担当の人がやってきてくれて「最後のひとつが見つかりましたがいかがですか?」とわざわざ教えてくれたのでした。

停車駅のウィーンで異国の「鉄な方々(こちらこちらを参照)」たちを発見したり、ブダペストでも楽しい観光ができたりできて良い旅でした。Aさんありがとうね!

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アッシジにて

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8月の週末に、どこかキレイなところに行こうよという話になって友達とウンブリア州はアッシジという小さな町に行ってきました。

アッシジは実はクリスチャンの数ある聖地のうちのひとつです。なぜなら、かの有名な聖フランシスコ(サンフランシスコ、イタリア名フランチェスコ)の生誕の地だから。私は以前からこの「聖人(セイント、イタリア語ではサンあるいはサント、サンタなどと変化します)」というシステムをよく理解できず、今回も周りの人に聞いたりしてやっとなんとなく分かったのですが、サンフランチェスコは12世紀を生きた人で、そのキリスト教への貢献から没後に「聖人」とされた人なのですね。写真の大聖堂(バジリカ)が彼の遺骨が置いてあるバジリカサンフランチェスコ。写真に写っているドアは実は2階への入り口で、この丘の下に1階部分があり、さらに地下にフランチェスコの遺骨が置かれています。彼の死後である13世紀の建物。

聖堂の壁にはジョットーによるフランチェスコの一生がダイナミックに描かれており、かなりの迫力で思わず感嘆の声をあげてしまう人も少なくありません。でもそれよりなにより私がこのアッシジで忘れられないのは、普通の村の青年だったころのフランチェスコが「声」を聞いたといわれるサンダミアーノ教会。ここはアッシジの旧市街の壁をちょっと出て、オリーブ畑の間の細い小道を歩いた先にある教会です。フランチェスコの生きた12世紀では、これはきっと誰も使っていないボロボロの建物だったのでしょう。私はキリスト教におけるいろいろな「奇跡」はなんとなく眉唾だとうっかり思ってしまうのですが、この「声」のことに関しては、考えれば考えるほど、決して嘘じゃないような気がします。なぜならその「声」は耳で聞くタイプのものじゃないから。それまでの自分の人生や生活や経験やいろいろなものから何か考えることがあり、それが直接胸に響いてくる「声」になることは、確実にあると思う。そうやって何か衝動的なものに突き動かされることは、人生に数回あると思う。

フランチェスコのフォロワー(弟子?)はたくさんいたのですが、そのうちの最初の女性がキアラ(英語名ではクララなので日本ではクララとして知られていると思います)という人で、彼女はフランチェスコからこのサンダミアーノ教会を託されて、ここをサンダミアーノ女子修道院として貧しくも心豊かな人生を生きたと言われています。彼女も没後「聖人」と認められ、彼女の名を冠した教会(キエーザ)、サンタキアラ教会がアッシジの旧市街の中心地に建てられました。ほんのりピンク色のかわいらしい教会で、地下にはキアラの遺骨や遺品などが奉られています。

フランチェスコもキアラもどちらも共に、質素でシンプルで、ともすれば「貧しい」ともされる生き方で身も心もキリスト教に捧げたと言われる人々なので、ふたつのサンフランチェスコ聖堂とサンタキアラ教会の大きさや美しい装飾を見ると、かすかな違和感を感じる人は多いと思います。そんなときにサンダミアーノの小さなドアをくぐって貧しくも整頓されたお部屋を見たり、にっこりと笑って訪問者を迎えてくれる聖フランチェスコ会の会士、修道士の青年たち(腰に清貧、純潔、従順を意味する3つの結び目のついた帯紐をつけているのですぐ分かります)に挨拶していると、本当にいろいろなことを考えさせられます。

小さくもたくさんのキリスト教巡礼者や観光客で賑わうキレイなアッシジの旧市街のカフェでおいしいお菓子を食べていろいろなことを考えて、充実の夏の一日となりました。ローマから車で2時間ほどのドライブでした。

