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昨日、半年以上前にクラウドファンディングでサポートしたキャリーオンのG-ROが我が家に届きました。正確に言うと23日には届いていたのですが、留守をしていて昨日受け取れた、ということなんですが、この斬新なキャリーオンを説明するには動画が一番なので貼り付けておきます。


2輪なんですが、360度回転出来て、車輪が大きく作られているので重くなっても重く感じない、あとは車輪のサイズまでの段差なら難なく軽く超えられるということがメインの特徴ですね。そして今時ということでバッテリーパックが内蔵できるようになっています。私もせっかくクラウドファンディングという今風なやり方で「バックした」のでバッテリーパック入れてみました。携帯だったら10回くらい充電できるサイズのバッテリーで満足です。そしてロケーショントラッカーも便利ですよね。私はこれはキャリーオンとして買ったので、大きなスーツケースを預けるときにそっちにトラッカーは入れようかなと思います。ちなみにトラッカーはGSMのネットワークを使ってトラックするので、世界中で使えない国が2つしかありません。でもその2つというのが日本と韓国ですので日本国内の旅行が多い方は必要ないモジュールですね。

パッキング動画(男性用)もあったので貼り付けておきます。


とりあえず届いたばかりなので家の中で転がしただけなんですが、今の段階の印象はすごく良いです。ダブルのTSAロックが付いていてガジェット類を入れるポケットにも軽くロックがかけられるのもよく考えられているなと思ったし、車輪が薄くてサイドにあるので収納のスペースが広いというのもかなり気に入りました。あと特に思ったのは、スライド式のハンドルの長さ。私の身長だと(170cm)一般的なキャリーオンのハンドルも普通に持ちやすいのですが、Aさんと旅行するときには彼の身長だと(182cm)ちょっと低くなってしまって片方の肩を下げる形になることが多いんですね。これは2段階のスライドだと私のサイズ、3段階でAさんのサイズになるのでさすがアメリカンサイズ、と感動しました。

これからタイに渡って出張が今までのようにたくさんあるかどうかは分からないのですが、実際にいつも通りにヘビーに使ってみてまた感想を書いていこうと思います。

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20年のおつきあい

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LC630.jpg今日何気なくアップルのサイトを見ていたら、アップルは今年で30周年なんですね。だから何なんだということもないですけど「あなたの最初のマックはなんですか」というのをやっていたのでつい懐かしくなって私の初マックのLC630を選んでみたらなんと私とアップルのおつきあいは20年という事が分かりました。思ったよりずっと長い。そのあとPowerbook 1400(Epicだったのでエピコ)を買い、iMacのブルーベリーを買うまではその超スローパワーブックのメモリーを増設したり、ハードドライブを何度も交換したり、と割と長い事使ってました。iMacも結構長い間使いましたね。そのあとは多分iBookの真っ白いのを買って、そのあとPowerbook G4 15"を買って、2009年にMacBook Air 13"にして今のが2代目の2011年のMacBook Air 13"です。オフィスでは2009年からiMacを使っています(HPのメインマシンにプラスしてセカンドマシンとして)。

仕事上PCも使わなければいけないこともあるのですが、やっぱりiPhoneやiPadを含めてアップル製品は直感で使えるのがいいですね。細かいインストラクションがなくてもなんとなくスルスルっと使えてしまうのはいいです。昔のOSについていたハイパーカードも、プログラミングの知識がなくても切ったり貼ったりしているだけでプログラミングそのものをやってしまうことになったりしていて面白かったです。アップルスクリプトもしかり。いろんなフリーウェアもそのへんにころがっていて、回線が電話だったのでダウンロードには時間がかかったけれど楽しくいろいろ遊ばせてもらいました。会社として本当にダメなところまで行ったときのアップルも、iCEOとしてスティーブジョブスが帰って来たときからのアップルも(そのあとの株価最高のときも)いつでも、なんだか見た事ないようなびっくりする商品を次々に作っていて、そのあと他の会社が真似することによってスタンダードになったりしていて、なんだかすごいなぁと思いました。全面がスクリーンの電話なんてiPhoneが出てこなかったら微妙でしたよね。

LC630では私はせっせと自分の支出を記録したり、栄養指導のファイルを作成したり、ヘンテコなかわいいアイコンをダウンロードしてきてそれでファイルを整理したり、その同じアイコンを使って手作り手帳を作成したり、とその頃珍しかったアップルのプリンターでいろいろやっていました。そういえばアップル製のモバイルプリンター(黒)も持ってました。こわれちゃったけど。渡米してからはLC630は姉のもとへ里子に出され、私はアメリカでPowerbook 1400を買ったのでした。どうでもいい話ですけど、こういう記録って意外にしていないので、思い出した時に書いておきたいと思ったのでした。今度私よりもずっと記憶力の良いAさんに聞いてちゃんと私たちのアップルクロニクルを作っておこうと思います。何のためになるのか全く分かりませんが。

