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昨日、半年以上前にクラウドファンディングでサポートしたキャリーオンのG-ROが我が家に届きました。正確に言うと23日には届いていたのですが、留守をしていて昨日受け取れた、ということなんですが、この斬新なキャリーオンを説明するには動画が一番なので貼り付けておきます。


2輪なんですが、360度回転出来て、車輪が大きく作られているので重くなっても重く感じない、あとは車輪のサイズまでの段差なら難なく軽く超えられるということがメインの特徴ですね。そして今時ということでバッテリーパックが内蔵できるようになっています。私もせっかくクラウドファンディングという今風なやり方で「バックした」のでバッテリーパック入れてみました。携帯だったら10回くらい充電できるサイズのバッテリーで満足です。そしてロケーショントラッカーも便利ですよね。私はこれはキャリーオンとして買ったので、大きなスーツケースを預けるときにそっちにトラッカーは入れようかなと思います。ちなみにトラッカーはGSMのネットワークを使ってトラックするので、世界中で使えない国が2つしかありません。でもその2つというのが日本と韓国ですので日本国内の旅行が多い方は必要ないモジュールですね。

パッキング動画(男性用)もあったので貼り付けておきます。


とりあえず届いたばかりなので家の中で転がしただけなんですが、今の段階の印象はすごく良いです。ダブルのTSAロックが付いていてガジェット類を入れるポケットにも軽くロックがかけられるのもよく考えられているなと思ったし、車輪が薄くてサイドにあるので収納のスペースが広いというのもかなり気に入りました。あと特に思ったのは、スライド式のハンドルの長さ。私の身長だと(170cm)一般的なキャリーオンのハンドルも普通に持ちやすいのですが、Aさんと旅行するときには彼の身長だと(182cm)ちょっと低くなってしまって片方の肩を下げる形になることが多いんですね。これは2段階のスライドだと私のサイズ、3段階でAさんのサイズになるのでさすがアメリカンサイズ、と感動しました。

これからタイに渡って出張が今までのようにたくさんあるかどうかは分からないのですが、実際にいつも通りにヘビーに使ってみてまた感想を書いていこうと思います。

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marimekko.png今日は年末ということで、久しぶりに日本で会ったお友達のYちゃんと、主人のAさんも一緒に都内でランチをしたりショッピングをしたりと楽しんできました。夕方にふとAesop銀座の美しい路面店(昔は古い靴屋さんだったそうですが美しいレンガのお店になっています。こちらどうぞ)に寄っていろいろな商品を試させていただいたあげく、このコラボ商品を買ってきました。正式な商品名はイソップ‐マリメッコ サウナデュエットだそうです。なにがデュエットかというと、ボディスクラブとボディバームのセットなんですね。香りは両方とも統一されていて、一言でいえばスウェディッシュサウナ(ドライ)の香り。スウェディッシュサウナに一歩入った瞬間の、あの針葉樹系の木の香り、そこはかとなく香るハーブ系の香り、焼けたホカホカの石の香りが混ざっているあの香りです。かなりのハイレベルで一気に癒されます。スクラブとバームがしっかり入った2つの瓶(リサイクル可能のプラスチック製)があのマリメッコのヴェラッモ柄(躍動する水のイメージでマイヤさんがデザインされたそうですけど、私にはどうしてもあのムーミンのニョロニョロが上から出て来た風に見えるので勝手にニョロ柄と呼んでいます)で覆われていて、同じ柄のコットンのポーチまでついていて、気分はスウェーデンに来たんだかフィンランドに来たんだか良く分からなくなりますけど大丈夫。どちらもFar Eastの日本人な私にしてみれば同じ北欧です。全然違う言葉を話す国々ではありますけれど。しかもだれもスウェーデンなんて言ってませんね。私が勝手に感じただけです。多分フィンランドでも同じようなサウナに入るんでしょうね。ちなみに今いっぱい「柄」って書いていたら今視覚がゲシュタルト崩壊してます。

さて使い心地としては、まずスクラブはかなりゆるいジェリー状です。見た目は本当にこんなこと書いてごめんなさいって感じですけど小さい頃遊んだカエルの卵にそっくりです。私が田舎で遊んでいたカエルの卵は巨大サイズだったのでこのジェリーはかなりミニサイズですね。つまり、スクラブが黒くてジェリー部分がグレイっぽい透明だといいたいだけです。かなりクセになるテクスチャーなのでこういうのが好きな人にはたまらないはず。基本的にはスクラブはエクスフォリエーション(って日本語でなんて言うんだろうと思っていまグーグル教授にお伺いを立てたらこういうの見付けました:エクスフォリエーションとは?:スパ用語。 死んだ皮膚細胞の最上層部を顔や身体から落とし除去すること。)をするためのものなので、皮膚をふやかすことが前提になるわけなんですが、私は半身浴をしながらやりました。そのまえに週に1度と決めている洗顔+ゴマージュもやるのでかなり身体の皮膚はふやけている状態になっていると思われます。そしてそのやたらと気持ちの良いテクスチャーのスクラブを手にすくいとり、角質が気になる部分を中心にマッサージしていくわけなんですが、これが意外にもしっかりと泡立つのでどういう仕組み?と思ってしまいます。かなりつるつるになりますよ。