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La Parrina

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parrina.jpg土曜日の朝に、最近お友達になった生粋のローマンなRとカフェでも、と誘ってもらってMontiの噴水のある広場のバールのひとつ(La Bottega del Caffe')で待ち合わせして焼きたてコルネット(イタリア風クロワッサン)とカプチーノにスプリムータ(しぼりたてオレンジジュース)をいただいてきました。しばらくおしゃべりして通り行く人々を眺めているとあっという間にお昼近くになってきて、さらにお天気もこれ以上完璧な「初夏」はないねということになったので突然ビーチに行こうよということになりました。

というのも、私は近場のビーチだとオスティア、ちょっと遠くへとなるとサンタマリネッラなんかに行くし、この前はサンタセヴェラにいったばっかりなのでそんな話をしていたら、オスティアとサンタセヴェラの間にもうひとついいところがあるというので急に興味を持ったのです。是非そこに連れて行ってよという私に快諾してくれたRと一緒に車を走らせ30分。車の中で私がもうすぐ主人のAさんに会えるということと、もうすぐ私の母がローマに来るということを話していて、そこで私が、特別イタリアな食材をそろえておいたら、料理上手の母がいろいろ作ってくれるかもしれないので今、プロシュートやチーズなんかをそろえているところ、とふと言ったら「ここからすぐトスカーナだけど、1時間半くらいのところにオリーブやチーズやハムやワインなんかの昔ながらの工場が残っている町があるよ」とRが教えてくれて、さらに興奮した私はそのまま車を走らせてそこへ向かうことにしちゃいました。突然誘拐したみたいになっちゃって、R、ごめんね。ここは読んでないと思うけど。

そしてたどり着いた小さな町がLa Parrina。今はまだ5月なのでひとけもまばらですが、どうやら夏には大人気のアグリツーリズモな場所らしく、トスカーナなゲストルームやレストラン、プールなどもかわいらしく配置されていました。私たちはとりあえずその工場の中のショップへ。焼きたてのパンや大量のオリーブオイル、何十種類もあるチーズやハム、フレッシュなミルクやヨーグルト、野菜に果物、ワイン、バルサミコ酢、グラッパやジャムなど、本当に目移りするようなローカルの商品がひとつひとつ丁寧にLa Parrinaのラベルを付けられて並んでいました。

チーズはテイスティングさせてもらいながらしっかり選んで、しっかりした色のきれいなオリーブオイルも、チーズに合うというワイン酢も買って、最後に1キロ3ユーロのチェリーも買って大きな箱を抱えながら満足して帰ってきました。帰りに近くのラグーナにある港、Porto San Stefanoにも寄って海辺のベンチで思い思いに時間をすごす人々にならってしばらくじーっと透き通った海の水を眺めていたら、日頃のローマの喧噪や仕事の細々したことなんかがスーっと溶けていくような気がしました。

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週末を利用して、イタリア人の友達のCと彼女のボーイフレンドでアルゼンチン人のCが住む北イタリアのパルマに行ってきました。パルマは小さな街ですが、日本人には意外に有名ですよね。パルマハム(プロシュート・ディ・パルマ)やパルメザンチーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)などの名前のおかげでしょうか。イタリアでもParma, Mangiare bene(食の都のような意味です、直訳は美食に近いですね。でもイタリアはどの街も「食の都」主張があるような気もしますが)なんていわれている街で、これら登録商標のパルマ名物はパルマでしか生産を許されていないのです。イタリア中で見かけるパルミジャーノ・レッジャーノですがその全てはここから発送されているわけです。で、当然世界のフランチャイズ王のマクドナルドが目を付けないわけなく、こうしてイタリアのハンバーガーメニュー、しかも巨大サイズの280grバーガーにパルミジャーノ・レッジャーノヴァージョンがお目見えしました。残念ながらパルマの街にマクドナルドはないんですけどね。ですからパルマから帰ってきてからローマテルミニ駅のマクドナルドでパルマの余韻を楽しむために購入しました。マクドナルドのご当地ものってなんとなく買っちゃうんですけど、マーケティング上手ですよね。パルミジャーノ・レッジャーノは塩味がぐっとくるチーズなので普通のバンではなくフォカッチャ(イタリアのピッツァの生地ですね)を使っているこのバーガーにはとても合っていたと思います。シーズンメニューかもしれませんが、近々イタリアにいらっしゃる予定のある方で、パスタやピザに飽きた方は是非どうぞ。