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カーナビさらに活躍中

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Nuvi2013.jpg私が以前にここでも紹介しまくった、カーナビを覚えていてくださっているでしょうか。そうです、あのバカバカしいほどにピンクのナビです(ここここを参照)。私のカーナビちゃんの名誉のために書きますが、そんなに目立つほど、リンク先の写真ほどピンク色じゃなく、メタリックな薄いシルバーのような、あれ?ピンクがかってる?っていうような色です。私のカーナビの愛らしいところは実はその色じゃなくて多数の言語を自在に操ったり、声の性転換が一瞬にできたり、走っている車をカスタマイズできたりというようなフレキシブルなところにあります。私は画面はイタリア語、声は現在はイギリス女性に設定し、車は白いボディにピンクのラインがキュートなスポーツカーにしています。こうして羅列してみるとかなりバカバカしい話ですがはっきりいって魅力です。

で、このアメリカ生まれのガーミン社(本社はスイス)の本当の本当の一番の実力は、まあ当然ですがマップですね。購読制になっていて私はライフタイム購読をしているのでアップデートがあればすぐにネットでダウンロードできるわけです。先日も信じられない広範囲の一方通行リバースを行ったローマ交通警察に対応するためにはこのこまめなアップデートが欠かせないわけです。コロッセオ周辺のあの交通の方向を全部変えるというあの暴挙。今回のアップデートでちゃんと対応されています。私のライフタイム購読はヨーロッパ全域なのですが、巨大SDカードがないとすべてのマップは不可能ということで今のところイタリアとギリシャという一部マップにしています。ローマの道にはだいたい慣れていても、あんな暴挙にはやっぱりナビがないと対応できないと思うんですが、みんな結構カーナビなしでなんとかしているみたいです(日本人の方はほとんど全員持っていらっしゃるみたいですけど)。イタリア人にどう対応してるの?と聞くと「人に聞きまくる」と言ってます。だから道に立っているカラビニエーリ(軍警察)にほぼ全員が大声で質問しているわけですね。渋滞を作り出していることにもなるんですけど、まあそれでなんとかなるからいいのでしょう。私はナビで来年も頑張ります。

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先日、バンコクに行ったときにふとFacebookについてちょこっと書いたら、皆さんご興味があったみたいで、数名(といっても3人)の方から質問メールをいただきました。ざっくりまとめると、私が何を使っていて、どういう風に使い分けていて、どんな良さ(あるいは悪さ)があるか、というような内容でした。聞いてくださってありがとうございます。

それで今日は頑張って答えてみようと思います。まず、これは結構驚かれるんですけど私、多分ほとんどのSNSやソーシャルメディアにアカウント持ってます。持ってないのはゲームサイト(モバゲーとか)くらいだと思います。それがSNSに入るのであれば、ということですけど。基本的に私は自分のことをゲーム好きだと思い込んでいますが、「好き」と「上手」とは全く別の次元の話で、能力的にはスーパーマリオの1面を越したことがないくらいです。ですから中毒性のあるゲーム、と言われて紹介されてもありがたいことにヘタすぎて全然中毒状態にならないのです。ですからゲームを通じて社交するのはちょっと私には高レベルすぎるわけです。

あと、アカウントは持っていても良く使うのと使わないのとありますね。ほぼ毎日チェックするのはFacebook、Twitter、mixiなどで、2日に1度くらい使うのがYoutube、Tumblr、Flickr、LinkedIn、週に1度くらい使うのがGoogle+、その他はアカウントを持ってるだけという感じでしょうか。Myspaceなんてもはやページを最後に見たのを思い出せません。これで分かるように、私にはポリシーとかそういうのはありません。「こんなSNSあるんだって」とか「はやってるらしい」とかいうような話を聞くと「えー見てみたい、試してみたい」と思ってしまい、紹介してもらったりしてすぐアカウントをつくりたがる新しいもの好きです(ちなみにどうでもいいことですが、熊本弁では新しい物好きな人のことを「わさもん」と言います)。平たく言えば節操がありません。

ですから使い分けと言われると、実はそんなことを論理立てて考えていないので困ってしまうんですけど、こうして聞いていただくと分析しようという気持ちになるので良いですね。多分ですけど、mixiは本当のリアル友達の少数の人と交流する場所になっています。一斉メール的に日記を私信として使っているという感じでしょうか。もちろんmixiは日本語なので日本人のみですね。マイミクはたったの14人です。Facebookは、基本的には見知らぬ人は受け付けないことにしていて、一度だけでも会ったことがある人、メールなどでお話したことがあって素性が分かっている人などからご招待いただいたときにFriendsリストに入れさせていただいています。現在66人です。2割くらいが日本人です。いや1割くらいかもしれません。ちなみに私は写真は全くのせてません。すごく古いプロフィール写真だけです。でもそれも面倒で変えてません。私自身はあまり書き込まないんですが、他の友達がどんどん書き込んでくれるのでいつもそれを見て楽しんでいます。えーあの人はこの国でこうしてるんだ、というのが分かって嬉しいです。私のアメリカでの恩師のVも私のFacebookのFriendsリストにいてときどきメッセージをくださったりします。私が書き込むのは仕事や旅行で他国に行くときです。前にも書きましたがそれがなかなかいい結果を導いてくれてます。嬉しい再会をFacebookのおかげでいくつか経験しました。