スクラブが終わって洗い流して身体を拭いたら次はバームです。また角質、乾燥が気になるところを中心にといいたいところですがあまりにスルスルと使えるバームなのでほぼ全身につけてしまいます。テクスチャーはふわふわで、あのスチームクリームに似ています。角質のところにはぎゅぎゅっと入っていく感じがするのが良いですね。ただ、バームなので最終的にはややベタっとします。お出かけ直前にはおすすめではなく、やっぱり週末のリラックスした時に使うのが一番かと思います。

私にとっては週に1度の長いお風呂タイムは不可欠なので、いろいろとオプションが増えて嬉しいです。全く関係ないんですが、今実は一番お風呂タイムグッズで気に入っているのは無印のスマートフォン用防水ケース。iPhoneで定期購読している雑誌をだらだらとお風呂で水没を気にする事なく読めるって最高です。半身浴中に1リットル近くは水を飲むのでイタリアの美味しい硬水ミネラルウォーターも不可欠。みなさまも脱水にはお気をつけてお風呂タイム楽しんで下さいね。

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新しいスーツケース

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3177867B_b_20.jpgこのサイトでは私はまたまたオランダに行ったっきりになってますが、ちゃんと一度ローマに戻り、そのあと今は日本にいます。このところ派手に旅行をしまくったせいか、ずっと長い事(2005年の7月から)使っていたお気に入りのスーツケースがかなり傷だらけになってしまい、ダクトテープを貼って応急処置をした状態で日本帰国となってしまったので、ここはえいっと新しいものに新調しました。まったく同じサイズの色違いです。せっかく日本でネットで購入するし、と思ってユナイテッドアローズとのコラボ商品にしてみました。まるまる8年もたつと、同じリモワのサルサでもいろいろな細かいパーツがアップデートされていてロックはTSAロックになっているし、ハンドル部分も安定したものになっているし、車輪も今までの物より安定感がさらに増しているし、かなり気に入りました。東京で母とショッピングの途中に銀座の専門ショップに入っていろいろと比べてみて、サルサエアーは確かに1キロくらい軽いけれど、車輪は小さいし、安定感でいえばやっぱり普通のサルサかデラックスのほうがいいという結論になったので、実際に見て触ってみて良かったと思いました。私はスーツケースを酷使するタイプなので安定感と丈夫さがなにより優先です。買ったのは82リットルタイプ。幅49.5、高さ74.5、マチ27.5のサイズで重さは4.3kgだそうです。なぜこういう仕様を書いておくかというと、私、以前のリモワについて書いておいたエントリーを参考に今回のもののサイズを決定できたから、今更ながら、ブログって自分のためだけとはいえ便利だよなーと思ったからです。

3177867B_b_1.jpgせっかくのコラボ商品の何がいいかというと、内側のライナーのかわいさでしょうか。詳しくはこちらユナイテッドアローズのオフィシャルページどうぞ(リンク切れになっていなければ)。航海地図ベースのかわいいリバティプリントで、色合いも気に入っています。スーツケースの中敷きも、今まで使っていた物はメッシュのシンプルなものだったのですが、今回のは片面がメッシュでもう片面はライナーと同じプリントになっていて良い感じです。まあスーツケースの内側、ともなるともはや自己満足の世界なんですけどね。そして自己満足といえば、このリバティプリントのポケッタブルバッグもついでに買っちゃいました。いつもなぜか増える荷物に対応できそうなのと、旅先でちょっとそこまで、のときのバッグになりそうだったので(言い訳)。

さて私の今までの真っ赤なリモワ、たぶんちゃんと5千円くらいかけて修理すればそれなりにまた使えるようになるとは思うんですが、やっぱり今回は引退していただくことにしました。使い込まれた見た目はそれなりに素敵でもあるんですが、やっぱりくたびれ感が半端ないです。今度の土曜日あたりにAさんにお願いしてリサイクルセンターに持っていってもらっちゃおうと思っています。今度のリモワはぜひ10年くらいは頑張ってもらおうと思います。

