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オレゴン・コースト

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Canon Beach先日アメリカに行ったことはもう書きましたが、Aさんと私にとってオレゴン州は住んでいたワシントン州と同じくらい思い入れの深い州で、実はものすごく近かったアイダホ州とはまた違った意味で思い出がたくさんあります。今、遠く離れたローマに住んでいて、アメリカを恋しく思う時に浮かぶ情景は、ワシントン州東部のただただ広がる麦畑やレンズ豆畑と、視界の90%を占める青い空であることが多いのは確かなのですが、ふとした瞬間にポートランドの街角や、細かい波しぶきに覆われたオレゴンの浜辺の町が浮かぶこともあるので不思議です。クレイター湖の信じられない程透き通った湖面や、映画「スタンド・バイ・ミー」の舞台になった小さな西部っぽい田舎町(ブラウンズビル)、そしてこの写真のキャノンビーチをはじめとした延々と続くオレゴンコースト。ワシントン州の太平洋側のビーチは個人所有が認められる部分ができてしまったということで勝手に入れないビーチがわりとたくさんあるらしいのですが、賢いオレゴン州はこのオレゴンコーストすべてを州の持ち物としたため、すべてが公共のものとなっています。この写真の景色を楽しめるEcola公園は州立公園となっていて、入場料を払って意外に深い森を抜けて、きちんと管理された駐車場に車をとめてからゆっくり散策できるようになっています。1998年くらいにAさんと一緒に来たときも全く同じ感じで、ちょっと展望台がキレイになっていたり、自然そのままだった場所(ちょっと危ない)が立ち入り禁止になっていたりしたくらいで、何も変わっておらず、そういうところが、何というか、アメリカの偉大さというと大袈裟ですけどそんなものを感じました。

Menzanitaキャノンビーチのダウンタウンもそれなりにリゾート地で楽しいのですが、今回は私たちは1998年にくらべるとずっと遥かに大人になってしまったこともあって、そこからちょっと南に下ったところにあるもっと小さなリゾートタウン、Manzanitaに泊まることにしました。今回のManzanitaでの目的はただひとつ。「できるだけ何もせずすごす」こと。

写真はManzanitaの中心から海に向かって歩くと必ずぶつかるオーシャンロード。町の中をどんなにがんばっていろいろと歩いても1時間もかからずにすべてを見てしまえるほど小さな町ですが、私たちは滞在の2泊3日中、自分たちでも呆れるほど全く飽きずに何度も何度もこのオーシャンロードまで歩いて、美しいオレゴンコーストを満喫しました。

Manzanita今回はManzanitaの静かな2階建ての小さなキャビンを借りて、近くのグロッサリーで食材を仕入れてのんびり、という2泊3日を想定していたのですが、写真が借りたキャビンです。この写真では全く伝わらないと思うんですが、このキャビン、とにかくなにもかもが至れり尽くせりで、興味がある方は写真をクリックしてFlickrの写真をちょっと見てみてください。まずチェックインでかわいらしい竹林の中をオフィスまで歩くとシャルドネでウェルカムしてくれて、テーブルにはフルーツ、チョコレート、そしてS'moreキット。なぜS'moreキットがあるかというと、キャビンのすぐ外にはプライベートのファイヤーピットがあるからなんですね。外にはプライベート空間に完全温度調節されたジャグジーもあっていろいろな色に光るそのジャグジーで星空を見ながらのんびりできました。ちょうど中秋の名月も拝めて本当にお天気もよくて最高でした。ベッドのかたさも丁度よくて羽布団も最高で、ジャグジーのあとにもぐりこんでふたりとも5秒くらいで眠りに落ちました。