Twitterは家族と緊急時のもうひとつの連絡方法として確保してますので、母や姉などをフォローしてます。夫はSNSに対して全く興味がないみたいです。この前むりやりGoogle+のサークルに入れたんですが全然アクセスしてくれません。そうだ、Twitterは、このmtwebのアップデートをお知らせする機能にしてしまっているので、どんな方でもリクエストが来たらフォロー許可させていただいてます。もし「何度サイトに来ても更新されてない!」とご不満に思う方がいらしたら是非Twitterフォローしてくださいね。更新お知らせが届くのでもしかしたら便利、かも、しれません。

Youtubeは使うというよりは何かを見ていてリンクがついていて気づかないうちにYoutubeの映像にたどり着いてしまう、という形でしょうか。Tumblrはお買い物ログと読書ログとして使ってます。Flickrは写真倉庫。でも友達が美しい写真をどんどん更新してくれるのでFlickr友達と交流はしてます。LinkedInは名刺帳代わりです。完全に仕事用の知り合いだけが名を連ねています。仕事の会議や学会などで出会った人とLinkedIn交換したりすると名刺を思う存分失くせるので便利です。実際仕事でも連絡に良く使ってます。

まあこんな感じでしょうか。共通できるのは、私は全て本名でやっています。ですから実社会で生活する時に気をつけることと同じことを気をつける必要がありますが、本名でやっているからこその利点がたくさんあるような気がします。でも基本的な姿勢としてはあまり時間を割かない。iPhoneやBlackberryのプッシュで見れるものを超限定して設定しているので、アカウント自体はSNSサイトにもしかしたら5分おきくらいにアクセスしているかもしれませんが、私自身が見るのは本当に限られた時間だけ。多分1日10分にも満たないと思われます。だってSNSって自分の時間が奪われ始めると、とたんにつまらなく無駄な物に思えてくるに違いないと思っているからです。

というわけで、以上で質問の答えになったでしょうか。なんだかダラダラですみません。

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なんだか大げさなタイトルですが、生活の質のギャップがありすぎるイタリアに慣れすぎているせいか、日本で生活していると、急に未来に来たような気分になります。本当に大げさに聞こえる(見える)かもしれませんが、本当です。つくばの田舎に住んでいてそう思うのですからかなり本気です。

まず、我が家のテレビ。この時代テレビごときで感激するなと言われそうですが、テレビ自体に感激したのではないのです。Aさんとここ数年ほど「ああ、地デジになっちゃうねぇ、私たちあんまりテレビみないからどれがいいか分からなくて困っちゃうねぇ、テレビどうするぅ?」とだらだらとテレビの買い替えを渋っていてつい先週まで小さなアナログテレビでなんとかしていたんです。そうこうしているうちにエコポイントのあまりの面倒臭さに制度を利用することもなく3月は終了してしまい、こうなったらぎりぎり7月までにはなんとかしなきゃねぇということになりました。そしてそんなある日、ふと近所の電器屋さんに立ち寄ってみて私、驚愕しました。うちの近所のモールに入っている名もないローカルな電器屋さんなのに、イタリアの首都であるローマのど真ん中にあるシナジーや巨大モールにはかならずあるサターンにおいていあるテレビの少なくとも2世代は後継機ががーっと並んでいます。しかもひとつのブランド、たとえばヴィエラとかレグザとかブラビアとかそういったブランドに対しておいてある種類が少なくとも一番一般的な32インチで5台ずつはある。セキュリティコードもなく50台ほどのテレビが並んでいる光景は、まるでテレビ博覧会のようです。それなのに、ここは茨城の超ローカルモール。しかも、それぞれのテレビにはやれハードドライブを接続しませんか、と手のひらサイズのハードドライブがおいてあったり、やれテレビ接続用のUSBのワイヤレスデータ通信端末はいかがですか、と商品が箱積みされていたり。それぞれの接続用にぴったりのケーブルもばっちり並んでかけられていたりします。何もかもがまさにいたれりつくせり。うちの近所でこの状況ということは、それぞれの市町村にこういった風景が繰り広げられているということですよね?イタリアではまず、ありえない。一番進んでいる(といわれる)ミラノでも、分からないところです。