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3年目のペン

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My Favorite Fountain Pen最近2012年のアジェンダのリフィルを購入してから、ふと自分の真っ赤で大きくて結構重いプランナーを使い始めてから2012年で8年目になることに気づきました。リフィルは結構高いんですけど、かなり使いやすいのでがんがん使っています。リフィルの側面が金色になってからは、高級感すらあって満足。そして、こんなに長く使うことになったこのプランナーが2年目だったときにこうしてウェブに書いておいてよかったなと今思ったので、今日は私のお気に入りの万年筆を紹介しておこうと思います。

これは実は奮発してバンコクのパラゴンというデパートで厳選して選んだモデルで、私は金色の金属部分、主人のAさんには銀色の金属部分を選んで、それぞれマッチングする色で名前を彫ってもらったんですね。モンブランだとインクも高品質で、きっとこれからもずっと生産されるだろうという安心感があったのと、タイ人の素敵な担当者が、ペン先もかなり相談に乗ってくれて必死で探してくれたので、絶大なる信頼を寄せて買うことにしたのでした。

買ってすぐはいろいろなところに持って行って使っていたんですが、あるところで気軽に「そのペンかして」と知らない人に言われて、Noと言えない日本人な私は、えっと思いながらもイヤイヤこれを貸してしまい、ペン先をぐっと太くされてしまったちょっと悲しい出来事があったので(そのあとモンブランの店舗でペン先を少し閉めてもらって元通りになりました)今は、家でお手紙を書いたり、大事な書類にサインをするときに使ったりするようにして大事にしています。Aさんは「もったいなくてつかえないよ」と言っていますが、もうすこしおじさんになって貫禄が出たら使うことも多くなってくるんじゃないかと思います。今年で3年目になる万年筆なのですが、万年とはいかなくともこれから20年、30年と使えますように。

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jan-dianamini.jpg年末年始に日本に帰った時に、こんなおもちゃのカメラを買ってしまいました。ハーフサイズとスクエアサイズに撮影できる、今時どうなの的なアナログものです。

手に取ったときのなんともいえないチープなプラスティックな感覚とメイドインチャイナな香りが結構いいかんじです。とはいえ、まだフィルムも1本目を入れて撮影しはじめただけなので、どんな出来になるかすら分かっていません。でも昔から真四角の写真は好きだったので、多分スクエアサイズばっかりにしてパチパチやると思います。フラッシュは大きいのですが本体は小さいのでポケットなんかにもスルっと入るのが嬉しいです。ピンクすぎてちょっと目立つのは恥ずかしいんですけどね。

ただ、LC-A(絶版です、今はLC-A+が売ってます)と違って、電池がいらないのはとても良いですね。LC-Aは撮影するには電池が必要なのにもかかわらず、ちゃんとシャッターはおりるし、最後まで撮れたと思い込めてしまうのに出来上がりが真っ黒になってしまったりして大失敗しちゃいます。

これからはこのDiana miniをせっせと出張にも忍ばせて行っていろんな景色を撮ってみたいと思います。まぁまぁなものが出来たらウェブでも紹介しますね。

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ガジェットポーチなど

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anya_hindmarch_gadget-case.jpg前もって謝っておきますが、以下は自慢なのかノロケなのかと怒られそうなので、そういうのが嫌いな方は絶対読まないでくださいね。とにかくあまりにも嬉しかったので、今年のクリスマスと誕生日(1月6日です)に旦那さまのAさんがくれたものを紹介したくなりました。まずはこのガジェットポーチ。私はいつも出張には携帯の充電器、iPod nano 5th gen. videoとそのUSBコード、イアフォン、カメラの充電器、7種対応ソケット、メディアカードリーダーの7点をセットにして持って行くのですが今まで使っていたポーチはいつも帯に短したすきに長しで何かを別にする必要があったりまとまらなかったりして結構悩みの種でした。しかも、一度(多分イタリアの空港で)スーツケースの中から充電器を狙ってたくさん盗まれたことがあって、それ以降、こういったガジェットはキャリーオンのバッグの中に入れるようにしているので、こうしたキッチリ入るマチ付きポーチがものすごくありがたいのです。しかもこのかわいさ。

romeguide.jpgそしてまた感激したのがこのガイドブック。私はローマに住んでいながら(しかも丸5年も)、ローマのガイドブックが大好きで、しかも特に個人的主観の入ったガイドブック(Angelika TaschenシリーズとかLUXEのシリーズとか)が特に好きです。そしてこのヴィトンのシリーズ。きっちりと製本されていてしっかりとした化粧箱に入っていて、それでいてクラシックすぎないイラストが入っていて、それからとても大事なことに、ローマを10エリアに分けていて、その3つ目のタイトルがGarbatella, Ostiense, Testaccioとなっているセンスの良さ。って思っているのは私だけかもしれませんが、それは単に私がそのGarbatellaに住んでいてこの地区のことが大好きだから。このエリアの説明のなかからGarbatellaの部分を抜き出すと:

On the other side of Tiber, you will find - directly below the Aventino and the baths of Caracalla, and as if signposted by the Pyramid of Caius Cestius - the neighborhood of Garbatella, Ostiense and Testaccio. Revamped by Mussolini, who wanted to build housing for workers there, Garbetella is now much sought after by Romans drawn to its small borgata-giardino (suburb garden) houses.

テベレ川の反対側には - アヴェンティーノとカラカラ浴場の真下に、まるでガイウス・ケスティウスのピラミッドに指し示されているかのように - ガルバテッラ、オスティエンゼ、テスタッチョ地区があります。労働層のための居住区を作りたかったムッソリーニによって再開発されたガルバテッラは現在ローマ人にとって小さな「郊外の庭」の家としてひっぱりだこの人気です。(私注:borgata-giardinoは直訳すると「郊外の庭」ですが、イタリア語の雰囲気だと「壁の外の癒しの緑」のような感じで小さな宝物を大事にするような印象を受けます)

This is where Mario Monicelli shot parts of his famous 1958 crime comedy I solitti ignoti (Big Deal on Madonna Street) with Vittorio Gassman and Marcello Mastroianni; and where Nanni Moretti weaves through streets on his Vespa in Caro diario (Dear Diary), before stopping off at one of the houses, claiming to be looking for locations for a musical comedy about a 1950s Trotskyite chef, a project that also features in the actor-director's later Aprile. And one more bit of cinema nostalgia: Garbatella was the birthplace of Enzo Staiola, the child actor in De Sica's Ladri di biciclette (Bicycle Thieves, 1948).

ここ(ガルバテッラ)はマリオ・モニチェッリが、俳優のヴィットリオ・ガスマンとマルチェッロ・マストロイアンニと共に1958年の有名な犯罪コメディの I solitti ignoti(邦題は「いつもの見知らぬ男達」米英タイトルはBig Deal on Madonna Street)の一部を撮影したところだし、ナンニ・モレッティが映画Caro diario(邦題は「親愛なる日記」米英タイトルはDear Diary)で、この俳優兼監督が後に撮影したAprile(邦題は「4月」米英タイトルはApril)にも出て来た1950年代のTrotskyite chefのミュージカルコメディのための場所探しと称してひとつの家の目の前に立ち止まる直前まで彼のヴェスパで走り回っていたところでもあるのです。そしてもうひとつの映画懐古:ガルバテッラは、ヴィットリオ・デシカ監督の映画、Ladri di biciclette(邦題は「自転車泥棒」米英タイトルはBicycle Thieves、1948)の子役俳優、エンツォ・スタイオラの生まれ故郷なのです。

というような感じで、まさに何故私が私が住んでいるガルバテッラを大好きなのかを簡潔に素敵に書いてくれているようで、大感激なのです。ホテルのセレクションも、なかなかのラインで、2007年にかなり時間を費やしてローマのホテルチェックをした私としてはかなり納得がいくセレクションとなっています。ローマで、「経験」としてですら嫌な目にあうことなく観光をしたい人にはLUXE Romeとセットでおすすめです。私も今週末でもひとりでこのヴィトンのガイドブックを片手にローマ再発見しに歩いてみようかな。

8813.jpgそしてキラッキラなこれ。この写真だと分かりづらいのですが、スワロフスキーのクリスタルがこれでもかとばかりにぎっしり詰まったペンです。書き味もいいし、かわいいし、あまりにも嬉しくて毎日持ち歩いています。絶対になくさないようにしなくっちゃ。ハートのチャームもついていて、私がこれで何かを書いているとこのハートがまず目立つらしく、「かわいいねそれ」と言われ、そのあと中身にぎっしり詰まったクリスタルを見て、「なにそれ!?」となって女性だと確実に「どこで買ったのー?私も欲しい!」となります。私もAさんがどこで買ったのか知りたいくらいですがぐっと我慢して聞いてません。輝き具合が半端ないです。

実は以前にも紹介したいきものがかりのベストアルバムも誕生日に買ってもらいました。こんなにいっぱいすごく魅力的なものをもらえたのがすごく嬉しかったのでこんなにおおっぴらにありがとうって言いたくなったのでした。まぁ他人様にも見えてしまうブログなんかでこんなこと書くのもどうかとも思ったんですが、私とAさんは離れて暮らしているし、感謝を伝える方法が結構限られているということもあって、こういう形になっちゃいました。