Manzanitaキャビンの横にはアウトサイドベッドもあって、そこでもビーチでも使えるビーチタオル(レストレーションハードウェア)も完備されていて、部屋にあるコーヒーマシン(コーヒー豆も完備)でコーヒーを煎れて、こうして外にごろんと寝転んで読書したり、ハイスピードのワイヤレスでのインターネットでM伯父さんがプレゼントしてくれたNetflixの映画をストリーミングで楽しんだりできて、本当にパラダイスでした。部屋にはかわいらしいボーダーのビーチバッグまで下がっていて、使うことはなかったけれど傘もしっかりおいてあって、本当にここのオーナーさんは何から何までいろいろと考え抜いたんだな、ということが伝わってきて感激しました。ということで教えたいような教えたくないような、この素敵なキャビン、自分が忘れるのが一番嫌なので書いてしまいます。Coast Cabinsさんです。とにかく何もかもが完璧でした。次にオレゴンコーストに行くなら絶対にここにしたい、と思えるほど。

Manzanita朝食は近くのベーカリー(「パンと海」という名前のお店でした)まで行って、まぶしい朝の光の中、外のテーブルで懐かしいアメリカンシナモンロールです。その近くにはコーストでは有名らしい大きなピザ屋さんもあって、毎日大繁盛していました。私たちも最後の夜にはそのピザ屋さんでテイクアウトしてお部屋でピザをいただきましたが、今現在ピザの国に住む私としては大発見でした。つまり、アメリカのピザは、これは当たり前だけれど、イタリアのピザとは全く別の進化を遂げた後、それはそれで強烈に美味しい食べ物になった、ということです。ピザの生地の部分はなぜか甘いパンとなり、具のオリジナリティも感動的ですらあります。ランチには部屋でツナメルトサンドイッチにキャロットカップケーキを用意して、とにかく「アメリカらしさ」にひたりながら「ひたすら何もしない」に徹しました。なんという贅沢。

Menzanitaそして何度も何度も飽きることなく行ったビーチへの散歩(サンセットの時間も幻想的でした)。ウミネコたちと戯れたり、歩いている人たちとあいさつをかわしたり(今頃気づきましたが、アメリカ人ってヨーロッパの人にくらべて異常な程親しげに話しかけてきてくれて嬉しいですね)写真をとりあったりと、本当に素敵な2泊3日となりました。お天気も滞在中はずっとよくて(珍しいです)、暑くもなく寒くもなく、風も適度に吹いていて、これ以上は望めないと思いました。

Aさんと私は2002年に結婚してすぐの秋にオレゴン旅行に行って、その次の年にも記念旅行のような形でオレゴンに行って、こうして人生は思った以上に波乱に富んだ形で進みましたが、2013年にまたオレゴンに行けて、こうして変わらずに存在するオレゴンコーストのビーチを歩いてみて、いろいろな意味で私たちはさまざまな人々に助けられ、支えられて生きているなと実感できて良かったと思いました。本当なら私たちの年齢ではもう様々な人を助けたり支えたりして生きていかなければいけないような状態なので、実は情けないのですが。

一緒にPullmanに旅行したV&J夫妻からのメールの最後に「あなたたちと過ごした時間は充実していたのに夢のようでした。私たちも昨夜クープビルに到着しました。旅行鞄にはランドリーと、思い出をいっぱいつめて帰ってきましたよ。今日のお昼には、ランドリーはすっかり洗ってしまいましたが、思い出はずっとこのまま残るでしょう」と素敵なことが書いてありました。その瞬間感じた本当に純粋な感謝の気持ちを、忙しい日々や仕事のストレスにかき消されることなく持ち続けるにはどうしたらいいのでしょう。私に今できることはこうしてその気持ちをなんとか書き留めておくことだけなのです。

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アメリカ旅行総括

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もう夏って気分でも天候でもないんですが、最後の夏休みとして先週、アメリカに行ってきました。私の家族が知りたがるので、まずはItineraryをメモしておこうと思ってこれを書いています。そして後日、細かいところは写真付きで書けたらいいな。書くかな。

9月14日:
KLM/DELTAにてローマ、アムステルダム、シアトルへ。その頃主人のAさんはANAにて東京からシアトルへ。空港で合流してレンタカーでAさんのM伯母さまとM伯父さまの自宅へ。楽しい午後と夜を過ごしました。キレイなお家で伯母さまの美味しいご飯もごちそうになってすごく幸せ。