ちなみに私たちはテレビの機能はできれば最小限のものが良かったのでいくつか見た目の良いものをピックアップし、値段をチェックしてから家に帰りました。そしてAさんがネットで検索してみると、その電器屋さんより1万円ほど安い金額で送料無料のショップを発見。さっそく注文。気になる方のために書きますが、買ったのはソニーのブラビアのCX400の32V型です。ついこの前発売になったばっかりらしいのに、お値段は思ったより手頃で、4万円ちょっとでした。画質とか難しいことは全く分からないし、店頭で見た映像もこれといって違いがよくわからなかったので、私たちの決定ポイントは、家具としての見た目だけです。テレビは翌営業日には到着して、Aさんがさくさくと組み立て、私がさくさくと接続して、タイムカプセルを通じてもアップルのエアポートを通じてもホームネットワークにすんなり入れました。ハードドライブと接続すれば番組の録画もできますが、私たち夫婦は今までの人生を通じてテレビ番組の録画というものを片手の指で足りるほどの回数しかやったことがないので、これからもやることはあまりないんじゃないかという話をしています。DVDも、多分これからはストリーミングかダウンロード中心になるんじゃないかと思ったので、手早くアップルTVなんかを考えようかという話をしているところ。何もかもすべて少なくとも2ヶ月はかかるイタリアで、私のイタリア人の友達にこのすべての話をしたら、目を丸くして驚くだろうなぁ、と思ってやっぱり日本の生活は質が違うなと思ってしまいました。こんなことくらいで大げさかもしれませんが。あともうひとつびっくりしたのが、新しいテレビの前で物珍しくてしばらくはテレビをみていたAさんが、やっぱり途中で飽きてうたた寝を始めたんですが、寝始めてからしばらくして画面が真っ暗に。どうやら「人感センサー」というのがあるらしく、人の気配がないと節電モードにはいるんですね。いやぁすごいですね。それでも動かなかったらテレビはプチンと切れてました。便利。

あともうひとつ、電化製品つながりで、今回新しいラップトップを買ったんですが、アップルがキャッシュバック付きでプリンターを売っていて、そろそろホームプリンタが欲しいなと思っていたのもあって、これまた機能最小限でかつ家で場所をとらないプリンタを、と思って何も考えずに一番薄型っぽいHPのenvy 100というプリンタを買ったんですが、これが異常にすごいです。こんなことに驚いていて、本当にタイムマシンで過去から来た人みたいかもしれませんが、とにかく何もかもがあっという間。箱から出して、包装を外して、組み立てて、電源を入れるだけで設定終了。自分のコンピュータからプリントしたい書類を開いて「プリント」を選ぶと勝手にこの新しいプリンタを選択して勝手にドライバを設定してひゅーっとプリントしてくれました。裏表プリントもできるし。そして、何より驚いたのがAirPrint機能。私の新しいiPhoneから書類を開いて「プリント」を選ぶと、勝手にこのプリンタを選択してスルスルとプリントアウトしてくれました。Bonjour対応で設定もBoujourを介してブラウザでできる手軽さ。「なにこれ!なんなのこれ!」と一人で大騒ぎしました。注文してから手元にくるまでたったの1日半だったし、日本以外の国でこんなことが可能な国はあるんでしょうか。

最後にまた感動したのがネットスーパー。この時代、食料品をネットで買えるくらいで驚かなくてもいいな、と自分でも思いますが、普通に驚きました。昨日はどしゃぶりの雨で車はAさんが使っていたのでなかったのに「牛乳もアップルジュースも買いたい、お米も買わなきゃなのに重いだろうなぁ」と思っていて、そうだ、ネットスーパーとやらを利用してみようと思いつき、コンピュータの前に座りました。今日の特売品、おすすめ商品、値引き商品、今時のネットスーパー、なんでもあるんですね。しかもこれ、すっごいローカルなスーパーなんですよ。茨城県を中心として、東京を除く関東北部に展開している「カスミ」というスーパー。すべての産地も書いてあるし、肉、魚、野菜、乳製品、卵、日用品、なにもかもあります。年会費も月会費もなく、会員になったらすぐに注文できます。朝の10時までに注文すればお昼頃にはもってきてくれるという素晴らしさ。割高なのかと思いきやびっくり安くて手軽。3000円以上の注文であれば手数料すらないです。しかも親切で力持ちのお兄さんが駆け足でやってきてくれて、冷凍のもの、冷蔵のもの、などなどとサクサクと渡してくれてその効率の良さはもはや感動的ですらあります。こんなに便利でいいんでしょうか。私なにか間違えているかもしれない、という後ろめたい気分にすらなります。雨だろうがなんだろうが、スーパーくらい歩いて行きなさい、と誰かに怒られちゃうような。

さて、そして思ったこと。こうしてインフラの整った、組織立った社会は確かに本当にすばらしいのですが、このような社会に暮らしていると本質を見失いがちであるということは確かだと思います。イタリア生活6年目で、いろいろと不便な生活の中でイタリアに住んでいると、本当に大事なことは何かというようなことを日常的に学ぶ気がするんです。日本にいると、こうしてネットに向き合って何でも注文できて誰にも頼らずに誰とも話さずとも普通に生きていける錯覚に陥りますが、イタリアでは何をするにも、誰かと話をしてお願いして、頼っていく必要があります。目の上のたんこぶ的な親戚のおじさんおばさん、口うるさい近所のおばあさん、いつも調子のいいことばっかり言ってる友達、ディナーパーティが好きな世話好きの友達、いつも愚痴ばっかり言う同僚、などなど日本の社会では敬遠しがちな人々にも、私はローマではほぼ毎日頼らざるを得ません。友達や家族、親戚や近所のネットワークがイタリアでは絶大なるパワーを持つからです。友達の叔父さん、同僚の近所のおばさん、などという日本では考えられない関係の人に私は助けられたことが何度もあります。