Aさんのお誕生日は3月です。なんかレベルが高くてプレッシャーかかっちゃうな。

追記:映画Caro diarioのガルバテッラの部分がYouTubeにあったのでくっつけておきます。

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ラ・ミュエット界隈

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私がパリに出張の時はだいたいにおいてOECD(経済協力開発機構)での会議に参加するためなんですが、そのOECDはパリの中でも高級住宅が立ち並ぶおハイソなエリアにあります。北側はブローニュの森でメトロの最寄り駅は9番線のLa Muette。地下鉄の出口から階段を上がっていくと、なんとも素敵な町並みがぱーっと広がっていて、左手にはすぐに木立が美しいラヌラグ公園があるわ、おしゃれなビストロやサロン・ドゥ・テ、ブーランジェリーにパティスリーが並んでいていい感じです。

今日は会議の最終日で、12時半にすべての議題が終わったので、OECDでバイオセイフティの仕事をしているフランス人の友達のBとランチに行こうよ、ということになりました。まずは前回メキシコに行ったときに一緒に撮った写真を見せてもらってわいわい言って、せっかくだし外でランチしよう、と、そのラ・ミュエット駅のすぐ近くにあるLa Rotonde de la Muetteというビストロの外の席に座りました。イタリアとちょっと違うなといつも思うのが、フランスではお二人様で外の席に案内される場合、どんなに小さなテーブルであっても、ほとんどの場合向かい合わせに座ることがないということ。店の壁に背中を向けて2人並んで座ることになります。目の前の通りを通る人をウォッチングするような体勢になるわけですね。ちなみに友達のBはゲイの男性ですが、背も高いしかなり素敵な雰囲気をかもしだしているので一緒におしゃれランチをするのがかなり誇らしいと思ってしまいます。サービスもしたがってかなり良いサービスを受けられるんですよ。フランスは見た目勝負なんでしょうか。ですから、フランスに旅行されるみなさまは、多少歩きづらくても、周りから目をとめられるような素敵な靴を履いて、暑くてもスカーフをさらりと巻いて、帽子なんてかぶらずに、重くてもまるで空気しか入ってないようなふりをしてバッグを小脇にかかえて、サングラスはマストで、さっそうとして、今からオペラ鑑賞にでもいくのかというほどお洒落をして街歩きをされることをおすすめします。女性はスカートのほうが絶対サービスは良いです。あ、でもこういうアドバイスっていうのは善し悪しですね。ちょっとしたサービスを感じるかどうかというのは主観的な問題だし、お洒落をしていてもちゃんとサービスしてもらえないこともあるので、その辺は自分なりの優先順位で(歩きやすい靴の方がいいとか)決めるのがいいのでしょう。当たり前ですが。私はパリではおのぼりさんなので気合いを入れます。

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doltz.jpg日本でもどこでもノンストップで買い物をして周りの人を呆れさせるのが得意な私ですが、昨日もいくつか嬉しいお買い物をしてきました。写真は2010年上半期のヒット商品だということで、実はこれイタリアのファッション雑誌に載ってたポケットドルツですが、日本に帰ったらあっさり手に入ると思いきやそんなことはなく、家電のお店を3軒まわってやっと手に入れました。音波で磨く歯ブラシのカワイイ携帯版。飛行機で歯を磨く機会の多い私にはちょっと嬉しいです。日本では誰もが持っているという感じですが、イタリアではまたびっくりされるかもしれないのでちょっと誇らしげに持って帰ろうと思います。

購入したとき姉一家と一緒に商品を見ていたのですが、私の隣で姪のMが、「わたしもこれ、ピンク色の欲しくなっちゃった...」とつぶやいたので、間違いなく私の姉のDNA(つまり私と同じDNA)を受け継いでいる、と確信しました。

83185007_1.JPG.jpegそして他に買ったのはこれ。針のいらないステイプラー(正確な名称はペーパーステッチロックだそうです)ということで、かなり前から欲しかったんですが、やっと手に入れました。職場ではステイプラーは備品ですが、リサイクルの時にせっせと針をとる作業がやはり大変だし、ネイルをダメにしちゃうし、ときどきケガするし、あんまり大量の書類を配ることはあまりないし(だいたい2−3枚程度)、ということで、まだ発展段階のこの針なしステイプラーでも(最大4枚程度)私の仕事では大活躍するにちがいないと思い、どうしても欲しかったのです。いろいろな色がありましたが、無難な色にしました。私のオフィスは階段や会議室に近いこともあって、オフィスで目立つ物はうっかり持ち出されてしまったりするので、あまりアトラクティブなものを置かない方が良いのです。ブルーのこれだったらなんだか分からないし。