9月15日:
伯母の美味しい朝食のあとフェリーにのってWhidbey Islandへ。私の恩師のVとJ夫妻の家へ。何もかもが懐かしく、ひたすらおしゃべりしまくって、Vの美味しいポークチョップの晩ご飯に、アメリカンポークチョップ大好物のAさんも大喜びでした。

9月16日:
全員でギリシャ風の朝食(おいしいローカルの野菜にフェタチーズ、オリーブ、ギリシャヨーグルトなど)をしたあと2台に分かれてドライブ。フェリーにのったあとはまずはI-5で南に向かい、そのままI-90で東へ向かいます。途中Ellensburgでランチにしたあとコロンビア川を超えて26号線でPullmanへ。その日はPullmanのHoliday Inn Expressに宿泊しました。V&J夫妻も。午後はキャンパスをまわって、Bookieがないことに気づいて、そしてCUBにBookieが入っていることに気づいて、といろいろ変わっていて大変でしたが楽しく懐かしく過ごしました。夜はまたまたなつかしのエメラルド。相変わらず私はHunan ChickenでAさんはMongolian Beefでした。とあることがあって死ぬかと思うほど笑いました。

9月17日:
朝はV&J夫妻と朝食を一緒にいただいたあと、Vさんという、昔私が修士のときに私にスカラーシップをくださった方と初めてお会いすることができました。1960年代のフィリピンやギニアビソーのアメリカ大使をされていたとてもすばらしい女性です。しばらく興奮してお話したあと解散になったのでAさんと地味にランドリーへ。Snuggleの柔軟剤(紙のもの)を久しぶりに使って、わーアメリカの匂いがする!と感動しました。お昼はWSUの方ふたりにご招待いただいて、VとAさんとみんなでゴルフ場のクラブハウスにできた美しいBanyansというレストランで景色を楽しみながらのランチでした。3時からセミナーをさせていただいて(このことについては後日詳しく書きます)、4時からSchool of Food Scienceにてレセプション。パンチも用意していただいていて大学なのにファンシーでした。夜は上に書いたVさんからご招待いただいてFire Grillでディナーでした。V&J夫妻もAさんも来てくれて、みんなでわいわいお話してとても楽しかった。余韻もすごくてAさんもしばらく上気していました。

9月18日:
早朝にチェックアウトしてPullmanにさよなら。ColfaxでDaily Grindドライブスルーに寄って牛乳たっぷりのラテを買って、一路オレゴンへ。途中トライシティーズ(いまはそう言わないのかしら)を抜けてひたすら西へ。Portlandを抜けて海岸線へ出て、懐かしいCanon BeachでEcola State Parkに寄って写真をパチパチ。とてもいい天気で海も穏やかでまぶしくて最高でした。そのまま少し南下してManzanitaという小さなリゾートの街へ。キャビンを借りていたのですがウェルカムドリンクは白ワインのシャルドネをくれたし、キャビンは2階建ての素敵な建物だったし、外にキャンプファイヤーができるプライベートのFire Pitもあるし、星空の下で入れるジャグジー(104度に常に調節してあるキレイなもの)もあるし、最高でした。近くのビストロで美味しいディナーも。夜は中秋の名月がオレゴンコーストでもクッキリ見れましたよ。

9月19日:
朝からのんびり起きて、海の近くのベーカリーでシナモンロールとカプチーノの朝食をとったあと、ビーチを散歩。何もせず過ごしているのにあっというまに時間がたってしまいます。夜は街で有名ということになっているピザ屋さんでアメリカらしいピザをテイクアウトしてキャビンで映画を見ながら食べました。すごく美味しくてびっくり。映画は上に書いたM伯父さまのプレゼントのNetflixの映画です。夕方からまたビーチを散歩。夕焼けがすごく美しいのがオレゴンコーストの特徴です。夜はキャビンに帰ってからキャンプファイヤーをして、キャビンに用意されていたS'moreキットを使ってしっかりマシュマロを焼いてS'moreを作って夜食にしました。そして相変わらずジャグジーにも何度も入る私たち。

9月20日:
朝はゆっくり起きて朝食のあと、またまたビーチに散歩へ。この日は曇りで海がやや荒れていました。そして後ろ髪を引かれながらキャビンをチェックアウト。車で北へ向かい、Sea-Tac空港の近くのHiltonにチェックイン。夜は伯母さまと伯父さまが美味しいと言っていた、キャピトルヒルにあるヴェトナム料理のレストランにどうしても行きたくて、お願いしておふたりにも来ていただいて4人で楽しい夕食でした。伯母さま、伯父さま、ここは見てないかもしれないけれど、ほんとうにありがとうございました!