イタリアでは私の友達は、何か問題に直面すると、みんな携帯を取り出してひたすらみんなに連絡して、時には唾を飛ばしながら自分がいかにひどい目にあっているかを力説します。最初私は、これはイタリア人なりの一番簡単なストレス発散法だと思っていて、心理学的にも「話をする」「話を聞いてもらう」ということは大事だし、これによってストレスは「溜まらない」だろうし、だからこそイタリア人の自殺率は低いんだろうなと勝手なことを思っていたんですが、実はこうして知ってる限りの人に現状を話すことによって実質的な解決策がもたらされるということがだんだん分かってきました。たとえば、私が法外な水道代の請求書を手に水道会社に出向いて受付のおばさんに「苦情はここじゃないわよ」と言われ、「じゃあどこに言えばいいんですか」と聞くと「知らないよ、とにかくここじゃないから」と突き放されたときなんかがそうです。私もイタリア人のまねをして、携帯を取り出し、友達のマウリッツィオに電話して「聞いてよ!」とやったところ、マウリッツィオのお隣さんの叔父さんがその水道会社のお偉いさんだったんですね。マウリッツィオが「心配しなくていいよ、聞いてあげるから」と言って、しばらく待っていると折り返しがかかってきて、なんと、請求書を持ってきてくれればなんとかしてあげる、ということだったのでした。それでコピーを控えた上で、請求書をその人に渡したところ、2ヶ月後には魔法のようにちゃんと調整された金額になっていたんです。イタリア人の助け合い精神とコミュニティー力、半端ないです。そして解決のやりかたが裏社会的なところもイタリアっぽくてびっくりです。蛇の道は蛇、というか。

私がちょっとした病気のときに病院に行って、先生に「じゃあ注射を処方しておくからね」といわれ、動揺しながらもプリスクリプションの紙に書かれた薬品を受け取っているときに薬局の売り子のおばさんに「注射器は買う?」と聞かれた時も同じです。さっそく携帯で同僚のイラリアに電話し、注射というものは自分でやらなければいけないことを知り、絶句していたところ、イラリアが「大丈夫、私のおばあちゃんが住んでるフラットの上の階の人は看護士さんだから聞いてみてあげる」と言って5分後には「今夜8時にこのアドレスにくれば注射してくれるって。注射器は液を吸い出す中くらいのをひとつと、自分に打つためのちょっと細めのをひとつ買っておいて、だって」というsmsが届きました。そのときの安堵感は「安堵」を100回くらい書かなければいけないほどの巨大な安堵感です。だってもうすでに注射を打たなければならないほど病気で弱っているときには、そんな小さなストレスでも巨大なストレスに感じるのです。こんな感じでイタリアでは、友達・近所・親戚・同僚ネットワークはとにかく解決への第一歩なのです。それに改めて感心していると「でも人は助け合わなきゃ生きている意味がないでしょ」とローマ人は平然と哲学的なことを当たり前に言うのです。いや、「生きている意味」だなんて哲学的だなと思ってしまっているのは私だけで、当たり前のことを当たり前に言ってるだけかもしれないんですけどね。自分が本質を見失っているかもしれないということに気づく大事な瞬間です。

と、自己反省をしたところで、やっぱり日本の社会の質は最高だな、というのが実際のところ私の本音です。テクノロジーなどはもちろんですが、とにかく人が柔らか。イタリア人も情が厚いところがありますが、その情は自分の関係者に向かっているので逆からみれば排他的ともいえます。自分に関係ない人には冷たいということもありうるので。日本の顧客サービスを見ていると、すべての人に平等に柔らかく優しい感じがして日本人で本当によかったなと思えます。こんな感じで日本の生活、かなり楽しんでいます。

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白いiPhone

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iPhone近々理由も書こうと思っていますが、これからしばらく日本にいることになりそうなので、様々な事務手続きに追われています。携帯も、今までのプリペイド携帯だとちょっと不便だし、最終的に割高になってしまうと思ったので、新しい携帯を契約しに近くのモールに行ってきました。新しいiPhone 5が9月あたりに出るという話だったので、今iPhoneを買うと後悔するかもと思いながらも、とりあえずモールの中に入っている電器屋さんの携帯コーナーでソフトバンクに寄ってみると、真っ白なiPad 2が。4月28日に行ってしまったのでなんと発売日だったんです。しかも普通に「在庫たくさんありますよ」とにっこりされてしまいました。確かにiPad 2も欲しいですが、ここは我慢して、iPhoneは?と聞くと、「今日は白の発売日ですよ、在庫もあります」とあまりにすんなりと、またもやにこやかに言われてしまったので勢いで契約してしまいました。まっしろiPhone。友達がくれたウォールペーパーを早速セットしてみました。写真はさっき撮ったばかりの撮りたてホヤホヤです。