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ラバーネッカー

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9月に両親がイタリアを訪問してくれた時にヴェネツィア滞在のあとユーロスターを途中下車してフィレンツェにも寄りました。到着の翌日の午前中は生憎の雨だったのですが、たまたまその日の予定を「美術館デイ」にしていたため逆にラッキーで、朝から3時間ほどゆっくりウッフィツィ美術館を楽しんだあと、このサンジョバンニ洗礼堂を訪れました。八角形をしたこの美しい洗礼堂は、ドゥオモとお揃いの色合いになっていて(とはいえ洗礼堂のほうが古い建物のようです)内側よりも、外側の扉、とくにドゥオモの方面の東の扉のほうが有名で、ミケランジェロをして「天国の門」と言わしめたほどだそうです。

が、今回は中に入ってみたいと思い、両親もついてきてくれたので、雨だったこともあって10人ほどしか並んでいない列に並んで1分ほどで中に入りました。薄暗い洗礼堂の中に入ってみてびっくり、外側のイメージから八角形の幾何学美を想像していた私を気持ちよく裏切ってくれたのは豪華な金色の天井画!写真のように当然イエスキリストがメインですが、よくよく絵を見てみると、いわゆる「宗教画」のテーマがいくつも細かく描かれています。アダムとイヴから始まり、3人の賢者、受胎告知、マリアとエリザベッタ、キリスト誕生、などなど知っている限りのテーマが、それも美しく並べられているのです。そして、こうして一生懸命長い間親子3人で天井を眺めて(こういうのをRubberNeckerなんて言いますね)8枚の輝く美しいトライアングルのパネルを見ているときにふと、私が日本の無邪気な大学生だったときに「キリスト教学」の講義で、キリスト教では「8」という数字が非常に重要だということを教えていただいたことを思い出しました。

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ご無沙汰しています。クロアチアからは9月13日には帰ってきていたのですが、翌日に私の両親が渡伊したため、しばらくイタリア国内旅行を楽しんでいました。今回はユーロスターの旅。細々とした手配のことを書き留めておきたいのでかなり個人的なメモになってしまいますが、お時間ある方はおつきあいくださいね。

いつもだったら私の家のすぐそばのオスティエンゼ駅の地下構内を通って地下鉄ピラミデ駅まで歩いてメトロでローマ・テルミニ駅まで行くのですが、今回「なんちゃって」老齢の二人がいるし、荷物もあるし、ということでタクシーを呼ぶことにしました。前日にRadio Taxiに電話(4ケタで4994、ローマは流しのタクシーは禁止なので携帯に登録しておくと非常に便利です。携帯からかけるときはローマの市外局番06をつけます)しておいて翌朝7時半に家の目の前まで来てもらうよう予約しました。当日には確認の電話がきたあと確実に家の前に来てくれました。

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コモ湖畔

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24日から始まったカンファレンスで北イタリアはミラノの近くのリゾート、コモに昨日まで滞在していました。写真は恒例のホテルの窓からの写真です。小さなバルコニーが湖に面していてよい感じのホテルでした。本当は1週間をカンファレンスに参加しながらコモで過ごすことになっていたのですが、突然別口の出張が入ってしまい、泣く泣く昨日の夜ミラノに移動して今日の早朝のフライトで、またまた中継地点のアムステルダムにいます。ものすごい方向音痴の私なのにこの巨大なスキポール空港を知り尽くしてしまいました。今やFゲートがどこにあるか、Cゲートがどこにあるか空で分かってしまいます。自慢にも何にもなりません。