9月21日:
ホテルをチェックアウトして空港へ。Aさんはレンタカーを返却へ。私はシアトル、ポートランド(逆戻り)、アムステルダム、ローマという乗り継ぎだったのにくらべてAさんは東京直行だったので私が先にゲートへ行くことになってお別れでした。

9月22日:
私もAさんもそれぞれローマと東京に到着。車を空港にとめていた私はそのままスイスイっと運転して帰れたので楽チンでした。

というわけで以上が今回の旅行のItinerary。記憶が薄くならないうちに続編(詳しく)を書きますので私の家族のみなさん是非気長にお待ちくださいね。

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シアトル郊外にて。

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Aさんの伯父さま伯母さまのおうちにお世話になっています。プルマンから出てベルビューに寄って、私のパワーブックのバッテリーをついに購入し、Aさんもお洋服をちょっと買って、到着したのは夕方でした。夜にはM伯母さんのおいしいお料理を涼しい外のテラスでいただいて、楽しい夕食となりました。ミニブルスケッタにおいしいチーズ、サーモンのコールドパスタ、フレッシュトマトのサラダなどなど、本当に美味しかった。Aさんはビールやワインなど伯父さんの素敵なセレクションでいただいてすごく嬉しそうにしてました。

今日は朝からちょっと出かけて車で30-40分北にあるアウトレットモールに行ってきました。というのも、私がニンテンドーDSを買ってから手に汗握る脳トレをやっているせいか(やってないけど)なんだかちょっと表面が汚れつつあるので、何かカワイイケースなんてないかなーと思ってネットで見ていたところ、とあるところでコーチのリストレットがサイズ的にぴったりだという情報を見たので、そのコーチのあるアウトレットで安くてかわいいのがあれば、と思ったのです。それで写真が戦利品。伯母さんのゴージャスなベッドカバーもかわいかったのでその上に載せて撮ってみました。これは59ドル。スエードで前面にポケットがついていて、DSがぴったりはいるし、試してないけれどもしかしたら電源コードも一緒にキッチリ入るサイズかもしれません。ポケットには3-4枚ソフトが入りそうです。

それからすこしアウトレットをうろうろしていたら私の好きなロクシタンのアウトレットを発見したので旅行用のボトル入りのプロダクツをいくつか買いました。安いんですよ。そのあとは伯母さんの家の近くのアルダーウッドモールでお買い物。REIに寄ってすっごく小さくなるトラベルバッグをAさんとお揃いで買い、スタバに寄って(また!)フラパチーノを飲んで、伯母さんに頼まれたお買い物をして、と楽しい時間を過ごしました。夜は伯父さん伯母さんに近くのチャイニーズレストランに連れていってもらったのですが、そこがすごく美味しくてつい食べ過ぎました...。北京ダックも餃子もチンゲンサイもすごく美味しかった...。

という訳でシアトルでも伯母さん伯父さんのおかげでAさんと楽しく過ごしていますので私の家族のみなさんご心配なくね。

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さよならプルマン

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ついにプルマンを去る日がやってきました。Aさんは早起きしてお掃除に余念がありません。その完璧度といったら、私が今からこの家に住みたいほどです。409の香りが漂っていてなんでもピカピカで真っ白で、広々としていてとても素敵な部屋。バスルームも新築のようです。

昨日までにほとんどの荷物を送ってしまい、パッキングも終わりました(といっても私はじーっと座っていただけで全ての事をAさんがやってました)。あとは細かいものをひと箱分つめて終わりといった雰囲気です(これはちょっと手伝おうかなと謙虚な気持ち)。家具もすべて売り終わり(Aさんが)、がらーんとした部屋の真ん中で最後に捨てるはずのスツールに座ってこうしてタイピングしています(これは私)。