それにしてもiPhoneのアクセサリーってすごくたくさんあるんですね。とりあえず液晶保護シートをと思って、最初に買ったシートは最初に裏の一枚をぴりっと剥がした瞬間から周囲にある埃をあっという間に吸い寄せて、埃吸い寄せシートかと思うくらいダメダメでした。次に買ったのは隙間もなく埃も入らずすんなりと貼れたし、裏表用だったので両側キレイに貼れて満足です。そしてよく携帯を落とす私としては衝撃防止的なソフトケースを買いたいなと思って専用売り場に行ってみてかなりげんなりしました。だって壁一面iPhone用のケース。いったい日本中で(そして世界中で)何人の人がiPhoneを使っているんでしょうか。しかもたくさんの人が選んでいるのでゆっくり見ることもできず、Aさんとふたりで顔を見合わせ、一番端っこのほうにあった透明で、裏が格子模様(?)になっているソフトケースを手に取って、とりあえずこれで「落としたとき対策」ということにしよう、と早々に退散しました。ケースで良いのを知っている方はぜひ教えてください。

今までiPod Touchで使っていたアプリをそのまま移行して今はそれで満足です。いろいろ悩んだ末、ナンバーポータビリティは使わずに新しい携帯の番号にしたので、日本にいる私のお友達のみなさま、ぜひ連絡ください。番号と携帯のアドレスをお知らせします。

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明日久しぶりに私の車のカーナビを使うので、Googleから地図ポイントを登録したものをカーナビに入れておこうと思ってコンピュータに接続したら、ファームウェアと新しい地図がアップデートできますよ、というお知らせが出てきました。

頻繁に一方通行が変更になるローマの道では、カーナビは結局「まあこれさえあればいつか目的地に辿り着くでしょう」といった「心の支え」でしかなく、そんなに完全に頼れるものでもないのですが、こうしてしっかりアフターケアや地図のアップデートを頻繁にやってくれるとなんだか信頼できる気がしてきます。

しかもスウェーデンの会社なのでなんとなくインターフェイスも北欧風でスッキリ素敵な感じ。アップデート後に地図を見たら、去年の夏に新しく出来た道が登録されていたので、なんだか嬉しくなりました。他にも持ち歩きモード(徒歩モード)が充実していたりして、道に迷いやすい私としては嬉しいです。トラステヴェレというところを歩いていると必ずといっていいほど私は迷うので、このカーナビにはまた新しい地図と共に「心の支え」として活躍してもらおうと思います。

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昨日夜にちょっと時間があったのでウェブサイトをバックアップついでにMovable Typeを最新版にしました。そしてびっくりしたんですが、これすごくいいですね。過去は絶対的なリーダーだったSix Apartが、ソフトそのものの煩雑さやポリシーや時代のせいでオープンソースで後続のWordPressにシェアでどんどん負けていってしまって、だんだんこうやってメインストリームから離れていく様子が、何かの縮図みたいだと思っていたので(ちょっと大げさ)、私はMovable Typeを応援しようと、しつこく使っていたんです。

でもこうしてバージョンも5になって、いろいろなコンセプトを今の時代にしっかり合うように作り直したんですね。期待してなかった分驚いたし、本当に良いと思ってしまいました。しかもアップグレードの方法も時間もかなり短縮されていて私はバックアップの時間もいれて30分程度で終わりました。そのほとんどはバックアップ(とクリーンアップ)に使っていた印象。cgiファイルのパーミッションを確認した後いつもちょっとだけドキドキしながらmt.cgiを走らせますが、これもすんなりいろいろうまくいっていざログインすると、全体の管理画面がスッキリしていてすごくいい感じです。だんだん無駄が省かれていく様子がわかりますね。

ただ、寂しかったのはImageMagickを使うのをやめてしまったみたいであること。サーバーに負担がかかるということでしょうか?やっぱりズルしないでファイルをアップロードする前にエディットしておくべきってことかもしれません。無駄なファイルも減るしその方が効果的なんでしょうね。MySQL5にしか対応していないということもあってか、動作もなんとなくサクサクしているイメージです。これは4のときからそうだったんですが、プラグインもすごく分かりやすくなりましたね。今回はミクシィの認証でコメントできたりするプラグインも標準でついてました(多分日本語版に)。私がどれくらい内包されているいろいろな機能(タグ)を使うかはちょっと分かりませんが、分かりやすい、使いやすい、時代に合った美しいプラットフォームになったMovable Type 5、アップグレードの価値ありです。

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仕事用携帯2

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bb.jpg前回職場から携帯を支給していただいたのは2007年ですが、今回はスマートフォンがやってきました。機種はBlackberry Curve 8900です。ガジェット好きの私としては、当然嬉しいのですが、毎分やってくる大量のメールを赤LEDでヴィジュアルで見せられてしまって、ついに仕事の奴隷になってしまったか、と錯覚します。職場のOutlookと連携しているため、毎時間のように設定されているアポイントメントの5分前になると荘厳なアラームが鳴るのも、ちょっとどうなの?という感じですね。ただ、標準で入っているジョンメイヤーのリングトーンはなかなか良いです。