ところでコモですが最終日に会議場から帰ってきてしばらく歩いてまわりましたがとてものんびりした穏やかな古いリゾート、といった雰囲気でした。オーシャンズ12に出てくるフランス人が住んでいたのがコモですね。あ、そしてジョージクルーニーも実際ここに家を持っているという話ですね。マドンナも。まあどうでもいい話ですけれど。

今空港2階のラウンジにいるわけですがこれから30分ほど残っている仕事をがーっとやってしまおうと思います。が、おなかもすいたのでまずは何か食べます。私の家族のみなさん、今日から音信不通になるかもしれませんが単純にインターネットがなさそうなところに行くだけなので心配しないでくださいね。体調は良いです!

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Pisaに行ってきました

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今イタリアに夫が休暇で来ているのですが、先週は夫の両親も遊びに来てくれて、4人でいろいろなところに行きました。一部の人には伝えてありますが私はしばらく体調がすぐれず、ちょっと心配していたのですが、えいっと気合いを入れて楽しむことだけに専念したら、当たり前ですがすごく楽しかったし、すごく健康になった気がします。ドライブももともと疲れないタイプなのでトスカーナの北までどんどんドライブして楽しみました。

到着して数日はローマを観光してまわり、最後の2日間はトスカーナ旅行といった日程で、ちょっと詰め込み過ぎたかなという気もしないでもなかったのですが、私自身がすごく楽しみました。写真はそのトスカーナ旅行の初日に行ったピサの斜塔。車をとめてちょっと歩くとどーんと見えて感動です。その両親は今朝、日本に向けて発ちましたが主人のAさんはあとしばらくローマにいる予定です。先週ずっと美味しい物を、それも大量にたくさん食べ過ぎたのでしばらく粗食で行こうねと話しているところ。

私は火曜日からまたちょっとずつ仕事に復帰します。しばらく出張の予定は入ってないので書籍刊行の仕事に専念できるのでちょっと嬉しいです。頑張ります。

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カーナビを買ってさっそく「どこかへ行くぞ!」という気持ちが高まったので週末は友達と一緒にトスカーナの小さな町、サンジミニャーノに行ってきました。ナビの"Cities"画面にSAN GIMIGNANOとタイプすると(正確にはSAN GIMIまでタイプしたところで自動的に出てきました)さくっと最短ルートを出してくれるのはナビなので当たり前なんですが、何が嬉しいって、今まで、どちらかというとローマの南に住む私は、北(フィレンツェ方面)に行く時、GRAと呼ばれる環状線に乗るために、東から乗るべきか西から乗るべきか、微妙に悩んでいたんですね。それをあっさり東指定されたこと。やっぱり東から乗るのが早いのか!と、何だか昔からの疑問が解けた気がして嬉しかったのです。

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Buon Ferragosto!

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今日は8月15日ということでイタリアはFerragostoという祭日です。イタリア語で8月という意味のAgosto(アゴースト)は当然ローマ皇帝のアウグストゥスから来ていますが、このマリア様が昇天なさった日にアウグストゥスも夏祭りをやっていたということで、そのまま祭日になったみたいですね。とりあえずローマ中は静まり返り、90%のお店が閉まっています。イタリア人の友達はだいたいビーチに行くみたいですね。夜中までたき火をしたり、踊ったり、なんだか楽しい夏の夜といった感じです。

で、私は何をしたかというとビーチとはいえ海のビーチではなく湖まで行ってきました。イタリア語で湖はLago(ラゴ)。ローマの北西にあるBracciano(ブラッチャーノ)という小さな町にある大きな湖に行ってみようよ、と昨日のこと勤務先のお友達と決めてブーンとドライブしていってきたのでした。いつものことですが、ローマを出るまでの道が難しく、一度ローマを出てしまえば簡単なのです。写真はその湖なんですね。すっごくキレイです。実はこの写真は食事をしたあとの午後に撮りました。湖のほとりのバールにてアイスティーを飲みながら。で、午前中はどこへ行っていたかというと。