昨日の夜はAさんが仲良しだったブライアンとメグのカップルにスウィリーズに食事に誘われていってきました。私は会うのは初めてだったんですがとても素敵なカップルで、Aさんがこんな人達と仲良くしていたのかと思うとちょっと羨ましいくらい。Aさんはさらにヘザーとジェフのカップル(以前結婚式にお呼ばれしたふたり、ヘザーは妹と一緒にローマに来てFAOにも遊びにきてくれました)といつも5人でご飯をたべたり、サヴァイヴァー(リアリティーショウ)を毎週見たり、サッカーをして遊んだり、とかなり仲良くしていたようで、メグが「Aがいなくなるなんて本当に寂しくなっちゃう!」と言ってました。楽しい食事のあとは、イタリアや日本に遊びに来るようなことがあれば絶対連絡してね、と言って手を振って別れてきました。

あと数日シアトルのAさんの伯父さん&叔母さんの家にお世話になりに行きます。シアトルでも忙しいけれどちょっとだけでも遊べたらいいな。

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昨日は朝から元気に久しぶりの第2のふるさとを楽しみました。まずは毎週土曜日の午前中にやっている隣町モスコウのファーマーズマーケットに行き、朝食べるための手作りパン、おやつのスコーン、ランチ用のフォッカッチャ、野菜(なす、インゲン豆など)、新鮮ブルーベリーなどを買いました。写真はズッキーニを見つめるAさん。

そのあとモールの横のオフィスディポでAさんは、この数年まさに寝食を共にしたフィールドトリップ用のテントを日本に送るための大きい箱を購入。私はiTunesのギフトカードを自分用に買っちゃいました。クレジットカードを使う頻度をちょっとだけでも減らそうという無駄な努力。

そのあとウォルマートへ行ってちょっとショッピングしたらお昼になり、お腹がすいた私たちはプルマンに戻ってどこかでランチをしよう、ということになりました。選んだのは元プルマニアンだったら泣いて懐かしがるかもしれないエメラルドへ。エメラルドは相変わらずでしたよ。こちらの写真がエメラルド外観、こちらが私たちが頼んだランチスペシャル。アメリカンな量のランチに1年ぶりに再び衝撃を受けましたが半分は残して持って帰りました。何も言わないのに箱を持って来てくれるアメリカのレストランはやっぱり良いですよね。

そのあとブロックバスターへ行って2つ映画を借り、その近くのスターバックスでオレンジ&クリームフラパチーノとレモンローフを買って、家でDVD鑑賞大会となったのでした。フラパチーノ美味しいけど恐ろしいほど甘いですね。

夜はまた何人か人がやってきてさらにうちの家具を買っていってくれて、さらに物がどんどんなくなっていきます。でも何故かさみしい気分は全くなく、逆に晴れ晴れした気持ちになってきています。今の生活よりも、新しく待っている生活への期待が大きいからかもしれませんね。

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プルマンから。

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10日ほど夏休みをとってアメリカに帰ってきました。帰って来た、とはいっても実はうちの旦那様のAさんは、この度無事に就職が決まりまして、日本に永久帰国することになったので、現在我が家は家具を全て売り払い(あげたものもたくさん)空っぽです。私たち夫婦はいつも「最終的には日本に落ちつきたいね」と言っていたのでこうしてAさんから日本帰国へのはじめの一歩を踏み出せてすごく嬉しいです。次はいつの日か、私が帰る方法を見いださないとね。頑張ります。ちなみにAさんは某省から独立した某国立研究所の研究員となります。関東の田舎です。日本のお友達のみなさんどうぞよろしくお願いします。

というわけで写真は今朝の朝食。時差ボケゼロの私ですが、目覚めた後にゴロゴロしていたらコーヒーの香りがふわーんとしてきて、トントントンと音がしてきたので寝ぼけながらキッチンにいったらAさんがイチゴを切ってました。甘いイチゴ。

でもいざ食べる時は、家具のない我が家なので床に座って、私が衝動的に購入したコーチのバッグの大きな空き箱がテーブル代わりなのです。それでも、本当に数ヶ月ぶりに本当に幸せな朝食となりました。しばらくアメリカンな生活をのんびり楽しみます。