今回これを支給していただくにあたって、SIM BISカードというVodafoneの契約に変えてもらうことができました。これは通常の携帯も持っておいて、同じ電話番号のSIMを2枚持ち、携帯がオンの間はブラックベリーでは電話の着信はしない、ということができる契約で実はなかなか便利です。仕事中はだいたい携帯には出たくないし、ミーティング中に着信音が鳴り響くこともないし。というわけでデータプランを含めた契約内容もデバイスもなかなか気に入ってます。トラックボールが微妙に使いづらいのですが、以前短期間使っていたiPod Touch(つまりiPhoneインターフェイス)よりはハードボタンがずっとずっと使いやすいのが良いですね。慣れればミスタッチはほとんどありません。2年間お世話になろうと思います。

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出張用マック

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product-air.jpg東京にいる友達のEちゃんに紹介してもらったApple社にお勤めのYさんとご縁があってお友達になっていただいて、10月に新しいのが出るなり購入させていただいたこの新しいMacbook Air 1.86GHz (128 GB ssd!!!)ですが、しばらく日本にいるAさんに試用してもらったあと、先日彼がローマに来てくれたときに持ってきてもらい、ついにAirオーナーとなりました。Eちゃん、Yさん、Aさん、みなさん本当にありがとうね。

実は私がPhDのプログラムに入ったころ購入したPowerbook G4 15" 1.67GHz (Aluminum)はハードドライブを交換したばかりというのもあるし、使用に何の問題もないことからまだまだ現役。しばらくメインマシンとして使おうと思っていますが、なんといっても出張に持っていくにはデカいし重い。こういう時のためのネットブックが主流の昨今ですが、私はどうしてもネットブックを好きになれないのです。何度もいろいろと見てみて考えるのですが、やっぱりぎりぎり、私の出張マシンとして使うには機能が少なすぎる。それでこのAirが出たとき(そしてさらに改良版が出たとき)に、これはいいはず、と思って出張マックとして購入することにしたのです。

で、何が言いたいかというと、 私のAirにとって今回のアフリカミッションがその記念すべき最初のお出かけとなったのでした。

ところで実は1年以上前に私はiPod Touch 32GBを思いっきり衝動買いしてしまい、その美しさといろいろにうっとりとし、今までもっていた60GBの古いiPod(第5世代)をAさんにお下がりでプレゼントしたのですね。ですが、1ヶ月しないうちに、私の生活や興味の中においては、iPod Touchは昔のiPodほど必要性がないことに気づきました。高い買い物なのに使ってみないとこういうことに気づかないなんてバカだなぁと真剣に思いましたが、運良くAさんが「それくれるなら前のやつ返してあげるよ」と優しいことを言ってくれたので、結果私が彼にiPod Touchをプレゼントしたことになりました。まあいいんですけどね。iPod Touch自身、私に放置されるより、Aさんに使ってもらったほうが幸せだろうし。そして昔のiPodを活用しまくる私。これってテクノロジーについていけなくなったということなんでしょうか。

結論としては、この一件があったため、Macbook Airなんて買っても最終的にはAさんのものになって終わったりして、と一抹の不安がないでもなかったのですが、そんなことはまったくなく(Aさんごめんね、残念でした)、出張中大活躍でした。私はEtherケーブルとプレゼン用のVGAケーブルを別に買ったのですが、どちらも大活躍。そして第1世代のiPod Shuffleを未だに愛用する私にとってはThumb driveもお揃いだし、必要にして最低限の機能がついたこのAirをこれからもいろいろな国に連れて行ってあげよう!という気持ちになったのでした。薄すぎてちょっと怖いけど大事にしようと思います。

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3893732722_b59137c0f9_o.jpg「いつもブログ読ませてもらっています。とても写真がきれいなのにいつも感服しています。真佐美さんの「腕」が良いのはもちろんなんですが、もし差し支えなかったら、お使いのデジカメの機種を教えていただけますか?参考にさせていただきたいと思います。」

ということでお答えすると、まず、褒めていただいて本当に嬉しいのですが、全然腕は良くないのです。こちらの昔の私のエントリをごらんください。つまり「数うちゃ当たる」戦法なわけです。そして現在使用しているのは写真の富士フィルムのFinePix F50fdという単純なポイント&シュートカメラです。私はカメラにとくに詳しいわけでもなんでもありませんが、フジのカメラは非常に相性が良い気がします。単なる感覚のものなので実証したわけでもなんでもありませんが、赤い色をきれいに捉える気がします。そして撮影したあとのなんとなくの満足度が高いです。私は今まで持っていたカメラにはミノルタ、キャノン、オリンパス、ソニーなどがありますが(遊びカメラのロモなどは除いて)、なんと最初のデジタルカメラはアップルのQuickTake 200なのです。そうなんですよー、当時AppleはプロジェクターやプリンターやPDAやカメラなんかを売っていたんです。そしてそのAppleのカメラは実は知る人ぞ知る、Fuji DS-7という機種のアップルブランドバージョンなんですねぇ。つまり私の初めて購入したデジタルカメラはフジのものだったんですね。最初に使ったものだからきっと今も相性が良いのでしょう。