ただ、やっぱり発展段階ですね。いろいろやってみたんですが、2カ所とめないとかなり不安定だし、かなり大きな穴があくので、とめる場所も重要になってきちゃうので気軽にできない。そして意外にしっかりした力が必要なのです。でもまあ、ミーティング毎のちょっとした書類をまとめるには問題なさそうなので使えそうではあります。

日本にはいろんなガジェットがちょこちょこあって毎日楽しいです。

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パリで仕事が終わってから、いつも気になっていたLa Maison de Baccaratに寄ってみることにしました。ヨーロッパではいろいろな場面でみかけるバカラのシャンデリアですが、どこで見てもやっぱりクリスタルの輝きが尋常でないためすぐにバカラと分かります。このLa Maison de Baccaratはブティック、美術館とレストランまでがあってとてもわくわくするところです。レストランには入りませんでしたが、今度主人のAさんと来るようなことがあれば是非行きたい特別な雰囲気のところ。「クリスタル・ルーム」という名前のところです。東京や大阪にもお店を出しているみたいですね。

私はブティックでひたすら吟味して、このパリ出張を記念するため、この写真の小さな(15センチの高さ)クリスマスツリーを自分に買うことにしました。これから毎年この季節から年末までの時期をこの小さなクリスタルを出してお祝いしようと思ったのです。敷居が高そうに思えたお店でしたがとても親切なマダムがいろいろと教えてくれて、しかも英語が完璧の人だったので楽しくお買い物ができました。いろいろと光の加減を変えるとキラキラといろいろな方向に光の反射ができる素敵なクリスマスツリーです。一番上にちょこんと乗っている金色の飾りもすごく素敵。私の初バカラ、お気に入りになりそうです。

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DSCF3291.JPGまた買い物のお話でお恥ずかしい限りですが、出会ってしまったものは仕方がありません。まずはロンドンに来るとかならず入ってしまうFrench Soleですが、いつも旅行用のステキスリッパを思わず買ってしまうくせに、今回はこのパテントレザーのヴィヴィッドレッドに釘付けになってふらふらと購入しました。靴好きのみなさま、是非オフィシャルサイトでいろいろなスタイルをクリックしてみてくださいね。買いたくなります。確実に。本気で全部欲しいなーと思ってしまう靴屋さんです。私ヒールのある靴も好きですがこういうのも好きです。

DSCF3286.JPGそしてやっぱりロンドンに来たからには前回もここでお気に入りのバッグを安くみつけたし、と思ってAnya Hindmarchに入ってみると、今年の夏コレクションのストローバッグが勢揃い。というわけで、その中でもすでに上で購入した赤いポイントのはいったものをお揃いで買っちゃおう!という気分になって購入してしまいました。安くなってましたよー。本当はシルバーとストローのストライプのトートと悩んだのですが、シルバーがあまりにも激しいシルバーだったのでやめました。といってもこの赤も結構激しいんですけどね。でも使ったその日のうちに見知らぬ人に褒められたのでいい気分です。

ormonde.jpgそして、ロンドンといえばOrmonde Jayneの香水。実は、かなり昔から、伝統的なロンドンのアーケードの一角の店舗のパフュームブティックに入っていろいろと香りを試して自分にぴったりのを見つけてもらえるのがあこがれでした。今回は強い期待を持ってOrmonde Jayneに向かったので他のお客さんを寄せ付けず、一人しかいない店員さんと一対一で20分ほど一緒に選んでもらいました。これから夏なので、甘いけれどスッキリさわやか、という香りを最終的に選んでもらって以来毎日つけています。シャワーのあとに、お風呂のあとに、あびるようにつけてよいそうですよ。しかもお値段も日本で考えてたよりはずっと安くて感激。日本には何でもあるけれど、ロンドン発のものをロンドンで買うのはやっぱり嬉しいですね。

marimekko.jpgそしてロンドンとは全く関係ないけれど、ふらふらと入ったMarimekkoのお店で、mari's new bagsのコレクションをディスプレイしていて、その中にやけに派手でかつ機能的そうなお財布があったので見せてもらっていると、どう考えてもチェックブック用のスペースなんですが、私にとって最適の「2種類以上の通貨を入れておける」財布であることが判明しました。おりしもロンドンでなるべくユーロとパウンドを混ぜないようにと必死になっているところだったのであっさり購入。他のコレクションのバッグのインナーにつかわれているデザインが表面に出ていて素敵でした。ヴァイオレットもあったけれど、やっぱりグリーンがいいかなと思って夏らしくグリーンにしました。