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クープビルでの週末

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20060109_beach.JPG先週の週末は、Aさんと車を走らせて、シアトルの北のほうにあるWhidbey IslandまでValとJoeに会いに行ってきました。ここを良く読んでくださっている方はよくお分かりだと思いますが、Whidbey Islandには今まで何度も行っています(こちらこちらなど参照)。
今回アメリカに滞在するのも1ヶ月なので、この機会に絶対にVal達に会いに行きたいなーと考えていたんですが、クリスマスやニューイヤーなどのホリデイが重なるので、なかなか機会がなさそうだったんですね。それで大学院時代のプロジェクトメイトのZenaが、オリンピアというワシントン州の州都の、シアトルより南にある街に住んでいるので、彼女と連絡をとりあい、Valに会いに行かない?と誘ったら、じゃあこの週末に行きましょう、ということになって、ZenaとZenaの娘さんのErin、息子さんのNolanと私とAさんの5人でVal夫婦を訪ねる、という大人数の楽しいウィークエンドになったのでした。写真にJoeとNolanとAさんは写っていないので、ガールズな写真ですが左からErin、Zena、Val、私です。写真はクリックすると大きくなりますがいつものようにパスワードかかっています。ごめんなさい。冬だし曇っているので分かりづらいんですが、ここは本当にすごくキレイなビーチです。泳ぐビーチではないんですけどね。

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シアトルより

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20051220_mli.jpg結局短かったな、と思える5ヶ月のバンコク生活を無事に終えて、数日前にアメリカに戻ってきました。今は伯父と伯母の家のあるシアトルに滞在しているところです。シアトルは比較的暖かくて、バンコクからの30度近くある気温の差もそこまで辛くはありません。戻ってきたといってもバケーションというわけではなく1ヶ月みっちり仕事をすることになるので、早く時差ボケも解消していかないといけないんですが、クリスマスやお正月も来る事だし、第2の故郷プルマンでゆっくり過ごせるかな?という期待もあります。

ところで写真は今回私の大好きなベルビュースクエア(モール)に行ってみて、そういえば出来たときいていたリンカーンスクエアの1階に入っていた全米チェーンのイタリアンレストラン、Maggiano's Little Italyです。これといって真新しいことはなにもない普通のフランチャイズのイタリアンレストランですが、ワシントン州には今までなかったのでかなりの人でにぎわってました。ランチスペシャルのサラダとラザニアが美味しかった。お値段も軽いです。もちろんタイに比べるとタイ人目が飛び出ちゃいますが。そう思うとアメリカにいるタイの人って本物のお金持ちなんだなーと思いますよね。

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1ヶ月と楽しく一緒にPullman Daysを過ごした母が、ついに日本に帰ってしまうということで、空港に送るついでにシアトルに数日滞在してきました。写真はもう超有名観光スポット、Pike Place Marketです。でもここはスペースニードルなどの「一度訪れたら満足」してしまうタイプの観光地ではなくて、地元の人も週に1度だとかひと月に1度だとか頻繁に訪れる、本物の「マーケット」です。私もシアトルに住んでいたらフレッシュな野菜だ、お花だ、といろいろと買い物にくることでしょう。お魚ももちろん。

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読んでない方は「Whidbey Island 週末旅行 (1)(2)(3)」からどうぞ。

一晩ゆっくり眠ってから、翌日はMount Vernonの町で花や野鳥を見学しよう、ということになりました。これは運転していたら道ばたで遊んでいるのか何なのか、ウロウロと歩いていたダチョウ。本当にコミカルな動きでとても楽しかったです。左で指差した手はJoeの手。こうして鳥がいたり花が咲いていたり、何か珍しいものがあると運転するのを忘れて、「あれを見て、これを見て」と大騒ぎするので車がぐらぐらと揺れてキャーキャー言いました。途中で本気で道から落ちそうになったのでJoe本人が、「こら、しっかり道に沿って走りなさい、Joe!」と自分を叱っていて面白かった。Joeは本当にユニークな人。いつでも大声で、すぐに誰にでも話しかけ、私を見ると「ああ、私の娘よ!」と叫んで走って来て、痛いくらいにハグしてくれるのです。