ここです。Odescalchi(オデスカルキ)家のお城を見学に行っていたのでした。祭日だから閉まっているかと思いきやここは午前中だけ開いてましたよ!同じBraccianoの街の中にあります。入城料7.5エウロで、20-30分おきにやっているツアーグループに必ず参加しなければいけない仕組みになっています。前もって予約すれば英語ツアーもあったらしいです。興味ある方は写真をクリックするとFlickrのページに行きますので食事をしたレストランお城から見える湖の風景こっちの風景もすごく素敵です)なども見ることができるかと思います。お城にびっしりとからまったツタや、入り口付近の芝に移るお城の影(チェスの駒みたいです)など、とりあえずヨーロピアンな雰囲気たっぷりで(なんじゃそりゃ)すごく良い感じです。500年以上古いお城だと思いますが世紀を経て修復に修復をかさねて現在の姿があるというものの、こんなに古いものが平然とあるイタリアってやっぱり単純にすごいですよね。こうして見ているとシンデレラや白雪姫のようなお話にそのまま出てくるようなお城なので、まるで冗談のようにも感じます。

ランチはお城の目の前のピアッツァ(広場)にあるレストランでいただきましたが、フェッラゴーストの大昼食会をする大家族の予約などでテーブルはいっぱいでした。街の中は閑散としていますが、湖のビーチは人でいっぱい。今夜の花火大会の準備もビーチで行われていましたよ。ちなみにこのお城でトムクルーズが結婚式を挙げたっていうのは本当でしょうか(いや本当なんでしょうけど、ギャグみたいにも聞こえるので)。ローマから1時間半程度で到着するので今日のような一日にぴったりでした。また機会があれば行きたいと思える素敵な街+湖です。

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ベネツィアからは火曜日に帰ってきて、そのあとしばらくローマをふたりで満喫したあと(仕事もしましたが)、土曜日はローマ郊外の町、Tivoliへ行ってきました。ローマから車で1時間ほどのところにある丘の上の町で、ふもとのヴィラ・アドリアーナという巨大遺跡や、今回私たちが訪れた、噴水だらけの大邸宅、ヴィラ・デステなどで有名な町でもあります。

お昼過ぎに到着した私たちは、以前わたしが両親を連れてきたこともある、この邸宅内にある小さなレストランに行って食事をしました。こんな観光地なのにやっぱりイタリア料理はあまり外すことはなくて、ここのレストランはお料理すべてがとてもキレイに出されるし、美味しいのでお気に入りなのです。ここのハウスワインもすごく美味しい。食後のコーヒーまでちゃんといただいて、計1時間半から2時間くらいは、エステ邸のガーデンを見下ろせるバルコニー席で長いランチを楽しみました。

そのあと噴水を見て散歩してまわること2時間弱。ここは緑も多く、花の手入れもしっかりされているのでかなり癒されます。この写真の噴水がメインの噴水ですが、これだけではなく数々の素敵な噴水があるので本当に圧倒されます。これが当時のルネッサンス時代に設計されたと思うと、当時の水工学はかなり発達していたんだなーと思わされますね。

もちろん邸宅そのものも豪華で、モザイクや大理石などで埋め尽くされていて一見の価値があります。ローマに来て、週末何しようか、というようなことがあれば(そしてお天気が良ければ)ティヴォリ行き、かなりおすすめです。アドリアーナの方はちょっと巨大すぎて歩くのに疲れてしまいますが、このエステ荘は本当に素敵ですよ。

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ヴェネツィア観光続いています。

昨日はお昼過ぎからお天気もかなり良くなり(ちなみに今日は大快晴)、予定通り島巡りをしようということになって、ガラス工芸で有名なムラーノ島などに行ってきたのですが、そのあと足をのばして出かけたブラーノ島が、噂に違わぬ可愛さだったのでご紹介です。