実は他にもいろいろ買ったんですけど、主なものを並べてみました。こうして並べるとショッピングがいかに楽しかったかを思い出せるので、またロンドンに行きたくなります。

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>制服リカちゃんはどうやらいろいろなところではやっているみたいで、実は私の母も、彼女の母校の制服を着たリカちゃんを手に入れたことがあるのですが、今回私の母校のリカちゃんとわたるくんのストラップのセットが手に入りそうなので嬉しくて写真をあげてみました。私の母校の男子生徒の制服は、学習院のとほぼ同じ、ジップで前を閉じる紫色の学ランです。そして女子生徒のは珍しいと思うんですが、あざやかな水色のワンピース。こちらもなんと長いジップが前についていてそれを引き上げる形です。ワンピースは楽でよかったですよ。細いベルトもついていて気に入ってました。卒業したあとテニス部の後輩が私のところに遊びにきてくれて、「先輩、制服ください!」というので全部あげちゃいましたが。

冬服はネクタイとブレザーでした。腰のところで切り替えのあるブレザーでとてもスタイルがよくみえるのでそれも気に入ってました。そしてさらにお気に入りだったのがVネックで胸に白い筆記体のF(附属、の意味)のイニシャルの入った紫色のセーター。セーターやベスト、半そでや長袖のブラウス、ネクタイあり、なし、などなどいろんなバリエーションがあったなぁと懐かしくなりました。が、このリカちゃんは夏服だけみたいですね。夏服に変わったばかりの肌寒い時期はこれにその紫のセーターを合わせることもありました。ふと懐かしくなったので。ストラップセット、3000円と高価ですがどうやら限定のようなので2セット買っちゃいました。届くのが楽しみ。

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仕事でフィリピンのセブ島、正確にはマクタン島のリゾートに来ています。今朝一番の40分スピーチを終えて、なんとなく仕事が終了した気分ですが、頑張ってあと2日参加します。興味深いディスカッションなども用意されているので意外に楽しみでもあります。

写真は恒例の「ホテルの窓から」シリーズ。木漏れ日の先は青い海です。こんな会議に参加しているのです。滞在しているのはShangri-La's Mactan Resort & Spaで、ちょっと古めのリゾートですが快適です。

軽くここまでの旅をおさらいすると、まず電車でオスティエンゼからフィウミチーノまで行き、空港のフルラでセールになっていた名刺入れをついに手に入れかなり気分が良くなりました。というのも、この名刺入れ、常に欲しかった「普通サイズよりやや大きめ名刺」が入るサイズで、しかも一度に40枚は余裕で入り、プラスビニールカードケースが8枚分ほどついていて他人からいただいたものも大事に取っておけるものなのです。FAOの名刺はちょっと大きいのと、会議に行くときに20枚では足りないことも多いので、こういうのがずっと欲しかったんですね。しかもデザインもクロコ型押しの赤い革でかなりかわいいです。

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Anya HindmarchのArt Logo Tote

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金曜日はほぼ半日ショッピングばかりしました。Notting Hillでお買い物するならLedbury Roadだよと友達に勧められていたので、チェックインしたあとすぐに徒歩で向かったのですが歩くこと20分程度で閑静なリッチ住宅地の中に突然現れた素敵なショッピングストリートにおもわず大喜びしちゃいました。そのわりには普通にAnya Hindmarchに入って行く一般日本人旅行客な私(ってこんなことかかなくても私は普通に立派に一般日本人旅行客なんですけどね)ですが、だって、ここのショップ、別にフラッグシップというわけではないんですが看板があり得ないほどかわいかったんですよ。言い訳するなとおこられそうですが、ちょっとここをクリックしてみてください。ハンドバッグな看板、黒尽くめの外観、と思わず入りたくなるでしょう?と無理矢理同意を求めても仕方がないですが、しかも入ったらほぼ全商品が半額以下のセール中、しかも夕方の5時には棚卸しをしてセールが終了になる、ということを知らされたら財布のヒモも緩むというもので、思わず購入してしまいました。写真は黒ですが実際に買ったのはタンというかベージュというか。下の写真です。