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読んでない方は「Whidbey Island 週末旅行 (1)(2)」からどうぞ。

家でゆっくりと景色を楽しんだりした後、じゃあ町を散歩に行こう!ということになってさっそく出かけました。外はとっても良い天気。まずはその有名なCoupevilleの大平野を見に行こう、となって歩いて行ったのがこの写真。写っているのはJoeです。こうしてひたすら平面の平原がずーーーーと続いています。地質学者の卵のAさんに聞いてみると、ここは氷河期が作り出した湖(つまり海からでもなく川からでもなく地下からでもない水源でできた湖)の底だったからこんなに平らなんだとか。そしてこのあたりは向こう岸にあるオリンピック国立公園の山々のおかげでRain Shadow Effectといってなかなか雨が降らない気候で、だんだんと乾いていってこうして平野となって残ったんだそうです。なんだか壮大な話ですね。

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読んでない方は「Whidbey Island 週末旅行 (1)」からどうぞ。

この写真はValとJoeの家のリビングルームの反対側にあるダイニングエリア。写真では小窓からの逆光でそれらしく映りませんでしたが、なんだかとっても雰囲気の良い居心地抜群のダイニングエリアです。小さな暖炉があって、小さな本棚があって、とても素敵。ここでお昼にはグリーンピーとローストハムのスープ、夜にはハリバット(大カレイ)のハーブソテイなどをいただきました。母が発見したのですが、この窓の外にある木にJoeがぶら下げておいた野鳥用の蜜水にハミングバード(ハチドリの一種?)が来ていてとても可愛らしかった。Joeはその蜜にそのハミングバードが来てくれることを願っていたんですが、来てくれたのを見たのは初めてだとかで、これから発見してくれた母の名前をとって「サエコバード」と呼ぶよ!と喜んでいました。

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今週はSpring Breakということもあって日曜日から火曜日まで、私のボスであるValとその旦那様のJoeの住むWhidbey Islandまで小旅行へ行ってきました。大学はお休みですが、実は私は本当はお休みではないんですよね。でも、Valの家で多少は論文やプロジェクトについて話し合う、ということで仕事も兼ねましょう、という言い訳付きで思い切って出かけました。でも実際は私の母をもういちど、ValとJoeに会わせたい、というのが一番の目的。写真は一部しか写っていませんが、ワシントン州の北西からWhidbey Islandへ渡るための美しい橋、Deception Passです。どこだろう?行ってみたい!という方は是非ここのインタラクティブ地図を見て訪れてみてください。場所としては、この地図で左上のほうのMount VernonというところからAnacortesのあるFedalgo Islandへ向かい、そしてAnacortesまでは行かずに南下し、Oak Harborという町のあるWhidbey Islandという島へ北の方から渡る橋がDeception Passです。この島の南とはフェリーで行き来するしか道はありません。ちなみにValの住むのはCoupevilleというOak Harborのやや南にある小さな町。

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前に書いたように、19日(日曜日)の早朝に出発してレヴンワースという小さなドイツ町に1泊、翌日クープヴィルというシアトルの北にある小さな町に引っ越した私のアドバイザーだったValとその旦那様のJoeを訪ねて1泊してきました。Leavenworthという町は、町をあげて小さなヨーロッパの町(主にドイツやスイス)を再現して観光で成り立っている町です。町のオフィシャルサイトを見ると分かるのですが、冬を中心に1年を通していろいろなフェスティバルがあり、私たちが行った日曜日はクリスマスのライティング(イルミネーション)のフェスティバルの最終日だったのでした。写真は木々につけたライトをチェックするお店のご主人です。

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週末旅行

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今日から私のアドバイザーに会ったり、Aさんの伯父さん伯母さんに会ったりしに西の方へ行ってきます。といってもすぐ帰ってくるんですけどね。ちょっと更新お休みしますが、ご心配なくね(特にうちのお母様)。それでは行ってまいります。

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