ここは実は数年前に姉夫婦がイタリアを訪れたときに、私の姉が「ブラーノブラーノ」と何かが取り付いたかのように大のお気に入りになっていたので私もいつか行こうと決めていたところ。レース編みと漁業の島なのですが、奥様達がレースを編んでいる間海に出かけた男達が、夕方帰ってくるときにボートから我が家がすぐ分かるように、とそれぞれの家の色を変えたという話(ですが、まあそういうことになっている、というだけでブラーノの人に聞いても色がついてなくても自分の家くらい分かるという話でしたけどね)。それにしてもレースを編む女性を見ると小坂明子「あなた」を熱唱したくなりますね。♪そしてー私はーレースーを編むのよー♪

ブラーノ島、とってもかわいくて、私よりもAさんのほうが気に入ってました。また数十年たったら行きたいところかもね、と言い合いました。そして私はブラーノレースのハート型のポプリ入れを4ユーロで購入していい気分です(買物ばっかり)。

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初ヴェネツィア

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あっという間に3月になり、ジュネーブから帰ってきたらすぐにアメリカからAさんが遊びにきてくれて、そういうことなら、ということでヴェネツィア旅行に来てしまいました!私の生活、なんだか常にバタバタしていますが、せっかく一緒に過ごせる数日間なので仕事のことなんか考えずに楽しもうと思います。

ユーロスターで、ローマテルミニ駅から4時間半ほどでヴェネツィアサンタルチア駅に到着し、ヴァポレットという水上バスに乗って、予約しておいた小さなブティックホテルにチェックイン。思っていた以上にホテルの部屋が良く、小さなまどからカナルが見えて素敵なところです。ホテルのサービスで近くの3つの美術館の共通パスをもらったので、さっそくそのうちのひとつ、アカデミア美術館に行き、そのあとかの有名なサンマルコ広場まで散歩して、鐘楼に登ってベネツィアを上から一望してきちゃいました!

これからホテルの近くのレストランで食事をしようかと話しているところ。明日は島巡りなんてしちゃう?とどんどんspontaneousな旅行になってきていてとても楽しいです。元気にしてますので家族のみなさん心配しないでね。

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ちょっと時期が前後しますが、タンザニアに行く直前に友達のCと、フィレンツェにいるLを訪ねて遊びにいってきました。写真は有名なポンテベッキオ。ポンテ=橋、ベッキオ=古い、という意味です。

日帰りということもあって気合を入れて準備したのでかなり満足なスケジュールとなったのでここに書いておきたいと思います。この私のツアーコースおススメではあるんですが、フレンツェのリピーターとしてメジャーなポイントは敢えてはずしてあるので、初めてフィレンツェに行く方には向いていないコースです、念のため。

交通:日帰りなので1時間も無駄にできないと考えた私はユーロスターです。車で行ってもいいくらいの距離ではあるんですが、フィレンツェの駅は中心地にあるし、駐車場のことなどを考えるとローマからだったら電車でいくのが一番かと思います。トレニタリアのサイトで予約、支払いまで簡単にできるし、チケットはSMSで携帯に送ってもらうことも可能(そして携帯の画面を社内で見せるとOK)なのでプリントアウトすらいらないのです。セカンドクラスで移動すればローマから往復65ユーロくらいだと思えば大丈夫です。各駅停車だとさらに1時間以上かかって、往復45ユーロくらいでしょうか。複数で一緒に行くときは予約のときに席をきっちり指定するのをお忘れなく。そして復路の予約はマストです。夕方の電車は満席になりやすいので帰れなくなるからです。電車はすごく快適ですよ。ローマテルミニ駅の構内にあるスーパーで飲み物を買って席でゆったりくつろいでいる間にあっという間にフィレンツェに到着します。

到着してすぐ、朝ごはんがまだで、腹ごしらえが必要な場合は駅前のマクドナルドの横にマックカフェというバールがあって簡単な食事をすることもできるし、イタリア式にローカルなバールでカプチーノとコルネットの食事もできますよ。

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