これはクローズアップショットですが、こういう色です、と説明をしたかったわけではなく、このキルトパターンを見せたかったんです。シェイプ物が大好きな私としてはこのロゴキルトを無視できず、しかも「こんな重いもの毎日持って歩いてるの!」と驚かれることの多い荷物持ちの私にとっては、このサイズのバッグは重宝するということは本能で分かっているので思わずご購入でした。しかも涙が出るほどの割引でした。ありがとうロンドン。この時期にロンドンに来て本当に良かった!しかも、もうひとつのガマグチ型の大きなバッグと悩んだ時に、ショップのお姉さん(とかいって私より明かに10歳以上年下ですけど)が、「絶対トートがいいわよ、あのリース(ウェザースプーン)もここで黒を買っていったわよ」と本当だかウソだか分からない情報を教えてくれたのでそれも背中を押してくれました。って、私ってなんだか本当にくだらないことをせっせと書いてるなぁとだんだん真剣に恥ずかしくなってきたのでおしまい。

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別に辛い毎日を送っているわけではないのですが、なぜかふらふらとイギリスのGLOBE-TROTTERの本社に電話して、私の記念すべき2つめのグローブトロッターを購入してしまいました。先日このことを母に報告したところ、「あらー毎日辛いのねえ」と意味不明なことを言っていたので笑ってしまったのですが、別にそういうわけではなく、ずっと欲しかったものなのです。

でも実は今回はローマに来ていた主人のAさんと一緒に、買おうかなーどうしようかなーとしばらく悩んだあげくのお買い物でした(言い訳になっていない)。以前に、「グローブトロッター。」と題して書いたときに買ったのがこの写真の右側のトローリーです。写真からもかなり使い込んでいるのがわかっていただけるでしょう。基本的に機内持ち込みのために購入したのですが見事なほどにほぼ毎回のフライトでキャビンクルーの誰かに褒められてうれしい気持ちになるトローリーです。キャビンクルーのみなさんトローリーにはうるさいのかも。タグは私のエアカナダのフリクエントフライヤーカード。スターアライアンスゴールドになったのでこれを手放せないのです。カナダには行かないくせに。

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今日は、アジアのミッション2つをかかえて3週間の出張のため、トランジットでバンコクにいます。といっても明日の早朝にまた出なければいけないので今回はエアポートホテルに滞在しています。わりと高級なはずのNovotelチェーンだし、タイのホテルにしてはびっくりするほど部屋代が高いので、豪華かも!と期待していたらまったくもって普通でした。大きな窓は何に面しているかと思えば空港の特大ホールです。びっくり。カーテンを開けるわけにはいきません。そしてベッドルームからバスルームが透けて見える仕様(写真参照)です。まあこれは別にイヤではありませんが。

ところで今回出発直前に、朝の6時半にメールがはいり、12月の頭に予定している大きめのワークショップのカウンターパートが突然、「ちょっと準備が間に合わないので延期できませんか」と言ってきて、目眩で倒れるかと思いました。今言うなんて、勘弁してくださいー。本番まであと2週間しかないし、全てはなにもかも手配してあるんですよ。参加者のみなさんはもうすでにチケットを買っているし。それでばたばたと電話をしたりメールをしたりして、なんとかキャンセルや延期を免れたところで空港へ。そこでもういちど電話をもらって最終確認して、まだ何も分からないなりにもとりあえずなんとかなりそうかなというかすかな気配だけをもらって、なんとか自分を落ち着けたものの、空港で何もできないので、いてもたってもいられず、フラフラとETROに行ってシャツを買いました(超言い訳)。

大好きなマルチストライプのシャツ。わざわざ持っていたグレイのスーツをひっぱり出して、色が合うかどうかを確認しながら試着しました。100%コットンなので縮むかな?と思って聞いてみたら、2人の美しいエトロ販売員のイタリアーネがほぼ同時に「縮まない縮まない」と大きなリアクションをくれました。彼女達、コットンシャツを40度の洗濯機でがんがん洗うけれど、エトロのだけは縮んだことがない、と自信たっぷりです。私は今回が初エトロですが私も試してみます。彼女達を信じて、私の腕の長さにピッタリなサイズを選びました。

それでなんとか心が落ちついたんですけど(?)、それはさておき、飛行機の中で、心配で心配で眠れるわけがなく、ローマからバンコクまでの10時間半ギンギンでした。起きていてもなにかできるわけでもないんですけどね。何なんでしょうねあの心理は。

それで空港のホテルの部屋に入るなりネットにつないで3時間メール書いて書いて書類つくってつくって、せっせと仕事してベッドに倒れ込みました。今すっきりとして起きて、またフォローアップのメールをしているところです。参加者の出身国のFAOオフィスのみなさんがすごく協力してくれるので本当に助かります。涙が出そうなくらいに親切です。

まあでも、よく考えると、いつもパニックになっても最終的にはなんとかなるし、今回もどうやらその流れになってきたので、大丈夫、と自分に言い聞かせます。しかも、その流れでエトロのシャツも買ったしね!

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