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アップグレード中。

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見た目が急に変わってすみません。

今まで「やらなきゃやらなきゃ」と思っていたんですが、ついにMovable Typeを3.36から4.22にメジャーアップグレード中です。といっても、1ヶ月くらいかけてゆっくりやろうと思っておりますので、お見苦しいところがあっても目をつぶってあげてくださいね。ちょっとずつやります。

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ナビ活躍中。

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以前に紹介した、この信じられないほどバカバカしくピンクで、かつなんだかとても愛しい私の携帯用カーナビですが(この限定バージョンのピンクnuviのデモはこちらでどうぞ)、かなり活躍しているし、いろいろメモしておきたいことがあってこうして書いています。

まずこれはGarmin社のnuviシリーズの中でも一番下の機種といって間違いないと思うのですが、必要最低限の機能しかないと思いきや、拡張オプションがわりとあってかなり使える感じです。別に必要ないけれどあって楽しい機能としては、JPGフォーマットの写真を楽しめるアルバム機能があって、SDカードスロットがあるので私の携帯用に使っていた(けれど全然実際は使っていなかった)SD microカードをアダプタをつけてカーナビに入れて読み込んでみたら、それはそれは期待以上に美しく速い表示です。当然計算機もついていて、私はペトロールクーポンをガソリンスタンドで計算しなければいけないことが多いので非常に助かっています。また世界対応の時計もついていて「今ブラジルに電話したいけど何時かな?」というときに便利。まあ携帯でも同じようなことはできるわけですが。為替計算などもついています。そしていろいろな車のモデルをダウンロードできて、非常にくだらないとは思いつつも、ナビ上にピンクや水色のスポーツカーを走らせて子供のように喜んだりしてます。

また、車用のナビ、自転車用のナビ、歩行者用ナビ、とモードも分かれていて一方通行や車両通行止めの多いローマではかなり便利。歩いていて音量をミュートするのを忘れていると、人ごみの中で"Turn right!"と叫ばれたりして非常に恥ずかしかったことも一度だけありましたがまあこれはミュートしなかった私が悪かった、ということで笑い話です。あ、ちなみに言語はありとあらゆる言語に対応していて表示も音声も、ディフォールトのイタリア語は当然ですが、日本語もあり、英語もブリティッシュ英語とアメリカン英語の2種類があります。わたしは表示はイタリア語、音声はアメリカン英語にしています。やっぱり聞き慣れていて分かりやすいので。しばらく日本語にしていたこともありましたが、日本語はちょっとピンとこないこともあるのです。「約300メートル先のロータリーに入り、2番目を右折してください」なんていわれると、はじめは「ん?ロータリーってなに?」と思ったし(英語だとRoundaboutですね)、違うことに集中しているときなんて、意外にウセツ、とかサセツ、とかが聞こえなかったりして「なんていった?」となります。

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先週の木曜日にローマに帰ってきています。仕事のことも含めていろいろなことが一気に起こったためあっという間に1週間が過ぎてしまいましたがふと今月8日からflickrがビデオに対応していることに気づきました。素晴らしいです。ビデオも載せれたらいいのにな、とかなり長いこと思っていたのでかなり嬉しいですね。といっても今までは「flickr以外は面倒でどうせ公開しないし」とあまりビデオを真剣に撮っていなかったので、こんなダメダメなビデオしか手元にありませんが、これはポルトガルはリスボンに到着したその日の夕方にあまりに嬉しくて広場でくるくる回りながら撮影したものです。ぐらぐらしていて質が悪くてすみません。

これからはflickrで家族や友人にも見せることができるようになるので気合をいれて良い感じのものを撮影してみます。ところで私の家族のみなさん、最近とある方からいただいた写真を数点載せてみたので見てみてくださいね。ちょっと面白いかも。

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カーナビ購入

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今日は日曜日、また朝から空港へ行き、空港のカラビニエーリ(イタリアには警察の種類がいくつかあって、ポリツィア、フィナンツァ、ヴィジリ、等と名前がついていて役割も微妙に違い、カラビニエーリは軍警察になります)に行って、盗難レポートを提出してきました。写真つきのレポートをしっかりつくっていったのでカラビニエーリはカバーを書いただけであっさりおわりました。これを私はいろんなところの保険や職場に提出しなければならないのです...。でも何年かかっても取り戻しますよ!

それから先日姉にこのスーツケースの話をしていたんですが、その時はまだ見つかってすらいなくて、結局全部を盗まれたか、もう見つからないかもしれない、という話になって、「きーくやしい、こんなんじゃもう何も買えない!」と言っていたら姉が「きーくやしいね、でもこんなときだから何かバンバン買っちゃえば?」と力づけてくれたので(人のせい)、空港のカラビニエーリからの帰りにパルコレオナルドというモールにいって、なんと!ずっと前から欲しかったカーナビを買っちゃいました!お値段140ユーロ。Garmin nuvi 200のピンク色です。写真ではかなりピンクですがこんなにピンクピンクしていません。よーく見るとピンクかなという程度です。さっそく自分の家を登録し、使ってみたんですがかなり使いやすいですね。

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  • wOz (22 Jul, 2003)

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